( ^ω^)が退魔屋になったようです

179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/06/21(水) 03:22:10.11 ID:2xRbCs6d0
  
【a Epilogue】


空を見上げると雲が空一面に広がっている気がした。
それは黒い雲ではなく、すがすがしい真っ白な雲
風に流されながら、空を漂っている。

首を上にあげながら見ていた
降り注ぐ日の光がまぶしい。
しかし、その光は急に何かに遮られた

それと共に響く声

ξ゚听)ξ「よっ!」

懐かしくもあり、愛しい声、そして聞こえるはずのない、聞けるはずの無い声



180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/06/21(水) 03:22:28.96 ID:2xRbCs6d0
  
だけど・・・

( ^ω^)「ツン・・・かお」
そう返している俺がいる


ξ゚听)ξ「しけてんね、相変わらず」
( ^ω^)「うるさいなお、相変わらず」

いつものような売り言葉に買い言葉

そして何時ものように俺の隣に座るツン
それから始まるいつものたわいの無い会話

アレはキット夢だったんだ。狂ったあの世界
ここからこうして歩いていこう。
あのような悪夢が起きないように
目の前の彼女を守れるように

キーンコーンカーンコーン

休み時間を終える鐘の音が響く。



181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/06/21(水) 03:22:54.36 ID:2xRbCs6d0
  
ツンは「よっ・・」そんな声を出しながら立ち上がると
ξ゚听)ξ「んじゃね〜」
そういいながら去っていく

俺はそれを呼び止めた。なぜかは判らない
でもたった一言

( ^ω^)「ツン・・・・好きだお」

そう、ツンに言った。
すこし驚いた顔をした彼女だったが。
すぐに、あの満面の笑顔を浮かべると言ってくれた



「私も…好きだ ブーン」



【Fin】



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