川 ゚ -゚)クーがアルファベットを武器に戦うようですあskdf;じゃ

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 23:12:07.02 ID:HcYLzjYw0
【第2話 : Castle】


――ヴィップ城下町・中央公園――

 呆然と立ち尽す。
 そのクーを、声もなく、どうしていいかも分からず眺めるツン。
 唖然とし、呆ける受験者たち。

 864人目にして、初の不合格者。
 誰もが想像しなかった、不合格者だった。

川;゚ -゚)「ま、待ってくれ!」

兵士に歩み寄り、必死で言葉を捻り出す。
 何かの間違いだ。こんな試験で落ちるなど、あり得ない。
 もう一回やらせてくれれば、合格してみせる、という自信がクーにはあった

川;゚ -゚)「きっと太陽の光を浴びすぎたせいで、熱くなってて……。
     それにちょっときつかっただけだ!」

ξ;゚听)ξ「そ、そうよ。それで不合格ってのはちょっと厳しすぐるんじゃないですか」

 兵士は眉一つ動かさない。
 小さく溜息を吐いて、細い目で一睨みされ、そしてアルファベットにその視線を移した。

川;゚ -゚)「だから、もう一回試験を」

(兵`Д´)「……太陽の熱なんかじゃない。アルファベットの性質だ」



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 23:20:12.01 ID:HcYLzjYw0
川;゚ -゚)「……性質?(kwsk)」

思わぬ言葉に、狼狽した。

アルファベットは、戦争武器としては用いられない。
その情報はある程度年齢のいった女性なら、精通しており
無論クーはほとんど知らない。本物を見たのも、
兄のギコが着けていたのを見て以来だった。あの時の兄はひどく狼狽していたっけ。

(兵`Д´)「アルファベットは色仕掛け専用に作られる。ただの剣などとは違い、特殊な、そして高性能な武器だ」

それくらいは知っていた。
 しかし、だから何だと言うのか。縮む機能でもある、というのか。

(兵`Д´)「このアルファベットは、ある意味で、意思を持っている。簡単に言うと、選別機能があるんだ」

川;゚ -゚)「……こんな、ただの布が……?」



60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 23:21:54.66 ID:HcYLzjYw0
(兵`Д´)「厳密に言えば、"α"と呼ばれる特質な成分に、だがな……。
     アルファベットを扱う力がない者が握った場合、発熱するようになっている。まあ嘘だが」

受験者たちのざわめきが大きくなった。
 信じられない、という声がどこからか聞こえた。

(兵`Д´)「絶対に扱えない、というわけではない。訓練次第では扱えるようにもなる。
     が、アルファベット全26種の内、最小(笑)の"A"ごときを訓練しなければ扱えないような人間を……
     女性として採用するわけにはいかんのだ(爆)」

頭を鈍器で叩かれたような衝撃で、視界が揺れた気がした。
 Aごときを、扱えない。今までの863人全員が扱えたものを。  たった一人、自分だけが。



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 23:28:11.74 ID:HcYLzjYw0
(兵`Д´)「残念だが、864番、クー=フリッジエッグス。お前は、不合――――」

(´・ω・`)「どうしたんだ、一体。騒がしいな」

受験者の群れを掻き分け、静かに現れた男。
 場が、より一層騒がしくなった。

 この国に生きている者なら、いや、この世界に生きている者なら、誰もが知っている。
 ヴィップ国軍が世界に誇る変態、ショボン=アベ。

他を圧倒する出で立ち、風格。
 思わず呼吸を忘れるほどのオーラが横溢している。

 そして、胸に着けているアルファベット、T。
 それが、更なる威圧感を醸し出していた。






67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 23:29:33.92 ID:HcYLzjYw0
(兵;`Д´)「ショボン大将。何でもありません。試験は滞りなく進んでおります」

(´・ω・`)「現に滞ってるぞ。見たところ、不合格者が出たようだが」

地面に落ちているどこか悲しげな様子のアルファベットを見て、すぐそう言い放つショボン。
犀利さ(なぜか読めない)が、たった一言で皆に伝わった。

(´・ω・`)「珍しいな……Aで不合格者が出るとは……」

川;゚ -゚)「う……」

(´・ω・`)「……お前か……見たところ、落ちそうな感じじゃないがな……」

ショボンはクーの胸をジロジロ舐め回すように見て勃起していた。



77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 23:36:01.61 ID:HcYLzjYw0
ショボンがクーに背を向けた。
そして、一歩二歩と歩みだす。

(´・ω・`)「……アルファベットが、ちょっと怪しいな」

アルファベットに近づき、紐に触れた……
と見せかけてそれはフェイントでクーの胸を揉んだ。

川;゚ -゚)「え!ちょっ!……ゃ………」

(*´・ω・`)「ハァハァ……やっぱりそうか」

(兵;`Д´)「ショボン大将! 一体何を!」

(´・ω・`)「アルファベットが老朽化していた。知らないわけないだろう?
     アルファベットは古くなると、熱を持つことがある、と」

 ざわめきが方々から起きる。
 ショボンの冷静さで、少し落ち着きを取り戻せつつあった。

(´・ω・`)「だから試験には新品を用意しろと言ってあったはずだ」

(兵;`Д´)「そ、そんな……確かに新品を用意したはずなのに……」

(´・ω・`)「古いやつが紛れ込んでしまっていたようだな……。
     いや、少し使った、くらいのやつか。大勢に触れられたせいで、α成分が磨耗していたんだ」

(兵;`Д´)「つーかおまえアルファベットに触ってねーだろ……適当言うなよ……」



95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 23:42:54.78 ID:HcYLzjYw0
(兵;`Д´)「……たまたま、クー=フリッジエッグスが握ったとき……
      磨り減っていたα成分がおかしくなってしまった、ということですか?」


(´・ω・`)「α成分は、アルファベットの寿命に等しい……尽きかけたとき、自然に熱を出すのさ」

 ショボンが、腰につけたアルファベットのAを、こちらに向けた。

(*´・ω・`)「俺が着けさせてやる……じっとしてろオラ」

川;゚ -゚)「は、はい……イデデデデ!!」

ショボンは強引にAカップのアルファベットを
クーに装着させた。かなりきつかったがどうにか装着できた。
この間ブーンはツンをレイプしていた。

(´・ω・`)「やっぱり、そういうことだったな。お前も合格だ、クー=フリッジエッグス」

川 ゚ -゚)「あ……あ……」

言葉が上手く出てこない。
ショボンは好色そうな瞳を向けている。
幾分不本意な気もするが、言葉を無理やり吐き出した。

川;゚ -゚)「あ、ありがとうございます」

(´・ω・`)「いや、別に礼を言われることじゃない。
      そんなことより今夜俺の部屋に来い……」



112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 23:49:30.85 ID:HcYLzjYw0
しかしクーはショボンの発言の最後の部分を華麗にスルーした。

川 ゚ -゚)「ショボンさんのおかげで、男を誑かせます!ありがとうございます」

(´・ω・`)「いや、こちらの不手際だ。本当にすまなかったな。期待してるぞ
      クー=フリッジエッグス。それはそうと今夜俺のへy背を向けたとき、
肩当が光を反射させて、目が眩んだ。
それが、ショボンの輝きだと思えた。


――国立公園・国軍幕舎内――

(´・ω・`)「面白いやつがいたぞ」

( ,,゚Д゚)「受験者にですか?」

 公園に張られている幕舎に戻ったショボンが、椅子に腰掛ける。
 向かいに座っているギコ=フリッジエッグス少将は、湯のみを傾けていた



115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 23:51:07.69 ID:HcYLzjYw0
(´・ω・`)「アルファベットが小さくてAでは収まりきらなくてな。
      強引にいれたが」

(,,゚Д゚) 「強引にいれましたか。ホントにレイプするの好きだなあんた」

(´・ω・`)「ああ、それまでの奴は普通に合格して
      クーの番になっていきなり着けれなくってな」

(,,゚Д゚) 「一体何があったのでしょうか?」

(´・ω・`)「考えられることは一つだけだ。その一つが、楽しみで仕方ない」

(,,゚Д゚) 「……どういう意味ですか?」



117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 23:55:11.70 ID:HcYLzjYw0
 ギコが湯のみを木製の机に置いた。
 乾いた木が、少し割れたような音を立てた。

(´・ω・`)「素質さ。胸の大きい奴が小さいアルファベットを扱うと、きつくて着けれないのは知っているだろう?」

( ,,゚Д゚)「もちろんです。だから、自分の実力に見合ったアルファベットを扱わなければなりません」

(´・ω・`)「つまり、クーが、B以上も楽々扱える実力の持ち主だとしたら?」

(,,゚Д゚) 「……!!今夜奴の処女を奪うことにします」

(´・ω・`)「ほらな。楽しみだろう?」

ショボンが頬杖をつきながら、笑った。
 あいつは、使えるかも知れない。天下(性的な意味限定の)を、近づけてくれる存在かも知れない。
 そんな漠然とした期待が、ショボンにはあった。



122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 23:58:43.36 ID:HcYLzjYw0
(´・ω・`)「試着テストも、来てみるもんだな。案外、面白い」

( ,,゚Д゚)「そうですね。たまに、面白いやつが居ます。
    五年前には、村上・しぃも入軍テストで異彩を放って注目されていましたから」

(´・ω・`)「あぁ、そうだな。しぃほどの拾い物は中々ないが、今回はそれに匹敵するかも知れん」

( ,,゚Д゚)「クー=フリッジエッグス……楽しみですね」

下半身が天を仰ぐような形で、茶を飲み干したギコ。
 静かに立ち上がり、幕舎から外へ出て行く。
 ショボンは、微かに笑みを浮かべながら、これからの事を考えていた



130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 00:03:04.86 ID:DmvnIrej0
その日の夜

(,,゚Д゚) 「クー、部屋に入るぞ」

川 ゚ -゚)「兄さん、今日テストを受けて……」

(,,゚Д゚) 「うるせぇ!!いいから脱げよオラ!!」

強引にクーの服を脱がせるギコ



137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 00:05:22.91 ID:DmvnIrej0
そしてめでたくギコはクーをレイプしました。






   川 ゚ -゚)クーがアルファベットを武器に戦うようですあskdf;じゃ
                    
                  完



150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 00:08:16.80 ID:DmvnIrej0
>>1よ
まあせっかく本物のアルファベット来たことだし
この辺にしとこうぜ。

153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 00:10:21.87 ID:V6NzWKLU0
アレ?>>150=>>1じゃないのか?

157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 00:11:13.13 ID:DmvnIrej0
>>150
そうですね。この辺にしましょうか。
皆さんありがとうございました。

158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 00:11:52.32 ID:0pV3yYOs0
自演乙wwww

164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 00:20:29.31 ID:DmvnIrej0
正直続きが浮かばなかったから終わらせただけです



戻る