□俺は(*゚ー゚)しぃの携帯電話のようです

25: しぃのデータフォルダ :2007/05/07(月) 21:19:54.95 ID:V5m576+e0
  
現在は学校の昼休み。
周りの女子生徒も、同じように可愛い画像集めに夢中のようだ。

ξ゚听)ξ 「しぃは本当にキティー好きよね……」

川 ゚ -゚)「ツンは本当に内藤が好きだな」

ξ#゚听)ξ 「死ね」

しぃのデータフォルダの半分は、キティーの画像で埋め尽くされている。
その他といえば、友達ととったプリクラの画像くらいだろう。

ξ゚听)ξ 「もーちょっとさ、音楽とか動画とか取らないわけ?」

川 ゚ -゚)「ツンは内藤の写真ばっかりだけどな」

ξ#゚听)ξ「死ね」



26: しぃのデータフォルダ :2007/05/07(月) 21:22:36.57 ID:V5m576+e0
  
……だが、俺だけが知る、彼女のデータフォルダがあった。
名を、ロックフォルダという。

その名の通り、ロックが掛けられたフォルダで、彼女はあるジャンルのファイルを
全てここに保存しているのだ。

ロック番号は、1192。
理由は覚えやすいとか何とか。

『きーんこーんかーんこーん』

(*゚ー゚)「あ!センセーきちゃう!」

ξ゚听)ξ 「隠せ隠せぇ〜!」

とっさに、俺はしぃのポケットの中に放り込まれた。
ああ、また一時間はこの暗い中で一人ぼっちか。



27: しぃのデータフォルダ :2007/05/07(月) 21:27:19.74 ID:V5m576+e0
  
……。
…………。
…………暇だなぁ。

携帯がこんな事やっちゃいけないけど、俺は短気なんだ。
どうせしぃは授業中だし……。うん。

俺は自らデータを操作し、ロックフォルダを開く。
その中に保存されていた『ファイル』を、俺はチェックした。




『品川庄治.jpg』
『吉本・品川.jpg』
『品川顔写真.jpg』
『品川ネタ.mmf』
『品川アニメ画.gif』
『吉本集団.jpg』
『品川庄治・品川.gif』
『藤原弘.jpeg』



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