( ^ω^)が悲しい別れをするようです

4:諷 ◆9Pw6FLVfBE :2006/09/12(火) 21:48:44.37 ID:sWkidb0C0
  
第6話

―現実―


( ^ω^)「(殺人かお・・・!)」

ξ゚听)ξ「驚いたでしょう。いやならいやって言っていいのよ」

( ^ω^)「・・・ツンは関係ないお」

そういうとツンは過去を話し始めた。

それはツンが10歳の時だった・・・

ξ゚听)ξ「おはよー」

・・・・いつもあるはずの返事がない。

ξ゚听)ξ「あれ?仕事かな?」

ツンは家の隅々まで探したが、そこはもぬけの殻だった。

ξ゚听)ξ「まぁ多分仕事いったんでしょ。適当に朝飯食べて学校いけばいいわ。」



5:諷 ◆9Pw6FLVfBE :2006/09/12(火) 21:52:38.22 ID:sWkidb0C0
  

電子音とともにテレビがつく。何気なしにつけたテレビが自分をどん底に陥れるなんて思ってもみなかった。

テレビ「次のニュースです。昨夜未明ニー速町で殺人事件がありました。」

ξ゚听)ξ「ニー速って行ったら隣町じゃない!世の中も物騒ね。」

テレビ「なお、犯人はVIP町4丁目の津村デレ子さんとその夫・・・」

ξ゚听)ξ「えっ・・・・聞き間違いよね」

テレビに目をやる。そこにははっきりと書かれていた。


自分の実親の名前が。


ξ゚听)ξ「こ・・・こんなの嘘に決まってるわよ!他のニュース見るわよ!」

彼女はそれが事実だということはわかっていたかもしれない。
だけど信じたくはなかった。



6:諷 ◆9Pw6FLVfBE :2006/09/12(火) 21:55:24.99 ID:sWkidb0C0
  
ξ;;)ξ「う・・・嘘よ!こんなの嘘に決まってるんじゃない!!11」

テレビに向かって自分の持っていたコップを投げつけた。

立ち上がってきずいた時にはすでに道を走っていた。

ξ;;)ξ「嘘なのよ・・・全部・・・」

きずくといつも悲しくなった時にいた山についていた。

ξ;;)ξ「そうだわ。ここから飛び降りちゃえば・・・」

ツンの視線の先には崖があった。

そう思うと自然に足がそちらに向かって進んでいた。

その時向こうから見覚えのある顔が見えてきた。

ξ;;)ξ「お・・・お父さん?」



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