( ^ω^)がマジ切れしたようです

6: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:17:32.24 ID:PEkqDd6Z0
( ・∀・ )「どうも、おはこんばんにちわ。モララーと申します」


( ・∀・ )「お久しぶりの人も始めての方も、今日はどうぞごゆっくりと」


( ・∀・ )「さて、あいさつはここまでにして、本題に入りますか」


( ・∀・ )「合わせ鏡に無限の世界ができるように、
      世界は無限の可能性を秘めています」


( ・∀・ )「可能性は幾重にも積み重なり、世界を構成します」


( ・∀・ )「しかし、可能性が交差した時、一体何が起こるのでしょうか」


( ・∀・ )「今回はそんなお話……おっと、お喋りはいけないいけない」



( ・∀・ )「僕の悪いクセですね。それではどうぞ」



9: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:20:49.29 ID:PEkqDd6Z0
合作最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! 第38巻は、発売未定です。 コッチミルナ
( ^ω^)「チクショオオオオ!くらえサイアーク!新必殺音速火炎斬!」
(=゚ω゚)「さあ来いヤマトオオ!オレは実は一回刺されただけで死ぬぞオオ!」
(ザン)
(=゚ω゚)「グアアアア!こ このザ・フジミと呼ばれる四天王のサイアークが…こんな小僧に…バ…バカなアアアアアア」
(ドドドドド)
(=゚ω゚)「グアアアア」
('A`)「サイアークがやられたようだな…」
(`・ω・´)「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」
( ∵)「人間ごときに負けるとは魔族の面汚しよ…」
( ^ω^)「くらええええ!」
(ズサ)
('A`)(`・ω・´)(∵)「グアアアアアアア」
( ^ω^)「やったお…ついに四天王を倒したお…これでベルゼバブのいる魔龍城の扉が開かれる!!」
(´・ω・`)「よく来たなソードマスターヤマト…待っていたぞ…」
(ギイイイイイイ)
( ^ω^)「こ…ここが魔龍城だったのかお…!感じる…ベルゼバブの魔力を…」
(´・ω・`)「ヤマトよ…戦う前に一つ言っておくことがある お前は私を倒すのに『聖なる石』が必要だと思っているようだが…別になくても倒せる」
( ^ω^)「な 何だって!?」
(´・ω・`)「そしてお前の両親はやせてきたので最寄りの町へ解放しておいた あとは私を倒すだけだなクックック…」
(ゴゴゴゴ)
( ^ω^)「フ…上等だお…オレも一つ言っておくことがある このオレに生き別れた妹がいるような気がしていたが別にそんなことはなかったお!」
(´・ω・`)「そうか」
( ^ω^)「ウオオオいくぞオオオ!」
(´・ω・`)「さあ来いヤマト!」
ヤマトの勇気が世界を救うと信じて…! 合作のご愛読ありがとうございました!



12: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:23:12.55 ID:PEkqDd6Z0
( ゚д゚ )フゥ…

(・∀・)「お疲れ様です」

VIP街のとある高層マンション、その一室。
最後のトーン貼りを終えて、ミルナは仕事にケリをつけた。

(・∀・)「いやでもしかしホント長かったですよね。
     アニメ化したらまさかの連載復活ですからね。
     そっからの延命ときたらそりゃあもう酷くて酷くて……
     結局こんな露骨な打ち切りになってしまいましたけど、
     まぁ別に漫画家が本業じゃないからいいですよね答えは聞いてません」

( ゚д゚ )「……」

どこからともなく小さなホワイトボードが出てくる。
どうやら喋るのが億劫なので書いて伝えるようです。



13: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:26:07.58 ID:PEkqDd6Z0
( ゚д゚ )つ[うるさい]

(・∀・)「そんなに怒らないでくださいよホント。
     おしゃべりなのが僕なんだって昔から知ってるでしょ?」

( ゚д゚ )つ[うるさいよ]

(・∀・)「そういえば、最近ヒマじゃないですか?」

( ゚д゚ )…

( ゚д゚ )つ[モララーもいなくなったしな]

(・∀・)「ですよね。旅に出ても結局ここに戻ってきちゃうし、
     かといってモララーさんもいないしホントクソですよね」



16: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:28:39.09 ID:PEkqDd6Z0
( ゚д゚ )つ[私はこの街から出ないからどうでもいいのだが]

(・∀・)「ミルナさんはこの街が大好きですからね」

そう言うと、ジエンは窓を開けてベランダに出た。
太陽は沈み、月が昇る。街はポツポツと光が灯っている。

まるで蛍の光のようだ。儚くも美しい姿。
今にも壊れそうで、消えてしまいそうな光。
マンションのベランダから見えるこの景色が二人は好きだった。

(・∀・)「綺麗ですね」

( ゚д゚ )つ[そうだな]

肘を手すりにかけ、ジエンは何か話し始める。



18: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:32:02.92 ID:PEkqDd6Z0
(・∀・)「でもね、僕、時々この景色を全部ブチ壊したくなるんですよ。
     わかります? 大切なモノを壊した後の虚無感。
     あれがたまらなく好きなんですよね」

( ゚д゚ )…

ジエンの隣に立ち、顔をしかめて睨みつけるミルナ。

(・∀・)「まっ、ミルナさんがいる限りそれも無理そうですけどね」

ミルナはこの街の審判者。
悪には罰を与え、街のことを知ろうとする者にも罰を与える。

ジエンは気ままな流浪の存在。
宿り木を求めず、根を生やさず、流れ続ける。

彼らが一体何者であるのかは誰にもわからない。
街が創り出した存在かもしれないし、人々の噂から生まれたのかもしれない。
曖昧で不安定で、触れれば消えてしまいそうな……。



21: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:35:15.80 ID:PEkqDd6Z0
(・∀・)「……モララーさんがいなくなってもう一年が経つのか。
     いやあ、季節が巡るのは早いですねぇ」

( ゚д゚ )つ[そうだな]

一年ほど前。モララーはいわゆるあの世へと去っていったらしい。
ジエンもミルナもあの世の存在は信じていないのだが、
自分達自身存在が曖昧なので一応の納得はしていた。
しかしどうにもしっくりこない。何故だろうか。

(・∀・)「こう刺激がないと詰まらないですよね」

( ゚д゚ )…

( ゚д゚ )つ[僕の肛門も封鎖されそうです]

(・∀・)「どさまぎで何書いてはるんですか」

( ゚д゚ )…

( ゚д゚ ) や ら な い か

(・∀・)9m「あ〜っ、いい男だぁ〜!」



23: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:38:49.31 ID:PEkqDd6Z0
( ゚д゚ )つ[冗談だ。私はそんなキャラじゃない]


「君達は何時でも変わらないね」

(・∀・)「ん? って……アンタ」

後から声が。その主は


( ・∀・)ノ「やぁ。お久しぶり」


( ・∀・)( ゚д゚)……

(・∀・)( ゚д゚ )

( ・∀・)「こっちみないでください」

(・∀・)「てゆーか、なんでモララーさんここにいるんですか?」

当然の疑問だが、何故ここに消えたはずのモララーがいるのか。
まったくもって理解できない展開に、二人は戸惑っていた。



27: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:42:45.03 ID:PEkqDd6Z0
( ・∀・)「いやぁ、なんか気がついたらここに来ていたんだよ」

(・∀・)「整合性とかなんかもう色々なモノ全て無視してませんか」

( ・∀・)「まぁ、僕もこの街に呼ばれたのかもしれないね」

この街は人々を引きつける奇妙な力がある。
それが悪人であろうと善人であろうとも。もちろん死人でも。

(・∀・)「……まっ、いいんですけどね。
     予定調和? 秩序? 欠伸がでてきますから」

( ゚д゚ )…

( ゚д゚ )つ[おかえり]

( ・∀・)「ただいま」

なんだかんだで祝福されたようで、気がつけば何時間も経っていた。
そして何事も無いように太陽はまた登る。
朝焼けの街はどこかノスタルジィを感じさせる。
一日の始まりを告げるように。



30: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:45:40.84 ID:PEkqDd6Z0
( ・∀・)「……フフフフハハハハ」

(・∀・)「?」

( ・∀・)「左手のタトゥーが疼くぜ……」

( ゚д゚ )?

( ・∀・)「まさかこの神のタトゥー(ゴッド・タトゥー)も喜んでるというのか……
      これも神からの祝福のファンファーレなのか……」

(・∀・)「……しばらく見ないうちに変わりましたね。まさかの邪気眼発症だなんて」

( ゚д゚ )つ[お赤飯でも炊こうか]

(;・∀・)「……ごめん、ごめんなさい、調子乗りましたホント」

(・∀・)「いいですよ。誰だって通る道じゃないですか……」

( ゚д゚ )つ[一歩大人になったな]

(;・∀・)「ホント……胸の奥にしまってください……
      見なかったことに、ね?」

じゃあやるなよ。



32: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:49:01.51 ID:PEkqDd6Z0
―――


( ´_ゝ`)「兄者です」


l从・∀・ノ!リ人「妹者なのじゃ!」


( ´_ゝ`)「え〜、今回は書き手が違うそうですが」


l从・∀・ノ!リ人「気にすると禿げるのじゃ!」


 /⌒ヽ
( ´_ゝ`)「もう禿げてます」


l从;・∀・ノ!リ人「……」


l从・∀・ノ!リ人「じゃっ、じゃあそーいうわけで本編はじめるのじゃ!」


ヽ( ´_ゝ`)ノ「れっつごー」



34: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:52:45.50 ID:PEkqDd6Z0



( ^ω^)ブーン達は街に生きるようです

                          and

                             ( ´_ゝ`)兄者が安価で行動するようです。



〜『( ・∀・)゚д゚ )・∀・)モララー達が自分を探すようです』〜



38: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:55:58.22 ID:PEkqDd6Z0
ヽ(・∀・)ノ「電車、電車〜!」

( ・∀・)「そういやぁ電車に乗るのも久しぶりだ」

( ゚д゚ )…

三人はただ今電車に乗っていた。行き先? 終点? そんなものは知らんがな。
朝のラッシュの時間から少し遅れてガタンゴトン。ゆらり揺られてガタンゴトン。

( ・∀・)「う〜ん、電車なんて久しぶりだよ」

(・∀・)「電車、ねぇ」

電車。

交通の利便が高度に発達し、国の端から端まで何時間かでいけるようになった。
しかし、そのおかげで何かを失ったような気がしなくもない。
旅とは、もっとゆとりを持ってやるべきだ。

(・∀・)「電車酔いが怖いんですけどねぇ」

というのは建前で、本当は電車酔いが怖いだけ……らしい。



39: ◆ERGS03OiNo :2007/10/13(土) 23:57:41.95 ID:PEkqDd6Z0
( ゚д゚ )つ[ところで、私達はどこへ行くんだ?]

( ・∀・)「ドコ行きますか?」

( ゚д゚ )…

( ゚д゚ )つ[そう言われるとなぁ]

( ・∀・)「僕らの未来に決められた道は無いですよ」

(・∀・)「それもそうですね……て、ゆーか」

ジエンは何かに気づいた。この車内の妙な雰囲気に。

(・∀・)「何故僕達以外に人がいないんでしょう」

電車の中に人がいない。乗った当初は十数人ほどいたはずだったのだが。
気がついた時には人はスーッと消え去っていたのだ。



45: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:01:10.82 ID:Q9zokdzm0
(・∀・)「あっれ? おかしいですよね」

( ・∀・)「ヘイヘイジエンくんビビってるぅ〜!?
     電車が怖いのかい! 電車酔いが怖いのかい!?」

(・∀・)「うっせーよカス」

( ;∀;)「ブハハwwwwwwwwスイーツ(笑)」

(・∀・)「気が狂っとる」

じゃあ車掌はどうなんだ、と。
車両の先頭までいってはみたものの、やっぱり人はいない。
完全に無人電車です。ありがとうございました。ちんこ

( ゚д゚)チンコ…

( ゚д゚ )

こっちみんな。



48: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:03:09.71 ID:Q9zokdzm0
( ・∀・)「どうやら大丈夫っぽいなりだすですよ」

電車はゆっくりゆっくりとスピードを落としていた。
どうやら停車するようだ。

(・∀・)「へぇ、面白いですね」

窓から見える景色。そこはひとつの駅。



50: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:04:51.38 ID:Q9zokdzm0
( ゚д゚ )つ[でもおかしくないか? こんな駅、私は知らない]

誰も知らない駅。一体ここはどこなのだろうか。
やがて電車は完全に止まり、扉が開いた。

(・∀・)「降りろ、って……とこですかねぇ」

( ・∀・)「まぁいいんじゃないかな。
      見知らぬ土地、見知らぬ人々を見ることによって……」

( ゚д゚ )つ[また新しい自分を発見する、か?]

( *・∀・)「んもう! おいしいトコとんないでちょうだい!」

(;゚д゚ )キモッ…

(;・∀・)「こらそこ! これはお茶目だよ、お茶目! ちょっとした!」

(・∀・)「キモい人の冗談は置いといて、早く駅から出ましょうよ」

……と、まぁだらだらしたムードを維持したまま、
三人は駅の外の街へでた。



53: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:07:26.06 ID:Q9zokdzm0
街へ繰り出す三人。行く宛は無い。

ある者はハンバーガーショップへ行きたそうに涎を垂らし、
ある者はダルそうに前を行く二人についていく。
またある者は気持ち悪いくらいテンション高めではしゃいでいる。

( ・∀・)「いぃぃよっしゃああぁぁぁ!!」

( ・∀・)「未開の地! 未だ見ぬ世界! 掻き立てられる好奇心!」

( ・∀・)「これぞ! これぞ冒険! アドベンチャ〜!!」

( ゚д゚ )つ[ハラ減った]

(・∀・)「見てるこっちが恥かしいですよぉ〜」

と、いっても街は街。基本的には街なんですよ。
ええ、街です。VIP街みたいに変なことが起きないだけ……。
あんまり大きな変化は無い。似たような景色が広がっているだけ。



54: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:10:10.51 ID:Q9zokdzm0
( ・∀・)「おもす……やっぱつまんね」

( ゚д゚ )つ[お前人格変わってない?]

(・∀・)「ブランク長いですからね」

既にgdgdムードをかもし出す三人。
大体違う街にまで来て一体何をやってるんだ。
そう思いはじめる時、ありませんか?

そんなこと考えてるといわゆる一つの学校ってヤツが見えた。

( ・∀・)「う〜ん、学校なんて小学校以来だよ」

(・∀・)(ハッ! まさかモララーさんいじめられて不登校に……
      それを苦にして自殺、そして……つじつまは合うぞ!)

(;∀;)ナンテカナシイハナシナンダー

(;・∀・)「あのねぇ……また変なこと考えてるでしょ」



58: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:12:38.73 ID:Q9zokdzm0
ともあれ、学校。

いじめやらなんやらあるけど基本的には平和なトコ……だと思う。
校門の前に立つ三人。そして見上げてみる。

( ゚д゚ )つ[中々いいところじゃない]

(・∀・)「学校って意味わからないルール学ぶトコなんでしょ?
     ちょっと興味はあるかもしれないですね」

( ・∀・)「じゃあ入りますか」

実は三人は、任意で姿を消すことができる。
だから、ドコで何をしても大抵の人間にはわからないのだ。

ただ、この力にも弱点はある。

それは……



64: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:15:43.92 ID:Q9zokdzm0


『いぃぃぃぃぃぃいいいやっっっはぁぁぁ――――!!!』


( ・∀・)「?」

校門の奥から叫び声が漏れてくる。
それはどんどん大きくなり、声の主が飛び出してきた。


( *´_ゝ`)「よぉぉぉぉぉっしゃああああああああ!!!
       嵐の新学期スゥタァァァトォォォ!!!」


( *´_ゝ`)「弟者に新しいとびっこ買ってあげるんだぁぁぁぁ!!!」


まさしく神速、疾風、迅雷。
怒涛の勢いで彼は校門の外へ飛び出す。

当然、某種・種死の雑魚のように情けなく突っ立ってた
三人と激突するハメになってしまった。



66: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:18:28.53 ID:Q9zokdzm0

あべし!

(;´_ゝ`)「OH! こいつはいてぇぜ」

予想だにしない衝突。これは竹原も予想できない、と思う。

( ´_ゝ`)「……つーかマジいてぇんですけど。骨折してるよ多分。
       落とし前つけてくれんのかよ……」

校門で弟者のケツのことを考えながら接触事故。
いきり立つ校門にぶつかったわけも無いのにこの衝撃、この感覚。
8割の痛みに2割の快感。兄者の肛門は何故かヒクヒクしていた。

( *´_ゝ`)(な〜んて、ね(はぁと)

『この人大丈夫ですかねぇ』
『う〜ん、どうでしょう』
[頭打ったのだろうか……]

( ´_ゝ`)「サウンドオンリー!? ノットファウーンド!?
       そんないたずら坊や達は……」

m9´_ゝ`)9m「そこだぁぁぁ!!」



70: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:21:15.44 ID:Q9zokdzm0

( ゚д゚ )( ・∀・ )(・∀・)……

   ( 兄者背中 )……

( ´_ゝ`)「こっちみんなよ……」

(;・∀・)「何故バレた……」

( ´_ゝ`)「常識的に考えろよ。いてーだろうが」

(;・∀・)「あのね、ぼくらのこと……見えてる?」

( ´_ゝ`)「いや、見えなかったらこうして会話できないじゃない」

(・∀・)「ですよねー」

( ゚д゚ )つ[普通は私達のことが見えないハズだが……]

( ´_ゝ`)「そんなの知らねーよwwwwwwww」

ちょっと口調がDQN風味の兄者。
彼の心は弟者への想いと怒りと優しさと世界への不条理を抱いていた。
ついでに未知への好奇心も。弟者のケツの中のヘンダーランドにも。
そんな兄者が荒れないわけがない。欲求不満なのだ。



72: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:24:20.70 ID:Q9zokdzm0
( ・∀・)「そうか……好奇心の強い人ほど
      僕達のことが見えるようになるんだっけ」

(・∀・)「随分と後付け臭い設定ですねぇ」

( ゚д゚ )つ[目をつぶってやれ。
     それに集中してなかった私達にも問題はある]

( ´_ゝ`)「あっれ? もしかして不法侵入ですか?]

( ・∀・)「いえいえ、転入生ですよ」

( ´_ゝ`)「mjsk」

(・∀・)「mjmj。しかも三人」

(;゚д゚ )つ[何言ってるんだお前達……]

なんとも突拍子の無いやりとりにミルナは焦りの表情を隠せない。


( ゚д゚ )


こっちみるなよ!



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