川*゚ ー゚)ノハ*゚听)lw*´‐ _‐ノv川*゚ 々゚)はよつばのようです

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [お題:サングラス:なまこ] :2007/06/01(金) 16:22:10.76 ID:W7QQ9lGI0
lw*´‐ _‐ノvが告白されるようです


( ・□・)「魔法使いは『うわぁ〜〜〜』と叫び落ちて行きました」

川*´-`)・ノハ*´兪)・川*´々`)「Zzz…」

( ・□・)「…みんな寝たかな?よし僕は職員室へいこう!」

ここは私立真じゃんる幼稚園。
今はお昼寝の時間である。
ぶーん先生は涙無しでは語れない内容の絵本を読み終え、
園児達が寝たのを確認してから教室から出ていく。
しかし……。
布団から一人の園児が起き上がる。

lw*´‐ _‐ノv「あれで眠れるとは何と安い子供達」

素直四姉妹の三女・秋である。



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [ひなたぼっこ:お茶] :2007/06/01(金) 16:23:23.79 ID:W7QQ9lGI0
lw*´‐ _‐ノv「就寝時の物語と言えば魍魎の匣が定番だろう」

ほう、と呟き何が面白かったのかクスっと笑う。
本当に幼稚園児なのだろうか。

lw*´‐ _‐ノv「外は気持ち良さそう……ひなたぼっこしながらお茶、そして米の鑑賞」

水筒と自慢の米を取り出す為、ロッカーに入れてある道具箱を開ける。
中には米の銘柄事に分けられた箱と水筒が入っていた。

lw*´‐ _‐ノv「〜〜♪」
lw´‐ _‐ノv「……ん」

それらと共に手紙らしき物も入っていた。

lw*´‐ _‐ノv「……果たし状?」



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 16:24:29.92 ID:W7QQ9lGI0
その手紙らしき物を開く。
そこには、なまこがのたくった様な字でこう書かれていた。

『しゅうさんへ。おはなししたいことがあります。
 おひるねのじかんにうらにわのさくらのきのしたまできてください』

lw*´‐ _‐ノv「間違いない。これは果たし状」

lw*´‐ _‐ノv「皆…私はどうなるか分からない。…けど」

寝ているクラスの園児達を見回し、自前のサングラスをかけた。

lw*´■ _■ノv「I'll be back.」

そう言い残し、一人の戦士が教室を出て言った。



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 16:25:29.41 ID:W7QQ9lGI0
ところ変わって裏庭の桜の木の下。
そこには男の子が立っていた。

lw*´■ _■ノv「待たせた、しかし未来と未来の米は譲らん」

(*゚д゚ )「しゅ、しゅうさん!来てくれたんだね!」

lw*´■ _■ノv「さぁ、未来から来たロボットよ。かかって来るが良い」

( ゚д゚ )「??えっと、何をいってるのかわからないけど」

聞いてくれるかな?
と男の子が付け足す。

lw*´■ _■ノv「最期に物申したいという訳、言いだろう」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 16:26:41.77 ID:W7QQ9lGI0
(*゚д゚ )「えっと、んと、その……」

lw*´■ _■ノv「焦らす作戦、策士だ」

(*゚д゚ )「んと……僕はしゅうさんのことがすきです!」

lw*´■ _■ノv「それが未来の決断か……」

lw*´■ _■ノv「……?」

lw*´■ _■ノv「もう一回言って」

(*゚д゚ )「え?…僕はしゅうさんの事が好きなんだ!」

lw*´■ _■ノv「成程、知ってたさ」

顔を真っ赤に染める男の子。
サングラスをしれっと外す女の子。



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 16:27:33.42 ID:W7QQ9lGI0
lw*´‐ _‐ノv「少年、名前は?」

(*゚д゚ )「み、みるなです」

lw*´‐ _‐ノv「米のような名前―――私の何処が気に入った?」

(*゚д゚ )「え、えっと…もの知りなところとか…あ、あとやさしいところ!」

lw*´‐ _‐ノv「優しい?」

(*゚д゚ )「うん、前にケガをしてる僕をほけんしつまではこんでくれた」

lw;´‐ _‐ノv「……」

秋は以前、母親にダンシングフラワーを買って貰い、
有頂天になっていた頃があった。
そういえばその時に気前良く助けたようなそんな事も―――。



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 16:28:49.38 ID:W7QQ9lGI0
lw*´‐ _‐ノv「ミルナ、それは勘違いだ」

( ゚д゚ )「??」

lw*´‐ _‐ノv「しかし、ミルナの気持ち、しかと受け取った」

(*゚д゚ )「!じゃ、じゃあ!!」

lw*´‐ _‐ノv「ああ、私と共に農作業をして欲しい」









( ゚д゚ )「( ゚д゚ )」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/01(金) 16:32:25.11 ID:W7QQ9lGI0
遊びの時間。


川*゚ー゚)「なんだ?しゅう、うれしそうだな」

ノハ*゚听)「ほんとうだ!めずらしすぎるぞおおぉぉ!!」

lw*´‐ _‐ノv「…………」

川*゚々゚)「すずき♪せっくすしよ!せっくす!……でもせっくすってなに??」

/ ゚、。;/「た、たすけてくれ…!」

lw*´‐ _‐ノv「……農作業は心に決めた人としかしない」

秋は嬉しそうに呟きながら外で遊んでいるミルナを見ていた。
そんな秋の視線に気付いたのか、こっちを見るミルナ。

( ゚д゚ )

lw*´‐ _‐ノv「でも………あまりこっち見ないで」



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