( ^ω^)ブーンが現実から逃げ切るようです

235:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:31:59.48 ID:tDx4cjXI0
  
(´・ω・`)「うん。まずこの用紙は、君の症状をちょっと脚色したものだから、持っておいて欲しい」


ショボンが渡した用紙には、病名等は一切書かれていない。
ブーンの立場からみて、日頃こういう症状で苦しんでいる、というのを脚色して羅列したものだった。


(;^ω^)「こ、これは暗記しないといけないのかお?絶対キョどるお?」

(´・ω・`)「うん。そう思ってキョどるのも計算に入れてあるよ」

('A`)「どれ・・・あー、なるほど。っつうか、こいつは、完全に暗記する必要ないわな」



239:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:32:48.41 ID:tDx4cjXI0
  
(´・ω・`)「そういうことだね。順を追って話そうか」

(;^ω^)「お、お手柔らかに頼むお」


(´・ω・`)「そうだね。君は引き篭もり続けて10年、両親からも見放され・・・これはそのままだよね」

( ^ω^)「だお!」

(´・ω・`)「うん。そこで仕方なく、友人の紹介で仕事を見つけ、こっちに引っ越してきた」

( ^ω^)「お?」

('A`)「だが、しかし。いざ働こうとしたら、病気の症状が出て無理だった・・・と」



241:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:33:29.70 ID:tDx4cjXI0
  
( ^ω^)「えと、つまり実際に仕事はしようとしたけど、病気のせいで出来なかったって事かお?」

(´・ω・`)「そう、現実との違いはそこ。だけど・・・」

('A`)「あー、ブーン。想像してみ?たしかにジョルジュはいい奴だが、お前自身あそこで働けるか?」


( ^ω^)「ジョルジュさんの所に限らず、今世紀中は働くの無理だお!!」


(´・ω・`)「さらに・・・悪いことに君は、もうそろそろお金もなくなりそう。先行きが真っ暗な状況」

(;^ω^)「仕事が出来ない!金もない!どうにもならない!・・・切なくなって来たお」



242:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:34:43.98 ID:tDx4cjXI0
  
(´・ω・`)「うん。でも、これが今後君のプロフィールになる。これだけは覚えておいて欲しい」

(;^ω^)「あ、あぅ、演技しきれるか不安だお」

('A`)「あー、ブーン?お前、実際問題、今とそう違わねぇだろ?」

( ^ω^)「なるほど!・・・その発想はなかったお。よし、把握したお!!」


('A`)「・・・ほんといい奴だなお前。」

(´・ω・`)「・・・うん。本当にね」



243:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:35:22.18 ID:tDx4cjXI0
  
( ^ω^)「お?次はどうするお?」

(´・ω・`)「ああ、うん、済まない。後は、医者に対して、働けない理由を伝えればいいよね」

(;^ω^)「こ、この紙にある症状かお!?だからこれは、伝えきれるか不安だお・・・」

('A`)「だが、それがいい。ブーンが他人に対して、うまく話が出来ないのも、この場合は有利だ」

(´・ω・`)「うん。それに、その症状を書いた紙は、医者に渡すための物でもあるから」



244:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:36:01.11 ID:tDx4cjXI0
  
(;^ω^)「お?お?」

(´・ω・`)「君は、他人に対して細かい事を、うまく説明する自信なんてないよね?」

( ^ω^)「そうだお」

(´・ω・`)「うまく説明できないから、あらかじめ自分の症状は、紙にまとめて来ましたって事だよ」

( ^ω^)「なるほど!それは安心だお!」

('A`)「あー、まあ、そういう訳で完全に暗記する必要はねえ、と」

(´・ω・`)「うん。何度も目を通して、なるべく理解しておくのは大切だけどね」

( ^ω^)「把握したお!」



245:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:36:38.62 ID:tDx4cjXI0
  
('A`)「そうそう特にだ、実際のあるなしは別にな、金に余裕がねえってのは常に強調しとけ」

(´・ω・`)「そうだね。そこは、強調しないといけないよね。」

( ^ω^)「お?確かに、今はお金に余裕があるし、ボロださないように気をつけるお」

('A`)「よしよし。これは、ずっと付いてまわる問題だからな」

(´・ω・`)「そこに気をつければ、症状は結構昔から抱えてるように、まとめておいたからね」


( ^ω^)「すると、どうなるんだお?」



246:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:37:21.85 ID:tDx4cjXI0
  
(´・ω・`)「うん。最終的に必要なのは、就労不可能といった診断書なんだけどね」

( ^ω^)「お?診断書?何に使うんだお?それにそれ、お金と関係あるのかお?」

('A`)「あー、つまりだな。金がなくなりゃ、診察も受けれなくなるよな」

(´・ω・`)「かといって、医者が患者を放り出したりは・・・する場所も中にはあるんだろうけど・・・」

('A`)「基本的に世の中は、生ぬるい優しさで出来てるわけよ」

( ^ω^)「お?お?」



247:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:37:56.83 ID:tDx4cjXI0
  
('A`)「これはもうだめかもわからん状況のブーンさん」

(´・ω・`)「気の毒に思った医者は市に対し、彼には治療が必要だが、金がなく働くことも出来ない・・・と」

('A`)「だから、ブーンさんは、市で保護してやる必要がありますよってな」

(´・ω・`)「うん、就労不可という診断書は、そういう威力を持つんだ」

('A`)「医者からの免罪符。こういう書類にゃ役所は弱い」

(´・ω・`)「そう、だから、その診断書こそ、君が生活保護を受給するため・・・エースのカードとなるね」

( ^ω^)「医者すげえええええええええ!!!」



249:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:38:46.33 ID:tDx4cjXI0
  
(´・ω・`)「まあ、いきなり就労不可は、あまりに露骨だし難度も高いよね」

('A`)「あー、確かに。よほどの芸達者なら、一発で可能かもしれねぇけど」

(´・ω・`)「うん。医者だって、診断書の持つ威力は承知してるからね。結構慎重さ」

('A`)「この手の診断書。出さねぇ医者は、とことん出さねぇっていうしな」

(;^ω^)「あ、あぅ・・・厳しいミッションの予感だお」

('A`)「ん、悪い悪い、病院に関しては、ショボンと俺の時で、すでに実績があるとこがあるから」

(´・ω・`)「そういうことだね。でも、いきなりは不安だし、通院3、4回、1ヶ月を目安にしようか」



250:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:39:37.24 ID:tDx4cjXI0
  
( ^ω^)「把握したお!」

(´・ω・`)「じゃあ、続きだね。まず通院するのは、市内にあるtanasinn精神病院ってところ」

('A`)「結構本格的な施設もついてるが、初診も受けつけてる」

(´・ω・`)「とりあえず、明日の朝にも電話だね。予約は即日、遅くても2,3日程度だと思う」

( ^ω^)「おっしゃktkr!」

(´・ω・`)「うん、後は今のところ、ちょっとした心得程度でいいかな」



251:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:40:18.22 ID:tDx4cjXI0
  
('A`)「あー、じゃあ、ゲームでもしながら、ちまちまやろうぜ」

( ^ω^)「お!ドクオ雪辱戦かお?」

('A`)「寝床はどうでもいいが、ゲームに関しちゃ負けっぱなしは気にくわねぇ」

(´・ω・`)「うん。まあ気楽に行こうか」


それからは、3人でだらだらとゲームをしながら、日付が変わるまですごした。
やけに詳しいショボンから、医者の語り口のパターンや、精神病がらみの豆知識を聞きながら。



252:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:40:58.28 ID:tDx4cjXI0
  
( ^ω^)「マスター、ほんと詳しいお」

(´・ω・`)「まあ、もう5年くらいになるし、色んなところにも行ったし・・・はい、カウンター」

('A`)「んっ・・・甘いぜショボン、その返し技は俺なら見てから潰せる!・・・っておいマジか!」

(´・ω・`)「うん。すまない。先読みしていればさらにカウンターできるよね」

('A`)「・・・あー、畜生。前作から性能下がりすぎだぜ、このキャラ」


( ^ω^)「次はブーンだお!」



254:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:41:42.75 ID:tDx4cjXI0
  
(´・ω・`)「ん、よっと、あれ・・・うーん、君のパターンは、どうしても読めないね」

( ^ω^)「無我の境地だお!」

('A`)「んー、それ、何も考えてねぇだけだろ」


(´・ω・`)「あらら・・・負けちゃった。まあ、受給された後も、定期的に通い続けるからね。病院は」

('A`)「だな。受給以降は、症状・・・良くもなく悪くもなくってな」

( ^ω^)「そういう物かお?」



255:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:42:13.60 ID:tDx4cjXI0
  
(´・ω・`)「うん。そういうわけで病院は暇だから、僕は色々観察してみたりしてる」

('A`)「あー、俺なんかはめんどくせぇから、ボーっとしてるだけだけどな」

( ^ω^)「まあ、色々勉強になったお、ドクオ、次やるかお?」

('A`)「明日朝、病院に電話すんだろ。このあたりで今日は、寝といたほうがいいんじゃね?」

(´・ω・`)「そうだね。今日は終了にしようか」

( ^ω^)「把握したお!」



257:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:43:02.63 ID:tDx4cjXI0
  
('A`)「あー、ショボン、悪い。・・・眠剤あまってたらわけてくれね?持ってきてねぇや」

(´・ω・`)「うん。まだ結構あまってるし・・・あ、君は寝れそう?」

(;^ω^)「あ、あぅ、ブーンかお?実は、人の家にお泊りするの始めてだから、自信ないお・・・」

(´・ω・`)「うん、じゃあ、これ使って」

('A`)「皆で仲良く眠剤飲んでお休みか。なんていうか、シュールだな」

(´・ω・`)「はは・・・そうだね。じゃあ、お休み」

('A`)「うぃー」

( ^ω^)「お休みだおー」



258:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:43:32.84 ID:tDx4cjXI0
  
翌朝。
ブーンは病院に電話し、つたない説明だったが、無事に午後から診察の予約を取れた。


(´・ω・`)「即日か。タイミングよかったね」

('A`)「あー、俺ら、あそこ常連だから。・・・さすがに付き合えねぇ。まあ気楽に行ってこい」

( ^ω^)「がんばるお!」

(´・ω・`)「うん、もしかすると、金の事で32条を勧められるかもしれないけど・・・」

( ^ω^)「お、昨日言ってた奴だお?えと、すぐ治るかもしれないしって断るだったかお?」

(´・ω・`)「そうそう。いずれ申請はすることになると思うけど、今は必要ないね」

( ^ω^)「把握したお!」



259:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:44:27.34 ID:tDx4cjXI0
  
先日買いこんだお菓子という、かなり適当な昼食を済ませ、ブーンはバスで移動。
tanasinn精神病院は、VIP市のかなりはずれに、ひっそりと存在していた。


(;^ω^)““どこか威圧感を感じる建物だお・・・””


ブーンは、不安に押しつぶされそうになりつつ、受付をすませ待合室に向かった。

良くわからない内容を、妙に高いテンションでしている話している、太った中年女性。
内容以前に何を言ってるのか聞き取れない、変な言葉で会話をしている、やつれた中年男性。
ドクオをひどくしたような、虚ろな目をしてボーっとしている、若い女性。

後のほとんどは一見普通にしか見えない人達だった。



261:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:45:17.92 ID:tDx4cjXI0
  
(;^ω^)““本格的に緊張してきたお””


古今無双の引き篭もりであるブーンは、うたれ強さなどまるで持ち合わせていない。
緊張はピークに達し、ついにはトイレに駆け込み、胃液を吐き出してしまった。


( ;ω;)「おえぇぇ・・・う・・・ぅ・・・」


ブーンは胃液も出し尽くし、一緒に出た涙を拭いながら、トイレの個室からでる。
そして、顔を上げるとそこには白衣に身を包み、優しそうな顔をした初老の男性がいた。



262:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:46:19.02 ID:tDx4cjXI0
  
(’e’)「大丈夫ですか?・・・ブーンさん?で、よろしいでしょうか?」

( ´ω`)「は、はい、ブーンですお・・・緊張していたら気持ち悪くなってしまったんですお」

(’e’)「・・・少し・・・お休みになられてからのほうが、よろしいでしょうか?」

( ´ω`)「・・・いや、もう大丈夫ですお」

(’e’)「そうですか?それでは・・・とりあえず診察室の方にいきましょうか?」

( ´ω`)「よ、よろしく、お、お願いしますお・・・」

(’e’)「はい、よろしくお願いします。辛くなったら大丈夫ですから、おっしゃってくださいね?」



263:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:46:59.24 ID:tDx4cjXI0
  
個室の診察室に入り、初老の医師に勧められるまま、力なく椅子に座るブーン。
医師は、セントジョーンズと名乗り、ゆっくりでいいからと言うと、ブーンの話を聞き始めた。

ブーンは、ショボンに考えてもらった、少し脚色された自分のプロフィールを語る。
胃液を吐き尽くし、疲れ果てていた事もあり、かなり遅いテンポではあったが、何とか説明はできた。


(’e’)「・・・なるほど。ブーンさん、最近、お食事や睡眠は、しっかりとられていますか?」

( ´ω`)「あ、あの・・・その・・・」

(’e’)「ゆっくりでいいですよ?」

( ´ω`)「こ、これ、色々まとめてきたんですお・・・」

(’e’)「はい?・・・これですか・・・なるほど」



264:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:47:35.92 ID:tDx4cjXI0
  
ショボンに作ってもらった症状をまとめた用紙。
それは、医療の知識がまったくないブーンが書いた・・・という前提で作られているのはもちろん。
その上で、医者側からブーンに聞くような内容は、ほとんどおさえてあった。

結果、セントジョーンズは、症状に関していくつかなぞるように確認するだけだった。
それを終えると、食事や睡眠といった、生活習慣に対するアドバイス。
そして、複数の薬を出すといい、それぞれの効能をブーンにゆっくりと説明する。
まだキョどっているブーンを見て、説明を入れたプリント用紙も、一緒に出すから大丈夫と付け加えた。


(’e’)「ブーンさん、金銭状況厳しいんですよね・・・32条というのがあるのですが」

( ´ω`)「あ、あぅ、あの、知っているんだお、で、でも、あの、すぐ?です?治るますお」

(’e’)「・・・違ったらすいませんね・・・。その、これ以上通院出来ないほど厳しいのですか?」



265:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:48:17.48 ID:tDx4cjXI0
  
( ;ω;)「あうぁ、あ、あのその、お金ない、で、でも治るお?無理で、働くのだお」

(’e’)「わかりました、大丈夫ですから。ブーンさん落ち着いて。」

( ;ω;)「さ、32条、ブーン、無理、それ、なぜ、働きたくな、いや、違う、でもお金はあ・・・」

(’e’)「大丈夫ですから・・・ね?今から診断書を書きますから・・・」

( ;ω;)「え、あ、あの、診断・・・書?」

(’e’)「その診断書を持って、市役所の社会福祉課というところに行って下さい。」



266:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:49:01.16 ID:tDx4cjXI0
  
( ;ω;)「お?市役所?しゃ、社会福祉?」

(’e’)「ブーンさん、頼れる身内の方もいらっしゃらないのでしたよね・・・?」

( ;ω;)「う、う、いない、いないお・・・」

(’e’)「働きたいお気持ちはよく分かりました、しかし今はまだ早いと私は判断します」

( ;ω;)「う、お?あ、あの、それ、何故?ブーンは、ただ働きたくな・・・」

(’e’)「はい、だからしっかり治して、そして働きましょう?治りますよ、その気持ちがあるんだから」

( ;ω;)「お?お?」

(’e’)「この診断書は、就労不可能という意味の物です。あくまで今は・・・ですよ。必ず治りますから」

( ;ω;)「就労・・・不可かお?」



267:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:49:38.10 ID:tDx4cjXI0
  
(’e’)「大丈夫。でも今はこれをもって、社会福祉課で生活保護の申請をして下さい」

( ;ω;)「せ、生活、保護、お?お?」

(’e’)「・・・ご存知ですか?」

( ;ω;)「し、知ってるお?で、でも、ま、まだ1か・・・マ、スターがさ、3か・・・」

(’e’)「大丈夫です。今のブーンさんには当然の権利であって、恥ずべきことではありません」

( ;ω;)「恥ずべ・・・違うかお?」

(’e’)「はい、そのための制度です。まずは、一緒にがんばって治しましょう?ね?」

(;^ω^)「お、お?は、はいですお!」



269:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:50:29.84 ID:tDx4cjXI0
  
(’e’)「そうそう、その調子ですよ」

(;^ω^)「が、がんばりますお!」

(’e’)「じゃあ、お薬を受け取って、今日は・・・あ、ちょっと遅いですね」

(;^ω^)「お?」

(’e’)「明日にでも、診断書をもって、市役所で手続きをしてください」

(;^ω^)「は、把握したお!」



273:◆Brsj/lcRyc :2006/05/20(土) 01:51:17.65 ID:tDx4cjXI0
  
複雑だった。
ブーンが、正確に診断書の意味を理解したのは、帰りのバスの中。

ショボンが、ブーンのために始めた合宿、作成した症状をまとめた用紙。
ブーンが、予想の上を行く駄目さを発揮したことで、・・・第一印象がある意味プラスに働いた事。
しかし、そこからさらに、幻想の斜め上を行く駄目さで、ボロを出しそうになっただけのブーン。
それを、誠実さと壮大な勘違いでとらえた、セントジョーンズ。

結論


( ^ω^)「ksk!ksk!空も飛べるはず!」


両手を広げ、バス停からショボンのアパートに向かい、1人駆け抜けていくブーンだった。


第6話 完



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