('A`)覗くと不思議の世界のようです

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/20(水) 18:54:02.44 ID:EJSmzUVJO
第2章
〜( ^ω^)はドクオを助けに行くようです〜

僕は内藤ホライゾン。
今、警察署で事情聴取を受けている

(; ^ω^)「あの日の事がどうも思い出せないんだお」

( ´_ゝ`)「そうはイカの塩辛だ」

(´<_` )「兄者ナイスなギャグだな」

( ´_ゝ`)「だろ?」

( ^ω^)「取り敢えず解らないお!!!」



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/20(水) 18:58:44.48 ID:EJSmzUVJO
( ´_ゝ`)「OK、落ち着け」
( ^ω^)「僕もドクオが何処に行ったのか知りたいお」

( ´_ゝ`)「ラチが開かないので今日は帰りたまえ」

( ^ω^)「はいだお」

僕は、本当は覚えてるんだお……ドクオが机に吸い込まれて行ったんだお。

誰も信じてくれないから言わないんだお。

( ^ω^)「学校に行ってみるお」

僕は久しぶりに学校に行ったんだお



85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/20(水) 19:05:41.54 ID:EJSmzUVJO
( ^ω^)「やっぱり不気味な穴だお……」

僕は穴を覗いてみたお。
すると何時もと違う景色が見えたお。
だから指先を穴にねじ込んでみたんだお。

( ^ω^)「ぐりぐり」

(; ^ω^)「おっ!?」

(; ^ω^)「抜けないお……」

( ;ω;)「痛いお……」

すると、向こう側から引っ張られる感じに変わってきて……そのまま、気付いたら向こう側に居たんだお

( ゚∀゚)「なるほどな」

ξ゚听)ξ「最近外の人間が良く迷い込むわね」

(`・ω・´)「まぁ、取り敢えずはゆっくりして行きな」

( ^ω^)「ありがとうだお」



88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/20(水) 19:14:36.55 ID:EJSmzUVJO
( ^ω^)「ぶーんぶぉっおっ♪」

ξ゚听)ξ「前来たドクオって子よりバカそうな顔してるわね」

( ゚∀゚)「そうだなwwwwwそう言えば、ドクオも元気にやってるのかな?」

( ^ω^)「ドクオは……本当にこっちの世界に居るお?」

( ゚∀゚)「えっ?」

( ^ω^)「僕はドクオが心配だお……」

( ゚∀゚)「……………」

( ^ω^)「僕が絶対助けるお!!なんたって僕はスネークなんだお!!」

( ´∀`)「まぁまぁ、そんな気張らずマターリするモナー」

( ^ω^)「そうだお……今はゆっくり過ごすお」

ξ゚听)ξ「こっちの世界に慣れるのも大事だしね」



104: 切り裂きジャック ◆knV7qxEQWU :2007/06/20(水) 20:19:46.32 ID:EJSmzUVJO
(* ^ω^)「(ツンって言ったかお……かわいいお)」
ξ゚听)ξ「なにニヤ付いてんの?」

(; ^ω^)「な……何でもないお」

僕はドクオの後を追う為に
今日は休む事にしたお。
その日僕は夢を見たんだお
ふわふわ宙に浮いていたんだお……
下を見るとドクオが居たんだお。
でもドクオと後少しの所で話せなかったんだお……



113: 切り裂きジャック ◆knV7qxEQWU :2007/06/20(水) 21:09:30.09 ID:EJSmzUVJO
(; ^ω^)「う……うん……」

( ゚∀゚)「おい!ブーン!!」

( ^ω^)「ハッ!!」

( ゚∀゚)「大丈夫か?お前かなりうなされてたぞ?」

(; ^ω^)「大丈夫だお……なんともないお」

( ゚∀゚)「ならいいが……」



114: 切り裂きジャック ◆knV7qxEQWU :2007/06/20(水) 21:10:26.59 ID:EJSmzUVJO
( ´∀`)「出発準備出来たモナー」

( ゚∀゚)「了解、あいつらは?」

( ゚д゚ )「コッチミンナ」

(; ゚∀゚)「…………」

( ´∀`)「準備出来てるモナー」

(; ゚∀゚)「了解」

( ^ω^)「本当色々迷惑掛けたお……」

( ゚д゚ )「キニスルナ」

(; ^ω^)「(絡み辛いお……)」

(`・ω・´)「行こうか」

こうして僕たちは、ドクオとショボンの居る沼へ向かったんだお



115: 切り裂きジャック ◆knV7qxEQWU :2007/06/20(水) 21:19:45.37 ID:EJSmzUVJO
結構歩いた辺りで僕がジョルジュに話しかけたお

( ^ω^)「ミンナは何でショボンを虐めていたんだお?」

( ゚∀゚)「それは……」

ジョルジュは僕の質問に丁寧に答えてくれたお

( ゚∀゚)「昔俺たちが住んでた一帯は俗に言う同和地区だったんだよ」

( ^ω^)「同和……?」

( ゚∀゚)「言葉は悪いが部落だ」

( ^ω^)「………」

( ゚∀゚)「ショボンは転校生で、普通の子だったんだよ」

( ゚∀゚)「俺たち部落民は色々な差別を受けていたんだ……だから普通の暮らしをしてる奴が羨ましくて……まぁ、昔の話だがな」

( ^ω^)「辛い話だお」

(`・ω・´)「着くぞ」

( ^ω^)「沼が見えて来たお!」



117: 切り裂きジャック ◆knV7qxEQWU :2007/06/20(水) 21:27:08.23 ID:EJSmzUVJO
( ゚∀゚)「ここでお別れだな」

( ^ω^)「違うお……」

ξ゚听)ξ「何言ってるのよ!!」

(; ^ω^)「ちょwww居たのかおwwwwww」

ξ#゚听)ξ「失礼ね!!」

(; ^ω^)「ごめんお」

( ゚∀゚)「所で……違うって、どう言う事だ?」

( ^ω^)「ミンナもショボンに会いに行くお」

(; ゚∀゚)(; ´∀`)ξ;゚听)ξ(;`・ω・´)(; ゚д゚ )「はぁー?」

( ^ω^)「ミンナ仲良しが一番だお」

( ゚∀゚)「それもそうだが……」

( ゚д゚ )「いいじゃねぇか、行ってやろうぜ」

(; ゚∀゚)「はぁ……」

(`・ω・´)「しゃぁない、行くか」



119: 切り裂きジャック ◆knV7qxEQWU :2007/06/20(水) 21:36:12.01 ID:EJSmzUVJO
( ^ω^)「さぁ、行くお」

僕達は全員でショボンに会いにいったんだお。
僕はミンナ元の世界に帰れたらいいと思ったんだお。

だって、ショボンの作った世界は孤独すぎて寂しいお……

( ^ω^)「ドクオ……?」

('A`)「ブーン!!!」

( ;ω;)「ドクオちゃんと生きてたお……」

(;A;)「勝手に殺すなよー!!会いたかったぜ!!」

(;´・ω・`)「鬼だ………」

( ゚∀゚)「あ……あのよぉ……」

(´゚ω゚`)「こっちに来るなぁぁああぁぁぁああ!!!!」



120: 切り裂きジャック ◆knV7qxEQWU :2007/06/20(水) 21:45:44.48 ID:EJSmzUVJO
その瞬間……雷がショボンを包んだんだお

('A`)「ショボン!!!」

(´;ω;`)「来ないでくれぇ…………」

(; ゚∀゚)「あれは……」

('A`)「ショボンの心の壁だよ………」

(´;ω;`)「また……僕を虐めにきたんだろ!!」

(; ゚∀゚)「違う!!」

(; ^ω^)「この人達はショボンに謝りに来たんだお!!!」

(; ゚∀゚)「ミンナ…一緒に帰ろう!!!」

(´・ω・`)「帰え……る?」

( ^ω^)「そうだお……ショボン…ミンナ一緒に帰るんだお」

(´・ω・`)「どうして一緒に?」



122: 切り裂きジャック ◆knV7qxEQWU :2007/06/20(水) 22:01:45.12 ID:EJSmzUVJO
('A`)「ミンナ……仲直りしたいんじゃないのか?」

(´・ω・`)「仲直り……」

( ゚∀゚)「本当……すまなかった」

( ´∀`)「ごめんモナー」

( ゚д゚ )「すまない」

ξ゚听)ξ「ごめん……」

(`・ω・´)「申し訳ない……」

(´・ω・`)「何故……僕を虐めたんだよ……教えてくれよ」

ジョルジュは何故虐めていたかを説明したんだお。

(´・ω・`)「僕だけが虐めていたんじゃ無かったんだ……」

( ^ω^)「ミンナで一緒に帰ろう」

(´・ω・`)「僕はもう少し……ここに居るよ」



124: 切り裂きジャック ◆BATsgeDJE. :2007/06/20(水) 22:04:40.74 ID:EJSmzUVJO
('A`)「いいのか?ショボン……」

(´・ω・`)「うん……ドクオありがとう……」

( ^ω^)「ショボン頼んだお…………」

(´・ω・`)「ありがとう……」

俺たちはショボンの力で元の世界に戻れた。
ショボンは最後にありがとうと言った。
俺はショボンと居る間で聞く……初めての言葉だった。



125: 切り裂きジャック ◆knV7qxEQWU :2007/06/20(水) 22:12:56.06 ID:EJSmzUVJO
('A`)「俺はショボンが心配だった……しかし、ショボンは戻って来ることは無かった……この話を馬鹿にするならすればいい……だが……覚えておいてくれ……」

(´;ω;`)「おじいちゃん!」
('A`)「そろそろお迎えがきたようだ………ゴホッ…ゴホッ」

(´;ω;`)「おじいちゃん…………」

('A`)「ありがとう……」


こうして俺の物語は終わった。
また会えた時は、その後の俺達の話でもしようか………
それではまた会う日まで……
fin



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