( ^ω^)とひぐらしのなく頃に。のようです

29: ありがとう。見てくれる人がいるなら頑張る。 :2007/06/16(土) 20:46:01.87 ID:DNIj+Ib20
【仲間の理解】

ξ;゚听)ξ「ね、ねぇ。ブーンは一体どうしちゃったの!?」
('A`)「俺が知るかよ・・・。」

授業が終わるとツンはすぐにブーンについて聞いてきた。
・・・俺がああしても、ブーンと二人きりになれると喜ぶだけなんだろうな。畜生、俺をあんなに心配してくれるような女はいないものか。

とはいえ、ブーンがあんな奇行に走るなんて事は珍しい。
それこそ、俺に彼女が出来る確立より低いだろう。・・・自分で言ってて空しくなる。
厨ニ病発症か?俺の秘蔵ノートを見たら、たちまち直るだろうな。

ξ#゚听)ξ「ちょっとドクオ聞いてんのっ!?」
('A`)「ん?ああ、ごめん、もう一回言ってくれるか?」

ξ゚听)ξ「ったく。だからブーンに変わった様子は無かったかって言ったの。」
('A`)「・・・うん、なかったよ。普段通りだ。」

ツンは俺が本当に何も知らないと分かったのだろう。
すごすごと自分の机に戻っていった。



32: >>27と30にびっくりした。 :2007/06/16(土) 20:49:19.66 ID:DNIj+Ib20
'A`)「・・・変わった様子は無かったよ。」

そう確かに変わった様子は無かったんだ。
あるとするならば、それは普段からだから。

ブーンは気付いて無いと思っているだろう。
でも、俺は知っていた。ブーンが「退屈」を感じていることを。

俺の思い過ごしかもしれないけど、ブーンは自分を作っているような気がする。
だからこそ、自分達との間に壁があるように思う。

('A`)「たまには腹割って話してみっかな。ブーンからは言いそうにないしな。」
決心を固めるように口に出してみた。・・・友達だもんな。



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/16(土) 20:51:56.53 ID:DNIj+Ib20
そういや、アイツ「ひぐらしのなく頃に」が好きなんだっけ。
俺との只一つの共有の趣味。それがひぐらしだ。

そうだ!今度の休みに白川郷に行ってみようかな。
ブーンも雛見沢の景色を生で見たら、きっと気が晴れるさ。
なんか、自然がどうとか・・・とか呟いてたしな。

('A`)「早く帰ってこないかな〜。」

窓の外を見ると、雲ひとつない青空が広がっていた。
ブーンもこの青空に引き込まれたのかもな。なんて考えたら一人で笑ってしまった。

きっとすぐ帰ってくるさ。例えば・・・そう、ひぐらしのなく頃に。



35: >>34あれぐらいいけたら良いと思う。いつかはきっと。 :2007/06/16(土) 20:54:31.32 ID:DNIj+Ib20
【才能】

ξ゚听)ξ「すごいねブーンくん!今日もテストで100点とったんだ!」
( ^ω^)「おっお!僕がんばったお!」

('A`)「すごいねブーン君!かけっこ、また1位だね!」
( ^ω^)「おっお!走るの大好きだお!」

・・・・・・。

ξ゚听)ξ「また、学年テスト1位?あんたホントにすごいわね・・・。」
( ^ω^)「おっお!毎日の努力の賜物ってやつだお!」

('A`)「ブーンは・・・やっぱりスポーツテストAランクか」
( ^ω^)「運動はいいもんなんだお!」

すごいね!カッコイイ!すごいね!カッコイイ!
出来が違うな。素敵!天才だな!お前は神童だなw
すっげ〜。好きです!モテるな〜。
天才神童素敵すごい普通とは違う天才天才天才天才天才・・・・。



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/16(土) 20:56:18.70 ID:DNIj+Ib20
('A`)「ブーン!全国模試1位だってな!おめでとう!!」

・・・当然だろ。僕はお前らとは違う。
天才、神の子なんだからな。
僕は生まれつき人の上に立つべき存在なんだよ。一般人が。

( ^ω^)「おっお!なんならドクオに勉強教えてやってもいいお〜w」
('A`)「べ、勉強は勘弁〜。」

僕らは二人で笑いあう。僕は笑っている。
アハハハハハハ、アハハハハハハハハ、アハハハハハハハハハ。



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