( ^ω^)ブーンがタッチタイプをマスターしたようです

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/06(金) 23:33:14.40 ID:5T1nmvYe0
(;^ω^)「コイツは・・・・・・」

(;'A`)「やっべぇな・・・・・・」

ここまで騒ぎを大きくすれば確かに警察が来てもおかしくはなかった。

でも、それ以上に生きることに必死だったんだ。

どうしよう。

そんな考えをしている内にも時は過ぎていく。

そして、とうとう、パトカーのサイレン音が店の前で止まった。













  _
( ゚∀゚)「うおおおおおおっぱい!!」

警官の服で突入してきた男。いや、むしろコイツを捕まえろ警察。



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/06(金) 23:36:23.77 ID:5T1nmvYe0
(;^ω^)「ドクオ、どうするお?」

僕は警察の登場に恐怖と不安を感じながら、隣りにいるドクオに耳打ちする。

怖いもんは仕方ない。ドクオの気持ちが今少しわかった気がした。

(;'A`)「どうするもこうするも、どうも出来ないだろ」

(;^ω^)「逃げるって手もあるお」

(;'A`)「逃げたら確実に怪しまれる。だったら大人しく傍観者ぶるのが一番だ」










  _
( ゚∀゚)「おいそこのキーボードを出してる怪しい奴!ちょっとこっちに来い!」

('A`)「しまった!」

( ^ω^)「お前はどこまで馬鹿なんだお」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/06(金) 23:39:23.04 ID:5T1nmvYe0
('A`)「というかコレどうやって消すのかワカンネ」

だからずっと出しっぱなしだったのか。

  _
( ゚∀゚)「ナニをこそこそ隠れてやってるんだ?」

言い方が何か、うん、腹立つ。

('A`)「いや、ナニをする必要もないじゃないですか」

  _
( ゚∀゚)「なんだろう、お前とは友達になれそうな気がする」

('A`)「いや、俺もなんかそんな感じがします。あ、キーボード邪魔ですね。消しますよ」

  _
( ゚∀゚)「いやあ、なんか悪いね」

('A`)「いえいえ、こちらこそこんなわけのわからなものを。デリート、っと」

消せたんかい。というかお前等何馴れ合ってんだよ。




  _
( ゚∀゚)「あ、怪しい奴め!!お前等ひっとらえろ!!」

('A`)「ナンテコッタイ」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/06(金) 23:40:52.33 ID:5T1nmvYe0












( ^ω^)「あの、僕関係ないんで」

(;'A`)「お前って奴ァ――――――!!」



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/06(金) 23:44:36.31 ID:5T1nmvYe0
  _
( ゚∀゚)「ん、確かに君は何もなさそうだな。よし、あの覇気のない男を捕まえろ!!」

('A`)「三十六計!逃げるが勝ちよ!!」

  _
( ゚∀゚)「逃がすか!追えー!!」

駄目だ。ドクオを捕まえさせるなんて、そんなわけにはいかない。

僕がそう思い、ドクオを助けようと一歩踏み出した次の瞬間――――――







ノパ听) 「とうっ!」

(;^ω^)「なんでアンタが――――――!!」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/06(金) 23:47:12.28 ID:5T1nmvYe0
('A`)「お前は、さっきの女!逃げたんじゃなかったのか!?」

ノパ听) 「甘いな、自宅警備員。警察から身を隠すためにドリンクバーの裏に隠れてただけだああああ!!
     それよりお前は何をしてるんだ!!お前は私が倒す!!だからこんなところで捕まってる場合じゃないだろう!!」

  _
( ゚∀゚)「おおおおおおおおお!!!!」

警察が何かおたけびをあげている。どうみても僕等より不審者じゃねーか。

ノハ;゚听) 「おおおおおおおお!!!?なんだああああああ!?」

  _
( ゚∀゚)o彡゚「おっぱい!おっぱい!」

警察は女性の胸をロックオンしながら右腕を上下に振っている。

確かに、この女性の胸はふくよかで、豊満な大きさだけど・・・・・・

警察がそれをやっちゃ不味いだろ。公序良俗もないじゃないか。
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/06(金) 23:49:26.22 ID:5T1nmvYe0
ノパ听) 「なんだかよくわからないが熱い奴だなああああああ!!!!気に入ったぞおおおおおお!!」







  _
( ゚∀゚)「じゃあ記念におっぱいもませてくれ」

ノパ听) 「だが断る」

('A`)「あの、僕は渦中の外ですか」

ノパ听) 「はっ!!そうだ、こんなことをしてる場合じゃないぞおおおおお!!!
     自宅警備員よおお!!!早く逃げろおおおおお!!!!」
  _
( ゚∀゚)「・・・・・・そう簡単に逃がすと思うのか?」

突然警察の目がギラリと輝いた。

まるで何かのスイッチが入ったかのように、威圧感をひしひしと身に受ける。



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/06(金) 23:53:13.59 ID:5T1nmvYe0













('A`)「あ、警察さん。ちなみにこの惨状は全部そこにいる女がやりました」

ノハ;゚听) 「お前って奴ァ――――――!!」

  _
( ゚∀゚)「お前等!この女を確保だ!!」

次の瞬間、女性が数名の警察官に取り押さえられた。

その中で、命令を下してた男は女性の胸を揉んでにやけていた。



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/06(金) 23:57:23.32 ID:5T1nmvYe0
( ^ω^)「それじゃ、僕等は帰りますお」

('A`)「ばいにー」

  _
( ゚∀゚)「何言ってんだ。手前等も署に連行だっての」

(;^ω^)「え、何でですかお?犯人捕まったし大円満じゃないですかお?」

  _
( ゚∀゚)「アホ抜かせ。目撃者には違いないだろ。それに被害者っての面もある。
     それを考えても事情聴取は必要なんだよ。無論お前等に拒否権はない。
     わかったら、両手挙げて、大人しくしてろ」

ちらりとドクオの方を見る。もう抵抗する気はないようだ。両手を挙げて無表情のまま突っ立っている。

('A`)「ブーン。大人しく連行される方がいいみたいだ。下手に抵抗はしない方がいい。
   それに、俺たちはこの店に損傷を加えるようなことはやってないんだ。すぐに解放されるさ」

そうドクオが僕に耳打ちしてくる。



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/07(土) 00:00:08.31 ID:pfVfDoU00
いや、だから













( ^ω^)「僕は関係ないんで。そこ二人が全部やりました」

(;'A`)ノハ;゚听) 「お前って奴ァ――――――!!」

  _
( ゚∀゚)「関係ないも糞もねーっての。いいから両手挙げろ。
     抵抗するってんなら、ちぃっとばかし痛い目見て貰うぞ?」

( ^ω^)「スミマセンデシタ」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/07(土) 00:02:06.33 ID:pfVfDoU00
大人しく、素直に警察の言うとおりにした。

ドクオと女性は僕を睨みつけている。

睨まれながら、僕達はパトカーへと突っ込まれた。








('A`)「お前マジ覚えてろよ」

( ^ω^)「おちんちんびろーん」

静かに、パトカーが僕等を乗せ、発進した。





一話おわり



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