戦え!アルバイター達!! のようです、お客様。
- 35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 19:00:42.95 ID:NraeT84xO
第8シフト
地球がなくなっても、忘れたくないよ
- 36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 19:04:08.07 ID:NraeT84xO
- 爆発によりVIP国際闘技場は半壊してしまった。
ガソリンを振り撒いたブーンの所為だ。
賞金はVIP国際闘技場の工事費用に充てられた。
しかしブーン達は賞金等には興味が無かった。
かけがいの無い物を手に入れたから。
……一部の人を除いて。
(*゚ー゚)「本当最悪だわ」
(,,゚Д゚)「しぃ、君には俺が居るじゃないか!」
(*゚ー゚)「は?死んじゃえ♪」
(*´・ω・`)「電波的な彼女の最新刊まで頂けるとは…」
ノハ#゚听)「1000万ペリカで給油しまくりたかったのにいぃぃぃ!
ζ(゚、゚;ζ「大丈夫ですか?ブーンさん」
(メ^ω^)「大丈夫だお!」
ブーンはあちこちに火傷を負っている。
そんなブーンにデレは肩を貸す。
- 38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 19:08:28.40 ID:NraeT84xO
- ⌒゚川;゚ -゚)「大丈夫ですか?」
(メ'A`)「これくらい屁でも無いぜ!」
(メ'A`)「貞子、俺の事呼び捨てで読んでくれ」
⌒゚川*゚ -゚)「え…はい……ドクオ」
照れながら言う貞子は赤面した。
そしてドクオはでごとでこがくっ付きそうな所まで接近し―――頬にキスをした。
⌒゚川*゚ -゚)A`)「……」
(メ'∀`)「これからよろしくな!」
⌒゚川 ゚ ー゚)「はい!よろしくお願いします」
- 40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 19:11:28.17 ID:NraeT84xO
- 〜日常〜
(,,゚Д゚)「いらっしゃいたせー」
(,,゚Д゚)1000万ペリカがあれ……ば」
(,,゚Д゚)「色々ムフフな事が出来たんだがなぁ」
ギコはため息を付きながら、店内のお客様様み見る。
『パパ!あれ買って!』
『お前は何でも欲しがるな、よしよし買ってあけよう』
そんな客を見て笑顔になるギコ。
(,,゚Д゚)「…ま、こういうのも良いかも知れんな」
ふっ、とギコは笑みを綻ばせる。
- 41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 19:15:11.09 ID:NraeT84xO
- (´・ω・`)「またお客様ッスか」
川д川「これからデートなんです」
(´・ω・`)「我が鋏に切れぬモノなど皆無!」
ショボンの技が貞子に襲いかかる。
(´・ω・`)「鏡をどうぞ」
⌒゚川 ゚ -゚)「ばっちりですね」
(´・ω・`)「ありがとーやーしたー。」
貞子は自転車に跨り、最愛の人が居る場所に向かって行く。
間に合うかな?
- 44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 19:19:58.77 ID:NraeT84xO
- ( ^ω^)「いらっしゃやせー」
( ^ω^)「お客様、100ペリカ未満の給油は……」
ノハ#゚听)「ぐちゃぐちゃ言わずに入れてくれ!」
( ^ω^)「入れて……」
しぶしぶ給油するブーン。
やはり代金は100ペリカ未満だった。
ノパ听)「じゃあなー!」
( ^ω^)「うぜええええ!!」
そんな時かっこいいスポーツカーが来店してきた。
( ^ω^)「うほっ!かっけえ!」
車から降りてくる。
女性だった。
(;^ω^)「あ……あ……デレさん!?」
車の中から降りて来たのはデレだった。
ζ(゚、゚*ζ「久しぶりね」
( ^ω^)「お久しぶりだおー」
- 45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 19:24:26.71 ID:NraeT84xO
- ζ(゚、゚*ζ「約束覚えてる?」
( ^ω^)「もっちろん!」
ブーンは高岡石油の裏庭き案内した。
そこには沢山の花々が植えられていた。
ζ(゚ー゚*ζ「綺麗……」
ζ(゚、゚*ζ「ひまわりも約束通り植えてくれたんだ。ありがとう」
( ^ω^)「デレさん」
( ^ω^)「…君が好きだお。」
( ^ω^)「君の雰囲気が―――全部が、好きお」
ζ(゚ー゚*ζ「えへへ、実は私も!」
デレは笑顔で答える。
( ^ω^)「デレさん……」
そっと肩を抱いた。
- 47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 19:28:45.14 ID:NraeT84xO
- 二人を除き見していた高岡社長。
从 ゚∀从「かー!青春だね!」
从 ゚∀从「……守るべき人も出来たみたいだし、正社員も考えてみるか」
(#゚ー゚)「ちょっと!私の出番は!」
貴方はほのぼのエピローグにちょっと……。
- 50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 19:41:54.13 ID:NraeT84xO
- ('A`)「カーチャン、ありがとう」
('A`)「カーチャンが居なけりゃやばかったなー」
('A`)「でも、俺は生きる事、頑張る事―――守るべき人を手に入れた」
('A`)「これから俺は金を貯めて、専門学校を目指す」
('A`)「頑張るから、安心しててくれ」
⌒゚川;゚ -゚)「はあはぁ、遅くなってすみませんね」
('∀`)「恥ずかしい独り事、聞こえてなかった?」
⌒゚川 ゚ -゚)「?」
('A`)「なら良いや、これからどっか行こうか」
⌒゚川 ゚ -゚)「はい、行きましょう!」
手を繋ぐドクオと貞子。
そんな二人をカーチャンが後ろから、微笑みながら眺めているような気がした。
- 51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 19:47:16.57 ID:NraeT84xO
- ( ^ω^)「ふう、もう5年も働いているのにいつになったら給料が上がるんだお…」
ブーンは高岡石油に長い間正社員として勤めている。
車のワックスがけ作業をしながらブーンは独り愚痴る。
「ふむ、昇給か」
( ^ω^)「おわっ!社長、聞いてたのかお!?」
後ろから高岡社長に声をかけられ驚く。
从 ゚∀从「確かに内藤はよくやってくれてるぜ」
从 ゚∀从「だが足りない物がある」
( ^ω^)「足りない物?」
从 ゚∀从「それは正社員力(ぢから)だ」
第8シフト『またのご来店を心よりお待ちしております』
戦え!アルバイター達!! のようです、お客様。完
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