( ^ω^)がちょっと昔話をしているようです
- 18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/14(月) 01:56:33.98 ID:O1FN5iUN0
- ・シンデレラ
昔々あるところに綺麗な娘がおりました。
ξ゚听)ξ「あー掃除めんどくさーい。さぼっちゃおー」
彼女の名前はシンデレラ。お金持ちの家のお掃除係です。
今日もサボってBL小説を読んでいると、彼女の元に三人のお嬢様たちがやってきました。
ξ^ω^)ξ「あ!ショボンおねーたま!見て!シンデレラがまた掃除をサボってるわ!」
ξ´・ω・`)ξ「まあ本当!シンデレラ!サボタージュは労働基準法違反よ!」
ξ゚听)ξ「うっさいわねー。あとでちゃんとするわよ」
ξ'A`)ξ「まあ!なんてひどい言葉遣いなの!顔も悪ければ性格も悪いのね!」
ξ゚听)ξ「てめーらよりマシだよ」
- 19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/14(月) 02:03:39.63 ID:O1FN5iUN0
- ξ゚听)ξ「それよりあんたら、今日は妙に気合の入った格好してるじゃない。なんかあったの?」
ξ^ω^)ξ「おほほほほ。今日はお城で舞踏会なのよ」
ξ´・ω・`)ξ「私たちのこの美しさで王子様をメロメロにしちゃうの!そして玉の輿よ!」
ξ゚听)ξ「……」
無理だろうなーとシンデレラが思っていると、外から大きな鐘の音が聞こえました。
ξ'A`)ξ「あらやだ大変!舞踏会に遅れちゃうわ!」
ξ^ω^)ξ「まあ!急いでタクシー捕まえなきゃ!」
ξ´・ω・`)ξ「そうね!シンデレラ、私たちが帰ってくる前にちゃんと掃除終わらせるのよ!」
ξ゚听)ξ「いってらっしゃーい」
シンデレラを家に残し、お嬢様たちはタクシーを捕まえてお城へと向かいました。
- 20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/14(月) 02:06:36.30 ID:O1FN5iUN0
- 一人残されたシンデレラは思いました。
ξ゚听)ξ「あたしも舞踏会いきたいなー」
しかしシンデレラの格好は十二単だったので舞踏会にはいけません。
そのときでした
- 22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/14(月) 02:11:15.50 ID:O1FN5iUN0
- | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
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|.゚ -゚) 川 ゚ -゚) 川 ゚ -゚) | ちわーっす
| /⌒ ヽ
| 川 ゚ -゚) /| . 川 ゚ -゚) 三河屋でーす
|⌒ 川 ゚ -゚)
|) 川 ゚ -゚) 川 ゚ -゚)
| /⌒ ヽ 川 ゚ -゚) ヽ ご注文の酒持って来ましたー
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|ノ \\ /|/| | | |\./| |
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|/⌒\し'/ .\\ | |ヽ し'(ノ
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| / / つ / / (_つ
| し' (_つ |
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- 23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/14(月) 02:15:49.79 ID:O1FN5iUN0
三河屋さんがご注文の酒を持ってきてくれたのです。
シンデレラは言いました。
ξ゚听)ξ「三河屋さん。あたし舞踏会に行きたいの」
川 ゚ -゚)「行けよ」
ξ;凵G)ξ「でもこの格好じゃ行けないの……お洋服は持ってないし……」
シンデレラは三河屋さんの同情を引こうと嘘泣きをしました。
すると三河屋さんはいいます。
川 ゚ -゚)b「大丈夫。服なんて関係ない。君はそのままで美しい」
ξ*゚听)ξ ……ポッ
川 ゚ -゚)「僕と……結婚してくれないか?」
ξ*゚听)ξ「……はい!」
こうして、二人は末永く仲良く暮らしました。
- 24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/14(月) 02:16:30.48 ID:O1FN5iUN0
- おしまい
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