□俺は(*゚ー゚)しぃの携帯電話のようです

20: 木魚 :2007/06/04(月) 21:33:01.71 ID:sv+ogU/N0
(*うー゚)「むぅー……」

(*゚∀゚)「どうしたのさ、しぃ。クマできてるぞー」

(*゚ー゚)「最近眠れなくて……ふぁぁ……」

確かに、しぃは最近、あまり寝ていない。
特に何かをしているわけではない、ただ単純に起きているのだ。

(*゚ー゚)「不眠症かなぁ」

(*゚∀゚)「あ、アタシ、よく眠れる方法知ってるよ」

(*゚ー゚)「え、教えて教えて!」

(*゚∀゚)「これさぁー!」

そういって、つーは自らの携帯をしぃに突き出した。
最新機種のその携帯から、なにやら音楽が聞こえてくる。



23: 木魚 :2007/06/04(月) 21:34:58.56 ID:sv+ogU/N0
『ポン・ポン・ポン・ポン・ポン・ポン・ポン』

(*゚ー゚)「……」

(*゚∀゚)「着ボイス、『木魚』!これ聞いてれば、自然と眠くなるよぉ!」

(*゚ー゚)「……」

(*゚∀゚)「あら、うけなかったかなぁwwwwあひゃひゃwwwwww」

(*゚ー゚)「……ぐぅ……」

(;*゚∀゚)「効果てき面!?」


〜〜〜〜〜〜



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/04(月) 21:38:18.99 ID:sv+ogU/N0
(*゚ー゚)「よーっし、私も『木魚』ダウンロードするぞぉ」

家に辿りついたしぃが、勢いよく俺を取り出す。
相当木魚の音が気に入ったらしい。

無料で音楽がとれるサイト……いわゆる、掲示板というところに、しぃはアクセスした。

(*゚ー゚)「木魚木魚…・・・あったぁ!」

どうやらスグに見つけられたらしく。
しぃはそれのダウンロードを開始した。

・・・。

(*゚ー゚)「完了っ!」

パジャマに着替え、布団にくるまるしぃ。
ここまでは、普段どおりだ。
……そして、俺を取り出した。



27: 木魚 :2007/06/04(月) 21:40:19.43 ID:sv+ogU/N0
(*゚ー゚)「木魚、さーいせい!!」





『このファイルの再生には対応していません』





(*゚ー゚)「……」


……まじでゴメンな……しぃ……。



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