( ^ω^)ブーンが金の袋を振り回すようです

16: ◆qvQN8eIyTE :2007/05/19(土) 22:30:35.88 ID:kMOqnFSX0
第五章【冷】


( ^ω^)「第四章は釣りだおwwwサーセンwwwwwww」

ということで正直すまんかった。
ここから第四章の省略された部分をご堪能ください。



18: ◆qvQN8eIyTE :2007/05/19(土) 22:32:12.06 ID:kMOqnFSX0

※※※※※※※※※※※※※※※※※※

つい先日の戦闘にも見事勝利したブーン。
人生において常に負け続けていたブーンであったが、まさかの二連勝である。
その勝利を新友となり、親友となったドクオと祝い合うのであった。

( ^ω^)「僕は勝ったおー!」

('A`)「おー」

( ^ω^)「ショボンに続いてドクオにまで勝てたんだおー!」

('A`)「おー」

( ^ω^)「なのに何で敗者のお前はここにいるんだおー!」

('A`)「おー」

( ^ω^)「……」

('A`)「おー」






( ^ω^)「人をおちょくるのも大概にしとけよコラ」

('A`)「ゴメン」



20: ◆qvQN8eIyTE :2007/05/19(土) 22:33:09.71 ID:kMOqnFSX0
( ^ω^)「とにかくお前は負けたんだからさっさと組織に帰れお」

正直家にいても邪魔なだけの存在のドクオを何とか追い出そうとするブーン。
しかし、ドクオの意志は固い。

('A`)「いや、俺は改心したんだ。もう金玉を大事にしないあんな組織に戻る気はない」

それに……と続けてドクオは口を開く。

('A`)「俺は任務を失敗したんだ。戻っただけで処刑されるのがオチさ」



21: ◆qvQN8eIyTE :2007/05/19(土) 22:34:02.01 ID:kMOqnFSX0
(;^ω^)「mjd? 熱とかそんな凄い能力があるのに処刑されちゃうのかお」

('A`)「あぁ、俺なんか所詮第六姦の中でもNO.3だからな。上には上がいるんだ」

( ^ω^)「そんな格付けとかあるのかお。kwsk」

('A`)「俺も全部知っているって訳じゃないがな。とりあえず俺の持っている情報は……」

ここからは会話文で説明させるのは面倒なので地の文で説明させてもらう。
ドクオが言うには第六姦は六人おり、それぞれにそれぞれなりの感覚を操る能力がある。※第二章参照
その中でもショボンはNO.6、ドクオはNO.3だと言うこと。
あぁ、もう面倒くさいから表にする。



22: ◆qvQN8eIyTE :2007/05/19(土) 22:35:39.51 ID:kMOqnFSX0
NO.1 ( ・∀・)モララー 【?】

NO.2 ??? 【?】

NO.3 ('A`)ドクオ 【熱】

NO.4 ??? 【?】

NO.5 ??? 【?】

NO.6 (´・ω・`)ショボン 【痛】




うん、こんな感じ。



26: ◆qvQN8eIyTE :2007/05/19(土) 22:36:40.21 ID:kMOqnFSX0
(;^ω^)「結局わかったのはNO.1のモララーとかいう男だけじゃねぇかお。それに下っ端のショボンのが能力的に強そうだお」

('A`)「仕方ねぇだろ。基本的に他のメンバーには関わりを持たないように言われているんだから。
   仕事とかもリーダーであるモララーからしか伝えられてこないんだよ」

('A`)「それに格付けは能力じゃなくて戦いのセンスが基準だ。だからあいつは下っ端」

一通り第六姦についての情報を得たブーン。
自らの持つ情報を全て伝えたドクオは――

( ^ω^)「情報全部言ったならお前はもう要らねぇお。もう帰れお」

――用済みになった。



28: ◆qvQN8eIyTE :2007/05/19(土) 22:37:55.48 ID:kMOqnFSX0
(;'A`)「え? 普通は情報を教えたりしたら仲間にしてくれたりするんじゃねぇのか?」

( ^ω^)「そんなの漫画や小説の世界だけだお。シッカリと現実を見据えないと空想に足を取られるんだお」

冷たく突き放されるドクオ。
そんな彼の視界が涙で滲み始めた。

(;A;)「何でだよ! 俺はお前の仲間になりたいだけなのに何でそこまで拒否するんだよ!!」

( ^ω^)「うはwwww泣き顔きめぇwwwwwww」

(;A;)「……」



31: ◆qvQN8eIyTE :2007/05/19(土) 22:39:09.41 ID:kMOqnFSX0
( ^ω^)「ねぇwwwwそんな顔で生きてて楽しいのwwwwwww」

(;A;)「……」

( ^ω^)「サーセンwwwww楽しいわけないっすよねwwwwwwww」

(;A;)「……」

( ^ω^)「お前きっと学生時代のあだ名ウンモだったろwwwwwww」

(;A;)「……」

( ^ω^)「どうせ好きな女の子のリコーダーなめ回してアナルに突っ込んでアフンアフン喘いでたんだろおwwwwwwww」

(;A;)「……」

(,,゚Д゚)「いや、こいつはリコーダーが無かったからピアニカでやってたらしいぞ」

( ^ω^)「マジでやったのかおwwwwwきめぇwwwww」



33: ◆qvQN8eIyTE :2007/05/19(土) 22:41:35.87 ID:kMOqnFSX0
Σ(;^ω^)「っていきなり出てきたあんたは誰だお!?」

(,,゚Д゚)「ん? 俺か。俺は……(;A;)「チクショウ! なんで突然出てきたキャラが俺の赤裸々な過去を知ってるんだよ!!」

突如現れた自己紹介をしようとした瞬間、遂にきれたドクオが雄叫びを上げる。

(;A;)「もう皆死ね! 【熱】だ!!」

( ゚ω゚)「熱いっ!! 金玉以外の所は熱が発散できないお!!」

泣き喚きながら【熱】を発動するドクオ。
どうやら極度の興奮状態でいつも以上の力が出たようだ。
ブーンは体中に熱を感じている。



34: ◆qvQN8eIyTE :2007/05/19(土) 22:43:06.68 ID:kMOqnFSX0
もちろん突然の来訪者も。

(;,,゚Д゚)「熱っ、いきなりこれはねぇだろうが」

しかし、大したダメージは受けていないようである。
【熱】を受けながらも落ち着いて精神を集中させる。
そして……

(,,゚Д゚)「【冷】!!」

刹那、彼らのいた部屋が一瞬にして真冬並みの気温に下がったように感じられた。
叫き散らしていたドクオもまた、言葉通り『クールダウン』してしまうのであった。

('A`)「この能力は……第六姦?」

(,,゚Д゚)「お前は確かNO.3だったよな。俺はNO.2、副リーダー兼情報通(自称)係の……


〜以下第四章の流れになります〜



35: ◆qvQN8eIyTE :2007/05/19(土) 22:44:50.86 ID:kMOqnFSX0
〜只今第四章の流れが終了したことをお伝えします〜

(,,゚Д゚)「クソッ! 俺が負けるなんてな……」

('A`)「俺やブーンだけじゃNO.2のあんたに勝てなかった。これは絆が掴んだ勝利さ」

( ^ω^)「まさか【熱】で伸びた金玉袋でギコを叩くなんて思いもしなかったお。ある意味本当の袋叩きだったお」

(,,゚Д゚)「絆……か。ふん、またな」

捨て台詞を残して去っていくギコ。
その背中にはブーンが玉袋で叩き付けた時にゴッソリ脱けた陰毛にまみれていた。

(;^ω^)「かっこつけている割には後ろ姿が果てしなく不審者のようですだお」

('A`)「あいつもまた、絆の強さに気付いたのかな」

( ^ω^)「いい加減お前帰れお」



41: ◆qvQN8eIyTE :2007/05/19(土) 22:49:16.89 ID:kMOqnFSX0
NO.1 ( ・∀・)モララー 【?】

NO.2 (,,゚Д゚) 【冷】

NO.3 ('A`)ドクオ 【熱】

NO.4 ??? 【?】

NO.5 ??? 【?】

NO.6 (´・ω・`)ショボン 【痛】


一応表を改正してみました



戻る第六章