(´・ω・`) ショボンは地獄の料理人のようです

12: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:11:19.52 ID:ZcbY48nWO

プロローグ

地底、深く



13: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:13:36.00 ID:ZcbY48nWO


ここはどこだろう。
僕は、真っ暗い闇の中に、点々と赤い火が灯る異空間を漂っていた。

(´・ω・`) 「ここはいったい…」

ところが、終わりは唐突にやって来た。
瞬間、パッと目の前の光景が変わり、僕は厨房に立っていたのだ。

(´・ω・`) 「使い込まれたいい中華鍋だ」

料理人の性か、僕は調理器具に目を奪われた。
そんな僕の肩をグイッと引き、何者かが話しかけて来た。



18: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:14:42.76 ID:ZcbY48nWO
^ゝ^ 地獄へようこそ
 ー 

なんだこいつは?
顔がでかい。
それに、地獄だと?
何だかよくわからないが、気が狂っとる。

(;´・ω・`) 「ひいっ!!だ、誰!?」

^ゝ^ 僕は閻魔大王だよ
 ー 

右手にヤットコ、左手にワインボトルを携え、男は言った。

^ゝ^ お腹が空いたので
 ー  なにかご馳走してよ

男は腹を減らしている様子だ。
幸いにも、ここは厨房で、僕は料理人。
腹を減らした奴を放っておく程、僕は鬼畜ではない。
そして、僕は首を縦に振った。



19: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:15:53.10 ID:ZcbY48nWO
その時だ。
天井から、否、さらに上の方から救いを求める声がした。

(´・ω・`) 「いかなきゃ」

^ゝ^ キミは風邪で死んだんだ
 ー  現世に未練を持つのはよくないよ

あぁ、そうか。僕は師匠と同じ道を歩んでしまったのか。
皮肉なものだと、小さく笑った。
酷く朧気な記憶だが、自分が風邪で死んだ時のことを思い出していた。

(´・ω・`) 「それでも、僕は行く」

しかし、ここで燻っている訳にはいかない。
僕は行く。



21: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:16:55.77 ID:ZcbY48nWO
^ゝ^ 帰ってきたら
 ー  美味しいものご馳走してよ

(´・ω・`) 「あぁ、約束だ」

もう一度言おう、僕は行く。

地獄の料理人、ショボンとして。



22: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:18:07.38 ID:ZcbY48nWO

1話

裏切りの暗殺者



28: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:23:00.88 ID:ZcbY48nWO


ふと、俺は思い出した。

('A`) 「師匠が死んで、もう一週間か」

あの男は死んだ。
すごく、すごく悲しい。
だが、今はそんなことどうだっていい。
なぜなら、先日、俺は史上最強の兵器を手に入れたのだから。

('A`) 「兵器の名は、ホットプレート。その名を口に出すだけで、夢と希望が溢れ出す」

焼きそばを作るか?
お好み焼きを作るか?
いや、答えは一つ。

('A`) 「焼肉以外考えられん」

焼肉大国日本万歳。

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:24:24.25 ID:aJADqqA0O
いつのまに弟子入りしたんだwwwwwww

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:24:34.98 ID:tbhZdFxaO
焼き肉ktkr
今夜俺の家、焼き肉なんだ



32: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:25:50.54 ID:ZcbY48nWO
しかしだ。

('A`) 「一人焼肉とはこれいかに」

ちょっとばかりさびしい。
俺は、一緒に焼肉してくれる友人(毒男)に電話することにした。

('A`) 「あ!もしもし、毒男A?今日焼肉するけどウチ来る?」

返事はイエスだった。いや、イエス以上の返事を毒男Aは用意していた。

('A`) 「え?知り合いにワインもらったの?しかも持って来てくれるだなんて!」

その後、毒男Aを褒めちぎるだけ褒めちぎって、電話を切った。
この魚を逃がす訳にはいかなかったからだ。



33: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:27:22.16 ID:ZcbY48nWO
('A`) 「ちょろいもんだぜ」

俺は一人、ほくそ笑んだ。
ところが、同時に問題も発生した。

('A`) 「ワインに合う焼肉?知らんがな」

まさか、エバラ焼肉のタレという訳にはいかないだろう。

('A`) 「どうしよう」

俺は頭をひねっていた。



36: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:29:03.71 ID:ZcbY48nWO
その時だ。

(´・ω・`) 「帰って来たぜ!地獄の料理人、ショボンだ」

なんだこいつは?
人の家(アパート)に勝手に上がり込みやがって。

そんな奴には―――

('A`) 「パンチしてやろうか?」

次の瞬間、俺は宙を舞った。フライパンでぶん殴られたのだ。
この男、容赦を知らない。
だが、ありがたいことに、ちょっとばかしの記憶を思い出した。

('A`) 「あ!師匠じゃないっすか!もう忘れてましたよ〜」

(´・ω・`) 「ショボーン」

男のさびしそうな顔を、俺は生涯忘れないだろう。

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:30:09.03 ID:k4UWs040O
(´・ω・`)ショボーン
正しい使われ方久しぶりに見た

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:30:29.26 ID:KGVI5ZckO
やべ…濡れてきた

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:30:59.45 ID:MoHnwA18O
師匠忘れんなw
支援

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:32:00.63 ID:BPt0eRoz0
このノリ大好きだわwwwww

支援

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:36:03.64 ID:Cw0Vw5xxO
流石だww



43: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:36:51.76 ID:ZcbY48nWO
('A`) 「そんなことより、ワインに合う焼肉を教えてください」

(´・ω・`) 「お前なんか一生エバラ焼肉のタレで焼肉してろ」

('A`) 「そんなこと言って、しっかり小鍋握ってるじゃないっすか」

まったく、素直じゃないんだから。

(´・ω・`) 「よし、はじめるぞ」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:37:34.41 ID:RQMWHDLZ0
ツンデレwwww

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:37:38.38 ID:9R8/9cIyO
(´・ω・`)がいつのまにかツンデレキャラになってるwww



46: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:38:18.16 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「今日は3種類、ワインに合う焼肉のタレを教える」

(´・ω・`) 「まず1つ目。牛肉用のタレだ」

(´・ω・`) 「赤ワイン:3
バルサミコ酢:1
砂糖:1
の割合で合わせて、鍋に入れて1/3の量になるまで煮詰めろ」

(´・ω・`) 「粗熱を取って、みじん切りのエシャロットをどっさり入れたら、完成だ」

(´・ω・`) 「牛肉にからんだ甘酸っぱいタレと、シャリシャリのエシャロットの爽快感。
これがワインを引き立てる」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:38:34.51 ID:MoHnwA18O
ショボンカワユス

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:39:14.03 ID:DgI2GGA+0
材料たけぇwwww



支援



49: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:39:19.44 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「次に2つ目。鶏肉用のタレだ」

(´・ω・`) 「たっぷりのオリーブオイルと、たっぷりのみじん切りのニンニク。
これを、鍋に入れて弱火にかけ、ニンニクが茶色くなるまで煮ろ。
これで、完成だ」

(´・ω・`) 「間違っても強火で煮るな。
あっという間にニンニクが黒焦げになって苦味がやばい。
やばい。マジやばい。苦味やばい」

(´・ω・`) 「淡白な鶏肉にからんだ、ニンニクオイルのコクと香り。
ワインだけじゃなく、ビールにも合う」



50: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:40:27.82 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「最後に3つ目。豚肉用だ」

(´・ω・`) 「赤ワイン:3
黒酢:1
黒砂糖:1
醤油:0.5
の割合で合わせて、鍋に入れて1/3の量になるまで煮詰めろ」

(´・ω・`) 「マスタードを、タレがトロッとするくらい入れたら、完成だ」

(´・ω・`) 「どこか懐かしい味だ。
うん、そんだけ」



51: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:41:29.70 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「牛肉用のタレは、ワインの名産地、ボルドーの名物料理
『牛肉のステーキ ボルドー風』
をイメージした」

(´・ω・`) 「鶏肉用のタレは、居酒屋メニュー
『ガーリックチキン』
をイメージした」

(´・ω・`) 「豚肉用のタレは、個人的に好きな
『黒酢の酢豚』
をイメージした」

(´・ω・`) 「肉には、塩胡椒でしっかり下味をつけろ。
タレをつけるからって薄味にすると、タレの味に負けて、肉の味がぼやけるからな」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:42:16.87 ID:jR5yQW/M0
バルサミコ酢、エシャロットあたりがハードル高けーな



55: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:42:33.29 ID:ZcbY48nWO
ひさしぶりに、俺は叫んでいた。

('A`) 「こんなにいろいろ材料ないよ!」

男は一言残して消えた。

(´・ω・`)mg 「プギャーwwwwwwwwwwww」

エバラ焼肉のタレで我慢します。

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:43:30.92 ID:BPt0eRoz0
ちょっwww
ひどいなwwwww

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:45:00.34 ID:542KV2nU0
助けてくれねえwww

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:45:23.55 ID:y7MXdjD60
ツンツンwwwww

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:46:30.57 ID:iwjr56VqO
鬼蓄になってかえってきたのかww



62: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:47:58.25 ID:ZcbY48nWO

2話

悪意ある利用



63: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:48:56.61 ID:ZcbY48nWO


ふと、僕は思い出した。

( ^ω^) 「師匠が死んで、もう一週間だお」

あの男は死んだ。
すごく、すごく悲しい。
だが、今はそんなことどうだっていい。
なぜなら、今、僕はデート中だからだ。

( ^ω^) 「ぶひひwwwwww女と潮干狩りうめぇwwwwww」

ξ゚听)ξ 「車持ちうめぇwwwwwwwwwwww」



66: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:50:10.65 ID:ZcbY48nWO
足替わりに、彼女が僕を使っているのは知っている。

正直、悲しい。

だが、このデートの後、僕は彼女を落とす。
その方法が、僕にはある。
酔わせて襲う。
否、パスタだ。パスタで彼女を落とす。

そのためだけに、僕は今まで修行して来たのだから。



68: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:51:15.91 ID:ZcbY48nWO


時は満ちた。

( ^ω^) 「採って来たあさりで、ボンゴレ作るお」

ξ゚听)ξ 「へぇ〜、料理出来るんだ」

( ^ω^) 「もちのろんだお!」

一呼吸間を開けて、僕は言い放った。

( ^ω^) 「得意料理はパスタだお」

決まった。

早速、僕はボンゴレ作りに着手した。



70: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:52:39.87 ID:ZcbY48nWO
( ^ω^) 「まず、パスタを沸騰したお湯に投入だお」

( ^ω^) 「パスタを茹でてる間に、オリーブオイルで、あさりを炒めるお。
あさりの口が開いたら、水を入れてあさりを煮るお」

( ^ω^) 「茹で上がったパスタと、あさりをからめて…」

(;^ω^) 「あれ?からまないお…」

(;^ω^) 「あ!殻からあさりの身が!」

(;^ω^) 「殻が割れたお!カルシウム入りパスタの完成だお!」



(;^ω^) 「やべぇお…」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:56:24.72 ID:MoHnwA18O
>>70
修行してそれか

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:55:02.44 ID:XjyptAfs0
>>70
不覚にもワロタ

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:55:14.24 ID:jR5yQW/M0
ボンゴレは地味に知りたい



73: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:56:03.34 ID:ZcbY48nWO
僕がテンパっていた、その時だ。

(´・ω・`) 「帰って来たぜ!地獄の料理人、ショボンだ」

なんだこいつは?
なんとなくは覚えているのだが。

(´・ω・`) 「ほれ、靴下返しに来たぞ」

僕は全てを思い出した。そして、懇願した。

( ^ω^) 「ボンゴレの作り方教えてくれお」

(´・ω・`) 「じゃあ、靴をくれ」

僕は苦悩の果て、苦渋の決断をしたのだった。

( ^ω^) 「片方だけなら…」

(´・ω・`) 「よし、はじめるぞ」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 18:56:25.15 ID:RQMWHDLZ0
片方すかwwwwwwwww



76: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:57:49.22 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「まず、パスタを茹でる。
この、パスタを茹でてる間が勝負だ」

(´・ω・`) 「包丁の腹でつぶしたニンニクと、オリーブオイルを、火にかける前のフライパンに入れろ。
そして、弱火にかけて、ニンニクの香りをオリーブオイルに移す」

(´・ω・`) 「間違っても強火にかけるなよ。
あっという間にニンニクが黒焦げになって苦味がやばい。
やばい。マジやばい。苦味やばい」

(´・ω・`) 「あれ?これさっきも言ったな…」



77: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 18:58:55.80 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「次に、先程のニンニク油で、あさりを炒める」

男は手際よく、あさりを炒めていた。
だが、あさりの口が開く前。その異常事態は始まった。

(´・ω・`) 「ここで、小麦粉を軽く振り入れろ」

(´・ω・`) 「小麦粉でつなぎを作ってやれば、パスタとあさりが、よくからむ」

なんという強固な姿勢だ。
無理やりすぎて失禁した。



79: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:02:20.22 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「油と小麦粉がなじんで来たら、白ワインを入れろ」

(´・ω・`) 「白ワインを入れるのは、旨味付けと、粉っぽさと生臭さを消すためだ」

(´・ω・`) 「白ワインが煮詰まって来たら、水と、種を取り除いた赤唐辛子を入れろ」

(´・ω・`) 「フライパンにフタはしないで、中火で、あさりの口が開くまで煮ろ」

(´・ω・`) 「ある程度煮詰めたら、煮汁を味見して、塩胡椒で味を調えろ」

(´・ω・`) 「ここで、茹で上がったパスタをフライパンに投入だ」



80: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:03:55.98 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「パスタとあさりをからめながら、バターをちょこっと投入。
バターとあさりの相性は異常。
うん、異常」

(´・ω・`) 「仕上げにパセリを振り撒いて、完成だ」

素敵だ。パスタとあさりが一体となっている。
思わず、生唾を飲んだ。



83: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:04:51.03 ID:ZcbY48nWO
ひさしぶりに、僕は叫んでいた。

( ^ω^) 「パスタはやっぱりアルデンテだお!」

男は一言残して消えた。

(´・ω・`) 「芯のある男は、好きだ」



ξ゚听)ξ 「ボンゴレまだー?」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:05:24.04 ID:MoHnwA18O
新鮮なアサリは砂出しの必要ないのか……
勉強になる

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:05:59.44 ID:hbTKMw8A0
え、砂だししてんだろこれwwwwww

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:12:05.32 ID:CSuf4Gic0
俺、コレ見終わったら買い物に行くんだ……

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:12:29.14 ID:BwL+1YYTO
お腹すいた



90: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:13:23.65 ID:ZcbY48nWO
( ^ω^) 「あさりの砂だしは、車の中でしたお」

( ^ω^) 「よい子は静かな暗い所で、砂だししてくださいお」



91: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:14:43.11 ID:ZcbY48nWO

3話

先、閲覧注意

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:15:10.89 ID:RQMWHDLZ0
マジすかwwwwwwwwwww

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:15:18.59 ID:BPt0eRoz0
今回のメニューはレベルが高いなwww



94: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:16:29.35 ID:ZcbY48nWO


ふと、私は思い出した。

(*゚ー゚) 「師匠が死んで、もう一週間か」

あの男は死んだ。
すごく、すごく悲しい。
だが、今はそんなことどうだっていい。
なぜなら、夫と息子に出て行かれたからだ。

(*゚ー゚) 「あははは!!人生オワタ\(^o^)/」

既に、気は狂っていた。

(#゚ー゚) 「ちくしょう…浮気ぐらい許せよ…
尻の穴のちいせぇ男だな…クソが!!」

私は、一人さびしく悪態をついていた。



96: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:19:11.81 ID:ZcbY48nWO
(*゚ー゚) 「腹減ったし、何か食べるか…」

何を作ろうか。
そんなことを考えていると、ふと、息子の顔を思い出した。

(*゚ー゚) 「そういえば、ギコちゃんはオムライスが好きだったなぁ…」

(;゚ー゚) 「私、オムライス作るの下手だったけど」

ちょっと、涙が出た。

(*;ー;) 「ごめんね…ギコちゃん…」

瞬間、頭に電撃が走った。



97: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:21:08.40 ID:ZcbY48nWO
(*゚ー゚) 「そうだ!美味しいオムライスを作ったら2人とも帰ってくるかも!」

要は、美味い食べ物で釣ろうというわけだ。
男なんてバカばっかり。

(* ー ) 「ふふ」

私は妖しく笑った。



100: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:26:20.13 ID:ZcbY48nWO
その時だ。

(´・ω・`) 「帰って来たぜ!地獄の料理人、ショボンだ」

なんだこいつは?

(*゚ー゚) 「どちらさま?」

(´・ω・`) 「あの日の夜を忘れたか!?」

私はあっさり思い出した。

(#゚ー゚) 「あなたのせいで家庭が目茶苦茶よ!責任取ってよ!」

(´・ω・`) 「うっせーメス豚だな!死ね!死に曝せ!」

(*;ー;) 「バカ!!!!」

私は、遂にキレた。

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:28:23.32 ID:/vnH1rvH0
www鬼畜www

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:28:24.68 ID:9R8/9cIyO
これはwwwwwwww

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:28:44.02 ID:6guTCHV7O
ガキの喧嘩wwwwwwwwwww



107: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:30:24.13 ID:ZcbY48nWO
(*゚ー゚) 「そんなことより、美味いオムライスの作り方教えて」

(´・ω・`) 「オムライスは鬼門だなー」

(´・ω・`) 「僕、オムレツ作るの苦手なんだよね」

(*゚ー゚)mg 「不能プギャーwwwwwwwwwwww」

(´・ω・`) 「代わりにチキンライスで許して」

(*゚ー゚) 「じゃあそれで」

(´・ω・`) 「オムライスさん、すまない!」

(´・ω・`) 「よし、はじめるぞ」



108: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:31:26.78 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「まず、野菜をみじん切りする。
米粒サイズのみじん切りだ。
そのサイズにすることで、食べた時に一体感があって美味い」

(´・ω・`) 「使う野菜は、ニンジン、タマネギ、ニンニク、マッシュルームだ」

(´・ω・`) 「おっと!マッシュルームはみじん切りじゃなかった!
半分に切って、横からスライスだ。
缶のマッシュルームなら切らなくていい。
汁はきっておけよ」



110: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:32:40.84 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「次に、鶏肉を切る。
鶏モモ肉がいいな。もちろん皮付き。存在感があるからな。
大き過ぎず、小さ過ぎずの、1cm角ぐらいに切れ」

(´・ω・`) 「次に、材料をバターで炒める。
ニンジン、タマネギ、鶏肉を、全部同時にフライパンに投入して構わない。
弱火だと鶏肉に火が通らない。
強火だと野菜が焦げる。
だから、中火で炒めろ」



111: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:33:43.40 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「ある程度炒まったら、ここでニンニクを投入しろ」

(´・ω・`) 「もしあったら、ニンニクと一緒にローリエも入れろ。
ローリエの、澄んだ、甘い香りが全体を引き立てる」

ここで、男はまさかの奇行をとった。



113: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:34:50.73 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「水を入れろ」

コップ1杯の水だと?
やばい、男はスープを作る気だ。

(#゚ー゚) 「今は、チキンライス作ってんだろうがああああああ!!!!
スープ作ってんじゃねええええええ!!!!」

私は必死に男を止めた。これでは、夫と息子は帰って来ない。

(´・ω・`) 「邪魔すんな!!」

私は包丁で刺された。
洒落にならない昼下がりの情事。
血塗れで横たわる私を尻目に、男は淡々とチキンライス作りを再開した。

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:35:25.13 ID:CL+XSd540
刺したwwww

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:35:26.93 ID:6guTCHV7O
死んだwwwwwwwwwww

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:35:33.30 ID:ZSjw0hNbO
おいwwwww

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:36:37.03 ID:hVHg5m2E0
ちょっとまてぇぇええwwwwwww

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:37:12.00 ID:CSuf4Gic0
火サスwwww



122: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:39:24.49 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「水を入れたら、火力を全開にして煮詰めろ」

(´・ω・`) 「この時、固形ブイヨンは入れるな。
『余計な味』を追加すると、全体のバランスが悪くなるからだ」

(´・ω・`) 「水が煮詰まって来て、フライパンから、『ザワザワ、パチパチ』と音が聞こえて来たら、マッシュルームと、ウスターソースを少し入れろ」

(´・ω・`) 「スパイシーなウスターソースは、いいアクセントになる」

(´・ω・`) 「そして、さらに煮詰めろ。
マッシュルームが水分を吸って、焦げそうになったら、水を適当に追加しろ。
水は煮れば蒸発するから、安心しろ」

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:40:06.18 ID:hVHg5m2E0
刺しておいてなにやってんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



125: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:40:31.95 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「水分が大体飛んで、ネットリして来たら、フライパンを火から外せ。
これで、野菜と鶏肉の『煮物』は、完成だ」

(´・ω・`) 「そこに、ご飯を乗せる。
ご飯の上に、たっぷりとケチャップを絞り出す。
ご飯からはみ出すと、ケチャップが焦げるから注意しろ。
軽く塩胡椒も振っておけ」

(´・ω・`) 「これをまた、中火にかけろ。
ご飯に、『煮物』とケチャップが、からまる様、全体を合わせろ」



126: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:42:13.87 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「次第に、珊瑚色のご飯の表面の水分が飛んで、パリッとしてくる。
そしたら、グリーンピースをばらまいて、完成だ」

(´・ω・`) 「ご飯に、野菜と鶏肉の煮物の美味いスープを吸わせた、極上のチキンライスだ。
ふんわり、しっとりして美味い」

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:42:28.87 ID:hVHg5m2E0
誰のためにやってんだよwwwwwww

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:42:38.84 ID:AaiAJ29+O
すごいな

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:43:14.51 ID:EL41RxocO
独り言ktkr



130: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:43:35.54 ID:ZcbY48nWO
息も絶え絶えに、私は叫んだ。

(; ー ) 「それは…ケチャップじゃなくて…
私の…血です…!!」

男は一言残して消えた。

(´・ω・`) 「お食事中の皆様、申し訳ありませんでした」

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:43:40.75 ID:CL+XSd540
横を見ろwwww

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:44:04.11 ID:CL+XSd540
やっぱり血だったかwwww

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:44:55.57 ID:5ZBwAAYgP
普通にチキンライス作って溶いた卵を薄焼きしたものを乗せればオムライスじゃね?
半熟オムレツ開くやつはオムレツ作るの苦手だと無理だけど・・・

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:45:07.94 ID:jZXc/XDk0
いやああああああああああああwwwwwwwwwwwww



135: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:48:47.85 ID:ZcbY48nWO

最終話

萌え上がる、紳士



137: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:49:55.36 ID:ZcbY48nWO


気が付くと、僕はまた、あの厨房に立っていた。

^ゝ^ おかえりなさい
 ー  どうでした

相変わらずこの男の顔はでかい。

(´・ω・`) 「楽しかったよ」

^ゝ^ それはよかったね
 ー  ところでご馳走はまだ?

(´・ω・`) 「悪かったね。今作るよ…」

余程、腹を減らしているのだろう。
少々の罪悪感を感じつつ、僕は厨房内をぐるりと見渡した。

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:50:15.84 ID:kBAdB34vO
夫に逃げられた上にショボンと地獄行きwwwwwwww



140: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:51:40.19 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「でも、この厨房、何も材料がなさそうなんだが…」

残念だが、これでは何も作れない。

^ゝ^ 舌があるよ
 ー 

(´・ω・`) 「した?」

^ゝ^ 地獄に落ちた人の舌
 ー  腐らない様に茹でてあるよ

下ごしらえまでしてるとは、なかなかの切れ者だ。
流石は、閻魔大王と言ったところか。



142: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:53:13.84 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「じゃあ、タンシチューにしよう。
もしもの時のために、ハインツのデミグラスソース缶もあるし」

ハインツのデミグラスソース缶。
これは、僕の御守りだ。少々重いのが難点だが、いつもポロシャツの胸ポケットに潜めている。
まぁ、紳士のたしなみだ。

143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:53:30.20 ID:0hGijN5p0
グロ…(゚д゚)

145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:54:26.67 ID:7PiyBgBwO
妙にグロいwwwww



146: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:54:53.88 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「それから、お前がさっきから持ってる、その赤ワインをくれ」

^ゝ^ なんで?
 ー 

(´・ω・`) 「ハインツのデミグラスソース缶と赤ワインを、同量、鍋に入れて、半量になるまで煮込む。
これで煮れば、大体のものは美味い」

^ゝ^ じゃあ赤ワインあげるね
 ー 

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:55:19.87 ID:9R8/9cIyO
んな紳士のたしなみ聞いたことねぇよww

148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:55:19.91 ID:k4UWs040O
胸ポケットに缶詰めだと

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:55:20.04 ID:Rn3qb5HiO
ぬぅ・・・・続編来るとは思ってなかったお(^ω^ )
るんるんで今見てますお
ポン酒の上手い使い方なんてあればそのうちやって欲しいお(^ω^* )



150: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:56:14.62 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「あ、あとバターはないか?」

^ゝ^ ちょっと待って
 ー  今、僕のお乳から作るよ

(´・ω・`) 「ありがとう」

152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:56:53.39 ID:2f0j3IEE0
乳wwwwwwwwwwwww

153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:57:02.27 ID:Rn3qb5HiO
>>150
ちょwwww(゜Д゜ )

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:57:08.86 ID:HT6rEAfHO
タンシチューって実在の料理?

162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:59:45.57 ID:5ZBwAAYgP
>>154
ある。
圧力鍋でとろける柔らかさまで茹でるとマジでウマイ。
似たようなので砂肝バージョンもあり。



155: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:57:35.81 ID:ZcbY48nWO


(´・ω・`) 「よし、いい感じになったな」

鍋の中を見て、僕は言った。
煮汁が元の半量程度になり、タンもいい感じに色付いている。

^ゝ^ バター出来たよ
 ー 

出来たてバターの、その芳醇な香りは、僕に幻覚を見せた。

(´・ω・`) 「焼きたてのトーストに、たっぷりバター塗って食いてぇ」

食いてぇ。いや、喰らいてぇ。

ハッ、と意識を取り戻し、僕はタンシチューの仕上げに取り掛かった。

156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:57:45.83 ID:hVHg5m2E0
ちょっと待てwwwww

157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:58:01.96 ID:0hGijN5p0
お乳wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:58:13.49 ID:4+U2INYv0
乳wwwww

159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:58:23.76 ID:k4UWs040O
赤ワインも…

160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 19:59:10.48 ID:9R8/9cIyO
さりげなくエグいなwww



161: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 19:59:16.54 ID:ZcbY48nWO
(´・ω・`) 「仕上げにバターをちょこっと投入だ。
これで、さらなるコクを出す」

(´・ω・`) 「バターが溶けるくらい煮たら、完成だ」

光沢のある、茶褐色のそれは、まさに『魅せる』料理。

同量の、ハインツのデミグラスソース缶と赤ワインを、半量になるまで煮詰め、仕上げにバターを入れる。

たったこれだけで、ここまでの破壊力を演出する。
ハインツのデミグラスソース缶には、『破壊神』の名が相応しい。

^ゝ^ 辛抱堪らん
 ー 

男は、鍋ごと喰らい出したのだった。



163: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 20:00:56.59 ID:ZcbY48nWO


鍋を空にし、冷静になったのか。
男は、恥ずかしそうに言った。

^ゝ^ 僕、女の子なのに
 ー  こんな食べ方して恥ずかしいよぅ

(*´・ω・`) 「僕っ娘だったの!!!?」



おしまい\(´・ω・`)/



179: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 20:05:28.80 ID:ZcbY48nWO

あとがき



183: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 20:08:58.70 ID:ZcbY48nWO

先輩、給料日くらい、良いもの食べさせてくださいよ

2007/09/02 たろお



187: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 20:11:43.75 ID:ZcbY48nWO
今回は『地獄』仕様ということで、全編グロ描写の連続でした^^;

書いててお腹すいちゃいましたよー^^

なんかネタ思い付いたらまた書きたいですね、はい^^



190: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 20:18:45.77 ID:ZcbY48nWO
( ^ω^) 「じゃあ今日はパスタを2種類紹介するお!」

( ^ω^) 「ちょっと待ってくれお」



198: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 20:33:03.26 ID:ZcbY48nWO
『アンチョビふりかけパスタ』



( ^ω^) 「やってきました!毎スレ恒例レシピコーナー!」

( ^ω^) 「今日は僕が、時間がないときに、サッと作れて、パッと食べれるパスタを紹介するお!」



200: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 20:35:31.02 ID:ZcbY48nWO
( ^ω^) 「まずは、パスタを茹でるお!」

( ^ω^) 「その間に『アンチョビふりかけ』を作るお!」

( ^ω^) 「アンチョビ(フィレ)を、缶(瓶)から取り出して、油を拭き取るお」

( ^ω^) 「油を拭き取ったアンチョビを、ペーパータオルに、1枚ずつ広げて並べて、包み込むお」

( ^ω^) 「レンジに入れて(500ワット〜600ワット)、10〜20秒ごとに取り出して、蒸気を逃がすお」



203: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 20:36:56.44 ID:ZcbY48nWO
( ^ω^) 「状態を見ながらレンジで加熱するのがポイントだお」

( ^ω^) 「これを何度か繰り返すと、アンチョビがパラパラになるお。
これで、『アンチョビふりかけ」は、完成だお」

( ^ω^) 「アルデンテに茹で上がったパスタ、刻んだあさつき、E.X.Vオリーブオイルを和えるお」

( ^ω^) 「お皿に盛って、アンチョビふりかけを振り撒いたら、完成だお!」



205: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 20:42:36.57 ID:ZcbY48nWO
(;^ω^) 「注意点もあるお…」

(;^ω^) 「アンチョビは、『しっかり』キッチンペーパーで包み込まないとだめだお」

(;^ω^) 「そうしないとレンジ内がアンチョビ塗れになるお」

(;^ω^) 「世紀末のはじまりを見ることになるお」



209: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 20:48:30.48 ID:ZcbY48nWO
『ボンゴレ』



( ^ω^) 「今から言う材料を、さっきの作り方で料理してくれお」

( ^ω^) 「手抜きじゃねーお」



211: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 20:54:49.75 ID:ZcbY48nWO
( ^ω^) 「これは、1人前の量だお」

( ^ω^) 「パスタ:80〜100g
殻付きあさり:20個
ニンニク:1かけ
オリーブオイル:30ml
小麦粉:2.5g
白ワイン:15ml
水:70ml
赤唐辛子:1本
バター:2.5g
塩、胡椒、パセリ:適当」

( ^ω^) 「がんばれ!!」



212: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 20:57:42.99 ID:ZcbY48nWO
今日はこれにて解散!!

^^ノシ アデュー



215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 20:59:02.82 ID:3vvMuaR7O
適量じゃなくて適当なのなw

218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/02(日) 21:02:16.54 ID:f20KPzLaO
>>215
そんな餌には釣ら、釣ら、釣られなゆとり乙wwwwwwwwwwwww

219: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/02(日) 21:03:23.72 ID:ZcbY48nWO
ごめんなさい^^;
あさりは1人前、10個で十分です。
いつもの量書いてしもた^^;;



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