( ^ω^)がマジ切れしたようです
- 1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/07(日) 21:19:20.83 ID:qwzl1mK50
「悪いが、私は帰らせてもらうよ」
「待ってくれお、こんなはずじゃないんだお!」
「俺もホテルに戻るぜ。今なら住職の考えも分かるような気がする」
- 3: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:20:37.68 ID:qwzl1mK50
(*^ω^)「今日は僕の世界に来てほしいお!」
如何にも能天気そうなこの男。
次に行く世界も決まっていないという理由からすんなりと決まったこの旅行。
代わり映えすることなく活気に満ち溢れた若さと情熱の街、アキバハラ。
そう説明する男の笑顔は眩しかった。
(*^ω^)「きっと楽しんでもらえるはずだお!」
そして、ジャムによって用意された眩い光に包まれた扉を開く。
- 6: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:21:41.69 ID:qwzl1mK50
(;^ω^)「……どうなってんだお」
代わり映えすることなく活気に満ち溢れた若さと情熱の街、アキバハラ。
('A`)「こりゃ酷い」
しかし彼らが目にしたのはそんなアキバハラの変わり果てた姿だった。
从;'ー'从「誰もいないよ?」
閉められた店は寒々とした空気に包まれ、来るものを拒んでいるようにさえ感じられる。
川 ゚ -゚)「ほう……」
自然と歩みは減っていく。
(´・ω・`)「どうなってるんでしょうね」
五人が次に向った先は、アニメ店長の世界。
Bグループ合作
from (炎^ω^)ブーンがアニメ店長になったようです
ぼくらの
- 7: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:21:58.06 ID:qwzl1mK50
('A`)「あー何ていうか」
静まり返ってしまった空気に、ドクオが口を開く。
('A`)「寂しいところですね、アキバハラって」
(;^ω^)「そんなことないんだお! これは何かの間違いだお!」
必死な身振り手振りで“本当のアキバハラ”や“anim@teの何たるか”を説明しようとするが
既にドクオはまるで聞いておらず、げんなりとした顔でズボンのチャックを上げ下げしていた。 *
('A`)「この、巻き込みそうで巻き込まないスリルが溜まらん」
川 ゚ -゚)「とにかく、ここに居ても仕方ないだろう。先に進むぞ」
(´・ω・`)「(ネジの外れている筈の住職がまともなことを……)」
川 ゚ -゚)「オフの時ぐらい、勘弁してくれな」
(´・ω・`)「ふむ」
从;'ー'从「……オンとかオフとか言ってる時点で既にネジ抜けてると思いますけど」
( ^ω^)「……とにかく、ついてきてくれお」
ブーンの指示を仰ぎ、一向は彼の働いているというanim@teへと向った。
- 11: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:22:45.13 ID:qwzl1mK50
anim@te。
何の因果か、当時ニートだったブーンを店長として向かい入れ、
大体その頃から厄介ごとの多くなった店。
('A`)「……これがanim@teですか?」
一行の目の前にはanim@teの看板。
そこは間違いなく、彼の言う場所だった。
(;^ω^)「違うお……こんな、こんな筈じゃないんだお……」
('A`)「道でも間違えました?」
(;^ω^)「そんな筈無いんだお。けど」
('A`)「ならここがanim@teってことで」
そういうとドクオは一歩後退し、うなだれたブーンの後姿を視界から外した。
川 ゚ -゚)「何にせよ、ここに長居をしようとは思わないな」
クーの言葉がブーンに突き刺さる。
そして追い討ちをかけるように、言葉が行き交う。
从'ー'从「どこか座れる場所でもないんでしょうか」
(´・ω・`)「来る途中には見当たらなかったけど」
('A`)「何処も閉まってますからね」
- 16: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:24:15.12 ID:qwzl1mK50
(;^ω^)「ツン! クーさん! ヒッキー! ショボンさん! どこに居るんだお!」
(´・ω・`)「え?」
川 ゚ -゚)「何だ?」
(;^ω^)「二人のことじゃないお!」
しかし彼の呼びかけに応じるものはいない。
この場所には彼ら以外、誰もいなかった。
(;^ω^)「(ダメだお、このままじゃ。皆に見てもらうんだお)」
ブーンはポケットからどう見てもサイズ的に入りそうに無いサンバイザーを取り出す。 *
そして。
(炎^ω^)「うおおおおおおおおおお!!!!!」
サンバイザーを装着した瞬間、彼から発せられるオーラが変わった。
(;'A`)「……それで、どうします?」
(炎^ω^)「みんなを、見つけ出すお! 手を貸してほしいお!」
从'ー'从「……そうですね。このまま帰るわけにもいかなそうです」
(炎^ω^)「ありがとうだお!」
- 19: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:25:13.26 ID:qwzl1mK50
(;'A`)「(帰りたいなぁ……)」
しかしドクオは空気を読み、解決の方向へと会話を進める。
結局のところ、このままじゃ帰れそうにないことを察しての行動だった。出来るだけ早く帰れたほうが良い。
('A`)「とりあえず、ブーンの知ってるところに行ってみましょう。何か分かるかもしれない」
(´・ω・`)「そうだね」
从'ー'从「行きましょう」
('A`)「えぇ」
(炎^ω^)「案内は俺に任せてくれお!」
(゚A゚)「ハッ!」
そのときドクオは気付いた。
まさかとは思うが、これはもしや。そう信じてやまない、この沸きあがる感情。
(゚A゚)「……今の俺、かっこよくね?」
- 23: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:26:51.15 ID:qwzl1mK50
さすったところで真偽は確かめられないが、頭のネジは外れてないと思う。
頬っぺたを抓っても気持ちいいだけ。
強く抓っても気持ち良いだけ。
(*'A`)「夢じゃない」
既に歩き始めていたブーンが早く来いと手振りする。
(*'A`)「考え事をしていても置いていかれない……」
拳を握りしめ、振り上げた。
(*'A`)「今日は扱い良いなぁ」
四人に追いつこうと急いで向うドクオの顔は、格別に輝いていた。
(´・ω・`)
从'ー'从
川 ゚ -゚)
(炎^ω^)
(*'A`)「ゴメン、遅れたぁー!
fin」
- 28: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:28:46.47 ID:qwzl1mK50
(´・ω・`)「……終われるわけ無いだろう」
从'ー'从「やって良いことと悪いこと。それとやって良い状況かどうか。分からないんですか」
川 ゚ -゚)「それぐらい、どこぞのギアスでも分かるわ」 *
(炎^ω^)「……行くお」
('A`)「あっ……その、ゴメンナサイ……」
そして彼らが次に向った先はメイド喫茶Pure ca@rrot。
ブーンの話によれば、メイドに関してプロフェッショナル的な女性が居るという。
(炎^ω^)「……誰も居なくても、座ることぐらいは出来ると思うんだお」
先ほどの自分の言葉を気遣っていてくれたのかと気付き、
慌ててぺこりと頭を下げる渡辺。
从'ー'从「ありがとう」
(炎^ω^)「こんな筈じゃなかったんだけど……恥ずかしいところを見せてしまったお。せめて、出来ることはさせてもらうお」
川 ゚ -゚)「ドクオ、見たか?」
('A`)「……はい」
川 ゚ -゚)「ダボが」
('A`)「……はい」
- 31: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:31:14.79 ID:qwzl1mK50
予想通り、Pure ca@rrotに着いたが出迎えてくれるはずのメイドはいなかった。
少しずつ言葉数の減っていくブーンに、一同も黙ってしまう。
( ^ω^)「……どうしたもんかお」
オープンテラスに腰掛ける五人。
随分と歩かされて疲れていないわけでもないが、何よりこの状況に溜息が出る。
ブーンに至ってはサンバイザーを外してしまった。
(´・ω・`)「とにかく。この街に何か異変が起こっている……ということでいいのかな?」
( ^ω^)「その通りだお。アキバハラは、こんな所じゃないんだお!」
(´・ω・`)「うん、それは何度も聞いたよ」
川 ゚ -゚)「しかしな……」
クーが何かを言い終える前に、それは突然訪れた。
ほんの少しの風を感じたと同時に、突然足元から生えてくる巨大な樹木がクーの座っていた椅子を一瞬にして取り囲み、そして押しつぶした。
(;゚ω゚)「クーッ!?」
椅子や机の欠片が、彼らの周りで勢いよく吹き飛ばされていく。
( _ゝ )「一撃必殺。……ですぅ」
( < _ )「……ふん」
- 33: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:33:32.23 ID:qwzl1mK50
何かが降ってきた。
ブーンに確認出来たのはそれだけで、ただ呆然と巻き上がる砂埃を眺めているしかなかった。
(;゚ω゚)「そんなっ……」
振り向くと、少し離れたところにうつ伏せに倒れこむ渡辺の姿。
いくらか擦りむいているようだが、起き上がろうとしているところを見ると命に別状はなさそうだ。
从メ'ー'从「痛ぁ……」
そしてブーンと渡辺の距離を三倍にした位置で尻餅をついているドクオの姿が目に映る。
(;'A`)「う、うわぁ……あぁ……」
しかし。
見渡す限り、二人だけ。
(;゚ω゚)「ショボンさん、クー……」
少しずつ、大きく広がった砂埃も姿を消す。
その先に一人分のシルエット。一人分しかなかった。
自分の街に遊びに来てくれていたはずの四人が、欠けてしまった。
立っているのは――
(;´・ω・`)「危ないところだった」
- 38: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:35:09.87 ID:qwzl1mK50
気を失ったクーを右脇を使い片腕で抱えながら、ショボンは現れた。
(;^ω^)「ショボンさんッ!」
(´・ω・`)「大丈夫、住職もこの通りだ」
(;^ω^)「よかった……」
(´・ω・`)「どうやら今の場面では“このショボン様さ”って言わなきゃいけなかったらしいが、そんな余裕がなくてな」
申し訳ない、と言わんばかりの表情で、クーを少し離れた店先に寝かせた。
(´・ω・`)「しかしこの僕が反応しきれないとはね……」
ショボンの指差す先に、この騒動の原因らしき二人が立っていた。
一人は緑色のフリルのついたドレスを着ており、もう一人は青い紳士向けだが同系統の服を着た男。
(;'A`)「うわ。わ。な、何を……」
身をかがめていたドクオに二人の男が近づく。
- 44: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:37:52.00 ID:qwzl1mK50
( ´_ゝ`)「俺の名前は流翠星石(ながれ・すいせいせき)」
(´< _` )「……俺の名前は流蒼星石(ながれ・そうせいせき)」
( ´_ゝ`)「二人そろって」
( ´_ゝ`)(´< _` )「 薔 薇 紳 士 」
堂々とした自己紹介を終え、再度二人はドクオに向き合う。
彼らの手には、それぞれ「如雨露」と「鋏」が握られていた。
( ^ω^)「兄者、弟者……」
名乗った名前と違う名前を口にしたブーンに、ショボンが問いかけた。
(´・ω・`)「彼らと知り合いなのか?」
( ^ω^)「……同じアキバハラに店を構える仲間だお」
(´・ω・`)「ほう、これは中々。……ハードだね」
不敵な笑みを浮かべるショボン。
- 50: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:39:04.99 ID:qwzl1mK50
思い出したようにブーンとショボンは倒れた渡辺の元へと駆けつけ、
手を差し伸べると肩を貸しながら起き上がらせた。
(;^ω^)「大丈夫かお?」
从メ'ー'从「うん、思ったより痛くないかな」
(´・ω・`)「すまない、机の向こうにいた君を連れて逃げることが出来なかった……」
从メ'ー'从「ショボンさんのせいじゃないですよ」
(;^ω^)「本当にゴメンお……」
从メ'ー'从「ブーン君のせいでもないから」
ショボンは先ほど座らせたクーの元へと向う。
しかし目を覚ます様子はなかった。
(´・ω・`)「ふむ」
クーを背負いながらブーンと渡辺の下へと戻るショボン。
(´・ω・`)「彼らについて、聞いても大丈夫かい?」
( ^ω^)「勿論だお」
- 54: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:40:34.46 ID:qwzl1mK50
( ^ω^)「けど、あれは僕の知ってる兄者と弟者じゃないお」
(´・ω・`)「何か理由でもあるのかい?」
( ^ω^)「具体的なモンじゃないお。けど、どこか違う。兄者はもっと“熱い”やつだお。弟者はもっと“冷めた”やつだお」
抽象的な説明に、いまいち腑に落ちないといった表情で返すショボン。
その一方で、ドクオは二人にじりじりと迫られていた。
(;'A`)「やめて、やめてくれ……」
( ^ω^)「街の異変と、二人の行動。やっぱりアキバハラで何かが起こってるんだお」
(´・ω・`)「みたいだね。にしても街全体を巻き込む陰謀。何か根の深いものを感じるよ」
( ^ω^)「…………」
如雨露から滴る水が地に触れる瞬間、もの凄い勢いで樹木が生えて育つ。
それをもう一人の鋏で一瞬にして切り倒す。
(;'A`)「木が、倒れて……う、うわあああああああああ」
( ^ω^)「実は、さっきから気になってることがありますお」
(´・ω・`)「なんだい?」
- 58: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:43:10.89 ID:qwzl1mK50
( ^ω^)「心当たりがあるんですお。この全ての現象に」
从メ'ー'从「そうなんですか?」
( ^ω^)「そんな筈ないって思ってたんだお。けど、ショボンさんの言葉でその可能性もあるかなって」
(´・ω・`)「ほう」
ブーンは過去にアキバハラであったことを話した。
かつて一度、一人の男によってアキバハラが奪われそうになったこと。そしてそれをみんなの力で防いだこと。
結果として男は捕まり、あれ以来姿を見ていないこと。
その男が、脱走しているかもしれないということ。
( ^ω^)「名前は塩沢。アニメやゲームにフィギュア。オタクと称されるものを嫌うアキバの敵だお」
迫り来る大木。震える手足。こちらを見据える男達。
(;;A;)「うわあああああああぁあぁぁぁぁぁあああ!!!」
- 64: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:45:15.36 ID:qwzl1mK50
川 ゚ -゚)「……つまり、その塩沢とやらが今回のことに深く関わっているかもしれないということだな」
(;;A;)「クー……」
川 ゚ -゚)「うるさくて起きてしまったぞ」
片手で倒れてくる大木を受け止めると、足元のドクオをブーン達のほうへと蹴飛ばした。
そして大木を薔薇紳士へと投げつける。
( ´_ゝ`)「……ッ!?」
(´< _` )「……クソッ」
大木がその場に勢いよく倒されると、また辺りに砂埃が立ち込める。
薔薇紳士を巻き添えにして。
(´・ω・`)「……それにしても今日は良くネジが締まっているんだね」
川 ゚ -゚)「明日、明後日の分まで使っている感じだ」
从メ'ー'从「……何を?」
川 ゚ -゚)「平常心」
(;^ω^)「明日が怖いお」
- 68: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:47:09.36 ID:qwzl1mK50
(´・ω・`)「さて、これで目的は分かった」
川 ゚ -゚)「あそこにいる二人をとっ捕まえればいいんだろう」
( ^ω^)「捕まえて全て話してもらうお」
砂埃が徐々に薄く消えていく。
そして中から二人の男が立ち、構えているのが分かる。
从メ'ー'从「うーん。こういうのって私慣れてないから……」
(炎^ω^)「俺に任せるお! アニメ店長になった俺はパーペキな蝶人だお!」
( ´_ゝ`)「……舐めるなよ……ですぅ」
(´< _` )「……ふん」 ('A`)「?」
兄者と弟者がそれぞれの武器を握り直し、四人へと突きつける。
( ´_ゝ`)「……この力さえあれば」
(´< _` )「絶対に負けん」
- 74: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:48:46.50 ID:qwzl1mK50
兄者が如雨露を勢いよく振ると、弧を描いた水がショボンを襲う。
すぐに横っ飛びで避けようとするが、上着の一部に掛かってしまった。
(;´・ω・`)「くっ……」
途端に芽を出すとぐんぐんと成長し、やがて先ほど見たものと同じ樹木となる。
ひとりでに幹を動かし、ショボンを取り囲むようにして成長を続けていく。
(炎^ω^)「ショボンさん!」
一瞬にして木製の鳥かごに収まってしまうショボン。
川 ゚ -゚)「させんよ」
クーがショボンを包んだ樹木に飛びつくと、その瞬間、炎上した。
Σ(^ω^炎;)从'ー';从「「何で(だお)!?」」
そして数秒後には爆発。
大量の煙と燃え盛る炎の中に、一瞬にして鳥かごは姿を消してしまった。
(´< _` )「よそ見してんなよ」
弟者の振りかざした鋏が、渡辺に向って落ちてくる。
- 76: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:51:23.54 ID:qwzl1mK50
(;^ω^)「させないお!」
(´< _` )「ほう……」
弟者の振り下ろした鋏の刃は渡辺に届くことなく、ブーンのサンバイザーによって食い止められる。
しかし刀ほどもある大きな鋏と、あくまで装飾品であるサンバイザー。
規格が違いすぎる。
从メ'ー'从「ブーン君、血が……!」
(;^ω^)「早く逃げてお!」
受け止め切れなかった鋏の刃が、ブーンの右腕に伝ってしまった。
流れ出る血を拭くことさえ出来ずに、尚も振り下ろそうとする弟者の鋏を必死に抑えるブーン。
(´< _` )「残念だが、これで……」
(´< _` )「終わりだ」
(;^ω^)「!!!」
(;´・ω・`)「待てッ!」
先ほど壊されたテラスの机の残骸を片手に、突然現れたショボンが弟者に襲い掛かる。
しかしショボンが構える間もなく。
サンバイザーは壊されてしまった。
- 78: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:52:30.34 ID:qwzl1mK50
( ´_ゝ`)「よくやった……ですぅ」
(´< _` )「行くぞ」 ('A`)「あぁ」
四人に背を見せその場から去ろうとする二人。
从メ'ー'从「……待ってくださいよ」
川 ゚ -゚)「ただで帰すわけにも行かなくてな」
渡辺とクーが薔薇紳士を呼び止める。
しかし彼らは眼中にないと言わんばかりに、返事もせず歩いていってしまう。
从;メ'ー'从「ちょ、ちょっと!」
川 ゚ -゚)「…………」
从;メ'ー'从「追わなくていいんですか!? 逃げられちゃいますよ!?」
川 ゚ -゚)「まぁ、呼びかけて数秒くらいなら足止め出来るかなと思っただしな」
川 ゚ -゚)「さっきのを見て、私たち二人で倒せると思うか?」
- 80: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:53:14.32 ID:qwzl1mK50
从メ'ー'从「そりゃ……」
濁した言葉は、少しずつボリューム無くしていく。
从メ'ー'从「無理です……けど……」
川 ゚ -゚)「お前はひとひらの麦ちゃんか」
从;メ'ー'从「はい?」
一瞬ではあったものの、苦しい戦闘を終えて一段落をつける渡辺とクーに対し
内藤の表情は曇ったままだった。
(;^ω^)「……壊されちゃったお」
(;´・ω・`)「…………」
(;^ω^)「クーさんに貰った大事なサンバイザー……」
(;^ω^)「もうアニメ店長になれないお」
- 83: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:54:17.40 ID:qwzl1mK50
- CM
(炎^ω^)「3年B組ー!」
(*´・ω・`)「き」
川 ゚ -゚)「黒井先生ー」
从'ー'从「黒井先生」
('A`)「黒ー井先生ー」
(´・ω・`)
- 86: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:56:06.30 ID:qwzl1mK50
( ^ω^)「忙しい人用のこれまでのあらすじ
謎の生命体(咒)←モエムシに告げられた五人が次に向った先は、アニメ店長の世界。
代わり映えすることなく活気に満ち溢れた若さと情熱の街、秋葉原。
しかし彼らが目にしたのは、そんな秋葉原の変わり果てた姿だった。
――巨大ロボットが、街を破壊している
秋葉原に再誕した五人は、君想フ声に引き寄せられ歩くような速さで向う。
その先で彼らを待ち受けていたのは、戦いという名の残酷な天使のテーゼだった。
「敵が来たらこのこのサンバイザーでロボットに乗り込み、そして戦うんだ」
モエムシはそう言った。
そして彼らはサンバイザーを手に取ってしまう。
じゃあな、そう言ってモエムシはその場から去ってしまった。
もちろん声はアスラン。まさかのミスマッチチョイスに作者の股間は濡れ濡れだ。
残された五人はただそのときを待つため、立ち尽くす。
秋葉原の運命と戦うために。
「……声が、聞こえたお」
そして彼らの戦いは始まった」
- 87: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:56:46.41 ID:qwzl1mK50
CM終わり
(炎^ω^)「さぁ始めるザマスよ!」
川 ゚ -゚)「行くでガンス」
从'ー'从「……ふ、ふんがぁ」
('A`)「マトモに始めなさいよ!」
(´・ω・`)
- 91: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:58:56.03 ID:qwzl1mK50
――anim@te
渡辺の一先ずどこかに隠れようという意見から、
本拠地としても都合のいいブーンの働くanim@teを選んだ。
从;'ー'从「さっきのクーさんの爆発ってどうなってるんですか? それに、よく脱出できましたね」
川 ゚ -゚)「あぁ、外壁を燃やすだけの火力しか使わなかったからな。そういえば傷消えたな」
从'ー'从「そうなんですかぁ」
川 ゚ -゚)「傷消えたな」
从'ー'从「そういえば、ブーン君は……」
そういい終わる前に、ちょうどいいタイミングでショボンが戻ってきた。
片手で抱きかかえられながらのドクオも一緒だった。
(´・ω・`)「ダメだな。倉庫に篭りっきりだよ」
('A`)「元ニートですからね。思考が受動的というか。つーかモナモナ言ってられっか!」
(´・ω・`)「さて、それよりも今後のことについて話そうか」
( ´ω`)「やっぱスペアは無かったお」
- 94: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 21:59:51.24 ID:qwzl1mK50
ゆっくりと開かれたドアの向こうからやってきたのは、
先ほどまでとは比べ物にならないほど萎びたブーンだった。
从'ー'从「ブーン君……」
('A`)「元気出せよ。な。今度俺の一押しのエロゲ貸してやるから」
( ´ω`)「薔薇紳士……兄者と弟者はどうしたって捕まえなければならないお」
(´・ω・`)「そうだな」
( ´ω`)「けどダメだお。サンバイザー無しじゃ勝てる気がしないお」
川 ゚ -゚)「……あぁ、そのことだが」
(´・ω・`)「何だい?」
何か現状を打破する策でもあるのか。
それとも、この萎びてどうにもならなくなったブーンにつける薬であるのか。
その場の全員がそのどちらかを考えていた。
しかしクーの言葉は違った。
川 ゚ -゚)「悪いが、私は帰らせてもらうよ」
- 96: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 22:01:17.67 ID:qwzl1mK50
从;'ー'从「なっ……」
(;^ω^)「どういうことだお!」
先ほどまで受け答えですら煩わしそうにしていたブーンが、立ち上がった。
川 ゚ -゚)「このままここに居ても不味いだろう」
从;'ー'从「この街を見捨てるんですか!」
川 ゚ -゚)「別にそんなつもりは無いがな……」
そういうと、クーは店を出ようと入ってきたときの道を戻ろうとする。
そこで数歩後戻りし、店内の商品を幾つか手に取る。
川 ゚ -゚)「どうせここに居ても旅行気分というわけには行かないだろうからな。私なりの判断だ」
(;^ω^)「待ってくれお、こんなはずじゃないんだお!」
川 ゚ -゚)「後は任せた。頑張ってくれ。あ、これは私からの贈り物。何かあれば使うんだぞ」
レジから勝手に取り出した商品用の持ち帰り袋に手に取った商品を勝手に詰め込む。
代金代わりか何かなのか、ブーンに小さな小包を渡す。
そして。
- 97: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 22:01:49.45 ID:qwzl1mK50
|┃≡
|┃≡
ガラッ.|┃≡
.______|川 ゚ -゚) < お邪魔しました
| と l,)
______.|┃ノーJ_
- 98: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 22:03:02.96 ID:qwzl1mK50
あっという間に、姿を消してしまったクー。
しかし誰も後を追おうとはしなかった。
('A`)「ふぅ。薄情な奴だ。団体行動ができねぇ奴は社会に出てから困るぜ」
(´・ω・`)「全く困ったことになったな」
(;^ω^)「……僕のせいなのかお」
(´・ω・`)「誰のせいということは無いと思うが」
沈黙した空気に包まれる四人。
それぞれに考えることはあっても、口には出さなくなってしまった。
- 101: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 22:03:43.92 ID:qwzl1mK50
何分が経ったか、分からなくなるほどの沈黙。
ついに耐え切れなくなった渡辺が口を開いた。
从;'ー'从「と、とにかく外に出てみましょう! このままじゃ気が滅入るだけです!」
('A`)「確かにそうかもな。けど眠いからここがいいなぁ」
(´・ω・`)「一度、Pure ca@rrotに行こう。さっきの男達が何か残してるかもしれない」
( ^ω^)「……それなら」
(´・ω・`)「?」
( ^ω^)「兄者と弟者の家。ドールショップ、ふぃぎゅ@めいでんに行くお」
- 103: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 22:04:05.82 ID:qwzl1mK50
四人が向った先、ふぃぎゅ@めいでんには他店同様に誰も居なかった。
(´・ω・`)「ここが彼らの働いていた店なのか」
从'ー'从「人形の顔が怖い……」
( ^ω^)「……やっぱり何も手がかりになるものは無かったお」
(´・ω・`)「そうか。なら戻ろう。もしかしたら彼らがここに来るかもしれない」
('A`)「可能性は無くないな」
( ^ω^)「そうするかお……お?」
(´・ω・`)「どうした」
ブーンがこの店の店長でもあり薔薇紳士の、兄者と弟者の祖父である
荒巻の机の引き出しを漁っていると、一つの封筒を見つけた。
( ^ω^)「これは……」
('A`)「金一封か?」
(´・ω・`)「遺言とか」
从'ー'从「ロクな発想がないね……」
(;^ω^)「!」
- 104: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 22:05:15.79 ID:qwzl1mK50
中から出てきたのは一枚の写真。
从'ー'从「これって……」
(´・ω・`)「ほう」
anim@te、ふぃぎゅ@めいでん、Pure ca@rrot、G@MERSを筆頭とする
アキバハラを代表する店舗で働く者達全員の集合写真。
集合というよりも収容と言った方が正しいかもしれないその写真をブーンは握りしめ、
その場に投げ捨てた。
(´・ω・`)「これ、ブーン君は載っていないな」
从'ー'从「それはそうですよ。ここにいるんですから
あれっと渡辺が疑問符を出した。
从'ー'从「この街の住民をそう集めにしたいなら、ブーン君もその頭数に入ってますよね?」
(´・ω・`)「違うな。この規模の街の住民にしては数が少なすぎる。……これはブーン君の知り合いだね?」
( ω )「そうですお」
('A`)「……なんつー喧嘩腰」
(# ω )「間違いないお……犯人は塩沢。アイツだお」
- 106: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 22:07:13.09 ID:qwzl1mK50
从'ー'从「ってことは、この写真は……」
(´・ω・`)「ブーン君宛だろう」
その場にいた全員がブーンの方を向いた。
从;'ー'从「で、でもそれじゃ街が寂れてる原因が分かりませんよ?」
(´・ω・`)「捕まっているんだろう。ただ、この写真に写ったメンバーと関わりがあるのはブーン君だけだ」
(´・ω・`)「だから写真に写ってない。……おまけ扱いなんだろう」
(´・ω・`)「あくまで、目的はブーン君だから」
鈍い音がその場に響いた。
荒巻の机を、ブーンが殴ったのだ。
机「痛ぇ……」
白く変色するほどに本気で握りしめた拳は、
机と接触したところに限り、赤く次第に青ざめ紫になっていく。
( ^ω^)「みんな、ついてきてほしいお」
从;'ー'从「りょーかい」
(´・ω・`)「あぁ」
('A`)「…………」
- 110: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/07(日) 22:08:50.55 ID:qwzl1mK50
彼らが向ったのはアキバハラ警察署。
塩沢の本拠地である。
从;'ー'从「塩沢って人、警察だったの? ってことは警察に殴りこみ……?」
( ^ω^)「二度目だから、問題ないお」
从;'ー'从「そういう問題じゃないよね!?」
('A`)「なぁ」
(´・ω・`)「それじゃあ行こうか」
('A`)「いやさっきから一度も俺に返事くれてないのは分かってんだよ」
( ^ω^)「気合入れるお!」
('A`)「……真剣に聞いてくれ」
ドクオの初めての真顔に三人が何レスか振りに振り向いた。
('A`)「このまま行ったって、勝てないだろ。どう考えても」
('A`)「それぐらい、分かってるんじゃないのか」
( ^ω^)「それで、どうしたいんだお」
('A`)「俺もホテルに戻るぜ。今なら住職の考えも分かるような気がする」
- 79: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:30:46.89 ID:TCOrpukv0
( ^ω^)「……ショボンさんと渡辺さんは付いてきてくれるかお?」
(´・ω・`)「……あぁ」
从;'ー'从「うん」
( ^ω^)「ありがとうだお」
そして警察署に足を踏み込む三人。
それを後から見守るドクオ。
( ^ω^)「ドクオはさっさと帰れお」
(#'A`)「…………ッ!」
( ^ω^)「気をつけるお」
(#'A`)「アンタもなッ!」
- 86: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:32:29.03 ID:TCOrpukv0
ブーン、ショボン、渡辺の三人が署内に入ると、
モニター越しに予想通りの男が現れた。
爪'ー`)y‐「やぁ、諸君。久し振りと初めましてだな」
(主^ω^)「フォックス!」
爪;'ー`)y‐「違うぞ」
(#^ω^)「みんなは何処だお! この喧嘩買ってやるお!」
爪'ー`)y‐「ククッ……前とは違うんだ。そう簡単にはやらせんよ」
爪'ー`)y‐「今、刺客を送った。せいぜい苦しむがいい」
(#^ω^)「どこまでフォックスなんだお……!」
爪;'ー`)y‐「違うよ」
- 90: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:35:33.24 ID:TCOrpukv0
その瞬間、三人から少し離れた壁が吹き飛んだ。
勿論、コンクリートで出来ている。そう簡単に壊せも吹き飛ばせもしない代物だ。
从 ゚∀从「ウチや、ブーン君」
(;^ω^)「ハインさん……」
ハインの着ているメイド服がいつもと違うことにブーンは気がついた。
全体的に、軽めというか。動きやすい使用になっている。
ハッキリと言えば、フェイト・T・ハラオウンの装甲を薄くしたときの姿そのものだった。
从 ゚∀从「行くで!」
ハインは飛び上がると同時に姿を消した。
(;´・ω・`)「消えた!?」
从;'ー'从「どこに行っちゃったんだろ……」
三人が辺りを見回すが、何処にもいない。
そして一瞬。ショボンの後にハインの姿が移った。
(;^ω^)「ショボンさん! 後だお!」
(;´・ω・`)「分かってる……!!」
ハインの飛び蹴りを、片手で受けつつもう片方で受け止める。
渡辺には、ハインがショボンに捕まっているように見えた。しかし、違う。
軸足の必要ないハインは、残された片足をショボンに叩き込む。
- 93: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:38:31.82 ID:TCOrpukv0
(;´・ω・`)「うグッ……」
从 ゚∀从「やるな。せやけど、ゼロ距離の方が痛いんと違う?」
(;´・ω・`)「全くもって、その通り……だ」
そしてまた姿を消すハイン。
目で追えない。そもそも、移動しているさまが捉えられなかった。
从;'ー'从「早すぎるよ」
(;^ω^)「せめてサンバイザーがあれば……熱血状態なら……」
――クーに貰ったこの包。
(;゚ω゚)
――頼みの綱が、頼みの綱になりえるのかも分からないけど、頼る他ない。
(;´・ω・`)「ブーン君!!!」
――その一瞬。最後の一瞬に姿を現すハイン。
从;'ー'从「えっ……」
――今だ!!
- 95: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:39:36.88 ID:TCOrpukv0
- __,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' 川 ゚ -゚) ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙
- 97: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:42:55.21 ID:TCOrpukv0
ハインがブーンに接触した瞬間、爆発が起きた。
ショボンと渡辺は爆発に巻き込まれ、勢いよく建物の外へと吹き飛ばされた。
(;´・ω・`)「クッ……」
从;'ー'从「痛いです……」
幸い、二人にはこれといった怪我はなかった。
(;´・ω・`)「ブーン君が持っていたあれは……」
从;'ー'从「はい、クーさんがブーン君に渡した小包です」
(;´・ω・`)「樹木に捕まった時の仕組みはこれか。僕はこんな爆発に巻き込まれて……」
从;'ー'从「あ、いえ、これほどでは無かったですよ。クーさんも、火力を押さえたと言っていましたし」
(;´・ω・`)「…………」
止め処なく煙が流れ出る警察署の入り口から、一人分の、人影。
背中に大きな荷物を抱え、重たい足取りで向ってくる男。
(; ω )「住職、許すまじお……」
- 100: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:44:22.17 ID:TCOrpukv0
从;'ー'从「ブーン君!」
(;^ω^)「渡辺さん、おいすー」
(;´・ω・`)「大丈夫かい?」
(;^ω^)「微妙なところだお」
背負っていたハインをゆっくりと降ろし、どこか安全な場所は無いかと辺りを見渡す。
すると、煙と共に現れたのはブーンだけでないことにショボンが気がついた。
「奇跡の帰還に胸弾ませてるとこ悪いが、俺達を忘れないでくれ……ですぅ」
「…………」
その独特な口調に、その独特なシルエット。
長身の男二人がフリル付きのドレス。手には如雨露と鋏。これほど笑えない二人は居ない。
( ´_ゝ`)
(´< _` )
(;´・ω・`)
从'ー';从
- 103: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:45:56.85 ID:TCOrpukv0
(;^ω^)「ショボンさん、渡辺さん……」
(´・ω・`)「君は少し、寝ていたほうがいい。と言っても、数分のことだろうけどね」
从'ー'从「私ばっかり楽させてもらっちゃ悪いですからね」
渡辺は両ポケットに手を突っ込みながら、薔薇紳士を見据える。
同様にショボンも渡辺の隣りで立ち止まり、動きを止める。
二人の後ろには、ハインを抱えたブーン。
从'ー'从「さっきの写真に、私の好きな人によく似た男の子がいたんです」
(´・ω・`)「君の店の店長は、可憐だな」
( ´_ゝ`)「…………」
兄者の如雨露が振りかざされた。
(´< _` )「…………」
弟者の鋏がの刃が開かれる。
从'ー'从「行きます」
- 108: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:48:35.98 ID:TCOrpukv0
如雨露の口がショボンに向けられる。
さながら、バッターのホームラン宣言のようだった。
(´・ω・`)「打たせないけど」
( ´_ゝ`)「中学時代は野球部だった……ですぅ」
軽い挨拶を済ませ、あたり一面に振りまくように撒かれる如雨露の水。
地面に付着すると同時に成長が……始まらない。
突然、方向転換し自分の下から離れていく兄者。
その兄者が渡辺の下へと向っているのを確認していると、視界一杯に弟者の姿が移った。
(;´・ω・`)「何だと!?」
代わりに襲ってきたのは弟者の大鋏だった。
既に頭上に振りかぶった状態。リーチ内の相手に振り下ろすのと、逃げるのでは結果は見えている。
逃げられない。しかし。
(;´・ω・`)「クッ……」
――防ぐ術がない。
- 111: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:50:17.10 ID:TCOrpukv0
从'ー'从「てっきり鋏を持った方が来るのかと思ってたよ」
( ´_ゝ`)「そうか」
向ってくる兄者に、耐えない笑顔で迎える渡辺。
どこか違和感を感じつつも、兄者が如雨露の中身を撒こうとした瞬間だった。
屈託の無い笑顔が、鋭い眼光に消えた。
从'ー'从「……」
渡辺は兄者の懐で構えており、兄者の喉元には当てられた、ピック。
厳密に言えば、二枚のピックの透き間から突き出された金物。
从'−'从「ゴメンナサイは?」
(;´_ゝ`)「なっ……」
从'−'从「脅しじゃないから。一発で決めるよ」
- 116: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:52:58.92 ID:TCOrpukv0
咄嗟に突き出した右腕。
落とすなら、利き腕の左ではなく右だろうと本能的に差し出した。
そして。
(;´ ω `)「――――ッ」
何より先に。
痛みを感じる、耐えるよりも先に足元を確認している冷静な自分にショボンは嫌気が指した。
見た限り、腕は落ちてない。まだ付いてる。
(;´ ω `)「悪いんだが、そこを退いてくれないか。格好が付かない」
(´< _` )「…………」
(゚ -゚川
_____.jニニニニi
,..-.´--------r-''"゙、 ̄ノ゙'''-、
(0)三)ニニニニニニニ)二二)_( ( ╋ cool ヽ
__ヽo____ヽ..,______...゙.ニ=--
/ ○ ⊥ /_ ─≡≡≡≡≡二) r'
,'´ ̄フ '´ , '´,、二二二二二二二二,j
|.二.|゙、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.二.| T゙_l".Y".Y".Y".Y".Y^.Y
゙、三゙、 ゙、三゙、゚.フ() () () () () ()|
゙、三゙、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄、三゙、.、,,人_人_人_人_人+ノ
''' ̄ ̄'' ''' ''' ''' '' ' ''' '' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~''' ''
川 ゚ -゚)「クールでナイスガイな素直クール様の登場だ」
- 120: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:54:47.89 ID:TCOrpukv0
川 ゚ -゚)「発射五秒前!四!」
川 ゚ -゚)「発射!」
頬を叩く爽快な音と重戦車の轟音が混じり合う。
从'ー'从「うっへ。手ぇ痛いー」
先ほどまでの表情などどこ吹く風で、
ぶーんと言わんばかりに両手を広げて走りながらショボンの下へ走る渡辺。
( < _ メメメ)(メメメ _ゝ )
一人は、顔が包めるほどに頬が膨らんでおり
もう一人は、近代兵器の爆撃による炎上で全身火傷。
川 ゚ -゚)「もう一発いきまーす」
Σ(´・ω・`;)
- 124: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:57:36.69 ID:TCOrpukv0
(;´・ω・`)「もう大丈夫だ。気を失ってる……死んでるかもしれない」
川 ゚ -゚)「全く強いな、私は……」
(;´・ω・`)「明日の分の平常心を使いきってしまったのか……」
手をぷらぷらとさせながら、渡辺が戻ってくる。
从'ー'从「あ、クーさん!」
川 ゚ -゚)「やぁ」
从;'ー'从「帰ったんじゃなかったの!? それよりも、この戦車は!?」
当然の疑問をぶつける渡辺に、クーは溜息をつく。
川 ゚ -゚)「私はマイカーを取りに行っていただけだぞ」
从;'ー'从「……?」
川 ゚ -゚)「共通パートでのことを覚えているか?」
(´・ω・`)「ホテルでのこと、と言った方がいいと思う……」
- 127: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 22:59:33.24 ID:TCOrpukv0
(´・ω・`)「呼び出したのか」
川 ゚ -゚)「あぁ。今はドクオが管理していてくれているから頼めば何でも送ってくれるぞ」
从;'ー'从「ドクオ君が!?」
(´・ω・`)「へぇ」
その言葉に、後でハインを抱きかかえたまま動きを止めていたブーンが反応する。
川 ゚ -゚)「何だ、私の考えに気付いていたのはドクオだけだったのか」
(;^ω^)「ドクオ……」
川 ゚ -゚)「あぁ、それとな。ブーンに届け物だ」
(;^ω^)「お?」
そう言ってクーが手渡したのはアニメ店長になるためのアイテム「サンバイザー」だった。
(;^ω^)「こ、これ……何で持ってるんだお!?」
川 ゚ -゚)「昨日作った」
( ^ω^)「あ、なる」
(;^ω^)「じゃねえお! おかしいだろ! 素直クール!!」
- 131: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:02:29.57 ID:TCOrpukv0
川 ゚ -゚)「ホテルに戻って、この世界から呼び出したんだ」
川 ゚ -゚)「お前のは壊れているから、この世界にあったもう一つのサンバイザーが送られたんだろう」
(;^ω^)「もう一つ……」
川焔 ゚ -゚)「昨日の夜、ようやく届いたんだ。熱血を高める“なんちゃら成分”製のものは時間がかかるね……」
(;^ω^)「店長のかお!」
川 ゚ -゚)「お前が言うなら、そうなんだろう」
(;^ω^)「怒られるお……めっちゃ怒られるお……」
先ほどまで枯れていたブーンが苦悩出来るほどに復活したのは、店長のサンバイザーのおかげだった。
装着すればアレだけの効力発する代物。持っているだけで、テンションはあがる。
从'ー'从「とにかく、行こう。見たところ、もう敵はいないみたいだよ」
(´・ω・`)「そうだな。急ごう」
(´・ω・`)「あ、ギアスブーンの左目が欲しいんだが……」
川 ゚ -゚)「色々と無理だろう」
- 133: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:04:05.19 ID:TCOrpukv0
四人は再度、ブーンの爆発によって崩れた警察署内へと向う。
(炎^ω^)「(みんな、待っててくれお!!!)」
店長のサンバイザーをつけたブーンは熱血を取り戻した。
从'ー'从「ツン止めの装備が欲しいなぁ……」
川 ゚ -゚)「クー最強説」
それぞれ戦いに前に思いを胸に秘め、一直線に塩沢の下へと向う。
塩沢の所在地は全開の戦いから9階だと分かっているため実に軽快な滑り出しだった。
爪'ー`)y‐「……来たか」
扉を開けると、一人の老人と少女が立っていた。
ξ゚听)ξ
- 136: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:06:14.86 ID:TCOrpukv0
(炎^ω^)「ツン!」
爪'ー`)y‐「とうとうここまで来たか。しかし、今度は貴様等に勝利は有り得んぞ」
(炎^ω^)「今助けるお!」
敵の言葉を聞かないのは相変わらずのブーンは、真っ先にツンを助けようと走り出す。
しかし、ツンデレの手によってそれは防がれた。
ツンデレを目前に突如ブーンの頭上から落ちてくる鉄格子。スイッチを押したのはツンデレだった。
(炎^ω^)「何だお!?」
爪'ー`)y‐「かかったな。貴様はそこで眺めているがいい。市民と共に崩れていく街の姿を」
複雑な機械を弄り始める塩沢。
何かを始めようとしているのがよく分かる。
川 ゚ -゚)「鉄格子とは古典的だな」
爪'ー`)y‐「おっと、そこを動くなよ。動けばこの娘がどうなっても知らんぞ……ククッ」
(;炎^ω^)「クソッ……どうすりゃいいんだお」
鉄格子の中でがっくりとうなだれるブーン。
しかしクーの歩みは止まらない。
爪'ー`)y‐「おい、動くなといったはずだ。この娘がどうなってもいいのか……?」
川 ゚ -゚)「あぁ」
- 141: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:09:35.79 ID:TCOrpukv0
(;´・ω・`)「やめるんだ、住職。人質を取られているんだぞ」
塩沢はショボンの反応を見てにやりとした。
これこそが、彼の待ちわびていたシチュエーション。
川 ゚ -゚)「厄介だな。ちょっと待っていろ」
从'ー'从「えっ……」
そういうとクーは部屋から飛び出し、何処かへと行ってしまった。
从'ー'从「クーちゃん……」
爪'ー`)y‐「さぁ、あと少しだ」
爪'ー`)y‐「地下に収容したこの街の住人達から、アニメ、漫画に関する記憶を全て消し去ってやる」
(;炎^ω^)「!!!」
爪'ー`)y‐「前回は君のおかげで随分な仕打ちを受けたよ。しかしあと一分……」
爪'ー`)y‐「そこで見ているがいい」
- 145: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:11:16.64 ID:TCOrpukv0
(゚ -゚川
_____.jニニニニi
,..-.´--------r-''"゙、 ̄ノ゙'''-、
(0)三)ニニニニニニニ)二二)_( ( ╋ hot ヽ
__ヽo____ヽ..,______...゙.ニ=--
/ ○ ⊥ /_ ─≡≡≡≡≡二) r'
,'´ ̄フ '´ , '´,、二二二二二二二二,j
爪'ー`) |.二.|゙、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.二.| T゙_l".Y".Y".Y".Y".Y^.Y
( ) ゙、三゙、 ゙、三゙、゚.フ() () () () () ()|
|| | ゙、三゙、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄、三゙、.、,,人_人_人_人_人+ノ
(___)__) ''' ̄ ̄'' ''' ''' ''' '' ' ''' '' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~''' '' ガラガラガラガラ
- 148: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:13:11.19 ID:TCOrpukv0
(゚ -゚川
_____.jニニニニi
,..-.´--------r-''"゙、 ̄ノ゙'''-、
(0)三)ニニニニニニニ)二二)_( ( ╋ sexyヽ
__ヽo____ヽ..,______...゙.ニ=--
/ ○ ⊥ /_ ─≡≡≡≡≡二) r'
,'´ ̄フ '´ , '´,、二二二二二二二二,j
ξ゚听)ξ |.二.|゙、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.二.| T゙_l".Y".Y".Y".Y".Y^.Y
( ) ゙、三゙、 ゙、三゙、゚.フ() () () () () ()|
|| | ゙、三゙、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄、三゙、.、,,人_人_人_人_人+ノ
(__)__) ''' ̄ ̄'' ''' ''' ''' '' ' ''' '' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~''' '' ガラガラ……ピタッ
川 ゚ -゚)「人質の分際で、私の邪魔をするんじゃない!」
(炎゜ω゜)「アッーーーーー!!!!111」
川 ゚ -゚)「カウント無し! 発射!」
- 151: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:16:41.51 ID:TCOrpukv0
(炎^ω^)「ショボンさん!」
(;´・ω・`)「あぁ――――」
鉄格子の透き間からブーンが投げたものをショボンが受け取る。
(炎´・ω・`)「うおぉぉぉぉぉぉ!!!」
クーの砲撃に巻き込まれる寸前、ショボンは滑り込みで救出し射程距離から離れる。
そして発射された砲弾は、塩沢にダイレクトに当たった。
爪'ー`)y‐「…………」
爪;'ー`)y‐「何ッ!?」
爪;'ー`)y‐「う、うわぁあああああああああっぁぁ」
視界が失われ、目の前が真っ白に――
- 152: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:18:24.57 ID:TCOrpukv0
(咒)「やりすぎです」
(;^ω^)「スイマセンですお」
(´・ω・`)「申し訳ない」
川 ゚ -゚)「もう少し早ければな」
从'ー'从「ゴメンナサイ……」
('A`)「何やってんの!」
場所は鮫島ホテル。
一階のロビー。
(咒)「異世界で問題を起こされては困ります」
つまり最後のクーの一撃には殺傷能力があり、老体である塩沢に当てれば
問題になるほどの。死に至る威力だったということだった。
川 ゚ -゚)「手は抜いてないぞ」
从'ー'从「だからだよ」
- 154: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:20:44.91 ID:TCOrpukv0
五人は咄嗟のところでジャムによって強制的に帰還させられた。
そして今に至る。
(;^ω^)「アキバハラはどうなるんだお!?」
(咒)「その件でしたら問題ありません。凍結しておいたのでお帰りの際には、あの状態からのスタートになります」
( ^ω^)「……お?」
(咒)「彼、塩沢の行動に関しては私は一切関与しておりませんので。それをどうこうは出来ません」
( ^ω^)「……つまり、帰ったら一人で処理しろと」
(咒)「そういうことです」
(;^ω^)「おお!? 無理だお!! 僕鉄格子の中にいるからどうしようもないお!」
(咒)「……ふふっ」
(;^ω^)「笑えねえお!!!11」
- 155: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:21:43.98 ID:TCOrpukv0
(´・ω・`)「あはははは」
川 ゚ -゚)「くはははは」
从'ー'从「うふふふふ」
('A`)「ないすぼーと」
(;^ω^)「ちょ、みんなも笑って無理矢理エンディングみたいなの辞めてくれお!」
- 157: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:22:10.98 ID:TCOrpukv0
原作:◆YhrftnhMQI
脚本:◆FpeAjrDI6.
監督:◆FpeAjrDI6.
声の出演:◆7at37OTfY6 (;^ω^)「おおっ!? 本当にエンディング入ってるお」
◆ERGS03Oi
◆qvQN8eIyTE
◆foDumesmYQ
(;^ω^)「待ってくれお! せめて僕を檻から出してお!」
原画:◆.clFOOdcGo
動画:◆I40z/j1jTU
色指定:◆tOPTGOuTpU
背景:◆tOPTGOuTpU
仕上げ:◆tOPTGOuTpU
撮影:◆tOPTGOuTpU
(;^ω^)「わわっ。全然スタッフロールが止まらないお! 本当に終わっちゃうお!」
音響製作:◆【影が薄いとか】Bグループ会議室【気にしない】スタジオ
設定協力:◆YhrftnhMQI
- 160: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:23:54.19 ID:TCOrpukv0
制作進行:◆Cy/9gwA.RE
ED原画:◆3m0SptlYn6 (;^ω^)「つーか終わり方無理やり過ぎるお! 酷いお!」
ED動画:◆ZjpJQshsRo
EDテーマ「四十路岬」
作詞 畑 亜貴
作編曲 神前 暁
歌 ◆COOK.INu.. (;^ω^)「Nice choice.」
出演協力:◆tOPTGOuTpU
◆GoKuglY1JoE
◆sHNGWXTAUA
製作:( ^ω^)ブーンがマジ切れしたようです製作委員会
- 167: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:29:31.54 ID:TCOrpukv0
その後、何だかんだで五人はアキバハラに戻り、見事問題解決。
平和の戻ったアキバハラで一時を過ごしホテルに戻りました。
元の姿を取り戻したアキバハラを見て、正直あのままで良かったかなと思いました。
渡辺の日記より抜粋。
終わり。
- 176: ◆FpeAjrDI6. :2007/10/08(月) 23:33:46.34 ID:TCOrpukv0
- 皆さんお疲れ様でした。
まず、内容がやっつけでごめん。あと色々厄介が多くてごめん。
普段からふざけててごめん。昨日寝てごめん。キレイは死ね。Bグループの評判落としてごめん。
あと、ありがとうございました。
戻る/BグループC