( ^ω^)がマジ切れしたようです

60: ◆sHNGWXTAUA :2007/10/09(火) 18:39:47.51 ID:2T0qNjz00






【ここから('A`) 視点】




62: ◆sHNGWXTAUA :2007/10/09(火) 18:40:13.58 ID:2T0qNjz00
(;'A`)「……」

目の前で、とんでもない爆発が起きた。
それだと言うのに、目の前の美女二人は動じてすらいない。
まともなはずの俺が、何故だか取り残された感があった。

ξ゚ -゚)ξ 「安心してください。私達は生きています」

(;'A`)「いや、俺達が生きているのは分かってるんだけど……」

爆発した3人の安否が心配だ。
それに、残された俺とクーは、どうやって向こうの世界に行けばいいのだろう。

ξ゚ -゚)ξ 「ちなみに今の赤いボタンを、一秒間で16連射すると核爆発モードが始まります」

いやいや、核爆発モードも糞も、ロボットが跡かともなく消え去っているじゃないか。
そう叫びそうになるのを抑えて、俺は冷静に現状を分析する。

('A`) 「クー……。どうやって向こうの世界に行く?さすがに徒歩などはないだろうし」

川 ゚ -゚)「どこまでも駆ければいいんじゃないか?」

川 ゚ -゚)「あ、走りに生きるってのも一つの手だな」

('A`) 「無理矢理パロお題消化すんなよ……」



66: ◆sHNGWXTAUA :2007/10/09(火) 18:41:46.17 ID:2T0qNjz00
川 ゚ -゚)「いや、考えはあるぞ」

そう言って、何やらツンさんに耳打ちを始めるクー。
何を話しているのだろう、と気になるけれど、野暮に聞くことは出来ない。

ξ゚ -゚)ξ 「なるほど。それは名案です」

川 ゚ -゚)「それじゃ、頼む」

クーはそういうと、いきなり俺の腕に抱きついてきた。

(;'∀`)「え、ええ!?」

まるでカップルのような格好。
興奮を抑えきれない俺。マウンテン・ペニス。
その時だった。

ξ゚ -゚)ξ9m「さぁ、行きなさい。ドクオとクー。
       時の流れに身を流し、そして足掻きなさい。
       一欠けらの希望を、私に示しなさい」

走馬灯のように流れてくる光景。
ブーンやショボンと遊んだ日々。地下に行った日。
そして、枯れ苦の世界に行った時……あれ?行ったっけ?
まぁ、いいや。ご都合主義だし。

俺は……俺達は、これから枯れ苦の世界にいくんだ。

二○○七年十月。
先に旅立った仲間を追いかけに、俺達は枯れ苦の世界にいくんだ。



71: ◆sHNGWXTAUA :2007/10/09(火) 18:43:11.43 ID:2T0qNjz00
────・・・………

目を覚ますと、見慣れない部屋に自分はいた。
広く、整った家具。王室のような風景に、全く似合わない大きな扉。
ここが、ショボンさんの世界か。

川 ゚ -゚)「無事リプレイも成功したな」

('A`) 「とりあえずクーが78氏大好きなのは分かった。でも自重しろ」

隣にはクーがいた。
逆に言えば、クー以外には何も目立つものはない。
気が狂いそうになるほど、淡白な部屋だった。

('A`) 「ショボンさん達とは別のところに到着したみたいだな……」

大きなドアを押してみる。
だめだ。鍵がかかっているのか、ドアは全く開きそうにない。

('A`) 「……ドアも閉まってるし」


その瞬間だった。



74: ◆sHNGWXTAUA :2007/10/09(火) 18:44:08.08 ID:2T0qNjz00


    |┃三           _________
    |┃            /
    |┃ ≡       < 残念だがこの扉は引き戸だ
____.|ミ\___( ´_ゝ`)  \
    |┃=__    \    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃ ≡ )   人 \ ガラッ





扉を開き、突然男が現われた。
俺は慌てて距離をとる。



76: ◆sHNGWXTAUA :2007/10/09(火) 18:45:56.75 ID:2T0qNjz00
( ^_ゝ^) ぶっ殺しにきました

('A`) 何者だ
名乗れ

( ´_ゝ`)兄者
名乗れ

川 ゚ -゚)誰も名前など聞いていない
勝手に自己紹介を始めるな
餓鬼め

( ´_ゝ`)気が狂っとる

('A`) スキあり
ガッシボカッ

( ´_ゝ`) いたっ
がくっ

川 ゚ -゚)死んだ
いい奴だったが
惜しいことをしたな

('A`)なむあみだぶつだ



79: ◆sHNGWXTAUA :2007/10/09(火) 18:48:29.10 ID:2T0qNjz00

('A`) 「ふぅ……激しい戦いだったな」

倒れた死体を見つめて、俺はようやく息をすることができた。
脈、瞳孔、全てが死を現している。
もう生き返ることもないだろう。

川 ゚ -゚)「さて、早くみんなを見つけようじゃないか」

歩き出すクー。
先ほどの扉の前に立ち、ドアを押す。

川 ゚ -゚)「あ、開かない!」

('A`) 「さっき、引き戸って言ってたじゃねーかwww」

俺はクーの隣に立ち、ドアを横に引く。
ガラガラと音を立てて、ドアが開いた。

川 ゚ -゚)「ドックン……すごい……」

クーが俺の目を見つめる。
心なしか、目がとろんとしているようだった。

川///)「ゃ、見つめないで……」

可愛い。可愛すぎる。
股間の勃起が耐え切れそうになくなった俺は、クーを置いて次の部屋へと進んでいった。



戻る次のページ