ブーンが魔法学校に入学しそこねたようです

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/06(土) 17:29:23.40 ID:DUh29WN80
  
( ^ω^) 「とりあえず学校に向うお!」

ひたひたと歩いていると

ボクと同じように新入生の女の子が駅に向っていた

わざとらしく

たいあたりする

「⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン」

女の子「きゃあ!!」

( ^ω^) 「ああ!ごめんだお!!」

女の子は尻餅をついて転んでいる

女の子「ちょ、ちょっとなにするのよ!」



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/06(土) 17:32:46.12 ID:DUh29WN80
  
( ^ω^) 「だ、だいじょうぶかお?」

女の子「貴方から体当たりしてきて、大丈夫はないんじゃないの!?」



女の子には不釣合いなほど大きなバックを手に

怒りながら立ち上がる

( ^ω^) 「ご、ごめんだお、魔法学校に入学できるから喜んで舞い上がってたお」

女の子「あら?貴方も魔法学校の新入生?」

女の子はボクに興味をしめす



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/06(土) 17:35:48.98 ID:DUh29WN80
  
( ^ω^) 「ハリー・ブーンって言うお!ヨロシクだお!」

女の子「ハリーー!?貴方まさか・・・ハリー・ポッターー!!??」

何故か驚いている女の子

女の子のフラグが起ったらしい

計算通りだ

ククククク

( ^ω^) 「え、あ、そうだお??」

女の子「凄い!!貴方が!!ああ!よくみると凄く強そうね!」

( ^ω^) 「そんなことないお」

──身体はノコギリで出来ている



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/06(土) 17:41:19.67 ID:DUh29WN80
  
女の子「あっ!自己紹介がまだだったね!私はハーマイオニーよ!よろしくね」

( ^ω^) 「こちらこそよろしくだお」

「Steel is my body, and fire is my blood.」
──血潮は鉄で 心は硝子

ハーマイオニー「え?何か言った?」

( ^ω^) 「え?何も言ってないお?」

( ^ω^) 「それよりどうやったら魔法学校に行けるかわからないお・・・」

ハーマイオニー(略します 以下幼女)
「えーと、駅で列車に乗るらしいんだけど・・・私も迷っちゃって」



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/06(土) 17:43:25.90 ID:DUh29WN80
  
( ^ω^) 「こまったお・・・」

幼女「ちょっとまってね!入学案内みてみるね!」

幼女が座りだし 入学案内を読み出す

その無防備な姿に

ボクは興奮してしまうけど

抑える

パンツは見えている

この程度なら大丈夫

あっちの興奮とは違う

大丈夫だ



45:ハリー・ブーン:2006/05/06(土) 17:46:59.10 ID:DUh29WN80
  
幼女「わかったよ!えーと」

ハーマイオニーは見当違いな場所を指差す

幼女「ここよ!」

壁を指差す

( ^ω^) 「・・・」

幼女「・・・」

(# ^ω^)「ビキビキ」

幼女「すいましぇん・・・、じゃなくてここなの!」

( ^ω^) 「まじかお?」



46:ハリー・ブーン:2006/05/06(土) 17:49:02.55 ID:DUh29WN80
  
幼女「うん!ここが秘密の入り口みたい」

( ^ω^) 「ほ、ほんとかお・・・」

幼女「じゃ、ハリー突っ込んでみて」

( ^ω^) 「ぼ、ぼくかお」

幼女「だって私レディだもん」

この幼女、ボクを何だと思っている

今直ぐに催眠魔法を使い

意のままにしてしまおうか?

だめだ、それでは面白みが無い

くくく・・・やっぱり絶望の顔を・・・見ないと ね?



50:ハリー・ブーン:2006/05/06(土) 17:51:22.66 ID:DUh29WN80
  
( ^ω^) 「わかったお!」

⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン


ひょい

空間が移動され

別の駅にたどり着く

そこには魔法学校行きの列車が走っている

幼女「よいしょっと!」

少し送れてハーマイオニーがくる

金髪ツインテールで人形のようにキレイな瞳

風に彼女の髪を靡く

( ^ω^) 「(か、かわいいお)」



54:ハリー・ブーン:2006/05/06(土) 17:53:59.81 ID:DUh29WN80
  
アナウンス「間もなく、魔法学校行きの列車が発射します」

幼女「ああ!ハリー急いで!」

( ^ω^) 「わ、わかったお」

幼女がボクの手を握り走り出す

ボクはその手の感触に恥ずかしくなりながらも

一緒に列車に乗り込む

魔法学校に入学できて良かった

ククク



57:ハリー・ブーン:2006/05/06(土) 17:56:34.65 ID:DUh29WN80
  
ガタンゴトン

ガタンゴトン

幼女「それにしても、貴方がハリー・ポッターだなんて

憧れの人と出会えるなんて・・・私ってなんて強運」

( ^ω^) 「そ・・・そうかお」

どうやら まっぷたつにしてしまった

子供は、よくわからないが有名らしい

全然強くなかったのに

世の中よくわからないね

( ^ω^) 「ボクもハーマイオニーに知り合えてよかったお」

幼女「ちょ(///」



60:ハリー・ブーン:2006/05/06(土) 18:00:10.40 ID:DUh29WN80
  
ガタンゴトンガタンゴトン

幼女「私ね、お父さんもお母さんも魔法使いじゃないの・・・つまりマグリなんだ」

( ^ω^) 「そうなんだ・・・」

マグリ・・・魔術使いの血族ではない者

つまり、一般人。魔術家門でなくても稀に

魔法を使える者がいる

ボクのように

( ^ω^) 「ボクもそうだお」

幼女「え・・・?ハリーはおとうさんもおかあさんも魔法使いでしょ?」

( ;^ω^)「そうだったお」



63:ハリー・ブーン:2006/05/06(土) 18:03:25.09 ID:DUh29WN80
  
幼女「それにしても、ハリーって私が想像してたよりも全然違うイメージだなぁ・・」

( ^ω^) 「そうかお?」

幼女「もっと高飛車な奴で、インテリ野朗だと思ってた・・・」

幼女「でも、実際は魔法使いというよりも・・・剣術とかやってそうな雰囲気ね・・・」

( ^ω^) 「そ、そんなことないお」

これ以上余計なことを言わせるとボロが出そうだ

ボクは催眠魔法でハーマイオニーを眠らせ

電車の中を探検する事にした



67:ハリー・ブーン:2006/05/06(土) 18:06:08.54 ID:DUh29WN80
  
電車の中は、魔法学校の生徒だらけ

どこもかしこも同じ制服を着た子供で埋め尽くされていた

金髪オールバックの子供が

ボクに近づいてくる

デブ2匹を引き連れて

ボクを見ながらケラケラ笑いながら近寄る

金髪「やあ、君も新入生かい?」

( ^ω^) 「そ、そうだお」

金髪「名前はなんだい?」

( ^ω^) 「ハリー・ブーンだお」

金髪「ハリー!?あのハリーポッター!??」

電車の中がザワザワとする



71:ハリー・ブーン:2006/05/06(土) 18:10:58.70 ID:DUh29WN80
  
金髪「君、よかったら友達にならない?」

( ^ω^) 「下僕ならいいお」

金髪「な、なんだと!?もう一度言ってみろ」

( ^ω^) 「奴隷だったらいいお」

金髪「なんでグレートダウンしてるんだよ!」

( ^ω^) 「いちいちうるさいお、ボクは列車の探検してるだけだお」

金髪「っけ、有名だからって調子に乗りやがって・・・覚えてろよ」


そのあとしばらく列車を探検していたら

気がつくと魔法学校に到着した



73:ハリー・ブーン:2006/05/06(土) 18:12:53.32 ID:DUh29WN80
  
幼女「あれ・・・?いつのまにか寝ちゃった」

( ^ω^) 「おはようだお?」

幼女「もう魔法学校についたの?」

( ^ω^) 「そうだお」

幼女「話の途中に寝ちゃってごめんなさい」

( ^ω^) 「気にしなくていいお」

幼女「それより急がないと!行こうハリー!」

列車に乗るときと同じく

彼女はボクの手を握り

走り出す



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