( ^ω^)がマジ切れしたようです
- 7: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:06:37.31 ID:Tl/+pVvj0
- J( 'ー`)し 皆のアイドル、優しいカーチャンがこの合作の粗筋を説明するよ!
まず表向きには、閉鎖から一年後にポケモンパンッを色んな顔の兵士が秋葉原で心を開きながら食べてたの。
そしたら幻の大地でアフロの科学者がピアノを弾かされてて、妄想が現実になりながらも運命に喧嘩を売ったんだ。
更に天国で料理人が戦い、ドクオのペンが護りつつ、異世界でもう一度出会ってギアスったわけ。
でも裏では死ねない死刑囚が葛藤しながら巨大ロボに乗り込んで、心が左右する不審なメンクイお婆ちゃんに掘られてたのさ。
思わずトマトを育てながら( ゚ω゚)「内藤小説だから! 内藤小説だから!」って叫んでたらしいよ。
総合的には仲良しの村人達がアルファベットを使ってたんだ。
秘密結社で万物と戦い遂げている継承者はツンの世話をしていたらしいよ。
大人になってからは東京で暮らしながらも万物のメロンで十回オナニーしてる (*゚ー゚)を拾った(,,゚Д゚)が処女膜を破り、子育てをしつつ中継ぎ投手に掘られる。
参加者がよくわからなかったから抜けてたらゴメン!
って、参加者って何のことだい?
新しく、ニートな大富豪が夏の日に、透明な虹の橋へ夏の旅に浮浪する事となった。
部屋では夜尿病な狼に小鳥が、風紀委員が全力でグッドオナリストを目指す感じに世話をされたんだ。
そして今、
ネジが一本抜けた料理人が、枯れて苦悩しつつ植物の世話をして綺麗な街に生きるんだ。
アニメ店長は安価に従って、「桃たろおのメモリーズ」という童話を読みながら駆動兵器を操った。
その光景はとてもま・じ・か・るな淫靡で、思わず( ゚ω゚)「ワンダーウォール! ワンダーウォール!」と叫んだらしいよ。
J( 'ー`)し 粗筋終了!
- 9: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:08:55.74 ID:Tl/+pVvj0
- ※注意事項
この小説のジャンルはギャグではありません。かといってファンタジーでもありません。
金玉が主役のいわゆるファン玉ジーといったところです。
……いえ、ファン玉ジーを越えた、超感動系シリアスファン玉ジーです。
( ^ω^)ブーンが金の袋を振り回すようです
in
('A`)ドクオは淫靡に溺れてしまったようです
〜J( 'ー`)しキンタマスターと愛と、そして淫靡なようです〜
PS.何故かオムさんのまとめでの淫靡のサブタイが絡まり合うと被って見えるよ! ※修正しました。
- 2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 22:03:18.71 ID:Tl/+pVvj0
- どこかへ華麗に飛び立ちTeeeeee!!!!!1111
- 12: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:11:05.04 ID:Tl/+pVvj0
- 青い空、蒼井そら。白い雲、悶舞らん。
さすがに悶舞らんは無理があったか。かなり浮いている。
それは、青空に浮かぶ雲のように。
あ、やっぱり白い雲=悶舞らんじゃん。
そんな感じの大空の下。
そこにやつはいた。
J( 'ー`)し「なんか私に最近羽が生えたり、植物さんが某スレに誤爆したりと凄い事があった気がするけど、全部気のせいだったよ」
先日生き返ったばかりのキンタマスターだ。
若干新しくなって、軽く腐臭が漂っている。
そんな彼女の見つめる先は【>>2】
J(*'ー`)し「私だって兄者安価みたいに安価ぐらいしてみたかったんだよ」
頬を赤らめながら、憧れの安価に期待する。
元々、金玉を振り回せるような世界にいた。
そこに男同士でドッキングする強烈な空気が流れ込んだ。
いくらキンタマスターとは言えども、そろそろ普通の作品に出たい頃なのであった。
- 14: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:13:45.58 ID:Tl/+pVvj0
- J( 'ー`)し「……」
安価先を見て呆然とするキンタマスター。
ここにきてまさかの自演なのだ。
当然であろう。
とりあえず落ち着くために深く息を吸い、吐く。
ゆっくりと目を瞑り、数秒。
またゆっくりと目を開き、瞬間。
J(#'ー`)し「ふざけんなよ!! この作品初めての安価なのに何だこのオチは!!!」
周囲にキンタマスターの怒りが鳴り響いた。
期待に胸膨らました結果が、醜い自演だ。
これはマジ切れも致し方ない。
しかし、腐ってもVIPPER。
ここは安価を忠実に従うしかない。
J(#'ー`)し「クソッ! クソッ!」
悪態をつきながらも、何処かに飛び立つために準備をする。
ついたのは、天国病院。
ドクオとクーが膣痙攣の治療に訪れた場所だ。
そういえば膣痙攣が都市伝説だって完結後に気付いて恥ずかしかったのは別の話。
- 15: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:15:36.13 ID:Tl/+pVvj0
- J( 'ー`)し「さて、病院についたね」
J( 'ー`)し「とりあえず屋上に登ってみるかね」
J( 'ー`)し「なんか金網があるけど突き破ってみようか」
J( 'ー`)し「あれ? 足の踏み場がないね」
J( 'ー`)し「私は今、万有引力の導くままに地面へと落下しています」
J( 'ー`)し「うわあぁぁぁああああ」
グチャ
- 18: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:18:32.01 ID:Tl/+pVvj0
- J(;'ー`)し「あ痛たた…… これじゃ飛び立つじゃなくて飛び降りるじゃないか」
頭をさすりながら、空を見上げる。
そこには先程まで自分の立っていた、病院の屋上。
あんな場所から数秒で移動できた、自分の頑張りに思わずキンタマスターは涙した。
J( ;ー;)し「私だって結構やればできるじゃないか」
溢れ出す涙のせいで、視界がぼやけた。
それでも、感動の涙は止もうとしなかった。
いつの間にか、涙は赤色に染まっていた。
J( ;ー;)し「あれれ〜? 普通の涙じゃないよ〜?」
その赤い涙は目から出るものではなかった。
頭から生暖かさを感じる。
屋上から飛び降りたときに頭でも割れたのであろう。
J( 'ー`)し「あ〜、吹き出てるね」
小さく言葉を紡ぎながら、力の入らない体を地面に預ける。
最後に見えた光景は、沢山の人だかり。
最後に聞こえた音は、周囲に響き渡るサイレンの音であった。
- 20: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:20:46.70 ID:Tl/+pVvj0
- ※注意事項
この小説のジャンルはギャグではありません。かといってファンタジーでもありません。
金玉が主役のいわゆるファン玉ジーといったところです。
……いえ、ファン玉ジーを越えた、超感動系シリアスファン玉ジーです。
( ^ω^)ブーンが金の袋を振り回すようです
in
('A`)ドクオは淫靡に溺れてしまったようです
〜J( 'ー`)しキンタマスターと愛と、そして淫靡なようです〜
PS.これ二回目のタイトルコールだよ! 別にミスったわけじゃないからね!
あと、淫靡を別ウィンドウで開いて並列して読むのマジオヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ!
- 22: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:23:38.84 ID:Tl/+pVvj0
- J( 'ー`)し「……ハッ!?」
テンプレ通りの声を発して意識を取り戻す。
目の前に見えるは、無機質な天井。
辺りには何人かの人が見える。
J( 'ー`)し「ここはどこだい?」
自分の声に、周囲の男達が反応する。
そんなことなどお構いなしに、キンタマスターは自分に繋がるチューブなどの類を引きちぎり、立ち上がった。
J( 'ー`)し「ペペロンチーノは俺の嫁!!」
|;;;;| ,'っノVi ,ココつ「じゃあスパ王は貰っておきますね^^」
近くにあった窓ガラスを突き破り、外に飛び出す。
外に脱出してから、初めて自分が救急車の中にいたことに気付いた。
最後に耳に残った隊員の声が、やたら不愉快であった。
J( 'ー`)し「ここは……都会?」
- 23: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:27:03.47 ID:Tl/+pVvj0
- 辺りを見回す。
何に追われるわけでもないのに、ひたすら歩く人々。
上を見上げる。
灰色のビルに囲まれて、窮屈そうな青空。
J(*'ー`)し「こんれが都会ってやづがぁ。おらはっじめてきたど」
思わぬ展開に興奮を隠しきれないキンタマスター。
初めて見る様々な光景に我を忘れてハシャいでいる。
J(*'ー`)し「すげー。ビルだすげー」
J(*'ー`)し「すげー。サラリーマンだすげー」
J(*'ー`)し「すげー。ドクオだすげー」
J(*'ー`)し「すげー。コンクリートだすげー」
J( 'ー`)し「よし、ドクオについていこう」
- 27: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:29:45.89 ID:Tl/+pVvj0
- ('A`;)「やっぱ、人が多いな」
かつての部下、ドクオ。
それをこんな都会で見掛けるだなんて思いもしなかった。
('A`;)「ハア……結局来ちゃったよ」
やや細めのジーンズに白シャツという小奇麗な格好。
普段はほとんど全裸だったと、やつを管理していたモララーから聞いていた。
実際、自分を倒しに来たときも、やつは下半身をエレクトゥさせていた。
キンタマスターに、確かな違和感が寄り添ってきた。
もしや、ただの他人の空似なのではないのか、と。
しかし、独り言を呟くその気持ち悪さにおいては、自分の知っているドクオと合致している。
急にドクオが辺りを見回した。
思いがけずに汚らしいギャル共に紛れて隠れてみたが、どうやら見つからないですんだようだ。
J( 'ー`)し「なんか私の知ってるドクオとはふいんき(あえて変換しない)が違うね」
右手には空へ煙を送り続ける煙草。
自分の知るドクオは、空へと伸びる巨塔(笑)を絶えず握っていたはずだ。
左手はポケットに突っ込んだまま。
自分の知るドクオは、ポケットに手を入れて、そこから巨塔(笑)を扱いているはずだ。
何かが、違っていた。
- 29: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:32:56.82 ID:Tl/+pVvj0
- ('A`;)「……あ」
突然、小さく声を上げて何かに反応した。
ポケットに突っ込んだ手を、即座に引き抜く。
反応の原因は、その左手に掴まれた携帯であった。
('A`;)「……よし」
握られていた煙草を、携帯灰皿に押し付けて、ドクオは動き始める。
ちゃんとポイ捨てしないドクオの誠実さに、キンタマスターは少々のトキメキを覚えてしまった。
J( 'ー`)し「これなら女の子もポイ捨てなんてことはしないはずだね」
キンタマスターは、数日前の出来事を思い出していた。
それは、出来心で出会い系に登録した、甘く苦い思い出。
J(#'ー`)し「あの時の男、絶対に忘れないんだから……!」
自身の携帯電話を、破壊せん勢いで強く握る。
軽くヒビ入ったのが、感覚でわかった。
また買い換えなきゃと、軽く鬱になった。
- 31: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:34:53.36 ID:Tl/+pVvj0
- 〜〜数日前〜〜
J(*'ー`)し『私だってまだまだ現役なんだよ!』
その一言が、全ての始まりであった。
おばさんと呼ばれる歳になっても、女であることには変わりない。
性欲だって未だ衰えていない。
そう、来てしまったのだ。
発情期が。
J(*'ー`)し『'`ァ'`ァ……。活きの良いチンコ共を釣るにはどうすれば……』
|
\ __ /
_ (m) _
|ミ|
/ `´ \
J('ー`)し <そうだ! 出会い系があるじゃないか!
ノヽノヽ
くく
- 33: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:37:14.70 ID:Tl/+pVvj0
- 気付いてからの行動は早かった。
早速それっぽいサイトに登録。
名前はみゆき、職業は女子大生、年齢は20歳。
完璧であった。
これで失敗するはずがなかった。
『今度顔の写メ送ってね』
こんなメールが来るまでは。
J(;'ー`)し『クッ……、これで本当の写メを送ったら折角捕まえたチンコを逃してしまう……。
かと言って送らないのも不自然。こいつ……はかりやがったな!!!111』
必死に思考を巡らせる。
自身の顔を送る?
否、そんなことをすれば一発で年齢詐称がばれてしまう。
適当に拾った画像を送る?
否、それでは画像の子が「みゆき」になってしまうのであり、自分自身が「みゆき」ではなくなってしまう。
自分が「みゆき」のまま、年齢がバレない方法。
J( 'ー`)し『なんだ……あるじゃない。簡単な方法が』
思考を巡らすこと約三分。
遂に答えを見出した。
- 35: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:39:54.22 ID:Tl/+pVvj0
- J( 'ー`)し『年齢がバレるのは、この顔にできた憎き皺のせい。ならば皺を無くせばいい。
しかし、整形手術なんて嫌だね。だからこの方法しかない……。【愛】!! 愛しの高見盛!!』
掛け声を張り上げ、技を発動させる。
【愛】
それは、全てを纏め、愛する心。
なんてことは関係無しに、キンタマスターが始めたのは暴飲暴食であった。
J( 'ー`)し『太れば顔の皺も伸びて、年齢バレないじゃない! ハムッ ハフハフ、ハフッ!!』
真理に辿り着いた彼女は、その答えへ向けて物凄い速度で体重を増やしていった。
そして、数分後には立派な巨漢へと成長していた。
J( ´ ー ` )し『どれどれ、どのくらい肥ったかね』
体重計に乗る。陥没する。完璧。
鏡を見る。吐き気を催す。完璧。
早速、皺が伸びて綺麗になった顔を撮影して、愛しの彼に送るのであった。
J( * ´ ー ` )し『うふふ……、ドックン喜んでくれるかなぁ』
- 39: ◆qvQN8eIyTE :2007/10/15(月) 22:42:25.92 ID:Tl/+pVvj0
- J( ´ ー ` )し『……』
おかしい。
全てがおかしい。
数時間前にwktkしながら写メを送ったキンタマスターは、どこへ消えたのであろうか。
とりあえず、自分の送った文面を見直してみる。
『約束通り ぁたしの写メ送ったよ☆ 恥ずかしいな(≧∇≦)』
完璧。完璧すぎて声が出ない。
小文字も顔文字も使えている辺り、チョベリグなはずなのだ。
なのに、返事が来ない。
今まではどんなに遅くとも、数十分経つくらいまでには返ってきたのに、だ。
J( ´ ー ` )し『……』
無言でメールを打ち始める。
こうなったら追撃だ。ハートを(恋愛的な意味で)打ち落とすんだ。
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