( ^ω^)ぶーんがとじこめられたようです
- 92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 12:40:50.42 ID:4vefHXga0
- (;^ω^)「さーて、おやつ(サンマ)まだ食べてなかったお」
ドア「真実から目をそむけるか。それもまた良い。それが君の選択ならば・・」
(;^ω^)「・・・・」
- 94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 12:44:32.05 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)(あれは一体・・・)
ぶーんは考えました。あのドアの向こうにあるものを。
では何故自分はここにいるのかを。
( ^ω^)(はじめから・・・此処に来た時点で脱出は不可能なんじゃ・・・)
ドア(君には足りないものがある。事実を認めることだ。全てにおいて君は素直にならなければならない。
だから君は私の言葉を信じたんだろう。その目で見、その耳で聞いたから・・・)
( ^ω^)「もういいお。取り敢えずサンマはおいしいお・・・」
ぶーんは何処か暗い表情をしています。ドアの向こうにあるものを、心の隅では納得していたからです。
- 95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 12:48:34.83 ID:4vefHXga0
- ドア「昔の君は白かったはずだ。ぶーん。君はまだ希望を捨ててはいけない。
君にはまだやるべきことがある。此処から出ることだ。
いや、一日ではさすがに無理だろう、が。信じなければならない。君の目を。君の耳を」
( ^ω^)「うるさいお!うるさいお!!このやろう!!!」
ガン ガン ガン
バリッ
( ^ω^)「あ、ドアが・・・。」
( ^ω^)「うわああああああ!!!」
( ^ω^)「 夢かお・・・。 」
ぶーんはあの後ショックで気絶してしまったようです。
( ^ω^)「時間は・・・?」
0:48
( ^ω^)「もう深夜だお・・・。」
- 96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 12:50:17.68 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「・・・」
ぶーんは眠ろうとしました。しかし変な時間に眠ってしまい、寝ることが出来ませんでした。
ドアの向こう側から、うめき声がきこえる ような気がして仕方が ないのです。
( ^ω^)「寝なきゃ・・。寝なきゃ・・。」
- 97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 12:53:16.39 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「怖いお。どうすればいいんだお・・・。」
ぶーんはどうしても眠れず、電気をつけました。
( ^ω^)「そうだ。早く脱出しなければいけないんだお。」
ぶーんはドアの前に立っています。
( ^ω^)「僕は知ってるんだお。ドアノブが外れたら、其処からドアは開けられるはずなんだお。」
ブーンは外れたドアノブの穴に針金をつっこみ、器用にドアの金具を壊しました。
ガコッ
( ^ω^)「ばっちゃ、ありがとう。」
- 102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:06:38.04 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)(自分の目でみて自分の耳で聞いたこと、か。)
ぶーんは決心しました。 そしてドアを勢い良く開けました。
( ^ω^)「・・・・」
そこには死んだばっちゃがいたのです。
ばっちゃの死体と透明なばっちゃ。
二人のばっちゃがいます。
( ^ω^)「ばっちゃ・・・。」
ばっちゃ「ぶーん。よく勇気を出したね。そうさ。お前はもう気付いてるかもしれない。」
( ^ω^)「・・・・」
ばっちゃ「私はこの部屋で死んだ。お前と同じように、いつのまにか閉じ込められて、ね。
サンマの中に針金があっただろう?私はお前と同じようにこの部屋を開けたんだ
ここであるものをみつけたんだ。 だがそれをみつけた瞬間、わしゃ死んじまってね」
( ^ω^)「喋るドアはばっちゃだったのかお?」
- 103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:07:19.93 ID:4vefHXga0
- ばっちゃ「そうだよ。だがわしがここにいることは、お前が自力でこの部屋にくるまで話したくなかった。
でもお前はここに来た。それがお前の力なんだよ。
ぶーん。最期にこの鍵をやろう。この部屋で見つけたかぎだ。
これがお前に出来るわしの最期の協力だ。がんばれよ。」
( ^ω^)「ありがとう、ばっちゃ・・・・」
そういいおわるかいいおわらないかのうちに、ばっちゃは消えてなくなりました。
( ^ω^)「っつかここで見つけた鍵ならわざわざばっちゃが渡さなくても手に入ったんじゃねww??」
- 109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:18:04.37 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「ばっちゃワロスwwwww」
ぶーんは笑っていましたが、その頬には光るものが流れています。
( ^ω^)「ありがとう。なんとしてもここから脱出してみせるお。」
ぶーんは新たな決意を胸に秘め、鍵を握り締めました。
( ^ω^)「でももう寝る時間だお。取り敢えず明日朝、探してみるお」
そういうとブーンは眠りにつきました。
ブーンは小さい頃の夢を見ました。
ばっちゃと遊んだ時の夢です。
ぶーんの寝顔はとても安らかでした。
- 111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:19:24.60 ID:4vefHXga0
- ダンダンダン ダンダン
誰か出してくれー!!!!
誰かいないのか!?誰かー!!!
ダンダンダン ダンダン
( ^ω^)「うーん、、眠いお。まだ起きる時間じゃないお・・・。」
7:05
( ^ω^)「すや」
- 117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:27:15.31 ID:4vefHXga0
- ダンダンダンダンダン
ちょwwまじだれか出せwww
( ^ω^)「ぐーすか」
ダダンダンダダン ダダンダンダダン
ちょwwwまじ頼むwwwおいwww
( ^ω^)「うるさいお!!!誰だお!ケツひっぱたくぞ!!」
お、誰かいた!頼む!出してくれ!頼むからここから出してくれ!!
( ^ω^)「!!?」
( ^ω^)「おまえ・・・誰だお・・・?」
- 118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:29:30.06 ID:4vefHXga0
- 取り敢えず出してくれ、話は其れからだ!
(#^ω^)「なんでおまえ偉そうなんだお・・・?」
すまん!すまん!悪かったから早く出してくれ!腹減ったし!
( ^ω^)「おkおk。取り敢えずトイレ行って朝ごはん食べるまでまてお」
ちょwwwww
- 120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:31:00.46 ID:4vefHXga0
- おい!!飯くってないで早く出してくれよ!っつか俺にも飯くれ!!!
( ^ω^)「あわてないあわてない、だお。」
テラ一休wwwww
( ^ω^)「なんだお?おまえのその喋り方きもいお。」
お前ほどじゃねーよwwwww
( ^ω^)「おk。お前は暫くそのままでいろお。」
悪かった。悪かったから出してくれ!!
( ^ω^)「だから俺が飯食い終わるまでまてお。」
ぶーんはごろごろしています。
- 124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:32:21.29 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)(もう一眠りするかお。まだ8:30だお)
( ^ω^)
ぶーんは眠りにつきました。
( ^ω^)「おっと、その前にトイレいかなきゃ。」
食い終わるのおそくねwwww??
- 127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:34:32.24 ID:4vefHXga0
- 13:18
( ^ω^)「おk、よくねたよくねた。」
ぶーんはおきました。基本的に昼過ぎにおきる子なのです。
( ^ω^)「そういえば朝誰かが叫んでいたような」
(腹減ってうごけね)
- 128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:35:59.85 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「さて。トイレにいくお。朝起きたら必ずトイレだお」
たったったったっ
(あ、近づいてきた。今こそ好機なりき!全軍!すすめー!)
うおーーい!!出してくれ!頼むよ!!出してくれよ!!!!
たのむ!頼むから出してくれ!飢えて死んじまう!!!
ジョボボボボ
- 132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:38:35.75 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「ふぅ。すっきり。そういえばまたなんか聞こえたような気が」
もうむり。もうむり。今全ての力をつかいきったわ。もうむり。
( ^ω^)「気のせいかお。きっとばっちゃのイタズラだお。さて朝飯くうか。」
ぶーんは冷蔵庫からフルーツを取り出しました。
( ^ω^)「そういえば昨日は色々あったなあ。」
もぐもぐ
( ^ω^)「うめえwwww」
- 135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:45:41.73 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「あ、そうだ。昨日ばっちゃからもらった鍵、どこやったっけ。」
ぶーんは昨日の夜、ばっちゃから鍵をもらったのを思い出しました
( ^ω^)「そういえばなくさないようにサンマに刺したんだったお。」
冷凍庫からサンマを取り出します。
( ^ω^)「おっ、刺さってる刺さってる。」
ぶーんはさんまにささってる銀色の鍵をサンマからひきぬきました。
( ^ω^)「つめてっ!!!」
ぶーんは鍵が冷凍庫に入れておいてとても冷たくなっていたので落としてしまいました。
パリーン
( ^ω^)「・・・」
ばっちゃ(金属は熱すると曲がりやすくなるが、冷やすと氷のようにもろくなってしまうっていわなかったかい・・?)
- 137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:47:56.87 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「そういえば金属は冷やすと氷のようにもろくなってしまうってばっちゃが言ってたような・・・」
( ^ω^)「割れちゃった。もう一つ鍵が掛かってる部屋に入ることが出来なくなってしまった。」
鍵が壊れたので、これ以上の探索ができなくなってしまいました。
- 139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:51:21.00 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「仕方がないお。取り敢えず脱出するにはあの部屋に入らなければならない気がするお。」
ぶーんは、ばっちゃがスネークだったのを知っています。
もし、鍵がかかってるあの部屋が脱出に無関係なら、ばっちゃは間違いなく脱出できたはずです。
( ^ω^)「取り敢えず、昨日開けたあの部屋の探索をすすめることにするお。」
( ^ω^)「昨日の部屋と同じように針金で鍵を壊すかお。」
- 141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 13:55:49.10 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「取り敢えずこの部屋は何も無いみたいだお。何かみつけることもできないお」
ぶーんは一生懸命その部屋のなかを探しましたが、これといって面白いものはありません。
( ^ω^)「お。」
ぶーんがなにかみつけたようです。
( ^ω^)「そういえば昨日落ちたドアノブ、何かに使えるかもしれないお。」
ぶーんは昨日針金で壊したドアノブを拾い上げました。
( ^ω^)「そろそろアイテムが多くなってきたお。整理しなければならないお。」
ぶーんは針金二本とドアノブ、いざとなったら開けるための箱をもち部屋に戻りました。
- 144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 14:02:16.08 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「よし、アイテムはこれで終わりかお」
針金×2
いざとなったら開ける箱
ドアノブ
紙×4
包丁
燃えカス
(;^ω^)(ましなのないお・・・)
- 148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 14:09:26.03 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「そうだ。鍵を炙って溶かしてくっつけてしまえば直るかもしれないお」
ぶーんは金属の性質についてばっちゃに良く教わったのを覚えています。
( ^ω^)「取り敢えず、鍵が元に戻れば無問題ww」
ガスコンロをつけ、ぶーんは鍵を暖め始めました。
( ^ω^)「あぢっ」
ぽとっ
トロ
(;^ω^)「いよいよ溶けてなくなっちゃったお」
- 151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 14:15:49.28 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「鍵のかけらがどろっとした金属のスライムにへんけいしちゃったお・・・」
金属「やあ」
( ^ω^)「!??」
金属「ぼぼぼ、ぼくわるいすらいむじゃないよ!はぐれメタルっていうんだ!」
( ^ω^)「は、はぐれメタル・・・?
はぐれめたる「うん!僕悪いスライムじゃないよ!!」
- 155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 14:22:36.17 ID:4vefHXga0
- はぐれメタル「大丈夫だよ!ぼくHPも少ないし!!君を倒すだけの攻撃力もないよ!!」
( ^ω^)「でもはぐれメタルならイオナズンとかベギラゴンとかメラゾーマ使えるんじゃないかお?」
はぐれメタル「今君も見たでしょ!僕は鍵から生まれたんだよ!僕は魔力のこもったオリハルゴンから生まれなきゃ
呪文は使えないんだよ!!」
( ^ω^)(なんか必死な所がまた妖しいお。)
はぐれメタル「取り敢えず、僕を仲間にしてよ!!」
( ^ω^)「はぐれメタルが仲間になる??はぐれメタルは256分の1じゃなきゃ仲間にならないんだったお!!」
はぐれメタル「うん!そうだよ!君もしかしてドラクエやったことある??」
( ^ω^)「喜んで仲間にするお!!」
はぐれメタルが仲間になった
- 156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 14:27:29.98 ID:4vefHXga0
- つーかさ。俺の存在忘れてない?
( ^ω^)「はぐれメタルくん!変形は出来るかお??」
はぐれメタル「できるよ!!ぼくは金属の液体と考えた方が無難だからね!!」
( ^ω^)(話し方うぜえwwww)
はぐれメタル「取り敢えず!ぼくは隙間とか溝をうめたりできるよ!!」
( ^ω^)「よかったお。鍵が壊れちゃったんだお。」
はぐれメタル「うん!知ってるよ!だから僕がうまれたんだよ!!」
( ^ω^)(やっぱうぜえwwww)
- 159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 14:30:07.56 ID:4vefHXga0
- やっぱ忘れてるっしょww
( ^ω^)「取り敢えず鍵穴に入ってくれお!それでドアを開けてくれお!!」
はぐれメタル「うん!わかった!!」
おっ、これはもしかして助けてもらえるかも判らんね。
( ^ω^)「頼んだお!!」
はぐれメタル「うん!!」
はぐれメタルはぐにゃりと変形し、鍵穴にすっぽり嵌りました。
ガチャッ
( ^ω^)「開いたお!!!」
はぐれメタルに1のダメージ
はぐれメタル「よかったよかった!!」
- 162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 14:37:30.08 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「取り敢えずそろそろ三時だからおやつの時間だお。はぐれメタルくん、一緒に食べようお。」
ぶーんは鍵状のはぐれメタルを落としてしまいました
はぐれメタルに1のダメージ
HP 5/7
さらにブーンは落としたはぐれメタルをふみつけてしまいました。
はぐれメタルに1のダメージ
HP4/7
( ^ω^)「取り敢えずはぐれメタルくんは何が食べたいかお?因みにこのフルーツはおすすめだお。
おいしいお。僕なんか毎日食べてるお!」
はぐれメタル「うん!じゃあそのフルーツをもらうとするよ!!!」
そういうとはぐれメタルはそのフルーツを食べ始めました。
( ^ω^)「それは魔物を避けるって古くから言われてて、人間達の間じゃ
”聖水”なんて呼ばれてるありがたいフルーツだお!!」
はぐれメタル「なにっ!?ぐぅ・・・」
はぐれメタルに1のダメージ
HP3/7
- 167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 14:41:02.62 ID:4vefHXga0
- ( ^ω^)「うまいお。うまいお。」
はぐれメタル「ぼく、おなかいっぱいだからもうおやつはいいよ!!」
( ^ω^)「そうかお!もう少し待っててお。このフルーツを食べ終わったら探索開始だお!」
ちょww助けに来てくれないのかよwww
はぐれメタル(まずいな。ダメージを食らいすぎた。ベホイミでも使えれば・・。)
( ^ω^)「あっ。はぐれメタル君!はえが!!!」
ばんっ
はぐれメタルに(ry
HP2/7
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