( ^ω^)ブーンがトンファー部に入部したようです 第10話「料理部からの使者」
- 452: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:07:32.28 ID:yDriI6nH0
- 第10話「料理部からの使者」
放課後に体育館で練習をしていたトンファー部の前に荒巻が現れた。
( ゚∀゚)「何だよ。またクラブ委員会からの廃部警告かよ。
言っとくけど部員4人いるから廃部にはできないからな。」
/ ,' 3「今日はクラブ委員会としてではなく、料理部の部長として話に来ました。」
(´・ω・`)「・・・クラブ勝負をしたいのね。」
/ ,' 3「そうです。」
( ^ω^)「勝負内容と勝者が敗者にしてもらうことはなんですかお?」
- 454: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:08:55.55 ID:yDriI6nH0
- / ,' 3「勝負内容は料理勝負。勝者が敗者の部員を4人引き取る。」
(;^ω^)「えっ?!」
ξ゚听)ξ「トンファー部って今4人しかいないわよね。」
( ゚∀゚)「はぁ?ふざけるなよ!そこまでしてトンファー部を廃部にしたいのかよ。」
(´・ω・`)「・・・確か料理部も4人しか部員いないよね?」
/ ,' 3「そうです。ですから負けた部は即廃部になります。」
(;^ω^)(これは何か大変なことになってきたお。)
- 455: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:10:18.17 ID:yDriI6nH0
- (´・ω・`)「うーん。この勝負はちょっと受けられないね。」
( ゚∀゚)「当たり前ですよ!馬鹿馬鹿しい。」
( ^ω^)「どっちかが廃部なんてちょっと無茶ですおね。」
/ ,' 3「無茶を承知でお願いしています。もし勝負を受けてくださったらこれを差し上げます。」
そう言うと荒巻は手に持っていたカバンの中身を取り出し、体育館の床に並べた。
- 457: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:11:34.50 ID:yDriI6nH0
- ( ゚∀゚)「こ、これは、現在入手不可能で伝説のおっぱいDVDと言われている。
[パイ子ちゃん危機一髪]じゃねーか!」
(´・ω・`)「ウイニングイレブンの最新作だ!まだ発売されてないのに!」
( ^ω^)「ポーションのプレミアムボトルだお!」
ξ゚听)ξ「ジューシーチューブだわ!」
( ^ω^)「ジューシーチューブって何かお?」
ξ゚听)ξ「グロスよ。」
(;^ω^)(グロスって何かお?)
/ ,' 3「もう1度言いますが、クラブ勝負を受けて下さったならこれら全てを差し上げます。」
( ゚∀゚)「やってやるぜ!」
(´・ω・`)「やりますよ。」
( ^ω^)「やりますお!」
ξ゚听)ξ「やります。」
- 460: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:13:30.08 ID:yDriI6nH0
- その後、トンファー部の部室で大反省会が行われていた。
テーブルの上には荒巻からもらったお宝グッズが置いてあった。
( ゚∀゚)「・・・。」
(´・ω・`)「・・・。」
( ^ω^)「・・・。」
ξ゚听)ξ「・・・。」
(´・ω・`)「まんまとはめられたね。」
( ゚∀゚)「[パイ子ちゃん危機一髪]出されたらちょっと俺も断れなかったです・・・。」
( ^ω^)「ポーションうめぇええぇwww。」
ξ゚听)ξ「何ポーション飲んでるのよ。」
(;^ω^)「あ、ちょっと喉かわいていたお。」
- 462: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:15:07.60 ID:yDriI6nH0
- (´・ω・`)「まあ、クラブ勝負はやるしかないね。
問題は料理勝負なんだけどこの中で料理に自信ある人いる?」
(;^ω^)「インリンレベルですお。」
( ゚∀゚)「食べるのは得意ですけど・・・。」
(´・ω・`)「僕もあんまり自信はないなあ。たまに料理はするけど。」
ブーン達の視線は自然とツンに集まった。
ξ゚听)ξ「え?あたしですか?料理はできますけど・・・あ、そうだ。」
そういうとツンはカバンから弁当箱を取り出した。
- 466: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:16:53.55 ID:yDriI6nH0
- ξ゚听)ξ「今日のお弁当少し残したんですけど食べてみますか?」
( ^ω^)「練習終わってお腹減っていたお。」
( ゚∀゚)「これはうまそうだな。」
(´・ω・`)「じゃあ、ちょっとみんなで食べてみよう。」
ブーン達はツンの弁当の残りの玉子焼きや肉じゃが食べ始めた。
( ゚∀゚)「う・・・。」
(´・ω・`)「こ、これは・・。」
( ^ω^)「うううう・・・。」
- 469: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:18:27.23 ID:yDriI6nH0
- * + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / うめぇぇぇぇえぇえ!!!!
∧_∧ / /
(^ω^ / / + 。 + 。 * 。
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/ ュヘ | * + 。 + 。 +
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ガタン ||| j / | | |||
あまりのおいしさにブーンは思わず椅子から立ち上がりガッツポーズをした。
( ゚∀゚)「うーまーいーぞおおおお!!!」
ジョルジュは口から光を発しそうな勢いで叫んだ。
(´・ω・`)「とてもおいしいね。」
( ^ω^)「ツン、めちゃくちゃおいしいお!」
ξ////)ξ「そ、そう?ありがとう。」
- 472: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:20:19.18 ID:yDriI6nH0
- ( ^ω^)「これなら料理部といい勝負ができるお。」
( ゚∀゚)「そうだな。」
しかし、ショボンだけは浮かない顔をしていた。
( ^ω^)「あれ?ショボン先輩どうかしましたかお?」
(´・ω・`)「ツンの料理は確かにおいしいんだけど相手はあの荒巻だからね。」
( ゚∀゚)「え、荒巻ってそんなにすごいんですか?」
(´・ω・`)「全国高校生料理選手権のベスト16だからね。」
( ^ω^)「で、でも、ツンの料理もすごくおいしいですお。」
- 473: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:22:04.30 ID:yDriI6nH0
- (´・ω・`)「今回は絶対に負けられない勝負だからね。勝率は上げれるだけ上げた方がいい。」
ショボンは腕を組んで考え込んだ。
( ^ω^)「と、言っても料理勝負じゃ僕達の出番なんてないですおね。」
( ゚∀゚)「そうだよなぁ。中途半端に手伝っても足引っ張るだけだし。せいぜい応援するくらいだぜ。」
(´・ω・`)「まあそれはそうなんだけどね。」
( ^ω^)「僕達は体動かすのがメインですお。」
その言葉を聞いたショボンが目を見開いた。
(´・ω・`)「それだ。」
( ゚∀゚)「え、何か思いついたんですか?」
(´・ω・`)「うん、いいことを思いついたよ。」
ショボンはブーン達に自分が思いついたアイデアの説明をはじめた。
To Be Continued...
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