('A`)ドクオは淫靡に溺れてしまったようです

60: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 02:50:43.13 ID:lYP/PE5p0

( ・∀・)「やあ、君がドクオ君か……うん、やはり若々しいね。
      はじめまして、僕が『M』ことモララーだ。宜しく」

中から出てきたのはスーツ姿の男だった。
見た目は三十代半ばと言ったところだろうか。
第一印象は普通、であった。
言ってみれば、よく街で見かけるサラリーマンそのものだ。

('A`;)「……」

( ・∀・)「ああ、緊張しなくても大丈夫だ。中で彼女も待っているから入ってきたまえ」

正直、拍子抜けした。
想像していたような強面の男が出てくるのかと思えば、
蓋を開けてみれば、痩せた、ひ弱そうな男であったからだ。
だが、やはり初対面ということもあり、俺は扉の前ですっかり固まってしまっていた。

('A`;)「……あ、はい」

中に入るよう促されると、俺は小さく返事をして恐る恐る中に入った。

部屋の中はこざっぱりとしたワンルームだった。
まあ、ホテルだから当然なのだが。
左側には小さな机と、テレビ、そして右側に大きなベッドが一つ、あった。

そして、その上には……



62: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 02:52:26.62 ID:lYP/PE5p0
从'ー'从「こんにちわ〜。はじめましてドクオくん。
      私はワタナベって言います。待ってたよ〜」

('A`;)「……」

紛れもなく、写真の彼女が座っていた。
半袖の黒のサマーセーターに、チェックのスカートを着た姿だ。
彼女は俺を見ると、屈託のない笑顔を振りまいて話し掛けてきた。
写メールでも可愛かったが、実物はさらに可愛い。

しかし、生憎俺に彼女の挨拶を返す余裕などなかった。

それもそのはずだ。
彼女ナシ童貞の俺に、女性に対するまともな免疫はない。
普通に話し掛けるだけでも、どもってしまう。
それに、この状況ではどうしたらいいのかも解らない。

( ・∀・)「じゃあ、遠慮なく彼女の横に座りたまえ。
      彼女もずっと待っていたようだし、すごく喜ぶと思うよ」

('A`;)「え……あ、はい」

躊躇する俺を見て、モララーは彼女、ワタナベの隣に座るように言った。
このまま突っ立っていても仕方ないので、俺はそうする事にした。

('A`;)「……失礼します」

多少緊張感が残っているのか、俺は身体一つ分空けて彼女の右に座る。
できれば近づきたいのだが、彼氏であるモララーの手前、そんなこともできない。



64: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 02:54:18.87 ID:lYP/PE5p0
从'ー'从「えへへ〜。ドクオ君若いね? 今いくつなの?」

Σ('A`;)「――ッ!!」

だが、俺は身体を軽く仰け反らせた。
彼女が擦り寄って、俺の背中にくっ付いてきたのだ。
唐突の彼女の行動に驚いた。
今までに女性と、しかもこれほど可愛い子と密着したことがないのだから。

从'ー'从「ごめんね〜びっくりさせちゃったみたいだね」

口では謝りながらも、なおも彼女は俺から離れようとしない。
寧ろ、腕を蛇のように絡ませてくる始末だ。

('A`;)「え? あの、おれh……22さhrgysrdtfyふじこjp」

あまりの事に俺は取り乱した。
訳が解らない。
初対面の男にここまで過剰なスキンシップをするか、普通?
しかもここまで濃厚に、だ。

( ・∀・)「あはは、こらこらアヤカ、ドクオ君がびっくりしているじゃないか。
      やはり、若い子が相手のほうがいいんだな。よほど嬉しそうにみえる」

だが、その横ではモララーが笑っていた。
自分の恋人が見知らぬ男とイチャ付いているのにも関わらずだ。
その様子は本当に恋人同士かと疑いたくなるほどだ。



70: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 02:58:27.78 ID:lYP/PE5p0
('A`;)「ちょっ、モララーさん? これは一体?」

( ・∀・)「可愛いだろう? それに胸も結構ある。
      Eカップだっけな? しかもいい形をしているんだ」

('A`;)「いや、そういうことじゃなk……ああっ」

从'ー'从「えへへ、カワイイね」

モララーにこの事態を問いただそうとするも、
ワタナベは俺の身体を撫で、肩に頭を預けてくる。
もはや、質問どころではない。

( ・∀・)「ほらアヤカ、話の途中だ。ドクオ君を放してあげなさい。
      ……ところでドクオ君、君は彼女を抱きたくはないかい?」

('A`;)「……はい?」

ワタナベが離れ、ようやく落ち着いた瞬間、唐突にモララーは言った。
何を言っているんだ。
彼女を抱く?
軽く食事に誘うようなモララーの口ぶりに、しばらくの間俺は理解できずにいた。

( ・∀・)「言葉の通りさ。
      自分で言うのもアレだが、彼女はいい女だ。
      ドクオ君の好きにしてくれて構わない。君が満足するまで今、ここで抱いてくれ。
      二人の絡みを僕に見せてくれたら、彼女を快く、好きなだけ貸し出そう」



72: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:00:26.53 ID:lYP/PE5p0
('A`;)「……いや、でも……彼女さんなんじゃ?」

混乱の挙句、やっと出てきたのがそれだった。
だが、我ながらもっともな言葉だと思う。

( ・∀・)「だからこそ、君に抱いて欲しいんだ。
      僕自身、歳のせいか最近バテてきてね。
      とてもじゃないが、彼女の相手が出来ない。
      それに僕は、知らない男と交わっている姿を見るのが愉しいんだ」

('A`;)「……はぁ」

全くもって意味が解らない。

いや、モララーが言っていることは自体は解る。
問題なのはその意図だ。
何故、彼女を俺に抱かせようとするのか。
もし自分に彼女がいるならば、絶対にそんなことはさせない。

( ・∀・)「まあ、理解できないのも無理はない。
      でも僕と彼女がそう望んでいるから全く問題は無い。
      心置きなく彼女の身体を愉しんでくれたまえ」

俺の表情から察したのか、モララーは続けた。
疑問はまだ残っていたが、どうやら問題は無いということだけは理解する。
とは言っても、いきなりそんな事を言われてもどうしようもできない。



75: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:02:12.25 ID:lYP/PE5p0
('A`;)「……いや、そもそも何で俺が?
    こう……なんというか俺なんかじゃ、お二人にとってメリットってものがないというか」

( ・∀・)「ん、まあ、しいて言えばメールの誠実そうな文面かな?
      他にも沢山メールは来たんだが、どうもいい印象のものが無くてね。
      それに彼女は若い子がいいって言ってたんだ。
      それくらいかな?」

从'ー'从「そうだね。それに全然平気だよ〜ドッ君可愛いから」

('A`;)「……」

二人は平然とそう言ってのけた。

俺は悟った。
もはや無理に理解すべきではない。
そもそも、俺とは男女間の意識の在り方が違う。
多分、俺なんかじゃ辿り着けないところにまで達している。

もう、そう考えることにした。

从'ー'从「じゃあ、続きやろうよ〜」

と、再びワタナベは俺に絡み付いてきた。
背後から強引に迫ってくるような形だ。
対して、俺は固まったまま動けない。
こういう状況でどうすればいいのかわからないのだ。



79: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:04:05.13 ID:lYP/PE5p0
从'ー'从「やっぱり若いコっていいね〜。肌がスベスベしてる」

彼女が背後から俺の掌を撫でる。
白くて柔らかい指だった。
わざとだろうか。
軽くなぞるような触れ方が、どこかいやらしく感じられた。

从'ー'从「ドッ君、結構細いんだね。いいなぁ〜」

そのまま、彼女の指は胴体へと移っていった。
男にしては薄い俺の胸板を、彼女は興味ありげに撫でてゆく。
突然のことに少し抵抗はあったが、決して嫌ではなかった。

从'ー'从「ちょっとうらやましいな〜」

まさに興味津々とした様子で彼女は言った。
だが、彼女の指は既に違う方向に向かっていた。

('A`*)「あっ……そこは」

俺の下腹部だ。
彼女はへその下から太股にかけて、なぞり始める。
何かを避けるようにして、彼女の手はゆっくりと円を描く。
もはや、抵抗はできなかった。

もっと触れてほしかったのだ。
そう、その中心に。

そして……



84: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:06:12.85 ID:lYP/PE5p0
从'ー'从「あれれ〜? 堅くなってるよ?」

彼女の指は俺の股間を捉えた。
何時の間にか、ジーンズが膨れ上がっている。
洋服の上から密着しただけで反応してしまったのだ。

从'ー'从「やっぱり若いコは違うよね。
      上からでも凄いのが分かるもん」

彼女は膨らみの筋に向かって、俺のアソコをそろりと撫でる。
危うく、それだけで射精しそうになった。
冗談ではない。
俺は知らず知らずのうちに、異常なまでに興奮を覚えていたのである。

('A`*)「いや……ちょっと、そこは」

言葉の上では抵抗していた。
それが俺に残された唯一の理性だ。
勿論、彼女の手を振り払うつもりはない。
実のところ、もっと触って欲しかった。

从'ー'从「はい、おしまい」

だが、それは長く続くことはなかった。

('A`;)「へ……?」

从'ー'从「次は、ドッくんがおなじことやってみて。
      ドッくんの触りたいとこ触っていいよ」



87: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:08:41.48 ID:lYP/PE5p0
一瞬だけ拍子抜けしたが、彼女の言葉を聞いて胸が高鳴った。
俺は直ぐにベッドに登ると、今度は彼女を後ろから抱きしめる。

('A`*)「……」

暖かかった。
それに、良い匂いもする。
石鹸かムスクの香りもそうだが、それ以上に『彼女』自身から醸し出される匂いに惹きつけられた。
……しかし、

('A`;)「……」

( ・∀・)「どうぞ、君の好きなように触ってくれ。
      彼女もその方がきっと喜ぶから」

それから先はどうしていいか分からず、俺は不意にモララーに目線を投げかけた。
すると、モララーは平然とした様子で促す。
だが、それだけだった。
明らかに、彼女をどうするかは俺に委ねられているようだ。

('A`;)(よし……)

そして、俺は意を決して彼女に触れることにした。
はっきり言って良く分からないが、AVの最初の絡みのようなものか。
俺は、今までに借りたビデオやDVDの映像を脳裏に思い浮かべると、
ようやく腕を動かし始めた。



88: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:10:27.24 ID:lYP/PE5p0
从////从「ひゃっ!!」

彼女は喉から音を上げた。
俺が最初に触れたのは彼女の豊かな胸だ。
指全体で包み込むようにして、ゆっくりと力を入れた。
服の上にも関わらず、思ったよりも弾力が感じられる。

実のところ、先程から気になっていたのだ。
サマーセーターは彼女の身体のラインを映し出し、
胸の形がはっきりと浮かび上がらせていた。

('A`)(これがおっぱい……か。素晴らしい)

想像通り、ふっくらと柔らかい。
触っていて心地よかった。
それに、一回も揉みしだくごとに襟元から谷間が覗く。
まさに壮観だ。

一通り弄んだあと、次は彼女の太股に手を滑らせる。
上の次は下。
確かAVではそんな感じだった。

从////从「ああ……っ」

('A`;)「……え?」

だが、一瞬手が止まった。
下着の上から彼女の陰部を撫でようとしたのだが、
俺の指にが捉えたのは、ざらり、とした毛の感触だった。
これは、もしや……



90: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:12:28.42 ID:lYP/PE5p0
( ・∀・)「ああ、ちなみに今日、彼女は下着を上下とも着けて来ていない。
      僕がそうするように言ったんだ。面白いだろう……フフ」

('A`;)「……」

モララーは嘲った。
俺は、その表情から改めてモララーという男の異質さを感じ取っていた。
まさか、下着を着けさせずに、人でごった返す街中を彼女に歩かせていたのか。

从////从「……」

だが、彼女は何も言わなかった。
恐らく。
恐らくではあるが、彼女はモララーの言うことを受け入れているのだ。
それどころか、俺のほうに振り向き、物欲しそうな眼差しをしている。

……仕方ない。
そう思った。
まさか、ここまでやっておいて触らないわけにもいかない。
そういう空気であることはひしひしと感じ取れた。

('A`;)「……くっ」

俺は、更に密林の奥深くへと指を滑らせる。
その先にはうっすらと湿った、肉の襞があった。



95: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:14:13.61 ID:lYP/PE5p0
初めて女の陰部に触った。

一応見たことはあった。
あくまで、裏モノの動画の中であるが。
だが、見るのと触るのでは全く違う。
現実に触っているが、何処がどの部分か全く分からないのだ。

とりあえず、襞を軽く撫でてみる。
触れるか触れないか位、そっとだ。

从////从「あんっ……」

彼女は声を上げた。
本当は陰唇を狙って撫でるほうがいいのかもしれない。
女にとっての性感帯だと訊いているからだ。
だが、不器用な触り方だったにも関わらず、それでも彼女は感じていたようだ。

('A`*)「ハアッ……ハアッ」

そんな彼女の反応に、思わず俺も昂ぶってくる。
先程から、陰茎の滾りが抑えきれない。
ジーンズに自由を奪われたそれが、外に出たいと、吼えているのだ。
俺は何時の間にか、自身を彼女の尻に向かって押し当てていた。

( ・∀・)「……ああ、いいよ。その調子だ。
      よし、アヤカ、今度はドクオ君に奉仕してあげるんだ」

そして、機が熟したと読んだのか、モララーは彼女に言い放つ。
ワタナベは俯きながら、静かに頷いた。



96: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:16:06.28 ID:lYP/PE5p0
从////从「……横になっていいよ」

俺はぎこちない愛撫を止めて、言われるがままベッドに仰向けになった。
首をあげて前を見てみれば、彼女が既に覆い被さっていた。
そして、軽く上から膨らみを撫でると、
起用に俺のベルトを解き、ジーンズのボタンを外す。

ジーンズを脱ぐと、ボクサーパンツ式の下着にはくっきりと陰茎の跡が浮かんでいた。
見てみれば先のほうは濡れ、小さな染みを造っている。

从////从「すごい……大きくなってるね」

彼女は、戸惑うことなく俺の下着を足元にずらした。
簡単に、凶暴になった俺のものが顔を出す。
自分でも驚くほどに堅く、反り返っていた。

('A`*)「ッ……」

彼女は徐に陰茎を握り締めながら、袋を舌先で舐める。
なぞるように、いやらしく、だ。
そして右から左へ一通り舐め終わると、今度は竿の根元に向かってキスをした。
突き刺すような刺激が、脳髄を突き刺す。

自分で触れるよりも遥かに気持ち良かった。
俺は彼女のほうを向き、視線で訴えた。
もっとだ。
もっと先に向かって舐めてくれ。



98: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:17:50.42 ID:lYP/PE5p0
从////从「ん……」

彼女はそのまま先に向かって舐め上げる。
唇で竿を噛みつつ、舌を這わせる舐めかただ。
快楽は次第に高まってくる。
そして……

('A`*)「おおッ!!」

俺の亀頭は、完全に彼女の口内に吸い込まれる。
生々しい感触だった。
唾液とカウパーで湿った粘膜同士が触れ合う生温さがたまらない。
それだけでも、果てそうになった。

从////从「んんん……っ」

そして、彼女の攻めが始まった。
最初は、口内で舌先を触れさせるだけであったが、次第にその動きは激しくなる。
恐らく縦横無尽に舌を暴れさせているのだろうか、
亀頭全体を余す所無く刺激しているのがたまらない。

从////从「くっ……うっ……」

勢いは留まるところを知らない。
彼女は竿を強く握り締めると、ゆっくりと頭を上下させ始めた。



99: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:19:33.70 ID:lYP/PE5p0
('A`*)「あッ……ああッ」

その上下の動きも徐々に速度が早まっていく。
口でしてもらうのが、ここまで気持ちいいとは思わなかった。
声を漏らさずにはいられないほどだ。
ずっと左手が恋人だった俺には刺激が強すぎる。

そして、予期していた通り絶頂は直ぐにやってきた。

('A`*)「もうダメだッ!! 出ますッ!!」

俺は迸る体液を、中に思い切り流し込んだ。
脊髄を、腰から引っ張られるような感覚が疾る。
同時に俺の陰茎が激しく脈を打つ。

从////从「んっ!! んんんッ!!」

彼女も咥えながら、必死に声を上げる。
一滴も逃さないかのような勢いだ。
喉で音を立てながらそれを受け入れていく。

('A`*)「……ハアッ……ハアッ」

从////从「んっ……んっ」

すっかり出し尽くした後も、俺のものは萎えなかった。
一方、彼女はそれを綺麗に洗うかのようにずっと舐め続け、離そうとはしない。



102: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:21:24.73 ID:lYP/PE5p0
( ・∀・)「ほう……彼女がここまで美味しそうに咥えるのは初めてだよ。
      正直、ちょっと嫉妬するほどだ」

その様子を淡々と見つめながら、顎に指を当て、モララーは言葉を漏らした。
薬指では指輪が静かに光っていた。

('A`;)「あ……なんか、すみません」

( ・∀・)「全然いいんだ。こんな風に彼女が乱れる姿を見るのが大好きでね。
      君は愉しんでくれるだけでいいんだ」

先程までは頭に血が上っていたが、俺はモララーの様子に気がつき、
寝転がったまま、謝罪した。
だが、モララーは気にしている様子は無い。
むしろその表情はとても嬉々としているようにも感じられる。

( ・∀・)「じゃあ、アヤカ、次はドクオ君に弄んでもらいなさい」

从////从「……はい」

そして、彼女に新しい指示を出す。
どうやら今度は、俺が攻める番らしい。
俺がベッドから身体を起こし立ち上がると、
今度は彼女が横になった。

从////从「……来てもいいよ」

('A`;)「……」



104: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:23:10.45 ID:lYP/PE5p0
上から覆い被さる姿勢のまま、俺は再び固まっていた。
なにしろ俺は童貞だ。
どう攻めるのが良いのか分からない。
なんとなく、彼女の顔を眺めてみる。

从////从「……」

ねだる様な表情だった。
顔を上気させ、虚ろな目線で真っ直ぐにこちらを見てみる。
分かっている。
俺もその身体を抱きたいんだ。

だが……

( ・∀・)「先程から思っていたが……ドクオ君、セックスは初めてかい?」

('A`*)「……はい。お恥ずかしい限りですが」

先程から動かない俺を見て、モララーが口を挟んだ。
目線や表情など全ての動作がたどたどしいからだろう。
俺は恥ずかしさで顔を赤らめた。
やはり、この歳になって童貞というのは聊か恥ずかしい。

( ・∀・)「ならば、心配いらない。
      今、この場で女の身体を教わるといい。
      それに、彼女はちょっとやそっとじゃ壊れないからね。
      好きなように犯してあげて欲しい」



108: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:25:08.70 ID:lYP/PE5p0
('A`;)「……」

よく、そんな表情でぬけぬけと言えるものだ。
しかし、モララーの言葉を考えようとするだけ無駄だ。
言われた通りにしておけば問題ないらしい。
俺は思い直すと、目前に横たわる女体をどう弄るかに集中した。

('A`)「じゃあ、いきますよ」

まず、目に飛び込んで来たのはそのたわわな胸だ。
やはり大きい。
顔を埋めたくなるほどに見事であった。
俺はセーターの上から、両方の乳房を鷲掴みにする。

从////从「ひゃっ!!」

彼女は再び声を上げるが、関係ない。
俺は無心に揉みしだく。
手首に力を込めるたびに、彼女は悦楽の表情を浮かべる。

俺はセーターを強引に捲り上げた。
簡単に彼女の双丘が露になる。
仰向けに寝ているのにも関わらず、なおも彼女の胸はツンと上を向いていた。
成程、モララーの言う通り、いい形をしている。



113: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:27:00.48 ID:lYP/PE5p0
从////从「あっ……んんっ」

俺は、ほんのりとした桃色の乳首に口付けをした。
残った方の乳房は、掌と指で激しく愛撫する。
いや、愛撫と言うには乱暴すぎるもしれない。
たっぷりとした質感に、滑らかな手触りに自分を抑えることができない。

もはや獣、だった。
二匹の獣が本能に従って互いに貪りあう。
まさにそんな表現がふさわしい。

( ・∀・)「いいよーいいよー。
      ……今度は下のほうを攻めてくれたまえ。
      彼女はクリトリスが一番感じやすいんだ」

俺は顔を上げて、後ろへと這う。
すぐ真下には、漆黒の密林が恥部を覆い隠していた。
だが、俺は構わず彼女の股を広げ、顔を押し付ける。
あからさまな眺めが、俺の目前へと現れた。

視界に入ったのは、少し黒ずんだ肉の襞だった。
なるほど、こういう形をしているのか。
ブラウン管を通してしか見たことのなかった楽園が、そこにはあった。
とりあえず女を知るためには、ここを注意深く観察する必要がある。

両脇に親指を押し当て、強引に横に広げてみる。
壁のように中身を閉ざしていた襞は、簡単に口を開いた。



118: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:29:54.72 ID:lYP/PE5p0
('A`)「……」

陰唇はここか。
襞の先端、つまり密林側、陰部の一番上だ。
俺は、狙いを定めると犬のように舐めまくる。

从////从「くっ……だめ……だよお」

少し酸っぱい匂いが鼻に通ったが、気にならなかった。
彼女が思った以上の反応をしたからだ。
彼女は悶えるようにして身体を捩らせる。
しかし、少々しょっぱい味だ。

( ・∀・)「そうだ、そんな感じだ。
      濡れて来たら次はこれを使うと良い。
      こっちの方も、彼女は大好きだ」

陰部を唾液と愛液で完全に湿らせると、俺は顔をあげた。
見てみれば、何処から出してきたのかモララーの手にはピンク色の小棒が握られている。
俺は無言でそれを受け取った。

( ・∀・)「同時に左右に回せば、スイッチが入るはずだ。
      中に入れてあげると凄く喜ぶ」

('A`)「……」

俺はそれをまじまじと眺めた。
これがローターってやつか。
実物は初めて見た。



122: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:31:54.44 ID:lYP/PE5p0
从////从「あっ……あああああっ」

スイッチを入れ、軽く彼女の陰部に押し当ててみた。
予想外の反応だった。
今までは絞り出すような声だったのだが、
我慢をすることもなく、大声で鳴き叫んだのである。

思わず口元が歪んだ。

さらに彼女を苛めたくなったのだ。
俺は陰唇を中心に刺激を重ね、弄んだ。
彼女は憚ることなく、快楽に身を委ねる。
何時の間にか、俺の中には征服感とも呼べる新たな感情が生まれ始めていた。

( ・∀・)「じゃあ、そのまま中に入れてみようか。
      ついでに指も一緒に、だ。3本くらいいってみようか?」

('A`;)「えっ……指も?」

( ・∀・)「大丈夫。結構いろんなものを入れてしまったせいか、
      ちょっとやそっとの大きさじゃ、満足できなくなってしまったんだ」

モララーの提案に、俺は戸惑った。
彼女の入口に視線をやり、自分の指と見比べてみる。
だが、一見入りそうにはない大きさだった。
それを指三本にローターを一緒に、だと?



126: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:33:48.19 ID:lYP/PE5p0
( ・∀・)「とは言っても流石にこれを使ったほうがいいかな?」

と、モララーは一本のプラスチックのボトルを俺に差し出してきた。
蜂蜜やシロップを入れるような、細い口が先に付いた形状だ。
AVで見たことはあった。
これがローションか。

俺はボトルの蓋を開け、掌にその液体を垂らしてみる。
恐らくゼリー状の液体なのだろう。
そのせいで、必要な分だけ出すのに少し苦労した。
若干多めに出てきてしまったようだ。

兎も角、俺は人差し指と中指と薬指をくっ付けて、
その上にローターを乗せ親指で押さえた。
そして、それらの束を一斉に彼女の中に押し込んだ。

从////从「あん……ああああああ!!」

('A`;)「……おお」

よがる彼女の反応を横目に、俺は驚きを覚えた。
最初は狭く感じられた入口だったが、
一旦中に入ってしまえば、楽に奥まで押し込めた。

しかし、暖かい。
女の膣というのはこれほどまでなのか。
彼女の膣は熱いほどの体温を放っている。
もし、これが指ではなく、俺のアソコだったら……

妄想はさらに膨らむ。



130: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:35:34.69 ID:lYP/PE5p0
从////从「ああああああッ!! もうダメ!! もうダメだよおっ!!」

彼女は簡単に果てた。

女性が果てる、いわゆるイク瞬間というのは面白い。
身体を仰け反らせて、同時に膣を収縮させるのだ。
証拠に、俺の指を激しく締め付けた。
そして、三回、身体を震わせるのだ。

とは言え。俺は特別なことをやったわけではない。
決してゴールドフィンガーは持ち合わせていない。
ただ指とローターを前後に動かしていただけだ。
だが、見た限りでは彼女は想像以上に感じているようであった。

从////从「くあっ……ダメッ!! おかしくなっちゃうよおお!!」

しかも、異常だった。

一回果てたかと思えば、再びよがり始め、そのままもう一度果てる。
多分一度イクのに五分も掛かっていない。
女の喘ぎ声は演技が殆どだと訊いている。
だが、彼女に関してはそう見えなかった。

身体が如実に、その反応を物語っているのだ。
確実に感じている。
ここまで淫乱な女がいたとは。
俺は、感動すら覚え始めていた。



132: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:37:19.20 ID:lYP/PE5p0
( ・∀・)「どうした、そんなに気持ちいいのかい?」

从////从「は……い……ああん……気持ちいいです」

( ・∀・)「凄い変態だね。見たまえ。ドクオ君が引いてるじゃないか。
      君がいやらし過ぎるからいけないんだ。
      このままじゃあ、嫌われちゃうよ?」

从////从「あん……いや……だめえ……嫌わないで……」

( ・∀・)「じゃあ、どうするんだい?
      このまま嫌われちゃったら、その辺のオヤジに君をオモチャにしてもらうよ。
      僕達二人の前で、だ。その時僕達は服を着たまま見るだけだよ。
      決して助けたりはしないからね」

从////从「だめ……いや……っああああああん!!」

('A`;)「……」

気が付けば、俺が指を動かしている中でモララーが彼女に囁いていた。
言葉責めだ。
陰湿で執拗なまでに彼女を罵倒している。
寧ろ、モララーの言葉に引いてしまうほどに次々と蔑みの言葉を投げかける。

( ・∀・)「ドクオ君、君も責めてみるといい。
      彼女は結構なMでね。言葉では嫌がってるが、もっと敏感に反応するようになる」

またモララーは俺に促す。
確かにやってみたいが、当然のことながら言葉責めなどやったことがない。
少々困り果てたが、空気を読む限りだとやらなければいけないようだ。



140 名前: >>134の前に ◆KUIMWbIYTk 投稿日: 2007/06/24(日) 03:40:46.03 ID:lYP/PE5p0
从////从「だめ……嫌わないで……くっ……何でもする……何でもするから」

('A`)「ええと……じゃあ、俺に何をしてくれるんですか?」

从////从「何でも……いっぱいご奉仕……ああッ……します」

('A`)「な……なら、俺をいっぱい気持ちよくしてくれるんですか?」

从////从「はい……ドッくんの為なら……何でも」

('A`)「うーん……じゃあ、このままヤらせてもらえますか?」

从////从「欲しいです……ドッくんの……」

('A`)「俺の……なんだって?」

从////从「ドッくんの……ん……あああああッ」

('A`)「何? 聞こえないよ?」

从////从「ドッくんのおちんちんを……ください」

('A`)「どこに入れればいいの?」

从////从「ドッくんの……おちんちんを私の……おまんこの中に入れて下さい」

こうして、俺の初言葉攻めは終わった。
正直gdgdだった。
それに、少し噛んでしまった。
だが、彼女は快楽に耐えながら、涙目で懇願している。



134: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:39:04.73 ID:lYP/PE5p0
( ・∀・)「いいねえ。ドクオ君もSの資質が充分ある。
      じゃあ、早速本番といこうか。ああ、ちなみにゴムはいらない。
      彼女は生の方が好きなんだ」

('A`*)「……はい」

俺は、膣からローターと指を引き抜いた。
指を開けば、糸を引くほどに粘り気が濃くなっていた。
おまけに、ローションと汗と、愛液が混ざり合い泡が立っている。
何しろ、三十分近くも指を入れたままだったのだ。

そして、再び彼女に覆い被さった。
俺のものは、すっかりいきり立っている。

('A`*)「いい……ですか?」

从////从「おねがい……ハァ……ハァ……来て」

意思を確認すると、俺は彼女の潤みに先端を当てた。
そして、梃子摺りながらも入口を探り当て、軽くくぐらせた。
彼女が目を瞑ると、貪るように唇を合わせた。

互いに一度、もしくは数回果てたばかりだというのに、俺達は獣のようになっていた。
彼女は唇が触れたまま、舌を俺の口の中に滑り込ませる。
初めてのキスはディープキスだった。
だが、いまさらどうだろうと関係ない。

俺は、食いちぎるように、その舌を貪った。



148: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:42:28.09 ID:lYP/PE5p0
強い力を持った肉の輪が、亀頭を締め付ける。
動物の口が、俺の陰茎を飲み込もうとするような動きだ。
貪欲な、欲望にまみれた口だった。

俺は、彼女の両足を脇に抱えた。
そして、思い切り腹を前に突き出した。
一瞬、彼女の顔が歪んだ。
気が付けば、奥まで届いていた。

从////从「あっ……すごいよお……ドッくんが入ってる……」

俺は彼女の反応をよそに腰を振り始めた。
凄い絡みつきだ。
すっかり蜜で満たされた肉壷は、余す所なく俺の陰茎全体を刺激する。

('A`)「これが、欲しかったんですよね」

从////从「うん……ああっ……これ!!」

叫んだ。
動きに合わせて、彼女も腰を振る。
それが、さらに俺を刺激する。

もっと。
もっとだ。
徹底的に彼女を犯さなければ、俺は収まらない。
そうだ、中にぶちまけてやるんだ。



151: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:44:10.05 ID:lYP/PE5p0
('A`)「このまま、出しますよ」

俺は冷たく言った。
先程果てたばかりだと言うのに、もう次の絶頂が迫っている。
流石に早すぎるとは思ったが、
自身で腰の動きを止めることができない。

从////从「……出して……いっぱい出して!!」

息を詰まらせながら、彼女は切望した。
狂っている。
出会ったばかりの男にいいように犯されているというのに、
それを受け入れようとしているのだ。

だったら……

思い切りぶちまけてやる。
後のことは考えていなかった。
更に腰のスライドは激しくなる。
下の階に響くほどにベッドは揺れる。

来る。
波が押し寄せてくる。
今までで一番巨大な波だ。

('A`;)「く……出るッ!! 出すぞ!!」

从////从「来てッ!! 私の中に思いっきり出して――」



155: ◆KUIMWbIYTk :2007/06/24(日) 03:45:53.28 ID:lYP/PE5p0
これで、終わったわけではなかった。
いや、これが始まりだったのかもしれない。

俺達は休むことはなかった。
その後も互いを貪りあった。
飽きる事はなかった。
事が終わってもなお、俺のものは天を突いていたのだ。

これほどまでの欲情は初めてだった。
やはり、彼女はそれほどまでに魅力的なのだろう。

俺達は互いに、交渉した。
どちらも拒まなかった。
舌が痺れるほど、感覚が無くなるほど舐めあった。
どちらかが果てれば、残ったほうが互いの性器を舐めあう。

それがいつまでも続いた。

気が付けば、モララーは電話を持って姿を消していた。
恐らく用事ができたのだろうか。
だが、そんなことはどうでもよかった。
今、この瞬間はこの目の前の肉体を犯す、それだけを考えていた。

「……ああ、もしもし?
 ……どうやら上手くいったようだ。
 何しろ、薬で眠らせた間に知り合いの医者に検査してもらったら、できちゃっていたからね。
 ……おいおい、僕にもそれなりに家庭と仕事を持っているんだ。
 それに、もうあのオモチャには飽き始めていたところさ。
 ……あの青年は悪そうには見えない。彼女も気に入ってくれたようだし、ね。
 まあ、何とか上手くやってくれるだろう。」



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