( ^ω^)が悲しい別れをするようです
- 17:諷 ◆9Pw6FLVfBE :2006/09/11(月) 23:03:19.89 ID:VMZ9y75B0
- 第4話
―共通点―
ξ;凵G)ξ「やめて・・・やめてよぉ・・・」
DQN「なくなよwwきもいんだよwww」
(;^ω^)「(たすけないといけないお・・・)」
(;^ω^)「(でもどうするお・・・そうだお!)」
壁から出たブーンはDQNに携帯のカメラを向けた。
パシャ
DQN「おい!だれだ!」
( ^ω^)「お・・・おれだお!」
ξ゚听)ξ「ブ・・・ブーン・・・」
DQN「てめぇ!ぶっころすぞ!」
( ^ω^)「ツン!逃げるお!」
- 18:諷 ◆9Pw6FLVfBE :2006/09/11(月) 23:06:23.25 ID:VMZ9y75B0
- DQNが全力で追いかけてくる。しかしブーンは足の速さには自身があった。
⊂二二( ^ω^)二⊃ブーン
DQNとブーンの差がどんどん広がる。
DQN「くそっ!今度見たらぶっころすからな!」
( ^ω^)「やったお!作戦成功だおww」
はるか向こうにDQNが息を切らしている。
( ^ω^)「とりあえず今日は帰るお」
ブーンはやりっきたという顔で家に帰った。
ブーンは今まで人を助けたことがなかった。
どちらかといえば助けられる側だった。
- 19:諷 ◆9Pw6FLVfBE :2006/09/11(月) 23:08:47.18 ID:VMZ9y75B0
- ブーンは中学2年までいじめられていた。
それはブーンが少しピザで、ただ運動神経が悪いだけ。
それだけだ。
いわゆる「弱いものいじめ」だ。
ブーンはずっと耐えていた。
それは小さい頃から女手一人で育ててくれたカーチャンのためだった。
家に帰って来てカーチャンを落ち込ませることだけはしたくなかったのだ。
だからブーンにはツンの気持ちがよくわかった。
だからこそあそこで助けようと思えたのかもしれない。
あのときブーンも助けを求めていたからだ。
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