( ^ω^)ぶーんがとじこめられたようです

275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 17:19:17.76 ID:4vefHXga0
('A`)「やっぱり、俺がいたところで見た扉の様なものは、扉だったのか。」

('A`)(そろそろ脱出を本気で考えないといけないな。またメタルキングたちが襲ってくるかもしれないし)
どくおは間取りを見てあやしいところを探しました。

('A`)「ん?この四角は・・?」
ドクオが倒れていた部屋に謎の四角形が書かれていました。

('A`)「そういえばこの四角、天井裏への扉か、または地下への扉かで、秘密の暗号の様に
   そのありかがばれないように書くときの四角だってばっちゃが言ってたな・・・」

('A`)「行って見るか・・・。何があるのかだけは知りたいからな。」

( 。ω。)「うひー死ぬ」



278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 17:26:12.51 ID:4vefHXga0
ギィ・・・

('A`)「暗いな。ここに明かりはついてないのか?」
どくおはその部屋に入りましたが、時間はもう19:00です。
もう部屋は暗いので、何も見えません。

('A`)「取り敢えず、やめておくか。下手してまた狭い空間に閉じ込められたら大変だからな・・」

( ^ω^)「ふぅ、取り敢えず腹は収まったお・・・。」
ぶーんがトイレから出てきたようです。

( ^ω^)「あれ?なんで部屋Bのドアがあいてるお?」
ぶーんはドクオが入っている部屋Bのドアを閉めてしまいました。

ばたんっ


('A`)「!?」



279: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 17:28:25.22 ID:4vefHXga0
('A`)「なんだ。ドアが閉まっただけか・・。」
ガチャッ

('A`)「あれ・・・?」
ドアははぐれメタルの変形で無理矢理あけたものです。
はぐれメタルがダメージを受けた時、はぐれメタルの破片が鍵穴につまり、
壊れてしまったようです。

('A`)「・・・」


( ^ω^)「あれ?ドクオがいないお。」



282: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 17:33:15.01 ID:4vefHXga0
('A`)「あいつ・・・もしかして・・・。」
ドクオはブーンが自分を脱出させない気なのかもしれないと不安になりました。
ドクオの見た夢の所為でもあります。
しかも、運悪くブーンは腹痛です。
それは毒の仕業だと彼は思っていますが、ブーンの腹痛は、ドクオが勘違いしているだけで、
本当はトイレフルーツの仕業なのです。

('A`)「・・・」
ドクオは一人でその部屋Bを探索することを決めました。
ぶーんに見つからないように・・・

('A`)(ぶーん・・・。お前が裏切るとはな・・・)

('A`)「しかし、暗い。良く目を凝らせばみえなくもないが・・・。」



( ^ω^)「??ドクオおそいお。」



294: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 17:49:36.56 ID:4vefHXga0

( ^ω^)「ドクオ??どこにいるおー?」

('A`)(ぶーん・・・)
('A`)「!?」

どくおは何か光るものを見つけました。

メタル残党「おのれ・・・人間・・・」

('A`)(・・・?)
ブーンが倒したメタルスライムですが、死ぬ瞬間にホイミを唱え、反撃の機会をうかがっていたのです。

('A`)「なんだろう、あれ。光ってる・・・。」
メタル残党(バレたか・・?いや、相手が奴一人なら問題はあるまい。)

('A`)「うぉ、しまった」
どくおはその光るものに近づこうとしましたが、あたりは暗いので転んでしまいました。

ガタンッ

メタル残党(今だっ・・・!)

('A`)「ぐっ・・・!?」

( ^ω^)「おっ、物音がしたお!」



301: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 18:00:54.90 ID:4vefHXga0
( ^ω^)「しかし、ドクオは一向に戻ってくる気配がないお。」
ぶーんは待ち続けています。
ドクオはメタルスライムに攻撃を食らってしまい、気絶しています。
戻ってくるはずがないのです。閉じ込められていますしね。

( ^ω^)「二時間経ったのに戻ってこないお。もしかしたら・・・。」




( ^ω^)「ドクオの存在そのものが幻だったのかもしれないお!!」



302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 18:05:06.87 ID:4vefHXga0
( ^ω^)「そうだお!そういえばドクオがとどめを刺したはずのはぐリンも生きてたし、
       そもそもドクオがこんな所にこれるはずがないんだお!!」

メタル残党(こいつは倒したが、後のぶーんとか言う奴・・・あいつはどうやって倒せば良いんだ?)
メタル軍団がブーンによって全滅させられたことをこのメタルスライムは覚えていました。
だからこそうかつに手を出せませんでした。

メタル残党(取り敢えずバーバパパみたくして鍵穴から外の部屋に出るか・・・)
メタルスライムはとろけ始め、鍵穴に入り込み、そのままぽたぽたと隙間から出てきました。
そのとき、はぐれメタルのかけらも一緒にメタルスライムに取り込まれてしまいました。

メタル残党(ん?なにかくっついたみたいだが・・・大丈夫だろう。)



303: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 18:07:15.41 ID:4vefHXga0
( ^ω^)「幻ワロスwwwwww」
ぶーんはドクオが最初からいなかったと思い込み始めました。
むしろドクオがいないときの方が現実的なことがおこってるからです。

確実に攻撃をあてたはずのはぐリンが生きていたこと。
ドクオがここにこれるはずがないこと。
もし仮に誰かがここに来たとしても、それがドクオである可能性は全人口分の1で、
天文学的数値であること。

ドクオがこの部屋に存在しないという仮定が有れば、全ての矛盾は解けるのです。



304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 18:08:52.48 ID:4vefHXga0
メタル残党(なんだ?さっきからなにかくっついて離れない・・・。)
メタルスライムにくっついたはぐれメタルのかけらは、少しずつメタルスライムの体に変化を与えているようです

メタル残党(!? ぐあ・・・体が熱い・・・)


メタルスライムは溶けはじめたようです。



305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 18:10:46.42 ID:4vefHXga0
メタル残党「これは・・・?」
メタルスライムははぐれメタルのかけらを吸収することによって、自身をはぐれメタルに変化させたのです。

はぐれメタル「ちょうどいい。このからだなら奴を倒せる可能性は増えるはずだ!ふはははは!」



( ^ω^)+「おまえ誰だお?なんでこんなところにいるお??」


はぐれ「!?」
はぐれ(光ってる・・・われわれと同じように・・・・)



307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 18:13:38.15 ID:4vefHXga0
( ^ω^)+「らっきー!あと20000でレベルがもう一つ上がるんだお!」
はぐれ「くそっ、バレたなら仕方がない・・・力ずくでお前を倒してやる・・・。」

('A`)(ブーン、、、逃げ・・・)

盾用につれてこられた特殊金属部隊であるメタルスライムの守備力は、おそらくメタルキングよりも高いのです。
さらに「マッハはぐリン」の称号を持つ高速のはぐれメタルの力をてにしたメタル残党は
おそらくどのメタルスライムよりも強いのです。



322: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 18:52:14.06 ID:4vefHXga0
メタル残党「お前は今の俺には勝てないだろう。貴様も俺にやられるといい。
      あの人間のようにな・・・!!」

( ^ω^)「あの人間・・・?ドクオの事か?ドクオのことかあああー!!!」
ぶーんがスーパーブーンになったようです


メタル残党「マッハぱんち!マッハきっく!」
ズガッ  ガスッ
( ^ω^)(なんだと!?強い上に早すぎる・・・。それに・・・)




( ^ω^)(ぱんちとかきっくっていうより体当たりだ・・。)



324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 18:55:30.35 ID:4vefHXga0
( ^ω^)「くそっ・・・。どうしても俺はこのメタルスライムを倒すことは出来ないのか・・!?」

メタル残党「そうさ。俺はメタルスライムのなかでも更なる高みへ上り詰めたメタル系統!」
      おそらくどのメタルスライムよりも強いぞ・・・!!」

( ^ω^)「どんなに強くたって許さないお!!親友のドクオをどこへやったお!!!」
('A`)(ぶー・・・ん)

メタル「そこの部屋で眠っているぞ。どういうわけかその部屋から出る時にはぐれメタルになったがな。」

( ^ω^)(どうやったらこいつを狩れるかお)



( ^ω^)+(そうだ!!)



326: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 18:59:04.12 ID:4vefHXga0
( ^ω^)+「これでもくらえ!!」
ブーンは冷蔵庫から聖なる食べ物である例のフルーツを取り出しました。

( ^ω^)+「くらえ!!噂のトイレフルーツ!!」

はぐれメタル「!?なんだ・・!?交わせない!!」

はぐれメタルに1のダメージ
はぐれメタルに1のダメージ
はぐれメタルに1のダメージ
はぐれメタルに1のダメージ
はぐ(ry

メタル残党「無念・・・」


はぐれメタルを倒した!経験値を30000手に入れた!!ブーンはレベルが(ry
( ^ω^)Lv26

( ^ω^)+「勝った!やったお!!さて、気持ちよく寝るお!!!」




('A`)(ホントにあいつ俺の事幻だとおもってんのかな・・・)



332: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:02:45.38 ID:4vefHXga0


( ^ω^)「あー、良く寝た。昨日は早く寝たから今朝は早く起きたはずだお!」

     7:47

( ^ω^)「さて、朝の小便とトイレフルーツはもはや日課に等しいお。」




('A`)「・・・ぐぅ」



333: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:05:24.43 ID:4vefHXga0
( ^ω^)「さて、今日は本格的に脱出するための捜査をするお。まずはドクオがいた部屋からだお。」

( ^ω^)「あれ?ドクオは・・・?」
ぶーんはすっかりドクオのことを忘れていたようです。

( ^ω^)「あ、そういえば幻だったんだお。」
ぶーんは記憶が少し前にさかのぼりすぎたようです。

ガチャッ


バタンッ



(;^ω^)(ドクオの屍なんてみてないお・・・。)



336: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:06:46.69 ID:4vefHXga0
('A`)(なぁ、俺生きてるからね・・・?)

(;^ω^)「気のせいだお。気のせいだお。もう一回開けるお・・・」

ガチャッ


('A`)「なぁおい」


バタンッ



(;^ω^)「・・・・」



338: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:11:43.46 ID:4vefHXga0
(;^ω^)「さーて、探索をすすめるかな!」

ガチャッ


('A`)「なあ、ブーン」

(;^ω^)「今のところは何も見あたらないお。どこかに鍵かなんか落ちてないかお」

('A`)「無視してるだろ。俺けが人なんだけど」

(;^ω^)「おっ、こんなところにスイッチがあるお。押してみるおっ」

('A`)「おい、おい・・・」

(;^ω^)「どうやら電灯がついたお。おなかが減ったから部屋に戻るとするかお」




('A`)「・・・」



341: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:18:18.67 ID:4vefHXga0
(;^ω^)「あれは一体・・」
ぶーんはドクオが幻だときめつけてしまったようです。

('A`)「ちくしょう。手を貸してもらえないなら自力で動くまでだ・・・」
ドクオは自力でブーンのいる部屋に戻ってきました。

(;^ω^)「あー、フルーツにも飽きたからサンマでも焼くか・・・」

('A`)「なぁ、サンマとフルーツ以外にその冷蔵庫には何もないのか・・?」

(;^ω^)「ああ、いいにおいがしてきたお。流石サンマだお。秋の味覚だお。」
ブーンはサンマを食べ始めました。

(;^ω^)「そういえばこのサンマには何か必ず痛いものが入ってたんだお」




('A`)「・・・・」



344: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:24:10.09 ID:4vefHXga0
(;^ω^)「やっぱりなんかはいってたお。痛いお。」
ぶーんは口から何かを取り出しました。
縫い針のようです

(;^ω^)「だんだんと危ないものが出てくるお」
最初は針金、次は釣り針。そして今回は縫い針です。

(;^ω^)「いずれ青酸カリが入ってたりしてそうだお・・・。」


('A`)「バーローwwwwwwwwwww」


( ^ω^)「!? 幻じゃないお。あれは本物のドクオだお。ドクオはバーローに敏感だお。」



('A`)(ちょwwwその前に俺が動いてる時点で気づけ・・・w)



346: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:25:20.32 ID:4vefHXga0
('A`)「まぁ、なんにしても気付いてくれたからよかったが・・・。」

( ^ω^)「当たり前だお!親友であるドクオの事が僕にわからないはずないお!!」

(;'A`)「おまえ、殴ってもいいか・・・?」

(;^ω^)「ごめんお・・・。」



348: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:27:45.46 ID:4vefHXga0
('A`)「ところでブーン、俺にもサンマ焼いてくれよ。」

( ^ω^)「いいけどこのサンマは食べるたびに危険なものが入ってるお。
       次は死ぬかもしれないお。」

('A`)「死にやしないさ。取り敢えず焼いてくれよ。」

(;^ω^)「わかったお。どうなっても俺の責任じゃないお。」
ゴクン

ブーンは覚悟の意味で息を飲み込みました。




(;^ω^)「あ、縫い針飲んじゃったお。わざわざ口の中に戻すんじゃなかったお・・・。」



351: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:30:10.99 ID:4vefHXga0
('A`)「おまえなんで縫い針わざわざ口の中に戻すんだよ・・・」

(;^ω^)「有るべきものは元有るべき場所へ・・・。」
(;'A`)「おまえ、バカだろ・・・」

(;^ω^)「ブーンはよかれとおもってやったことだお。間違ってないお・・・。
      あ、なんだか気持ち悪くなってきた・・・」

('A`)「針なんか飲み込むからだ。ほら。サンマは自分でやるからトイレ行って針吐いてこい。」

(;^ω^)「ありがとお。」




(;'A`)「つーか、危険なものが入ってると思うんだったらかぶりつかないで食えよ・・」



352: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:31:34.22 ID:4vefHXga0
(;^ω^)「おうぇー」

('A`)「さて、焼けた焼けた。さあ食うか。っと、その前にサンマの中に入ってるものを取り除かないと。。」







(;'A`)「なんで正露丸・・・?」



354: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:34:07.52 ID:4vefHXga0
(;'A`)「うわ、くさっ・・・、これは危険だわ・・。」

( ^ω^)「快調だお。うわっ、なんだこの臭い!」
正露丸は焼くとものすごい臭いを発するようです。

※注:この物語はフィクションです。正露丸を焼いても臭いかどうかはわかりません。

(;'A`)「サンマの中に入ってたんだ。正露丸・・・焼いたら臭いがひどくてな・・。」

(;^ω^)「ドクオ・・・もらすなお・・」




(;'A`)「おまえ人の話きいてる・・・?」



355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:37:48.86 ID:4vefHXga0
(;'A`)「とりあえず此れは食えそうにないな・・。サンマに臭いがしみついてしまっているようだ。」
そういうとドクオはサンマを捨てました。

( ^ω^)「取り敢えずサンマ、捨てても臭いは消えないお・・。」
(;'A`)「トイレに流してくるわ・・・。」

( ^ω^)「それがいいお。」

ジャーッ


(;'A`)「はらいてえよ。」


(;'A`)(一口つまんだのがまずかったかな・・・)



357: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/12(土) 19:39:46.20 ID:4vefHXga0
( ^ω^)「取り敢えずドクオのためにサンマを焼いてあげるお」
ジューッ

(;'A`)「お、こんどは良いにおいだな。まともなサンマらしい・・・。」

( ^ω^)「危ないものが入ってないかブーンが確かめてあげるお。」
そういいながらブーンはサンマにかぶりつきました。

( ^ω^)「うまいお。うまいお。どうやら危ないものは何処にもはいってないようだお」




(;'A`)「全部くうな・・・。」



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