川*゚ ー゚)ノハ*゚听)lw*´‐ _‐ノv川*゚ 々゚)はよつばのようです

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 14:54:00.68 ID:W7QQ9lGI0
プロローグ〜('A`)の世界の中心で自己中を叫ぶ〜




川 ゚ -゚)「お前がシュトルム‐ウント‐ドランク(疾風怒涛)のドクオか、死んで貰う!」

('A`)「あー、胃がもたれる…」

俺は世界を救う使命を天界の神様より授かったどっくん、皆覚えてね!
ラーメン屋で相席になった可愛い子と仲良くなってワイワイ話してたら、
つい勢いで自分の正体をバラしちゃった!
そしたら彼女は敵対組織の首領さんなんだって!
なんてご都合主義、そうゆうの好きだよ、俺は。

川 ゚ -゚)「お前の強さは知っている。なので早速フルパワーで行かせて貰う!」



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 14:55:08.28 ID:W7QQ9lGI0
川 ゚ -゚)「万魔の檻にて死に晒せ……秘技・殺劇四方之揺篭!」

説明しよう!
『さつげきよものゆりかご』とは分身して数人で囲んでしばいたらうめぇな……。
という恐るべき技なんだ!
多重影分身の術?何それ?

川 ゚ -゚)・lw´‐ _‐ノv・ノパ听)・川 ゚々。)「終わりだ(…、あぁぁぁ!、あははっ♪)」

('A`)「ぬっ……」

分身したクーがドクオを瞬時にとり囲む。
繰り出されるシャープなキック、気合いの入ったパンチ、狂気の篭った包丁、そして米。
その全ての攻撃を受けたドクオ。



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 14:56:26.84 ID:W7QQ9lGI0
川;゚ -゚)「はぁはぁ……これだけやれば流石のドクオも死んだな……」

解りやすい生存フラグを呟き、ドクオとの距離を取り分身の術を解くクー。
しかし、フラグを口走ってしまったせいか……。
ドクオがのそりと立ち上がる。

川;゚ -゚)「ば、馬鹿な!」

('A`)「ラーメン吐きそう…」

顔に痣ができ、口から血が出て、肩には包丁が刺さり、股間には米がこびり付いている。
普通なら天に召されているダメージだ。

('A`)「あのさ…」

('∀`)「気持ち良かったよ!俺、マゾなんだ!」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 14:58:05.71 ID:W7QQ9lGI0
まさに起死回生の一言だった。
他の作業員達も歓喜した。

川;゚ -゚)「しまった!マゾをいたぶるなんて…火に油じゃないか!」

('A`)「もっとしてくんないかな〜……」

ドクオは焦っているクーを見遣りながら期待する。
しかしそれは長くは続かなかった。
ドクオは思い出したのだ。
ラーメン屋に行く途中の交差点で、左右確認せずに曲がって来た車に撥ねられそうになったのを……!

(#'A`)「んの野郎……もしかしててめえか!?」

川;゚ -゚)「な、何だ?」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 14:59:42.79 ID:W7QQ9lGI0
(#'A`)「許さん…許さんぞ!!」

川;゚ -゚)「な、なになに??」

(#'A`)「女だから顔は勘弁してやる!」

ワクテカしてるかと思いきやQBK(急にブチキレた)たドクオに驚いたクー。
そんな彼女に向かいドクオが駆けた。

川 ゚ -゚)「は、速」

言い終わる前にドクオはクーの眼前に居た。
クーの腹めがけて繰り出される蝶野も真っ青なヤクザキック。
ドクオの蹴りが到達するまであと3cm、2cm、1cm―――

ぷにっ☆

嫌な音がした。
皮膚を裂く音が、骨が折れる音がした。



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 15:01:20.93 ID:W7QQ9lGI0
川メ - )「ううっ…ぐぅ…」

凄まじい勢いでふっ飛び、壁に叩き付けられるクー。
ドクオは傷だらけのクーに近付き怒鳴り付ける。

(#'A`)「てめえか!てめえが俺を車で撥ねとばしかけたのか!」

川メ゚ -゚)「な、何の事だ…わ、私…じゃない…」

('A`)「えっ、mjd?」

川メ゚ -゚)「m…j……d」

(;'A`)「やっべ…んもぉ〜、先に言ってよね!」

川メ゚ -゚)「すまん…な…」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 15:02:48.78 ID:W7QQ9lGI0
(;'A`)「こ、こんな事しといて何だけど…」

(*'A`)「惚れた!結婚してくれ!」

川メ゚ -゚)「こ…んな事され…て告白されたのは初めてだ…」

川メ゚ -゚)「私も…今日初めて会った時に…お前に惚れてしまったようだ……」

川メ゚ -゚)「結婚してく……」

言い遂げる前に意識が無くなるクー。
青冷めた表情をし、押っ取り刀でクーの元へ駆け付け抱き寄せるドクオ。

(;A;)「ちくしょう!こいつが何をしたって言うんだよ!!」
(;A;)「だ、誰が一体こんな事を!!?くそっ!」
(;A;)「だ、誰かこいつを助けて下さい!!」

ドクオは天に向かい叫び続けた。
人に、あるいは神に。



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 15:05:50.41 ID:W7QQ9lGI0
〜そして5年後〜

川#゚ -゚)「お前だよ」
('A`)「へ?何が?」

あの惨状の後、クーは病院に運ばれ奇跡的に目を覚ましたのだ。
そして無事退院したのち結婚し、今に至る。
ご都合主義、好きだよ俺は。

川 ゚ -゚)「やれやれ……」
('A`)「???」

川*゚ ー゚)「おとーさん、おかーさんはいつもなかよしだな」
ノハ*゚听)「なんのおはなししてんのぉぉぉぉ!!?」
lw*´‐ _‐ノv「将来は米屋の倅に嫁ぐ」
川*゚々゚)「あははっ♪ちなまぐさい愛のおはなしのよかん♪」

川 ゚ -゚)「何でも無い。お前達は早く寝なさい」
('A`)「まさか、あの技がま○○ばエンドの伏線だったなんてなぁ」



次回からは全く方向性が異なる話をお送りします。



戻る次のページ