( ^ω^)ブーンがトンファー部に入部したようです 第11話「料理部包囲網を破れ!」
- 492: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:28:33.98 ID:yDriI6nH00
- 第11話「料理部包囲網を破れ!」
トンファー部対料理部のクラブ勝負の日がやってきた。
放課後、家庭科室にクラブ勝負を行うメンバー達が集まった
/ ,' 3「それでは、料理部とトンファー部のクラブ勝負をはじめます。
勝負内容は料理の味です。作成する料理はチャーハン。制限時間は2時間。
審査員3人中2人がおいしいと評価した料理を作ったクラブの勝ちとなります。
今回の審査員は、審判部のボブ、キャシー塚本、味キングの3人にお願いします。
なお、トンファー部から追加ルールの説明があります。」
(´・ω・`)「料理勝負だけだと料理部が有利なので追加ルールを承諾してもらいました。
料理に必要な調味料、米、食材の3つを審判部の方が学園内に隠しました。
それぞれのチームは審判部が作ったカードに書かれている隠し場所のヒントを元に3つの材料を探して家庭科室まで持ってきてください。
はやく持ってこなければ調理の時間がなくなるのでかなり不利になります。」
( ^ω^)「さすがショボン先輩ですお。これなら体力も必要になって僕達にも有利ですお。」
( ゚∀゚)「とにかくさっさと材料見つけてツンを楽にさせてやらないとな。」
荒巻とショボンの説明が終わると、ボブが調理担当の者をそれぞれのキッチンの前に移動するように促した。
- 500: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:29:57.63 ID:yDriI6nH0
- ( ^ω^)「ツン、がんばってだお。」
ξ゚听)ξ「うん、一生懸命がんばって絶対に勝つわ。」
ツンと荒巻がそれぞれのキッチンの前に移動した。
(´・ω・`)「料理部も必死だろうから何か妨害とかしてくるかもしれない。気をつけたほうがいいね。」
( ゚∀゚)「荒巻が部長のクラブだから何が起こってもおかしくはないですね。」
( ^ω^)「わかりました。気をつけますお。」
ボブが料理部の3人とブーン、ジョルジュ、ショボンに食材を隠した場所のヒントが書いてあるカードを渡した。
- 506: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:30:47.33 ID:yDriI6nH0
- ( ^ω^)「僕は食材ですお。」
( ゚∀゚)「俺は調味料だな。」
(´・ω・`)「僕は米だね。」
( ^ω^)「えーと、ヒントは何かお・・・。」
ブーンはカードに書いてあるヒントを読み始めた。
( ^ω^)「光る風を追い越したら・・・君にきっと逢えるね・・・・。ちょwwwハピマテwww。」
ブーンがヒントの答えを考えているとボブが試合開始の声を上げた。
家庭科室から一斉に出て行く料理部の部員達とジョルジュとショボン。
ブーンは1人取り残されてしまった。
(;^ω^)(やばいお。全然わかんないお。)
- 510: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:32:20.45 ID:yDriI6nH0
- 心配そうにツンがブーンに声をかけた。
ξ゚听)ξ「ブーン、大丈夫?」
(;^ω^)「だ、大丈夫だお。ハ、ハンデだお。」
ξ゚听)ξ「そう、ならいいんだけど。がんばってね。」
ブーンは焦りながらも必死でヒントを読んでいった。
(;^ω^)「えーと・・・空を見上げた・・・闇夜に見つけた一瞬の輝き・・・そうか!屋上だお!」
ブーンは家庭科室から出て行った。
- 511: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:33:14.28 ID:yDriI6nH0
- ブーンが家庭科室から出ると屋上へ上がる階段に行くまでの廊下にビッシリと画鋲がまかれていた。
(;^ω^)「さっそく、妨害してきたお。でも、回り道している時間はないお。」
ブーンは両手に装備していたトンファーのグリップを握り締め集中した。
( ^ω^)「ホワイティ、行くお!」
┫『了解。マイマスター。』
ブーンは少し後ずさりすると助走をつけて画鋲がまかれているエリアの直前でジャンプをした。
- 513: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:34:09.96 ID:yDriI6nH0
- ∧ ∧
三 _( ^ω^) フライングトンファー!
/ )、
/ ,イ 、 ノヽ ヽ
三/ / | ( \ \
| | | /⌒! l l
三 | | ( / / | |
((ll!) ヽ ./ / \ (!l))
/ / ゝ )
三 / < / /
ヽ_ゝ/ /
ヽ__ゝ
三 三 三⊂二二二二 ̄二⊃
│|
∪
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ブーンはフライングトンファーで画鋲のまかれているエリアを無事に通過した。
( ^ω^)「よし、あとは階段を上るだけだお。」
ブーンが階段を上がっていくと、上から亀の甲羅が大量に転がってきた。
(;^ω^)「まだ、妨害があるのかお!ホワイティ、いくお!」
┫『了解。マイマスター。』
- 529: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:36:52.12 ID:yDriI6nH0
- ∧_∧
_( ^ω^) トンファー無限1UP!
/ )、
∩ / ,イ 、 ノヽ ヽ
| | / / | ( \ \
| || | | /⌒!. l l
| || | ( / / | |
| |((ll!) ヽ / / \ (!l))
∪ / / ゝ )
/ < / /
ヽ_ゝ/ /
ヽ__ゝ 1upドゴォォォ
1upドゴォォォ
川 1upドゴォォォ
∧ ∧ .| ̄ ̄ ̄ ̄
∵. ・ ( ) |
ヽ===ノ三|
| ̄ ̄ ̄ ̄
ブーンはトンファー無限1UPで他の甲羅が全て下に落ちるまで時間を稼いだ。
( ^ω^)「よし、甲羅は全部下に落ちたお。あとは階段を上るだけだお。」
ブーンは階段を上がり、屋上へのドアの前についた。
(;^ω^)「何かまた妨害がありそうだお。」
ブーンが屋上のドアを開けるとブーンの顔面にバットが飛んできた。
- 536: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:39:53.58 ID:yDriI6nH0
- _____
(_____二二二)三 三
∩ 三 r´ ̄ ̄ ̄\ トンファーイナバウアー!!
| | 三 / ノ ヾ
| | //  ̄ 入 ヽ
| | //∨ ̄∨/ 入 \
| |ニ(!、) / / ゝ )
∪ / / \ \
三 /_/ \ \_
三 ヽ、_ヽ {_ ___ゝ
ブーンはトンファーイナバウアーでバットをすかさずかわした。
屋上に上がったブーンとすれ違うように料理部の部員が屋上から出て行き、階段を降りていった。
料理部の部員は食材の入った袋を持っていた。
( ^ω^)「かなりリードされたお。急がないといけないお。」
ブーンは屋上を探し回り食材の入った袋を発見した。しかし、水道タンクの上に置いてあった。
(;^ω^)「また、妨害だお。高くて届かないお。」
┫『私を使えば問題ない。飛ぶんだマイマスター。』
( ^ω^)「わかったよ!ホワイティ!」
- 540: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:42:14.65 ID:yDriI6nH0
- / )
./ /
/ / トンファージャンプ!
/ /
./ /_∧ , -つ
/ / ^ω^) ./__ノ
/ \ / /
.| へ/ /
| レ' /、二つ
| /
/ /
/ /
/ /
/ ノ
/ / ミ
ヽ_つ
∩
| |
| |
| |
| |ニ⊃
∪
ブーンはトンファージャンプで無事に食材の入った袋を手に入れた。
( ^ω^)「よし、食材をゲットしたお。時間がないから一気に階段を降りるお!」
┫『了解。マイマスター。』
- 545: ◆0UBHj9d5Uc :2006/03/29(水) 23:43:40.05 ID:yDriI6nH0
- \ ∧_∧
\ .\ _( ^ω^) トンファ〜 降下!
\ \ / )
\ \ / ,イ 、 ノ ヽ .∩
\ \ / / | ( \\| |
\ | | | /⌒! l l| |
\| | ( / / | || |
((ll!) ヽ ./ / \(!l))| |
\ / / ゝ ) ∪
\/ < / /
ズギャギャギャ ヽ_ゝ/ /
ヽ__ゝ
ブーンは階段を滑り降りていった。
( ^ω^)「絶対に料理部には負けないお!」
階段を降りたブーンは全力で家庭科室へ走っていった。
To Be Continued...
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