( ^ω^)机は繋がり僕らは出逢うようです。

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 18:47:27.18 ID:iIGneknw0
《番外 奪取しんうちのざ。》

*(‘‘)*「えー、と言う訳で。第一回結局ヒロインは誰よの会開催しまーす」
从 ゚∀从 「わーい」
(=゚ω゚)「いよー」
ξ゚听)ξ 「はいよー」

*(‘‘)*「えーとね、これは正規ヒロインよりも女の脇のほうが出張ってるこの話の中で、
本当の真打は誰なのよ、と言うのを決める会でして、
まあ実際にはこれを機会に醜い女の性というものを味わっていただこうと言う。
レポーターは桂酉蔵じゃなかったヘリカル沢近です」

川д川「…………解説の貞子」
('、`*川 「同じく解説のぺニサス伊藤」


*(‘‘)*「さあ最初は割と和気藹々に始まりました第一回結局ヒロインは誰よの会ですが
早くも、え、早くも陰険なバトルが繰り広げられようとしていますね」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 18:48:11.84 ID:iIGneknw0
从 ゚∀从 「ツン先輩は一番最初に除外だな」
(=゚ω゚)ノ「ですね」

ξ゚听)ξ 「はぁ!?」

从 ゚∀从 「いや、だって一番ブーンとの繋がり薄いじゃないっすか」
(=゚ω゚)ノ「三年間の時間のズレはやっぱり大きいと思いますいよう」

ξ゚听)ξ 「ちょい待ち。いや、でもね一般的なブーン小説のヒロインって言ったら
やっぱり私でしょ? 需要と供給ってやっぱり大事だと思うのよ」

从 ゚∀从 「いや、でもこの話曲がりにも何も『繋がり』って言葉が出てるわけだし……」
川 ゚ -゚) 「それにツン、ロマンティックになってもいいが金銭は出るのかと言っていたな」
ξ;゚听)ξ 「孔明の罠……!? ってか計ったわねクー!」
川 ゚ -゚) 「ふふん」

*(‘‘)*「えー、こちらレポートのヘリカルですけども、これはどう言う事でしょうか。
共同戦線を張っていたはずのクー先輩とツン先輩がさっそく仲間割れですか?」
('、`*川「えー、これはあれか。敵は一人でも少ない方がいいと判断したか?」

川д川「…………バトルロワイヤル形式だからそれは変」



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 18:49:19.87 ID:iIGneknw0
('、`*川「んん? どう言うこと?」
川д川「……ツンさんが倒れるのは最初から決まってる。
だけどいざ倒れた場合、クーさんは2対1を相手にしなきゃいけない計算になる」

('、`*川「うん。で、それでどうしてツン先輩を裏切る行為に出たんだ?
 戦友が倒れれば余計自分の戦況は苦しくなるのに」


川д川「…………恩売り」


*(‘‘)*「なるほど! 今の内に恩を売って、
ツン先輩が倒れた後にくる自分への攻撃を少しでも和らげようと?」
川д川「クーさんは一応正規ヒロインの座を持ってる。これはとても強い武器」

('、`*川「その武器があることを計算に入れて、裏切りに出たんだな
恩を売っておいて、二人からの攻撃の緩和し、そして正規ヒロインと言う武器で攻撃する……」
川д川「その通り」

*(‘‘)*「なるほど! 意外とせこいですね!
 1600年、天下分け目の関が原の戦い小早川のようだ!」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 18:52:06.73 ID:iIGneknw0
川; ゚ -゚) 「……ぐ、外野、うるさい」
ξ゚听)ξ 「っ、いや、でもね! 私だってブーンとの繋がりが皆無って訳じゃないのよ!」
川 ゚ -゚) 从 ゚∀从 「「「な、なにぃ!?」」」(=゚ω゚)

*(‘‘)*「おおっとぉ? ここでツン先輩の反撃です!
これは想像してなかったかクー先輩とあと二名!
ツン先輩、ちょっと勝ち誇った笑みです!
さあ、これが最後の一撃となるか、はたまた起死回生の一打となるかァ!」


ξ゚听)ξ 「いい? そのくで、クーが中学時代陸上部だった事は知ってるわよね?
 で、私もクーも中学は一緒なのよね。ブーンは私にとって後輩……どうよ!?」

(=゚ω゚)ノ「異議あり! 証拠を提示してくださいよぅ!」

ξ゚听)ξ 「くっ! …………真相は本編でェっ!」

*(‘‘)*「……あー、惜しくもツン先輩ここでフェードアウトですねー。
 続きは本編でが辞世の句でしたけれども、この動きどう見ますか貞子さん」
川д川「ここまでは予定調和。本題はここから」
('、`*川「まあ確かに、後輩キャラに幼馴染キャラに影の薄い正規ヒロイン……どうなるか見ものだ」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 18:54:43.14 ID:iIGneknw0
*(‘‘)*「高らかに第二ラウンドのゴングが鳴り響きまして、
 三者の動きが特に重要視され始める、この後の試合流れです」
川д川「……見物」


(=゚ω゚)ノ「やっぱり普通に本編に出てる先輩よりも、
閑話まで書かれた僕の方がヒロインにはふさわしいと思いますいよう!」

从 ゚∀从「はっ、よくそんな口が叩けたもんだないよう。
元々お前の閑話が書かれた動機は『いようはブーンのこと好きとかそう言うレベルじゃなくて、
純粋な憧れなんだろうなー、あ、これで閑話書けるんじゃね?』って理由だったろ」

(;=゚ω゚)ノ「ぐっ……!」
从 ゚∀从「じゃあ普通に出てても絡みが一番多い俺の方がいいと思うけどなぁ?」
(=゚ω゚)ノ「…………」


*(‘‘)*「途中どうでもいい製作小話がありましたが、事実ですか?」
('、`*川「まったくもって事実だ」
*(‘‘)*「それにしても痛いとこ尽きますねー。後輩とて容赦ない追撃です!」


(= ω )「く、くくくく……くくくくくくく!」
从; ゚∀从「な、なにがおかしい?」



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 18:55:56.54 ID:iIGneknw0
*(‘‘)*「おーっとぉ? この言い回し、まるで違う作品を
 見ているような気分になりますね! くけけとでも言い出しそうだ!」
川д川「お得パック。そろそろ新作が出るし……」

('、`*川「いや、本当にそう言う系見たい人がいるなら別の所言ってるだろ。現行でもある事だし。
……あ、続き楽しみにしてます! 自分がやれるのは支援だけだけど執筆がんばって下さい!
ってか貞子、解説中に鮭を食べるな。その熊のきぐるみはどこから出した
ネタが似てるからって言ってあきらかに方向性が間違ってるだろ」
川д川「……これも一つの解説」

(=゚ω゚)ノ「おしや先輩、はや敗れたり、です!」
从 ゚∀从「……どういう事かお教え願おうかしら」


(=゚ω゚)ノ「先程から先輩は『幼馴染キャラ』と説明を受けていますが、
 先輩は幼馴染キャラなんかではないんですよう!」


*(;‘‘)*「「「な、なんだってー!!?」」」川д川 ('、`*川
从   从「………………」
*(;‘‘)*「こっ、こちらレポートのヘリカルです! これはどういう事でしょうッッ!?」
('、`*川「こちらの報告書にも、高岡は幼馴染キャラ、と書かれているが……」
川д川「偽造事件」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 18:57:58.97 ID:iIGneknw0
*(‘‘)*「これは気になりますね!
 つか一番地味にダメージ受けてるのがギャラリーの方何ですけど何故でしょうか?」


('A`) 「か、下級生の呪いが……下級生2の呪いがァ!!」

*(‘‘)*「うわ言のようにつかさ、つかさと言い出しましたうわなにキモチワルイ」
川д川「……攻略キャラ寝取ったり、ツンデレだと思ったら本気で
主人公のこと嫌いだったりする非攻略キャラのツリ目金髪の事。正直あれは詐欺……」

*(‘‘)*「詳しい解説ありがとうございます! つーかすっげー物知りねサダッチー!」

川д川「企業秘密。それよりヘリカルは実況に集中して欲しい」


(=゚ω゚)ノ「よーく思い出して下さいよう! 本編はいままでそのじゅうまで
ありますけど、その中で一度も先輩は『幼馴染』と言う説明を受けてませんよう!
嘘だと思うそこのアナタはCtrl+F『幼馴染』で検索するといいです!」


*(;‘‘)*「確認してきます……っ!」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 19:00:58.46 ID:iIGneknw0

(=゚ω゚)ノ「先輩の呼び名は、いつだって――そう!」


*(‘‘)*「「昔馴染み!!」」(゚ω゚=)
从 ゚∀从「………………」


*(‘‘)*「こっ、ここに到って新事実です! 何といえばいいのでしょう?
鉄の城が、無敵の要塞が今脆くも崩れ出そうとしています!
いようちゃんの見事な、え、非常に華麗なカウンターパンチです!」

川д川「かなりのダメージなはず」

('、`*川「うん……それにしても、気になるな」
川д川「……?」
('、`*川「クー先輩だよ。あまりに静かだ」
*(;‘‘)*「た、確かにさっきから不気味なほどの無言ですね……」
川д川「体力温存」

川 ゚ -゚) 「………………」



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 19:04:16.85 ID:iIGneknw0
('、`*川「うん、それに、他二人の動きもそうだ。この戦いがバトルロワイヤル形式なら、
高岡と荒巻いようの敵は真っ先にクー先輩になると思ったんだが……」
*(‘‘)*「確かに、ボスバトルでも親玉を先に倒していた方が何かと有利ですね」
川д川「二人の共通の敵はクーさん」
('、`*川「なら尚更だ。当然、タッグを組んでくると思ったが……」


ξ゚听)ξ「ふふん、スクラロースのように甘いわねあんた達!」


*(‘‘)*「おおっと! ここでフェードアウトしていたツン先輩が今になってかなり強引に
 解説席に割り込んできましたけど今頃何するだーァ!」
ξ゚听)ξ「こんな所まで実況しなくていいから。ってか、解ってないわね」
川д川「……どういうこと?」


ξ゚听)ξ「……強者を求める心、よ」


('、`*川「なるほど、そう言う事か」
川д川「どういう、こと?」
ξ゚听)ξ「いい? 勝利の快感はより強者を打ち破ったときにこそ得られるもの。
ラスボスをガチガチの定石である4人で倒すより、1人で倒したほうが達成感ない?」
*(‘‘)*「しばりプレイって訳ですか?」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 19:06:02.07 ID:iIGneknw0
ξ゚听)ξ「ある意味、あの二人は最高に阿呆ね」
('、`*川「しかし違う意味では、潔いスポーツマンシップと言ってもいいのかも知れないな」
川д川「…………違う。もっと単純な意図もある」


ξ゚听)ξ「「へぇ……? それは?」」('、`*川
川д川「つまり、」


从 ゚∀从「つかいようテメェ後輩の癖に50m俺より早いってどういう事なんだよ」
(=゚ω゚)ノ「先輩こそ部活の度に技かけるとかありえないんですいよう」


川д川「私怨」


从 ゚∀从「「これを機会に色々お返ししなくちゃ
        いけないみたい(だな)(ですいよう)」」(゚ω゚=)


ξ;゚听)ξ「「うわぁ…………」」('、`*;川
*(;‘‘)*「さ、さァ気を取り直して参りましょう! 何て言うか、
目障りだからまず片付けておくって言うのはちょっぴり男らしいかなって思います!」



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 19:10:49.87 ID:iIGneknw0
从 ゚∀从「いよう、お前は一つだけ忘れている」
(=´ω`)「なんですかいよう……?」
从 ゚∀从「ふはは……ふはははははは! お前には致命的な障害があるんだよ!」


川д川「悪役的な高笑い」
*(‘‘)*「……様になってるのがまた何とも言えないですね」


从 ゚∀从「そこうるせぇ」

(;;=゚ω゚)「っ、それはお爺ちゃんですかいよう!? 障害がある程恋愛系は燃え……!」
从 ゚∀从「違うな、師匠なんかじゃない。アレがある限りお前には一生無理だ……」
(;;=゚ω゚)「もったえぶらないで早く言ってくださいいよう!!」

从 ゚∀从「それは、――そう!」


*(‘‘)*「この切り口はいようちゃんとまったく同じ!」
('、`*川「どう出る、高岡……」



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 19:13:19.46 ID:iIGneknw0
从 ゚∀从「読者さんからの一言だ! 『でもあれ、なんかいよう口調変じゃね?』
   その口調がある限り、お前にはヒロインは無理だ!!!!」


;:゙;`;・(゚ω゚=)「いよ、いよよ――――うッッッッ!!!!!!」



*(;‘‘)*「う、うわーっ! いようちゃんがなんか吐血を!
ビジュアル的にいいんですかこんなリアルな出血大サービス!」

川д川「…………むちゃしやがって」
ξ゚听)ξ「ご冥福をお祈りするわ」

*(‘‘)*「いま、いま緩やかなスピードでいようちゃんがフェードアウトしていきます……
え、今一度解説の言葉を借りるなら、むちゃしやがって……」

('、`*川「流石高岡、チリも残さない核ミサイルだったな……」
*(‘‘)*「やはりこわい、強い、怖いですハインリッヒ高岡!
そして、え、そして今、ゆっくりとまぶたを押し上げるのはラスボスこと、」



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 19:14:07.75 ID:iIGneknw0

川 ゚ -゚) 「やはり、こうなったな……」


*(‘‘)*「須田クーせんぱぁぁぁああい!!!!」
川д川「……頂上決戦」

*(‘‘)*「正直私も手に汗握ります! なんでしょう、なんと言えばいいんでしょうか、
言葉が、言い表す例えが出て参りませんッこのオーラ! そして気品!!
これこそが王者の品格と言うものなのでしょうか! 一矢報いることが出来るか高岡ァッ!」


从 ゚∀从「……震えが止まりませんよ」
川 ゚ -゚)「怯えてるのか? なら、今のうちに引き返すことだな。棄権は認める」

从 ゚∀从「馬鹿言わないで下さい。何の為にここまで残ったと思ってるんですか。それにこれは」
川 ゚ -゚)「………………」


从 ゚∀从「武者震いです!!」



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 19:17:35.35 ID:iIGneknw0
*(‘‘)*「さァさァさァさァ! 俄然、さらにさらにヒートアップして参りましたァ!
誰にも止められないこの一騎打ち、どうなる第一回結局ヒロインは誰なのよの会!」

「あの…………」

ξ゚听)ξ「もう会合ってレベルじゃないわよね」
('、`*川「突っ込んだ時点で負けですツン先輩。
 と言うか、最初の時点では貴女もあの輪の中にいましたよね?」

ξ゚听)ξ「あー、やめてよ金にもならん。気まぐれですー」
('、`*川「ツン先輩、袖の下袖の下」
ξ゚听)ξ「失礼」


( ^ω^)「あ、あのォ! 僕の意思はっ!!」


从 ゚∀从 *(‘‘)*「「「「脇は黙ってて(ろ)!!!」」」」('、`*川 ξ゚听)ξ


( ´ω`)「………………」



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 19:21:41.58 ID:iIGneknw0
ポンっ。

そしてソフトに叩かれた肩。顔を弾き上げれば、
鮭を片手に熊のきぐるみを来た、サダッチーこと貞子さん。


川д川「女の子は狡猾じゃないの生きていけない、から」


そこでその言葉ですか。



   《番外 奪取しんうちのざ。》
            ――放射能漏れにより閉会。

変な駆け抜け方をしてしまった番外編でした。
何か途中で切れているのは具合悪かったので一気に投下。
本編より長いってどう言う事。
そしてそのはちてんごは大事な部分が歯抜け。もう一回ホッピング土下座。



62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/21(木) 19:52:21.08 ID:vRIIPKHiO
俺のせいでいようがー





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