( ^ω^)ブーンがトンファー部に入部したようです 第18話「目覚め」

539: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:25:50.91 ID:crGrVyBj0
第18話「目覚め」




トンファー部対クラブ委員会のクラブ勝負。
勝負自体は2−0となりクラブ勝負はトンファー部の勝利となったが、
双方の同意があったため、大将戦が行われていた。
しかし、この闘いがクラブ勝負という名目のトンファー大戦であるということは、
戦っている当人達しか知る由はなかった。

( ・∀・)「それでは、私もそろそろ本気を出そう。」

そういうとモララーは黒のトンファーのグリップを握り締め、集中をはじめた。

( ^ω^)「いくお!ホワイティ!一気に決めるお!」

┫『了解。マイマスター。』

ブーンはモララーに突っ込んでいった。
しかし、ブーンは目の前に信じられない光景を見た。



540: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:26:22.30 ID:crGrVyBj0
  トンファー分身の術!
      ∧_∧         ∧_∧         ∧_∧
     _(  ・∀・)       _(  ・∀・)        _(  ・∀・)
    /     mhr     /     mhr     /     mhr
∩  / ,イ    ||    / ,イ    ||    / ,イ    ||
| | / / |    し     / / |    し     / / |    し
| | | |  |     }     | |  |     }     | |  |     }
| | | |  ヽ   ヽ     | |  ヽ   ヽ     | |  ヽ   ヽ
| |ニ(!、)   \  \    (!、)   \  \    (!、)   \  \
∪     /  ゝ  )        /  ゝ  )       /  ゝ  )
     /  / {  |       /  / {  |       /  / {  |
    / _/  |  |_      / _/  |  |_     / _/  |  |
    ヽ、_ヽ {_ ___ゝ    ヽ、_ヽ {_ ___ゝ   ヽ、_ヽ {_ ___ゝ


(;^ω^)「ええっ!モララーさんが3人もいるお!」

┫『落ち着けマイマスター。本物は1つだけのはずだ。』

うろたえるブーンにモララーは攻撃をしかけてきた。



547: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:28:11.92 ID:crGrVyBj0
             トンファーアッパカッ
⊂ニニニニニニ⊃          丶  `    '
 √ ___(_lク             \从// `  ;∴
  !  | ∧_∧、        ( ̄\     ; , - - 、 丶
  !  | ・∀・)     / )/ノ,   ノ    )ドゴォォォ
    ! `   ` ⌒)  / / '/// ̄  ⌒)
    ヽ    / / . ' / / ' /    イ |  
     丶  / /ゝ/ /   /|    / | |
      ∨ /   ./    ./.|    |  | |
   ⊂ニ○ニニニニ⊃  ⊂.J|     )  し`⊃ ヾ
       ~ /  /          |  ||  |
       /  /        |  |.|  |
       /  i         ( 丶(  \

ブーンはトンファーアッパカッをくらいまたしても床に倒れた。
すぐに立ち上がったブーンだったが足は少しよろめいていた。



550: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:28:53.48 ID:crGrVyBj0
(;^ω^)「ちょっとダメージがきつくなってきたお・・・。」

┫『マイマスター。大丈夫か。』

( ^ω^)「う、うん、まだ、大丈夫だお。
でも、分身の術のどれが本物だかわからないお・・・。」

ブーンはしばらく考え込んでいたがあるアイデアが閃いた。

( ^ω^)「そうだお!分身には分身だお!いくお!」

┫『了解。マイマスター。』



551: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:29:18.19 ID:crGrVyBj0
  トンファー分身の術・改!
      ∧_∧     
     _(  ^ω^)    
    /     mhr   
∩  / ,イ    | |    ∩.     ∩.     ∩
| | / / |    し     | |     | |     | |
| | | |  |     }     | |     | |     | |
| | | |  ヽ   ヽ     | |     | |     | |
| |ニ(!、)   \  \.   | |ニ⊃   .| |ニ⊃   .| |ニ⊃
∪     /  ゝ  )   ∪.     ∪.     ∪
     /  / {  |   
    / _/  |  |_  
    ヽ、_ヽ {_ ___ゝ 

             トンファーアッパカッ
⊂ニニニニニニ⊃          丶  `    '
 √ ___(_lク             \从// `  ;∴
  !  | ∧_∧、        ( ̄\     ; , - - 、 丶
  !  | ・∀・)     / )/ノ,   ノ    )ドゴォォォ
    ! `   ` ⌒)  / / '/// ̄  ⌒)
    ヽ    / / . ' / / ' /    イ |  
     丶  / /ゝ/ /   /|    / | |
      ∨ /   ./    ./.|    |  | |
   ⊂ニ○ニニニニ⊃  ⊂.J|     )  し`⊃ ヾ
       ~ /  /          |  ||  |
       /  /        |  |.|  |
       /  i         ( 丶(  \

トンファー分身の術・改はあっさりとモララーに見破られ、
再びブーンはトンファーアッパカッをくらった。



559: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:30:37.17 ID:crGrVyBj0
( ^ω^)「ぐはああぁぁっ!」

ブーンは吹っ飛んで床に叩きつけられた。ボブがカウントをとりはじめる。

( ゚∀゚)「いくらブーンがタフでもこれだけ一方的に攻撃をくらったらまずいぜ。」

ξ゚听)ξ「ブーン・・・。」

(´・ω・`)「まあ、クラブ勝負自体はもう勝ってるけどね。」

倒れているブーンはダメージがかなり蓄積されていたが、それでもよろめきながら立ち上がった。

( ^ω^)「・・・絶対に負けないお!ホワイティと一緒に勝つんだお!」

足元がふらついていたブーンは足に力を込めて踏ん張った。

( ^ω^)「・・・まだ動けるお。」

ブーンはモララーに向かっていった。しかし、そのスピードはあまりにも遅い。

( ・∀・)「遅すぎる。」

モララーはブーンの後ろに回り込み、ブーンの体を掴んだ。



561: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:31:24.11 ID:crGrVyBj0
トンファー置きっぱなし式ブレーンバスター!!
                 \\\\ \\ ヾ
        __,,-‐‐'' -- 、_     ,, -‐‐ 、  ヾ/^\_
    ._,,-‐''´        . `ヽ、_/   ヽ \/ ,,_ \
   ,r'´         __      /⌒ヽ   \/   /  __ ̄
   |  iー--‐‐''i ̄l `ヽ、 /  ,,!ー-\     ,,/  ̄ .__,,\
   .|  〉     ! |   ヾ/  ノ|      ヽ、,,_ ノー'' ̄   ̄
   | |     .! .|   (  '' .ヽ      ヽ
   .ノ _,〉  .  ノ 〉   ( ・A・\     `ヽ、
  (/ /      `-'      ∨ ̄∨/ /( x^^x )`ー‐ --r''リ
⊂ニ○ニニニニニ⊃    < 〈 ヽ、∨ ̄∨` ー‐ -- '´ >
                    |/ヽ∧ ∧ ∧ ∧/ ∨ \ |


( ^ω^)「うげぇえぇえっ!」

ブーンは床に叩きつけられダウンした。
カウントをとりはじめるボブ。それでもブーンはカウント9でギリギリ立ち上がった。

( ^ω^)「・・・僕は・・・負けないお・・・。」



562: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:32:41.98 ID:crGrVyBj0
( ・∀・)「ほう、まだ立ち上がるのか。たいしたものだ。」

( ^ω^)「僕は勝つんだお・・・。」

よろよろとモララーに向かって歩いていくブーン。

( ・∀・)「さて、そろそろとどめをさすか。いくぞ。黒のトンファー。」

┣『了解。マイマスター』

モララーはブーンに襲いかかった。
しかし、満身創痍のブーンにはモララーの攻撃をかわすことはできなかった。



567: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:33:29.56 ID:crGrVyBj0
∩  /⌒ヽ,      トンファー百烈脚!  ̄_ ̄)’,  ・ ∴.'  .. ∧_∧ ∴.'
| |  / ,ヘ  ヽ∧_∧      --_- ― = ̄  ̄`:, .∴)'      (((   )
| | .i l \ (   ・∀・)ヽ, _,-'' ̄  = __――=', ・,‘ r⌒>  _/ / ・,‘
| |ニヽ勿  ヽ,__    j  i~""  _-―  ̄=_  )":" .  ’ |y'⌒  ⌒i .'  ∴.'
∪       ヽ,, / / __,,, _―  ̄_=_  ` )),∴. ) |  /  ノ |∴.'∴.'
       ヽノ ノ,イ     ―= _ ) ̄=_)   _), ー'/´ヾ_ノ
       / /,.  ヽ,        _ _ )=  _) ,./ ,   ノ  ∴.'  ∴.'
      丿 ノ ヽ,__,ノ           = _)   /  / /∴.' ∴.'
      j  i                      / / ,'
     巛i~                      /  /|  |
                            !、_/ /   )
                                |_/

トンファー百烈脚をくらったブーンは吹っ飛び床に倒れた。

( ^ω^)「うがああああぁああっ!」

( ゚∀゚)「こ、これはまずい・・・。」

ξ゚听)ξ「ブーン、もう負けちゃってもいいから!起きないで!」

(´・ω・`)「これはちょっと厳しいね。」



571: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:34:35.82 ID:crGrVyBj0
起き上がろうとしたブーンだがもはや体に力が入らなかった。
無常にもボブのカウントは進んでいく。

( ^ω^)「・・・くそぉ。全然勝負にならないお・・・。
このままじゃ、ホワイティが壊されちゃうお・・・。それは・・・嫌だお・・・。」

倒れているブーンの元へモララーがやってきた。

( ・∀・)「さて、そろそろ終わりにしようか。白のトンファーを破壊する。」

┣『トンファー大戦もこれで終わりだ。』

┫『・・・。』

( ^ω^)「だ、駄目だ・・・お・・。僕が・・僕がホワイティを守るんだお!
力が・・・僕に力がもっと欲しいおおおぉぉおっ!!!!!!!」



572: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:35:22.17 ID:crGrVyBj0
ブーンが心の底から本当に力を欲したいと願ったとき、
ドクンという心臓の鼓動の音がブーンの体の中に響いた。
そして、ホワイティからブーンの体にすさまじい力が流れ込んできた。

( ^ω^)(な、何かすごい力が僕の中に流れ込んでくるお・・・。)

モララーはブーンの異変には気づかずに、ブーンが装備しているホワイティを無理やり外そうとした。

( ゚ω゚)「ホワイティに触るなだお!!!!」

ブーンはホワイティを奪おうとするモララーの手を払いのけると立ち上がった。

( ゚ω゚)「・・・ホワイティは壊させやしないお。」

( ・∀・)「な、なんだこのプレッシャーは・・・。」



576: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:36:13.96 ID:crGrVyBj0
( ゚∀゚)「えっ!?ブーンのシンクロ率が100%近い・・・ありえるのかこんなこと?」

(´・ω・`)「すごい、ほぼトンファーと一体化しているね。」

ξ゚听)ξ「何かいつものブーンと雰囲気が違う・・・。」

( ゚ω゚)「いくお!ホワイティ!」

┫『了解。マイマスター。』

ブーンはすさまじいスピードでモララーに突っ込んでいった。

( ・∀・)「は、速い!」

モララーはトンファー分身の術を使った。



580: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:37:07.88 ID:crGrVyBj0
  トンファー分身の術!
      ∧_∧         ∧_∧         ∧_∧
     _(  ・∀・)       _(  ・∀・)        _(  ・∀・)
    /     mhr     /     mhr     /     mhr
∩  / ,イ    ||    / ,イ    ||    / ,イ    ||
| | / / |    し     / / |    し     / / |    し
| | | |  |     }     | |  |     }     | |  |     }
| | | |  ヽ   ヽ     | |  ヽ   ヽ     | |  ヽ   ヽ
| |ニ(!、)   \  \    (!、)   \  \    (!、)   \  \
∪     /  ゝ  )        /  ゝ  )       /  ゝ  )
     /  / {  |       /  / {  |       /  / {  |
    / _/  |  |_      / _/  |  |_     / _/  |  |
    ヽ、_ヽ {_ ___ゝ    ヽ、_ヽ {_ ___ゝ   ヽ、_ヽ {_ ___ゝ


( ゚ω゚)「ハイハイ、トンファー持ってるのが本物だお。」

ブーンは本物のモララーに向かって攻撃した。



584: ◆0UBHj9d5Uc :2006/04/02(日) 23:38:07.04 ID:crGrVyBj0
                           ∧_∧  トンファースル〜!
                        三. _(  ゚ω゚)
      ドゴォォォ _  /          三./      )
    ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _      ∩  / ,イ 、  ノ/
∵. ・(   〈__ >  ゛ 、_      | | / / |    (〈
        (/ , ´          | | | |  |     }
        / / / \       | | | |  ヽ   ヽ’
      / / ,'     '       | |ニ(!、)   \  \
     /  /|  |          ∪  三  /  ゝ  )
    .!、_/ /   〉             三 /  / {  |
        |_/               三/ _/  |  |_
                         ヽ、_ヽ {_ ___ゝ

( ・∀・)「ぐはっ。」

(´・ω・`)「あれはトンファーウォークを極めた者だけが使えるというトンファースルー・・・。。」

( ゚∀゚)「すごいぜ!ブーン!」

ξ゚听)ξ「がんばって、ブーン!」




To Be Continued...



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