ノパ听)は奮闘するようです

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/28(月) 22:28:09.07 ID:hAwfvLi60
ノパ听)<第五話!!


一時間目が終わろうとしたとき、俺たちは学校に着いた。

完全な大遅刻となってしまったが、ヒートは体調が良くなったみたいなので、
俺とブーンはほっとしていた。

そして今は何をやっているかというと。


( ´∀`)「それではヒートさん。みんなに自己紹介してモナ」

ノパ听)「……はい!!」


転校生の、初めての仕事だ。


ノパ听)「わ、私の名前は素直ヒートといいます。好きな人はさだまさしさんです。
     よろしくお願いします」


ヒートらしい挨拶。
俺は思わず口元が緩んだ。



5: ◆I40z/j1jTU :2007/05/28(月) 22:30:52.72 ID:hAwfvLi60

(*^ω^)「おっお。いい挨拶だったお。ヒートちゃん」

ξ#゚听)ξ「ブーン、やけに転校生と仲が良いじゃないの」

(;^ω^)「ちょwwwwツンwwwwここ三階だおwwww」

ξ#゚听)ξ「 も ん ど う む よ う ! ! 」

('A`;)「おい、ツン!!それはさすがにまずいだろ!!」


目の前には、三階から地面へ落ちていく親友の姿。
俺の手は届くことなはなかった。

そのとき、ブーンが少し微笑みながら口を開いた。
たしかに、聞こえた。ブーンの魂の想いを。


「次の僕を 助けてくれお」


:一回目の死亡・転落死。 
:実行犯・ツン。
:死亡時刻・九時二五分。
:ノパ听)は奮闘するようです――続く。



7: ◆I40z/j1jTU :2007/05/28(月) 22:33:21.61 ID:hAwfvLi60
( ^ω^)「やっぱ夢だったお」


扉が開く音が聞こえる。
そこにいたのはまぎれもなく、ブーンだった。


('A`;)「あ、あぁ……そうだ。これは悪い夢だ」

(*^ω^)「そんなことより、ヒートちゃん人気者だお」


ヒートの机の周りには、クラスメイトだけではなく、他クラス奴らも集っていた。

ヒートが可愛いというのもあるだろう。
数多くの男子がいる。


( ゚∀゚)「ヒートちゃん!!おっぱい大きいね!!」

ノハ;゚听)「ど、どうもです!!」

( ゚∀゚)「一回、触らせてくれない?」

ノハ;゚听)「ど、どう……」

('A`)「まていッ!!」


無意識のうちに、俺はヒートの前に立ちふさがっていた。



8: ◆I40z/j1jTU :2007/05/28(月) 22:36:09.23 ID:hAwfvLi60

( ゚∀゚)「なんだよ〜ドクオ。今いいとこなのに。
     お前はゆうこりんのマネージャーか?」

('A`)「お前のその不埒な行為!!俺は見逃すわけにはいかんッ!!」

( ゚∀゚)「おもしろいッ!!やってみやがれーーーー!!」


その戦いを、遠くから見ている女子たち。


(*゚ー゚)「ほんっと、男子って馬鹿よね」

ミセ*゚ー゚)リ「ヒートからいいにおいがするのー」

ξ゚听)ξ「あっちにいきましょ、ヒートちゃん」

ノハ;゚听)「あ、う、うん」

ノパ听)(がんばれどくお……)

川д川「呪いまーす」



11: ◆I40z/j1jTU :2007/05/28(月) 22:39:15.46 ID:hAwfvLi60

(メメメメメメメメメメメメ'A`)「はぁ、はぁ……。やるじゃねーかジョルジュ……」

(メ゚∀゚)「な、なに……。お前こそ……はぁ、はぁ……」

( ^ω^)「いや、明らかに楽勝じゃねーかお」

(メメメメメメメメメメメメ'A`)「これで……、最期といこうじゃねーか……」

(メ゚∀゚)「のぞむ…ところだ!!」


二人の影が交わろうとした瞬間。
ジョルジュに異変が起きる。


(メ゚∀゚)「うッ!!」

(メメメメメメメメメメメメ'A`)「ジョ、ジョルジュ!!」

川д川「計画通り!!」

( ^ω^)(転校しよっかな)



13: ◆I40z/j1jTU :2007/05/28(月) 22:41:29.44 ID:hAwfvLi60

そんなこんなで放課後。
ヒートが俺の元へ駆け寄ってきた。


('A`)「ん?ツンが家に遊びに来るのか?」

ノハ;゚听)「う、うん。大丈夫かな?かな?」

('A`)「レナ乙。お前の家でもあるんだから、自由にしろ」

ノパー゚)「ありがとう、どくお」

(*'A`)「いいってことよ」


すると、後ろからツンが来る。
どうやらブーンも一緒のようだ。



14: ◆I40z/j1jTU :2007/05/28(月) 22:44:46.91 ID:hAwfvLi60

ξ゚听)ξ「なんでドクオとヒートが一緒にいるのよ?」


既に、この二人は今日だけで仲良くなったようだ。
そのことは、呼び捨てで呼び合っていることからわかる。


('A`)「ヒートは俺の家に住んでるんだよ」

(*^ω^)「それで、ブーンはヒートちゃんの始めての友達なんだお!!」

ξ;゚听)ξ「えーッ!?聞いてないわよ!?」

('A`)「だって、まだブーンにしか話してないし。お前が二人目だ」

ノハ;゚听)「だ、だから、遊ぶならどくおの家になっちゃうけど、いいかな?」

ξ゚听)ξ「うん?別に私はいいわよ。それじゃ、レッツゴー!!」


なぜかツンが先陣をきり、前へ進む。
幸い俺の家は、学校から近いためすぐに着いた。



15: ◆I40z/j1jTU :2007/05/28(月) 22:46:50.38 ID:hAwfvLi60

ξ゚听)ξ「へぇー。結構立派な家じゃない」

('A`)「そういえば、ツンは俺の家に来るの初めてだっけ?」

ξ゚听)ξ「うん。さ、入りましょー!!」

(*^ω^)「おっお。ドクオ、今日こそは勝たせてもらうお」

('A`)「ぬかせ」


家に入り、ヒートの部屋へ。
そこには、朝に散らかしていた子供パンツの姿が!!



16: ◆I40z/j1jTU :2007/05/28(月) 22:48:51.63 ID:hAwfvLi60

ξ;゚听)ξ「……」

('A`;)「お前、片付けてなかったのか……?」

(*^ω^)「おっお。可愛いパンツだお」

ノハ;゚听)「ぶーちゃん、みないでえええええええ!!」

( *ω*)「ぶひっ!!」


ヒートの人差し指と中指が、ブーンの両目を突く。
今度からはヒートにあまり逆らわない方が良いかもしれない。

そう思った瞬間だった。


( ^ω^)「えぇ、あのときは尻穴が三つになったかと思いましたお」


ブーンは後に語る。



18: ◆I40z/j1jTU :2007/05/28(月) 22:50:49.13 ID:hAwfvLi60

その後は4人で楽しく、ヒートの部屋で話した。

主に学校のことや、ヒートのこと。
友達ができたからか、ヒートは本当に嬉しそうだった。


ノハ*゚听)


('A`)(たまにはいいな…。こんな日も)


その日は、遅くなるまで遊んだ。



('A`)<第五話、終わりだ



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