ブーンが魔法学校に入学しそこねたようです
- 750:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:10:32.34 ID:nxTpdFaM0
- ドンドンドン!!
部屋のドアが叩かれる
五月蝿いな・・・
もう少し寝たいのに
金髪「は、ハリーさん大変ですぅう!!
ヴォルデモードです!!ヴォルデモードが着ました!!!」
幼女「なんですって!!???」
( ^ω^) 「ヴォルデモード?」
幼女「あの伝説の魔法使いが・・・なんで・・・復活したの」
( ^ω^) 「どうしたんだお?そんなにヤバイやつかお?」
幼女「世界がまた恐怖に包まれる・・・」
( ^ω^) 「ちょっとおちつくんだお」
- 752:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:13:42.64 ID:nxTpdFaM0
- 金髪「助けてくださいハリーさん!!!!!
もうだめですガンブルドアのオヤジは逃げちゃいましたしネコ先生はお昼まで起きないし!!
貴方だけなんです!!ヴォルデモードを倒せるのは!!! キスいいな 同衾いいな」
金髪の少年マルフォイが泣きながら頼む
ハーマイオニーの脅え具合からすると
よほど強い相手なんだろう・・・
うへへ・・
幼女「ハリー・・・無茶しないで・・・私貴方がいなくなったら・・・」
( ^ω^) 「だ、大丈夫だお、この戦いが終わったら
一緒に住むお!」
幼女「ハリー・・・ええ!絶対だよ!約束だよ!」
- 763:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:20:32.48 ID:nxTpdFaM0
- ( ^ω^) 「じゃ、いってくるお・・・」
幼女「ハリー・・・あいしてる・・・」
投影開始
しんぎ むけつにしてばんじゃく
「―――鶴翼、欠落ヲ不ラズ」
ちから やまをぬき
「―――心技、泰山ニ至リ」
つるぎ みずをわかつ
「―――心技 黄河ヲ渡ル」
せいめい きざみこむ
―――唯名 五体不満足。
かみを ぜつめいす
―――神殺、命ヲ別ツ……!
- 766:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:22:29.31 ID:nxTpdFaM0
- ギュィィィイイイイン
神殺聖剣
チェンソー30
投影成功
( ^ω^) 「さぁかかってくるお」
ギュィイイイイイン
刻み込んでやる
いっぱいいっぱいぃいいい!!!!
ヴォルデモード「なんだその武器、かなり引いた それはないだろう」
- 773:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:25:24.44 ID:nxTpdFaM0
- ヴォルデモード「そんなもので斬られたら反則 無理 だから没収」
ヴォルデモードの魔力でチェンソー30はかき消された
( ^ω^) 「あ、ちょwwwせっかく投影したのに!!」
最強の武器が消滅してしまった
アレを投影するほど
もう魔力は残されていない
昨日つかった分の魔力がまだ回復しきっていない
どうする?
アイフル?
ヴォルデモード「貴様 昨日はよくも俺様を馬鹿にしてくれたな」
( ^ω^) 「へ?誰?」
ヴォルデモード「そりゃないだろおおおおおおおおおお」
- 779:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:27:11.82 ID:nxTpdFaM0
- 残されたのは
昨日校長から貰った剣のみ
こんな貧相な剣じゃ不安だ・・・
せめて、違うチェンソーを・・・
ダメダ、ヘビすら倒せなかったチェンソーでアイツを
傷つけ・・・
られそうだ
よし
投影開始
ヴォルデモード「えっまだあるのかよ!」
- 785:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:29:36.75 ID:nxTpdFaM0
- ヴォルデモード「ちょーーとたいむ タイム」
( ^ω^) 「な、なんだお?」
ヴォルデモード「あのな、俺最後のボスなのわかる?」
( ^ω^) 「わかるお」
ヴォルデモード「それをだなチェンソー一発で倒されてみろ・・・泣けるぞ」
( ^ω^) 「しらんお」
ヴォルデモード「かーー!わかってねーな 空気の読めない奴は嫌われるぞ」
( ^ω^) 「お互い様だお」
ヴォルデモード「いいから!ね!その投影は禁止ね禁止! 勇者なら勇者らしく剣もてよ馬鹿」
( ;^ω^) 「わ・・わかったお」
- 790:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:31:33.24 ID:nxTpdFaM0
- 剣を握る
スリザリン最強の剣
こんなの投影した一番弱いチェンソーより貧相
こんなんであいつを倒せるのか?
ヴォルデモード「とりあえず、お辞儀からだ、決闘は礼儀ただしくな
ガンブルドアに習っただろう?」
ぺこり
今だ、馬鹿なやつだ
目の前に敵がいるのに
余所見をしているなんて
なんて間抜けな
やつだ────
- 794:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:34:02.54 ID:nxTpdFaM0
- 剣を振りかざす
強化された肉体で
この老人の首を切りいとそうとする
しかし老人は、間一髪で避ける
いや、避けるというよりも
腰を抜かしたに近い
間抜けな老人に
容赦なく第二刀を振りかざす
ヴォルデモードは杖でなんとか防ぐ
こいつは魔法使い
魔法の詠唱さえさせなければただのジジイ
相手にならない
- 799:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:35:46.32 ID:nxTpdFaM0
- ヴォルデモード「死に絶えよ!!!」
ヴォルデモードが何かの魔法を俺にぶつける
コレは、以前誰かが唱えていた
呪い系の詠唱魔法
大した事無いはずの魔法だけど、
全身が
凍りついた
動かない
なんだこれは?
何故動かない?
なんだ?
なんだ──
- 810:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:38:16.11 ID:nxTpdFaM0
- 身体が寒い
動かない
なんだこれ?
おかしい
あの程度の呪いで
ボクがやられるわけがない
対魔力で防ぎきるはず・・・
なのに
何故?
ヴォルデモード「抜かったな、小僧 この魔法はワシが編み出した
究極の禁断魔法、手下が使う魔法とはレベルが違うのだよ」
意識がどんどん消えていく
寒い
寒い
- 817:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:40:20.05 ID:nxTpdFaM0
- ( ^ω^) 「く・・・ もう下半身が動かないこれではもう動けない」
ヴォルデモード「何!?まだ生きているのか
ありえん、即死のはずだ!!」
まだ上半身は動く
脳も動いている
時間はまだ少しある
投影開始──
- 824:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:43:32.31 ID:nxTpdFaM0
- 投影されたのは
銃
右手に持ち
それを放つ
バァン
と音がなる
白髪の男は
反応も出来ず
ただ食らう
やはりただの魔術使い
魔法さえ使わなければ
ただの老人だ
- 833:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:47:05.17 ID:nxTpdFaM0
- ヴォルデモード「ぐ・・・・まさか、そんなことって・・・」
( ^ω^) 「弾はキリストを処刑したときに使った釘で作られている
特性の弾だお・・・コレを食らったら、どんな相手でも生きていけない・・・
神は別だけど」
ヴォルデモード「そんな・・・ 魔法世界に 銃だなんて・・・そりゃないだろう!!!」
しゅわわわわわわあああ
ヴォルデモード「ずるい!ずるい!ずるすぎる!!!」
( ^ω^) 「さっさと、死ぬんだお・・・ ボクも後で追うお・・・」
ヴォルデモード「お前と一緒に地獄か・・・」
ヴォルデモード「ちょっといいかもしれない(///」
ヴォルデモードは消えた
完全に消去
- 845:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:50:38.74 ID:nxTpdFaM0
- ( ^ω^) 「なかなか強かったお・・・」
もう右手も左手も動かない
頭しか動かない
全身動かなくなり
死んでいくんだろう
あの程度の魔法で
死んでいくのかな
ガンブルドア「やっぱりハリーは天才じゃあ!!!救世主じゃあ!!英雄じゃあ!!」
金髪「校長てめえどこに逃げてやがった!!」
- 851:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:52:09.89 ID:nxTpdFaM0
- もう時間がない
最後に
ハーマイオニーの姿が見たい
見たい
見たい
見たい
見たい
もう聞こえない
何も聞こえない
喋れない
目の前に
誰かが居る
誰だっけ
- 854:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:53:19.58 ID:nxTpdFaM0
- 何かしゃべってる
口をぱくぱくしている
わからない
聞こえない
もう
いしきが
たもてない
ざんねん!おれのぼうけんはここでおわってしまった!!
-fin-
- 861:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA:2006/05/07(日) 01:54:01.99 ID:nxTpdFaM0
- 2月14日
不合格通知がくる
2月23日
二次募集試験を受ける
3月14日
不合格通知がくる
( ^ω^) ・・・
( ^ω^) 「どうしても魔法学校に入りたいお・・・」
( ^ω^) 「ボクは魔法使いになるんだお!」
( ^ω^) 「あれ・・・?何か前にもみたぞこの光景 気のせいか?」
おしまい
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