( ^ω^)ブーンがホストになったようです
- 301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/21(金) 18:15:27.31 ID:ibxhZO9y0
- ( ;^ω^)「ツンさん〜まってくれ…ケホッケホッ」
ξ#゚听)ξ「ちょっと咳してんじゃないわよ!だいたいするなら口押さえて!!」
( ;^ω^)「ごめんだお。今度する時はちゃんと押さえる…ケホッ!!!!」
ξ ゚听)ξ「病院いってきなさいよ。客に移したらどうすんの?ってぶーん…?」
( ;^ω^)「…たんに血が……」
ξ;゚听)ξ「…明日病院いきなさい。店休んでもいいから。」
( ;^ω^)「…わかったお。でも一人じゃ怖いお…。」
ξ゚听)ξ「もぅ,あたしがついてくわ。」
( *^ω^)「ありがとだお!!嬉ぃお。でもなんでついてきれくれるお?」
ξ*///)ξ「べっ別にそんなのいいでしょ!!!」
- 330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 00:07:12.53 ID:fTj+lrpA0
- ( ;^ω^)「今日は病院へいくお…こわいお…ツンさん早くこないかお?ブーンは病気かお?」
ξ--)ξ「おまたせ…ふわぁ…ねむ…」
( ;^ω^)「…凄いクマだお。どうしたお?」
ξ--)ξ「ブーンのためにインターネットで探してたんだけど,印刷するのに時間かかっちゃって…はい。これ」
( ;^ω^)「うわ…すごいお…一晩でこんなになんて,すごいお…」(でも、読みきれないお)
ξ ´兪)ξ「じゃ,早速病院いくわよ。タクシーっと」
( ;^ω^)「あっ!ちょうどこんな所にタクシーが…乗るお!!」
- 333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 00:20:25.02 ID:fTj+lrpA0
- ―――――――――――――
( *゚ー゚)「内藤さん。診察室へどうぞ。」
( ;^ω^)「ふぅ…1時間待ったお…。ちょっとドキドキするお…」
ξ゚听)ξ「……」
( ゚∀゚)「…あんた,この前の風邪できた人?長引いてるの?」
( ;^ω^)「そうだお。あとたんに血がはいっていたお。」
( ゚∀゚)「…じゃ,今から胸のレントゲンとるよ。」
( ;^ω^)「はぁ…」(レントゲン?やばそうだお…)
- 335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 00:36:02.83 ID:fTj+lrpA0
( ゚∀゚)「…あんたのいってた症状とレントゲンの結果分かったけど,あんたね…」
「 肺 ガ ン だ 。でも初期だから治るよ。」
( ゜ω゜)「えっ……」
( ゚∀゚)「…ショックなのはわかる。あんたタバコ1日に何本ぐらい吸ってる?」
( ゜ω゜)「…たばこ。吸ってないお…」
( -∀-)「じゃあ,受動喫煙かな?身の回りの人でタバコすってる人いるでしょ?まぁ,肺ガンってアスベストとかでもなるんだけどね」
( ゜ω゜)(…おみせで…お客さんがたくさん,,,すってたお…)
「はい…」
( ;゚∀゚)「ちょっと,そんな落ちこまないで。あんた発見が早かったからたすかるよ。」
( ゜ω゜)「でも…手術は…恐ろしいお…」
( ;゚∀゚)「…最近の医療技術をなめないでくれよ。抗がん剤と放射能の治療をすれば治る。」
( ゜ω゜)「!?ほんとかお!?」
- 338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 00:45:37.70 ID:fTj+lrpA0
- ( ゚∀゚)「俺はウソはつかない。でも癌の治療だ。薬を使えば治るが…」
( ;ω;)「…分かってるお。髪の毛がぬけるんだお?亜紀ぃぃぃぃぃぃ…」
( ;゚∀゚)「…分かってるならいい。」(亜紀ってセカチュ―のかよ…この患者頭おかしいな…精神科に送りたい…)
( ゚∀゚)「で,あんた入院する?今のあんたなら通院もできるけど…」
( ;-ω-)「…貯金あるから…入院するお…」
(本当は母さんに送ろうと思ってたけど…しょうがないお…)
- 342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 00:58:19.17 ID:fTj+lrpA0
- ( ゚∀゚)「――っていうことで仕度がいろいろとあると思うので明日ベッド空くので仕度してからきてね。」
( ^ω^)「わかりましたお。有難うございました。」
ξ;゚听)ξ「ぶーんっ!!どうだった?」
( ^ω^)「……肺炎だったお。明日から入院するお。」(ツンさんには無駄な心配させたくないお…)
ξ;゚听)ξ「治るの?ねぇ、それ治るの?!」
( ;^ω^)「なっ治るお。」(心が親に嘘つくときと同じくらい,いたいお)
ξT儺)ξ「うっうっならいいわ…う"っ」
( ;^ω^)「ツンさん何で泣いてるお?あと早く泣き止んでほしいお…皆みてるし…」
この後,ブーンはツンに昼ご飯を奢りました
- 344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 01:11:52.26 ID:fTj+lrpA0
- 帰り道
ξ゚听)ξ「でも,肺炎だからって油断しないでね…」
( ;^ω^)「分かってるお。」(適当にいったから肺炎がどういう病気かしらないお…)
ξ*゚听)ξ「まぁ,入院したら毎日きてやるわ」
( *^ω^)「うれしいお!!…もう,ツンさんの家の前だお。ここでもうお別れだお…」
ξ*゚听)ξ「…ちょっと,ぶーん!!」
(^ω^('、'*ξ 「ちゅ」
( ////) 「ほっぺに…キスだお…どうせなら口にしてほしかったお…」
ξ*///)ξ「ふっフン!ブーンに元気がないからしてあげただけよ!1だいたいブーンなんてキスしたことないくせに!!!」
( ^ω^)「えっ,口になら一回モッキちゃんと…ファーストキスを奪われ…」
ベキッドンッ
ξ# )ξ「ばーかっ!!」
(Tω(;;;:)「……」
- 346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 01:22:22.75 ID:fTj+lrpA0
- ( ;^ω^)「今日から入院生活だお…個室って孤独だお…」
( ゚∀゚)「ま,きにすんな..はーい,これお薬ね」
( ;^ω^)「この薬を…飲んだら禿に…?はっツンさんにばれるお!!」
( ;゚∀゚)「…そんなすぐ抜けないし,だいたいお前髪の毛あんのか??」
( ;^ω^)「はっ…そうだお。でも,先生も髪の毛が…」
ゴキッ
チ―( 。ω。)―ン
- 347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 01:28:51.08 ID:fTj+lrpA0
- ( ゚∀゚)「…そういえばあんた働いてた?働いてるなら何の関係の仕事?」
( ^ω^)「ホストだお…」
( ゚∀゚)「…ちょっとまってって…」
遠方から聞こえる声:「ぎゃはははっはありえねぇっぇっぇっぇ今日エイプリルフールじゃねぇしwww冗談は顔だけにry」
( ^ω^)「ぶーんは癒し系ホスト…」
- 391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 12:56:52.82 ID:kMETrKLu0
- ξ;--)ξ「お見舞いにきたわよ〜。ブーン!?」
(;>ω<) 「ゲホッゴホッゲホッゲホッ…うぐぐぐ」
ξili゚听)ξ「ちょ…っとまだ死ぬには早いわ!!大丈夫?」
(;>ω<)「ヶほーけコホンほっふぅ…」
ξノд`)ξ「よかったー。大丈夫?もう苦しくない?」
( ;^ω^)「ふぅ…大丈夫だお…。まさかこの年になって喉に餅をつまらせるなんて恥ずかしいお…あれ?ツンさん,いつのにまに?」
ξ# )ξ「…病人が…餅食うな!!!」
ギャァァァッァァァァァァアッァブーンは病人だグェェェェェ
( ;゚∀゚)「今日は騒がしいな・・・」
- 444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 22:49:33.22 ID:kMETrKLu0
- ( ^ω^)「先生,話しってなんだお?」
( ゚∀゚)「あんたホントにホストなんだね。お店に電話したよ…」
( *^ω^)「やっと分かってくれたかお!?」
( ゚∀゚)「あんたはもうすぐ退院できる。…であんたお店どうする?」
( ;^ω^)(…そこまで考えてなかったお……)
( ゚∀゚)「…俺はやめる事を薦める。再発する可能性高くなるぞ…」
- 449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 23:08:17.46 ID:kMETrKLu0
- ( ;^ω^)「……やめるお。ホスト。」
( -∀-)「まぁ落ちこむな。無事に退院できるんだから。」
( ;^ω^)「……と言うことでやめるお…」
ξ゚听)ξ「しょうがないわ。やめた後,どうするの?」
( ^ω^)「ちゃんと新しい仕事につくお。でも,1日働いてからホストはやめっるお…」
ξ゚听)ξ「…頑張ってね。仕事でも,退院して,店やめたら私達会えなくなるわね…」
( *^ω^)「大丈夫だお!ブーンはツンさんにあいたいお!!」
ξ*///)ξ「…ありがと」
- 451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 23:16:17.51 ID:kMETrKLu0
- ( ゚∀゚)「おメでとー明日退院だよ!!やっと面倒なのが消えてうれしぃ!!hyッホー」
( #^ω^)「む,おっぱいおっぱいっていつもいってる人にいわれたくないお!」
(#゚∀゚)「カチン…精神科にいく…?知り合いがいるんだw」
- 453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 23:30:42.38 ID:kMETrKLu0
- 退院後・…
( *^ω^)「!!久しぶりに家に帰ってきたお――――!」
プルルルルループルルルル
( *^ω^)「もしもしー?」
『母』「ちょっと!!ブーン,肺ガンになったの?!なんでそんな大事なこと黙ってたの?!」
( ;^ω^)「!!なんで知ってるお…?」
『母』「長岡っていう先生から電話貰ったのよ!!文子も心配したのよ!!もう完治したの?!」
( ;^ω^)(おっぱいめ…)「そうだお。もう普通に生活できるお!!」
『母』「…ならいいわ。あと,明日すぐに山梨に帰ってきなさい。」
( ;^ω^)「なんでだお!?ブーンは一人でやってけるお!!11」
『母』「ホストなんて仕事について…仕事もやめなさい!!」
( ;^ω^)「もうやめるお。でも,あと,二日だけ…荷物の整理も…」
『母』「荷物はあなたが、山梨にきた後,私とまた一緒にまとめればいいわ」
( ;^ω^)「わかったお…明日の昼には東京をでるお…」
(…お店にいってやめてこないと…)
- 457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/22(土) 23:44:55.21 ID:kMETrKLu0
- 翌日
( ^ω^)「こんにちわだお。店長さん」
( ・∀・)「おっ久しぶりだな。病気治ったか?」
( ^ω^)「治りましたお。あと…それで・・・」
( ・∀・)「あ―――分かってる。辞めるんだろ?病気なったし。短い間ご苦労さん。」
(;,゚Д゚)「ぇ…お前やめんの?」
( ^ω^)「そうだお。短い間お世話になったお」
(;,゚Д゚)「…仲いい人がいなくなっちゃうぅー焼肉奢って貰ってないし」
( ;^ω^)「フーンさんがいるお。いようさんも。」
(;,TДT)「あいつら何考えてんだかわからないし…」
(#゚ω゚)´_ゝ`) 「「悪かったな…」」
- 459:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/23(日) 00:12:10.29 ID:665SeRXg0
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( ;^ω^)「ふぅ…やっと…落ち付いたお…仕事にもなんとかつけたお…」
イ∠|| ゚ヮ)「プッ,三流企業のくせにぃぃぃwwwwwwwwwwだいたい,仕事につくにに半年もかかるかよ…」
( #^ω^)「ムカッムクゥ」(我慢だお…)
( ^ω^)「あっツンさん…メアドきいとけばよかったお…」
J( 'ω`)し「ぶーん,仕事の時間じゃない?」
( ;^ω^)「あっいってきます!!むぐぐぅ」
J( 'ω`)し「あの子,なんか最近変ね…」
- 512:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/23(日) 17:13:20.53 ID:ExM5Rs3f0
- 会社帰り
(´・ω・`)「あれ?君ぶーん君だよね?速高校の。」
( *^ω^)「!!ショボ君!!!!久しぶりだお!!元気かお?」
(´・ω・`)「もちろん元気さ,ねぇそこのバーにいかない?色々話そう」
…
(ili´・ω・`)「なに?癌になったの?大変だったねぇ。調子はどう?」
( *^ω^)「もう治ったお。」
(ili´・ω・`)「そうなの?で,今も検診とかっていってる?」
( ^ω^)「いってないお。…もしかしたら他の部分が病気になっているかもしれないから病院にいてみるお。ムゴゥ」
(´・ω・`)「それがいい。あと、なに?ムゴゥって…」
( ;^ω^)「なんでもないお。癖だお。」
( ^ω^)「…と言うことで母さんについてきてほしいお。病院に。」
J( 'ω`)し「…別にいいけど一人でいけないの?」
イ∠|| ゚∀)「やーいwwwwwマザコンwwwwwwwwwwwwきんもー☆」
(#^ω^)(我慢だお…母さんといけばかわりに払ってもらえるお…最近お金ないし…)
- 516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/23(日) 17:47:45.16 ID:ExM5Rs3f0
- (;^ω^)「ふぅ…また検査したお…。でも,この病院も待ち時間が長いお…」
J( 'ω`)し「文句いわないの。ほら」
ゞリ;゚−゚)「内藤さん。診察室までどうぞ。お母様一人でお願いします。」
J(;'ω`)し「…じゃあいってくるわね…」(嫌な予感がする…)
( ^ω^)「いってらっしゃいだお。」
(;´ー`)「あなたの息子さんは半年前1度肺ガンになりましたね?最近咳とかしてません?」
J(;'ω`)し「はぁ…なりましたし,咳みたいなのもしてますが…それがなにか?」
(;´ー`)「…それが,再発しているようです。短期間で…」
J(;'ω`)し「!!!えっ,でもこの前みたいに薬とか放射能線治療で治るんでしょう?!」
(;´ー`)「…申しにくいのですが,肺の癌は進行が他の部分より早いんです…そして…もう手遅れ…なんです…」
J(;'ω`)し「!!!????」
(;´ー`)「つまり…レントゲンでとったんですが,他の内臓などにも移転しているんです…」
「…ブーンさんの余命は…よくもって…半年…悪かったら…3ヶ月……」
- 517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/23(日) 17:53:18.39 ID:ExM5Rs3f0
- ( ;^ω^)「…母さん遅いお…まぁどうせブーンは健康だから異常なんてないお。もう少し働いたらお金がたまるから自分のお金で東京にいくお。ツンさんに自分の気持ちをいうお…半年ぐらいもすれば
貯金もできるから半年ぐらいたったら会いにいくお!!」
***************
東京…
ξ;--)ξ「はぁ…ブーンったらあたしにいわないで勝手に帰っちゃったのね…ひどいわ…でも,ブーンがこっちにきてくれるかぎり会えないのよね…ブーンが来てくれるまで我慢するわ。ブーンならすぐきてくれそうだし…早く会いたいわ…ブーン…」
この後,ブーンは病名を伝えられることもなく入院生活をおくりました。でもツンに会えると信じていました
ツンはブーンが自分に会いにくるのをひたすら待ちました…
(ヽ^ω^)「「はやくあえたらいいのに…」」ξ(゚听ξ
END
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