(´・ω・`) ショボンは天国の料理のようです
- 8: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 18:21:05.05 ID:Q6zEnVOtO
プロローグ
昇華
- 13: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 18:23:57.61 ID:Q6zEnVOtO
- ※
僕は、地獄で閻魔大王との蜜月を過ごしていた。
閻魔大王はとても魅力的な女性で、僕は心底、この生活に幸福を感じている。
彼女以上の女性など、きっとこの世(地獄)にはいないだろう。
そんなある日、閻魔大王は僕に、信じられないことを言った。
^ゝ^ お母さんを
ー 紹介するよ
遂に僕たちも結婚か、と僕は淡い感傷に浸った。
^ゝ^ お母さんは天国で
ー 神様をしてるよ
- 17: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 18:25:15.34 ID:Q6zEnVOtO
- 先程まで僕は、彼女以上の女性など、きっとこの世(地獄)にはいないだろう、と思っていた。
だが、天国には彼女以上の女性がいるかも、と今は思っている。
彼女の母だ。きっと素敵な人(?)だろう。
と言うか、早い話、僕は彼女のお母さんと寝たい。
あわよくば、親子丼だ。それも極上の。
(´・ω・`) 「よし!天国に逝こう!」
僕と閻魔大王は手を取り合って、天国へ逝ったのだった。
- 18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:25:23.16 ID:x8AkpYjo0
- 閻魔の母さん神様wwwwwww
- 20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:26:23.85 ID:R1cyMOZWO
- これはたまらん
- 21: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 18:26:35.10 ID:Q6zEnVOtO
- ※
^ゝ^ お母さんただいま
ー これが彼氏だよ
(´・ω・`) 「どうも、ショボンです。
娘さんとはいい付き合いをさせて―――」
紡いだ言葉を打ち消すかの様に、僕は神様に鉄バットで殴打された。
`ゝ´ あ?
〜
キレている。
まず、その顔。一目見ただけでわかる。
そして、この口調。
「あ?」の持つ破壊力は、尋常ではない。
^ゝ^ お母さんは
ー 手が早いなぁ
手が早いなぁってレベルではない。
親子丼の野望も、早い段階で失せたのだった。
- 23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:26:47.18 ID:x8AkpYjo0
- ショボン性格変わってるwwwwww
支援wwww
- 25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:27:47.05 ID:I98sdtptO
- あわよくばじゃねーよwwwwww
- 26: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 18:27:55.29 ID:Q6zEnVOtO
- `ゝ´ ごめんごめん
〜 いつもの癖だ
どんな癖だ。
`ゝ´ で、あんた仕事は?
〜
(´・ω・`) 「料理人風情です」
`ゝ´ ふーん
〜 なんか作ってよ
よし、ここでポイントを稼ぐか。
僕は持参した包丁とまな板とフライパンと、その他諸々をポケットから出した。
(´・ω・`) 「何が食べたいですか?」
準備は万全だ。
何でも御座れ。
`ゝ´ じゃあ
〜 >>35
- 27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:28:05.00 ID:R4s8sJIoO
- 美味しそうな親子丼でつね
- 28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:28:16.84 ID:BAAk0Txk0
- 鉄バットでケツバットとは
- 30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:28:24.05 ID:XMopaIB00
- 安価だとっ!?
- 32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:29:00.76 ID:2uJ/kuDt0
- 親子丼(性的な意味の)
- 34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:30:09.05 ID:2uJ/kuDt0
- 安価なら>>32
ってかポケットから色々出すぎwwwwww
- 35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:30:11.94 ID:x8AkpYjo0
- ttp://www.hachigamenet.ne.jp/~mryanagi/ajinosuke/aji1.html
下のオムレツ
- 43: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 18:31:43.29 ID:Q6zEnVOtO
- その時だ。
下の方から、声がした。
(´・ω・`) 「行かなきゃ」
`ゝ´
〜
神様は黙っていた。
(´・ω・`) 「あの…」
僕が、申し訳なさそうに口を開くと同時に、神様は言った。
`ゝ´ それがお前の仕事だろ?
〜
何も言わずに、僕はコクリと首を縦に振った。
`ゝ´ 帰って来たら
〜 楽しみにしとく
44: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 18:32:35.96 ID:Q6zEnVOtO
- ごめん
外でたら雨やばい^^;
15分後くらいに再開^^
- 45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:33:12.49 ID:XMopaIB00
- >>44
wktkして待ってる
- 46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:33:32.90 ID:x8AkpYjo0
- >>44
焦らし上手wwwww
いってら
- 50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:45:33.30 ID:XMopaIB00
- はらへった
- 51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 18:49:01.51 ID:9+FB4OkoO
- 焦らしプレイかよ…濡れてきた
- 52: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 18:50:54.83 ID:Q6zEnVOtO
- 〜台風につきたろお死亡のお知らせ〜
再開
↓
- 55: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 18:56:22.29 ID:Q6zEnVOtO
1話
破裂波
- 56: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 18:57:36.84 ID:Q6zEnVOtO
- ※
金なし。彼女なし。ペットなし。友達少し。
この生活を始めて、幾年が過ぎていた。
こんな生活を続けていると、時には、故郷が恋しくなることもある。
('A`) 「名古屋が恋しいぜ」
俺の生まれは名古屋だ。
最近(でもないが)、名古屋メシが話題になっていたりする。
嬉しい限りだ。
やはり、直にそういう話題を耳にすると、郷愁を誘われる。
('A`) 「カーチャン…」
- 58: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 18:58:45.99 ID:Q6zEnVOtO
- ※
J( 'ー`)し 「ほらドクオ!いっぱいお食べ!」
そう言って食卓に並べられたのは、山盛りの鶏手羽先の唐揚げだった。
美味いし、安いし。
育ち盛りの俺を育てるには、理に適った食べ物だった。
('∀`) 「ひゃっほーい!!」
手掴みで、はしたなく、俺はそれを貪った。
(;'∀`) 「うまい、うますぎる。十万石まんじゅうわっなにするやめえええええええええ!!!!」
上機嫌な俺を羽飼締にして、カーチャンは言った。
J( 'ー`)し 「名古屋生まれなのに、埼玉県民にしかわかんないネタをするだなんて…
恐ろしい子!!」
- 60: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:03:01.04 ID:Q6zEnVOtO
- ※
思い返せば、あの日、俺はカーチャンから地方ローカルネタはNGだと教わったのだ。
純真無垢な俺が、打算的になった瞬間がこれだ。
('A`) 「よし、今日はカーチャンとの思い出と、鶏手羽先の唐揚げを肴に一杯やるか」
- 61: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:04:05.21 ID:Q6zEnVOtO
- ※
('A`) 「鶏手羽先に醤油と砂糖で下味を付ける」
('A`) 「片栗粉をまぶして、揚げる」
('A`) 「完成」
食べた。
まぁまぁ、美味い…気がする。
('A`) 「カーチャン…」
お袋の味には遠く及ばない。
('A`) 「世界の山ちゃあああああああああん!!!!」
なんとなく叫んでみた。
「うるせぇ!!!!」
- 62: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:05:07.29 ID:Q6zEnVOtO
- ドンドンと壁を叩かれ、隣人から非難をくらった。
それどころか、ドンドンという音は、次第に速度を上げていく。
そして―――
(#´・ω・`) 「うるせぇ!!天国の料理人、ショボンだ」
連打する拳で壁に穴を開け、あの男が現れたのだった。
(#'A`) 「敷金返って来ないじゃんかよ!!」
十数万が、一瞬にして消えた。
(´・ω・`) 「お詫びに、美味しい鶏手羽先の唐揚げの作り方を教えるよ」
- 67: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:11:54.35 ID:Q6zEnVOtO
- こんな交渉、決裂に決まっている。
(#'A`) 「それなら、世界の山ちゃんで、たらふく鶏手羽先の唐揚げを食べて来るわ!」
男は、俺を無視して鶏手羽先の唐揚げ作りを始めた。
- 68: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:12:46.68 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「まずは、鶏手羽先を洗う」
(´・ω・`) 「水で洗うな。酒だ。酒。
酒で、ギュンギュン揉み洗え。5〜6分は洗え」
(´・ω・`) 「酒が白く濁って、手羽先の汚れが落ちたら酒は捨てろ」
(´・ω・`) 「見てみろよ…
手羽先の奴、白く輝いてるぜ」
- 69: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:13:49.90 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「次だ。
手羽先に付いてる酒を、キッチンペーパーで拭き取れ」
(´・ω・`) 「包丁の先っぽか、フォークで手羽先を滅多刺しにしろ。
日頃のストレスはこうして晴らすんだ」
- 72: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:15:03.43 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「ボウルにたっぷり酒を注ごう!
甘味を感じるくらい、みりんも注ごう!」
(´・ω・`) 「そこに、手羽先をぶち込め!」
(´・ω・`) 「冷蔵庫で、最低30分は寝かしてあげようか…」
(´・ω・`) 「いっぱい揉んだからね」
(´・ω・`) 「このまま4〜5日は保つよ。
でも、放置プレーは程々にしてね」
- 73: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:16:18.09 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「30分後、手羽先をボウルから引き上げたら、キッチンペーパーで拭いてあげよう」
(´・ω・`) 「たまには優しくしてあげてね」
ひさしぶに現れたと思ったら、なんだか男は気持ち悪くなっていた。
さすが死んだだけはある。
(´・ω・`) 「よし!手羽先に醤油をからめよう!」
(´・ω・`) 「手羽先10本当たり、醤油は大さじ1杯半で十分だよ」
なんか、少ない。
('A`) 「少なくない?」
俺は聞いた。そしてそれを、後悔した。
- 76: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:18:15.78 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「あ?」
男の「あ?」に、なぜか神々しいものを、俺は感じた。
(´・ω・`) 「100回揉め」
('A`) 「え?」
(´・ω・`) 「100回揉めよ!!」
なんだこの情緒不安定は?
手羽先を揉みながら世の中の理不尽を思い、俺は射精した。
(´・ω・`) 「思いっきり、たくさん揉むことで、醤油はしっかり手羽先に染み込む」
なるほど、つまり換えのパンツはないということか。
- 77: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:19:19.76 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「あとは、たっぷりの片栗粉をまぶして、油で揚げよう」
(´・ω・`) 「揚げてる最中は手羽先をいじるなよ!絶対だぞ!
いじると、衣がはがれて悲惨だ」
(´・ω・`) 「こんがりサクサクカリカリジュワーって感じに、濃いキツネ色に揚がったら、完成だ!」
山ちゃんもびっくりのクオリティ。
そんなことより、俺はカーチャンを思い出していた。
故郷が恋しい。
- 79: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:20:35.90 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「ビールとタルタルソース持って来てくれね?」
俺とカーチャンの思い出に、土足で入っくるとは。
それと、パシるな。
('A`) 「こんなの耐えられない!!
もうこんなボロアパート出て行ってやる!!」
もはやヤケクソだ。
('A`) 「俺は名古屋に帰るんだ!!」
だが、そんな俺の叫びは、男の無慈悲な笑いによって、打ち消されたのだった。
- 80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:22:12.31 ID:OoabkbibO
- 手羽先は美味いよな
- 81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:22:34.34 ID:t8fmMY8E0
- もみもみは重要なんだな。
- 82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:23:51.69 ID:hC3IQMoYO
- 夕飯食ったのに腹減ってきた
- 83: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:24:33.54 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「ククク…」
そして、それは―――
(´・'ー`・`) 「クキキキ…」
身体中の全ての孔穴からあらゆる体液を垂れ流しながら―――
(´J'ー`し`) 「グァァァッ…」
静かに、そして激しく―――
J( 'ー`)し 「アーハッハッ!!」
覚醒した―――
('A`) ドクオ編 〜 BAD END 〜
- 84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:24:56.19 ID:bipqgndz0
- 嘘だぁああああああああああああああああああああ
- 85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:25:16.41 ID:nmVgDa+YO
- ちょwwwwww
- 86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:25:49.24 ID:Txcv3i9TO
- うあぁぁぁ夕食食っちまったぁぁぁあ orz
- 87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:27:48.62 ID:MYI35SKJ0
- ペプシふいたwwwwwww
- 88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:28:32.62 ID:WYU8qDvQ0
- 嘘だっ!
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:28:52.21 ID:9+FB4OkoO
- なにが起こったんだwwwwwwwww
- 90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:28:58.03 ID:SPEN2eTp0
- これはwwwwwwww
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:35:25.56 ID:XMopaIB00
- BADENDかよwwww
- 91: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:33:23.31 ID:Q6zEnVOtO
2話
朱悪
- 94: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:34:13.15 ID:Q6zEnVOtO
- ※
今、僕は博多にいる。
本来なら、この地に来ることなどないはずだった。
逆上ること数分前。
全てはあの女に原因がある。
- 95: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:35:20.01 ID:Q6zEnVOtO
- ※
いい雰囲気で僕と彼女は街を歩いていた。
俗に言う、デートというやつだ。
だが、いい雰囲気と言ったものの、僕たちはまだ付き合ってはいない。
友達以上恋人未満な関係だ。
そして哀しきかな、彼女は別段、それを何とも思っていない様子である。
そんな何ともないデートの最中、彼女は突然言った。
ξ゚听)ξ 「私、本場の豚骨ラーメンが食べたい」
- 98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:36:10.51 ID:t8fmMY8E0
- ゴクリ・・・
- 99: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:36:36.30 ID:Q6zEnVOtO
- うるせぇな。豚みたいな顔しやがって。
心で毒を吐き、顔は笑顔で僕は言った。
( ^ω^) 「うるせぇな。豚みたいな顔しやがって」
口が滑ったとはまさにこのこと。
ツルツルのトゥルトゥルだ。
きっと、ランチに食べたペペロンチーノのせいだろう。
( ^ω^) 「お口にチャックだお!おっおっお!」
僕史上、最大級の可愛い顔をして、猫撫で声で言ってみた。
にもかかわらず、僕は落ちていた竹槍で肛門を拡張された。
( ^ω^) 「堪らんお!おっおっお!」
- 100: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:37:55.24 ID:Q6zEnVOtO
- ※
そして今に至る。
( ^ω^) 「ここが…小宇宙!?」
快楽の果てに行き着いた先は博多だった。
肛門の先にはロマンがある。遠い昔の偉い人が言っていた。
( ^ω^) 「早速ラーメン屋に入るお!」
『パスタしか食べない』という自分ルールを捨て、僕はラーメン屋に入ったのだった。
- 101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:38:11.77 ID:typydZQo0
- ブーンオワタwwwwwww
- 102: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:38:59.62 ID:Q6zEnVOtO
- ※
(´・ω・`) 「へいらっしゃい!」
( ^ω^) 「豚骨ラーメン一丁」
(´・ω・`) 「あいよ!」
(´・ω・`) 「くらえ!!天空落とし!!」
(´・ω・`) 「へい、お待ち!」
( ^ω^) 「くせぇ!!」
( ^ω^) 「お勘定お願いしますお」
(´・ω・`) 「100万円だよ!!」
( ^ω^) 「釣りはいらないお」
(´・ω・`) 「あれ!?不思議!!足りない!!」
( ^ω^) 「逃げるお!!」
- 103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:39:29.02 ID:t8fmMY8E0
- 何かカオスwwwww
- 104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:39:41.95 ID:9+FB4OkoO
- > 『パスタしか食べない』という自分ルール
こいつ…
- 105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:43:43.07 ID:Txcv3i9TO
- 混沌まっしぐらwww
- 106: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:44:41.42 ID:Q6zEnVOtO
- ※
本場の豚骨ラーメンは臭いがキツく、僕にはハードルが高かった様だ。
( ^ω^) 「やってらんないお…
もう帰るお」
しかし、僕も男だ。このまま手ブラで帰る程、軟弱者ではない。
( ^ω^) 「博多旅行のお土産にはやっぱり、やまやの明太子だお」
両腕一杯に明太子を抱え、僕は満面の笑みを浮かべた。
それと同時に、腹が鳴った。
( ^ω^) 「さっきは食べた気がしなかったお…
よし、明太子パスタを作るお!」
明太子と希望を胸ポケットに、僕は先程入ったラーメン屋へ向かったのだった。
- 107: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:46:07.35 ID:Q6zEnVOtO
- ※
僕がラーメン屋に戻った訳。それは―――
( ^ω^) 「厨房貸してくださいお!」
ということだ。
ところが僕は信じられないものを目の当たりにする。
( ^ω^) 「って師匠!!」
(´・ω・`) 「さっきから気付いてたくせに!!
天国の料理人、ショボンだ」
( ^ω^) 「どっひゃー」
腰が抜けた。
いや、砕けた。
- 108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:47:13.52 ID:XMopaIB00
- また入るのかwwwwwww
- 109: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:47:20.33 ID:Q6zEnVOtO
- ( ^ω^) 「まぁいいお!ここで会ったが百年目!
美味い明太子パスタの作り方を教えてくれお!」
(´・ω・`) 「明太子みたいな口しやがって…調子乗んなよ!」
お前もだ。
- 110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:47:37.66 ID:6X6O1RRY0
- 逃げた意味がナスwwww
- 112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:49:49.00 ID:XMopaIB00
- 明太子みたいな口で不覚にも吹いた
ω
- 111: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:48:22.49 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「まず、バターを耐熱皿に入れて、レンジで溶かす」
(´・ω・`) 「次に、溶けたバターより、ちょっと多めのE.X.V.オリーブオイルを、耐熱皿に注ぐ」
(´・ω・`) 「そしたら人肌に冷めるまで待とう」
- 113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:49:55.41 ID:1HA/pd6vO
- オリーブオイル好きすぎワロタ
- 114: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:49:57.70 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「切れ目を入れて、中身を取り出した明太子を、さっきのバター&オリーブオイルの中に入れる」
(´・ω・`) 「粒を潰さない様に、丁寧に混ぜろよ。
これで明太子ソースは、完成だ」
(´・ω・`) 「3つの割合はこんな感じだ。
明太子:1.5腹
バター:20g
E.X.V.オリーブオイル:大さじ2弱」
(´・ω・`) 「そんなにたくさん明太子買ったなら、これを作って冷凍しとけ。
いつでも明太子パスタが食えるぞ」
(´・ω・`) 「フランスパンに塗っても美味いのは、内緒だ」
- 115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:50:53.92 ID:t8fmMY8E0
- つぶをつぶさないようにか
- 116: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:51:07.60 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「茹で上げたパスタと明太子ソースを和えて、きざみ海苔を振りかけたら、完成だ」
(´・ω・`) 「明太子パスタは、ちょっと柔らかめに茹でたパスタが美味いと思うんだ。
そう思う奴、挙手!」
- 117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:51:46.78 ID:hC3IQMoYO
- 二人とも明太子唇wwwwww
- 118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:51:48.85 ID:nmVgDa+YO
- ノ
明太子買ってくるわ
- 119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:52:11.83 ID:c/i7Bx5oO
- ノシ
- 120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:52:36.28 ID:t8fmMY8E0
- ノ
- 121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:53:59.32 ID:XMopaIB00
- ノ
- 122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:54:33.31 ID:typydZQo0
- そうは思わないです!
- 123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:55:10.58 ID:6X6O1RRY0
- ノ
市販のより旨いかなぁ、やっぱ。創造しただけでよだれが出そうだぜ。
- 125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:56:37.92 ID:9+FB4OkoO
- ノ
腹が減ってしょうがないぜ
- 124: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:56:20.52 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「おいおい、これだけかよ〜!?
心外だな〜」
今のがウザイと思った奴は、きっと僕だけではないはずだ。
( ^ω^) 「んー、釈然としないけど、今日はありがとうだお」
(´・ω・`) 「いつでも豚骨ラーメン食べに来いよ」
- 126: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 19:58:33.27 ID:Q6zEnVOtO
- ※
その後、僕は給料3ヶ月分の明太子を彼女にプレゼントし、プロポーズをした。
そして、彼女は笑顔で、僕の求婚に応えてくれたのだった。
ξ゚听)ξ 「明太子だけに、子だくさん…ってかwww」
( ^ω^) ブーン編 〜 GOOD END 〜
- 127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 19:59:55.68 ID:XMopaIB00
- だれがうまいこと言えとwwwwwww
- 128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:01:01.07 ID:hC3IQMoYO
- うめぇwwwwwww
- 129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:01:19.87 ID:KNvMdD2D0
- 人間
最高子供何人うめんだろうな??
- 130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:02:51.68 ID:9+FB4OkoO
- そういえばしぃって死んでね?
- 131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:03:12.89 ID:XMopaIB00
- >>130
だよな
- 132: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:03:39.49 ID:Q6zEnVOtO
3話
無限
- 134: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:04:51.18 ID:Q6zEnVOtO
- ※
あの事件から数ヶ月―――
私は―――
家に―――
帰って来た―――
『(*゚ー゚) しぃが帰って来るようです〜近日公開〜』
するとかしないとか。多分しない。
- 135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:05:25.25 ID:typydZQo0
- テラ伏線wwwwwwwwwwwwwww
- 136: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:06:26.31 ID:Q6zEnVOtO
- (*゚ー゚) 「完治!!」
早い話が、退院したと言うわけだ。
(#゚ー゚) 「あのやろおおおおおお!!!!
次に来た時がてめぇの命日だ!!!!」
傷口が開くと面倒なので、今日は叫ぶのを数回程度に抑さえておいた。
(((#゚ー゚))) 「イライラが止まらんね」
今、私は相当な量のフラストレーションが溜まっている。
それもそのはず。
(*゚ー゚) 「病院食が美味くない」
現代日本の抱える医療の闇。その一角を支える、病院食の不味さ。
医療問題に真っ向から挑む私ってかっこよくない?(笑)
- 137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:06:48.89 ID:XMopaIB00
- あれ?なぜ生きているwwwwwwww
- 138: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:07:34.71 ID:Q6zEnVOtO
- (*゚ー゚) 「コッテリしたもん食いてー」
(*゚ー゚) 「あんなもん食わされてたんじゃ性欲すら湧かん」
女性ホルモンが足りていない様で、肌のカサつきが目立つ。
ファンデーションのノリもいまいちよくない。
(*゚ー゚) 「ならばコラーゲンを…」
コッテリしつつ、コラーゲンも豊富。
ならばあの料理しかない。
(*゚ー゚) 「豚の角煮しかないわ…」
さっそく私は豚の角煮を作り始めた。
- 140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:08:26.88 ID:t8fmMY8E0
- 死んではいなくね??
- 141: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:09:13.21 ID:Q6zEnVOtO
- (*゚ー゚) 「まず、大きい塊のまま、豚バラ肉を茹でる」
(*゚ー゚) 「…」
(*゚ー゚) 「…なげぇ…」
(*゚ー゚) 「…」
(*゚ー゚) 「あ、柔らかくなった…」
(*゚ー゚) 「これを冷蔵庫に鍋ごと入れて、冷えて固まった脂を取り除…」
(*゚ー゚) 「脂が冷えて固まるのっていつよ?」
明日くらいか?
そう言えば八角も陳皮もない。
(*゚ー゚) 「…プチッ」
キレた。
傷口が。
- 143: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:10:30.74 ID:Q6zEnVOtO
- (; ー ) 「ぐはぁ!!!!」
(; ー ) 「む、無念…」
私がキッチンを、醜く転げ回っていると、冷蔵庫が突然開き、中からあの男が現れた。
(´・ω・`) 「う〜、寒い寒い」
先程、冷蔵庫に鍋を入れた時にはいなかったはず。なぜだ。
(; ー ) 「いつの間に冷蔵庫の中に!?」
男は誇らしげに言った。
(´・ω・`) 「お前がいつも牛乳だと思ってるアレ。
アレが僕だ」
怖い。牛乳が、怖い。
- 144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:11:08.23 ID:XMopaIB00
- 牛乳ってwwwwwww
- 145: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:12:22.18 ID:Q6zEnVOtO
- (; ー ) 「そんなことより救急車を呼んで…!」
(´・ω・`) 「事態は何となくだが把握した!
作ろう!究極の豚の角煮を!」
生涯最後のコラーゲンに乾杯。
(´・ω・`) 「あ!言い忘れてた!
天国の料理人、ショボンだ」
お前の人生、それでいいのか?
- 146: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:13:19.28 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「まず、豚バラ肉の塊を、2cm厚さに切る」
(´・ω・`) 「それを、沸騰したお湯に10秒くらい通す。
茹でると言うより、洗う感じだ」
(´・ω・`) 「こうすることで、肉の、アク、臭み、汚れが取れる」
- 147: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:14:53.17 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「鍋に油を熱し、ぶつ切りのネギと皮付でスライスした生姜を炒める。
香りが出たら、茹でた肉、醤油、砂糖、紹興酒を入れ、水をヒタヒタになるまで加える」
(; ー ) 「材料は…これだけ…?」
(´・ω・`) 「キミは実にいいお客さんだ!」
男はシャカリキにになった。
ほんの少し、テンションが上がった様だ。
私のテンションは下がったが。
- 149: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:16:03.18 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「さっき入れた紹興酒。
それだけあれば、味、香りともに本場中国の味わいになる!
そう、トンポーローだ!」
(´・ω・`) 「泡盛で煮れば、沖縄のラフテー」
(´・ω・`) 「焼酎で煮れば、九州の角煮」
(´・ω・`) 「日本酒で煮れば、和食の角煮」
(´・ω・`) 「ワインで煮れば…
つまりはそういうことだ」
- 150: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:17:00.23 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「さて、角煮作りを再開だ!」
(´・ω・`) 「って言っても、後は、1回アクを取って、弱火で煮込むだけ」
(´・ω・`) 「脂は取らないのかって?
脂が美味いんだよ。脂が」
(´・ω・`) 『未来を恐れない者だけに訪れる幸福』
(´・ω・`) 「僕の作る角煮にはそれがある」
- 151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:17:11.92 ID:DY9XEWBe0
- どういうことだよwwwwwwwwwwwww
- 152: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:18:02.99 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「1時間半〜2時間半煮込め」
(´・ω・`) 「煮込んでる途中で、水が足りないと思ったら、水を足せ。
どうせ蒸発するから追加量は適当に」
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:19:29.47 ID:rL7FZ5jt0
- ひたひたってどれくらいの水量なんだ?
鍋の下から1cmくらい?
- 157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:21:10.25 ID:u9N1yKfn0
- >>153
入れた食材が浸るくらいだろ?
- 154: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:19:51.44 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「柔らかく煮上がった肉を皿に盛ったら、煮汁にトロミを付ける」
(´・ω・`) 「水溶き片栗粉だけじゃなくて、今回は油も追加だ」
(´・ω・`) 「テカテカで見た目も素敵」
(´・ω・`) 「付け合わせには緑の葉っぱがオススメだ。
ホウレン草がいいかな?まなかな?」
(´・ω・`) 「塩茹でしたホウレン草も皿に盛って、肉にトロミを付けた煮汁をかけたら、完成だ」
- 156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:20:56.36 ID:t8fmMY8E0
- 僕は チンゲンサイちゃん!
- 158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:22:19.23 ID:dcjTsYHFO
- ショボンが回を追うごとにウザくなってる
- 159: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:22:39.66 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「いただきまーす」
(´・ω・`) 「肉と脂がトロトロテカテカでうめぇwwwwwwwwwwww」
どうやら私は眼中にないらしい。
肉を煮込んでいる間に忘れたのだろう。
私の脳裏に『死』の一文字が過ぎる。
ピンポーン―――
その時、歴史は動いた。
- 161: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:23:56.94 ID:Q6zEnVOtO
- ミ,,゚Д゚彡 「いい香りがしたから入ってみたら、ここはかつての俺の家じゃないか!!?」
夫が帰って来た。
(,,゚Д゚) 「罠だ!罠に決まってる!」
息子だ。いつからあんなに疑り深くなったのだろうか。
可愛くない。
(´・ω・`) 「やっべ!逃げろwwwwwwwwwwww」
そして、男は冷蔵庫へ駆け込む。
(; ー ) 「もうだめだわ…」
こうして、私は静かに逝ったのだった。
- 162: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:24:51.80 ID:Q6zEnVOtO
- ※
ミ,,゚Д゚彡 「おいおい、これは美味しそうな豚の角煮だな!」
(,,゚Д゚) 「罠だ!罠に決まってる!」
ミ゚Д゚彡 「ウマー」
(゚Д゚) 「ウマー」
ミ,,゚Д゚彡 フサギコ編 (,,゚Д゚) ギコ編 〜 GOOD END 〜
- 163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:25:08.86 ID:d/h2di9A0
- ショボンwwwwwwwwwwwww
- 164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:25:27.47 ID:t8fmMY8E0
- これはいいGoodendwwwwww
- 165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:25:33.05 ID:c/i7Bx5oO
- しぃ編じゃないのかよwwwwwwww
- 166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:25:36.45 ID:9UeXfm+80
- 気付け夫と息子wwwwwww
- 167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:25:42.79 ID:s6oaDYd70
- 逝ったのかwww
つか気づけよwww
- 170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:28:33.42 ID:9+FB4OkoO
- しぃの扱いがwwwwwwwww
- 171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:30:18.17 ID:Cj6eFs4ZO
- ギコwwwwwwwwww
- 172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:30:23.10 ID:q4QTmcGVO
- >>169
ショボンならきっとなんとかしてくれるさ
- 173: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:31:25.31 ID:Q6zEnVOtO
エピローグ
誓い
- 174: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:32:37.72 ID:Q6zEnVOtO
- ※
`ゝ´ さて、帰って来たことだし
〜 >>35頼む
(´・ω・`) 「はい!あなたのために、お料理させていただきましゅ!」
醜い僕は、媚びを売るのに精一杯だ。
- 175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:32:43.12 ID:hC3IQMoYO
- しぃwwwwwwww
- 177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 20:39:54.86 ID:kaR9O7h0O
- 媚んなよwwwwwwwwwwwwwww
- 178: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:40:52.37 ID:Q6zEnVOtO
- 『オムレツ風親子丼〜R18〜』
(´・ω・`) 「なつかしいな、これ…」
(´・ω・`) 「まぁいい、それっぽいのを作るぞ!!」
- 180: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:47:56.78 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「まず、http://vip.main.jp/end/381/006.htmlの通りに鶏挽き肉を煮る」
(´・ω・`) 「卵で閉じる前の状態までで、ストップだ」
(´・ω・`) 「これを、ちょっと多めの水溶き片栗粉でトロミを付ける」
(´・ω・`) 「ダマにならない様に、火を一度消す。
水溶き片栗粉を入れて、全体を混ぜたら、また火を着ける。
かき混ぜながら火を通すんだ」
(´・ω・`) 「トロミが付いたら具は、完成だ」
- 183: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 20:53:47.00 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「バターをたっぷり引いたフライパンで、オムレツを作る」
(´・ω・`) 「その具にさっきの奴を…ってことだ」
(´・ω・`) 「トロトロのオムレツなんて、一朝一夕にできる様になるもんじゃない」
(´・ω・`) 「生涯修行の身ですので」
(´・ω・`) 「ってことなので、具と一緒に炒り卵を作る。
もちろん半熟で」
- 185: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 21:00:34.66 ID:Q6zEnVOtO
- (´・ω・`) 「これを丼によそったご飯に乗せて、完成だ」
(´・ω・`) 「ささ、神様どうぞ」
`ゝ´ 何これ?
〜 中途半端なもん作ってんじゃねーよ
非常にまずい。神様が機嫌を損ねた。
(;´・ω・`) 「そ、そんなこと言わずに一口どうぞ」
なんとか頑張って、勧めてみた。
`ゝ´ パクパク
〜
(;´・ω・`) 「御味の方、どうでございましょ?」
- 186: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 21:03:54.62 ID:Q6zEnVOtO
- `ゝ´ まぁまぁ
〜 美味い
(´・ω・`) 「ぐひひ…そうでございましょ」
なんとか首の皮一枚で繋がった様だ。
`ゝ´ てか
〜 結構美味い
料理なんて適当に作っても、大体美味い。
そんなもんだ。
そして、神様の機嫌がよくなったところで、僕は言った。
(´・ω・`) 「娘さんと結婚させてください!」
返事は―――
- 187: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 21:07:00.63 ID:Q6zEnVOtO
- ※
「汝ら、永遠の愛を誓い、共に手を取り合い、生きて逝くことを誓いますか?」
僕は、泣き出しそうになりながら、しっかりと神父に誓った。
(´・ω・`) 「はい」
既にキミは泣いていた。
心の中で一人、僕はまた誓う。
キミを泣かす時は、嬉し泣きの時だけだ―――
僕の誓いと同時に、キミは言った。
「はい」
「その証として、誓いの口付けを」
目を閉じ、接吻し、また、目を開けた。
これから先、一生涯、キミには僕の隣りにいて欲しい。
目の前にいるキミを見て、僕はそう、思った―――
- 188: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 21:07:58.50 ID:Q6zEnVOtO
(´・ω・`) 「師匠、愛してます」
( ∵) 「俺もだよ」
(´・ω・`) ショボン編 ( ∵) 師匠編 〜 GOOD END 〜
- 189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:08:54.70 ID:mwl1hwiqO
- 師匠wwwwwww
- 190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:09:27.52 ID:mVwOAjN/0
- ちょwwwwwこれはねーよwwwwww
- 191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:09:33.09 ID:M2iUAyfTO
- 師匠wwwww
- 192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:10:38.17 ID:imbfA4jt0
- 閻魔はどうしたwwwwwww
- 193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:10:42.55 ID:xqIQ2qBh0
- 師匠かよwwwwwwwwwwwww
- 194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:11:17.36 ID:0StZkVBLO
- ちょwwwwwwwwwwねーよwwwwwwwwww
- 195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:13:21.98 ID:9+FB4OkoO
- 師匠自重wwwwwww
- 196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:13:37.41 ID:dcjTsYHFO
- 師匠の死はこの伏線だったのか
深いぜ
- 197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:16:42.77 ID:lTGnFWR7O
- ( ∵)<なぜなら私は師匠だからだ
- 198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:18:57.99 ID:SnqGaKhS0
- それはないわwwwwwwwwwwwwwww
- 199: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 21:19:03.49 ID:Q6zEnVOtO
あとがき
引いた線は、数十本。
紡ぎ出す物は、一本。
たった今、賽は投げられた―――
『ほ〜ら、エッチなものだよ〜☆』
2007/09/06 たろお
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:19:55.89 ID:sKGv00e20
- これはいいENDwww
- 201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:21:06.62 ID:A3bWO8450
- ま、待ってくれたろお! あんたは一体・・・
- 202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:21:37.09 ID:dcjTsYHFO
- 誰かあとがき解読してくれよwww
- 203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:22:22.99 ID:9+FB4OkoO
- たろお…天国に帰れ
- 205: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 21:24:21.24 ID:Q6zEnVOtO
- ^^ さて、伏線を放り投げ終わりました
^^ 合作は頑張るお!おっおっお!
^^ 最後のレシピは豚の角煮でいいかな?まなかな?
- 206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:26:05.01 ID:cabejs3oP
コーラで煮るとかはいらないからなw
- 207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:26:34.13 ID:PJhvrioRO
- 師匠wwwww
乙wwwww
- 210: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 21:30:45.59 ID:Q6zEnVOtO
- 『豚の角煮』
(*゚ー゚) 「やって来ました毎スレ恒例レシピコーナー!」
(*゚ー゚) 「帰って来た私が御送りします!」
- 211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:31:03.63 ID:6X6O1RRY0
- この豚!家畜!アニモー!って感じで煮ればいいじゃない。
- 212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:31:09.23 ID:imbfA4jt0
- あ、死んだ人だ
- 213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 21:35:21.94 ID:dcjTsYHFO
- ご存命でしたか
- 214: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 21:35:37.91 ID:Q6zEnVOtO
- (*゚ー゚) 「今日はたっぷり4人前!」
(*゚ー゚) 「私の腕は半人前!」
(*゚ー゚) 「豚バラ肉(塊):400g
醤油・砂糖・紹興酒:各1カップ
水:ヒタヒタ
ネギ:1/2本
生姜:大きいの1カケ
ネギと生姜を炒める用の油:大さじ3
ホウレン草:食いたいだけ
水溶き片栗粉・油:いい感じに」
- 215: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 21:38:12.94 ID:Q6zEnVOtO
- (*゚ー゚) 「後は、さっきの通り作るだけ!」
(*゚ー゚) 「簡単!」
(*゚ー゚) 「これで終わりだと思った?」
- 217: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 21:41:33.54 ID:Q6zEnVOtO
- (*゚ー゚) 「残った煮汁は再利用!」
(*゚ー゚) 「鶏手羽先を煮込んだり」
(*゚ー゚) 「野菜炒めに使ったり」
(*゚ー゚) 「チャーハンの味付けに使ったり」
(*゚ー゚) 「夜の御伴に使ったり」
(*゚ー゚) 「効果は未知数!!」
- 218: たろお ◆Q2s0JfcmvM :2007/09/06(木) 21:45:10.97 ID:Q6zEnVOtO
- (*゚ー゚) 「骨の髄までむしゃぶりつけ!!」
(*゚ー゚) 「それじゃあ私はこれで…」
(*゚ー゚) 「くくく…」
(*゚'ー`゚) 「ぎぎ…」
(*J'ー`し) 「ガァッ…」
J( 'ー`)し 「アーハッハッ!!」
\J( 'ー`)し/ おしまい
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