( ´∀`) ぼくはモナー
- 5: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:02:57.02 ID:iVShQH1o0
- セント歴マイナス3年
フレディマー国ー首都 ブレイク・フリー
国会議事堂 大会議室
控え室
リームビ ・・・大丈夫ですか?
('A`) ど、どどんとこいこい・・・
デイド 用意した原稿、持ってますね?
('A`) き、金庫に入れて持ってる・・・
リームビ ドクオ様、金庫から出さないといけません
('A`) おお・・・おお・・・
リーバー ・・・酒・・・飲みますか?
リームビ だめだ。バカモノ
デイド ダメに決まってるだろう
リーバー ・・・しかしなあ・・・
- 7: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:05:57.01 ID:iVShQH1o0
- ('A`) だい・・・だだいじょんぶ・・・
リーバー (どうみても大丈夫では・・・)
老サ まだかの
リームビ じいさんはリラックスしてるな・・・
老サ 退屈じゃよ・・・
デイド じいさんの出番は、ドクオ様のさらにあとだ。ゆっくりしていてくれ
老サ つまらんのう・・・
のちに「かみまくり演説」として歴史に残り、
教科書作成者に「どの程度発言に忠実に文字にするか」という
永遠の悩みを与え続ける演説の舞台裏であった。
('A`) したがぴましゅて、わたわたわたくしは「ドチクショオ・ドクオ」としての
ある種のちいちい地位を得ましゃんて・・・
議員 (なにいってるのかわからん・・・)
- 8: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:08:56.32 ID:iVShQH1o0
- :
老サ 拙僧はビップ国を代表して、ドチクショオ・ドクオを我が国は信頼していると伝えるものであります。
老サ また、隻腕となられた三大佐、およびこれまで幾度も刃を交えた軍人かたがたに対しても、
ともに戦った戦友の情を持つこともお伝えしたい。
老サ 我らビップ国は軍を通じて、貴フレディマー国ーとの国交を
樹立する用意があると伝えるものであります。
議会が激しくざわついた。
議員1 「軍を通じて」!?バカな!軍にそのような権限を持たせられるわけがない!
議員2 文民統制というものがあるのだ!・・・そこの狂信老人にはわからないだろうがな!
議員3 教国の、宗教人も軍人も政治家もいっしょくたな状態とは違うのだ!
老サ ならばかまいませぬ。拙僧はここで自害し果てます。
議員123など ・・・・・えっ・・・!
- 9: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:11:59.26 ID:iVShQH1o0
- 老サ 拙僧、巫女クーより「国交樹立の足がかりを作れ」と命じられておりますゆえ、
それがかなわぬのであれば「役立たず」とあの美しい声で言われる前に
この世を離れる以外に道はありますまい。
議員123など いやいやいや・・・そこまで・・・
議員123など (また戦争に逆戻りじゃないか・・・)
議員4 そ、そもそもその老人が全権大使であるとの確証がない!
親書一つ持たない大使がいるものか!
老サ 親書があれば、その真贋を問われましょう。その証明はできませぬ。
巫女クー自らまかりこしたとしてもそれが本人である証明はできませぬ。
拙僧、真意より、真心をもって、すべての発言に責任を持っております。
議員4 ・・・
老サ 要は、なにを望むか、なにを信じるか、というあなた方自らの問題に帰着します。
リーバー ・・・じいさん、じいさんじゃないみたいだ・・・
デイド さすが「図書の者」・・・
- 11: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:15:01.06 ID:iVShQH1o0
- 議会が終わって・・・
('A`) はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・
老サ ま、あんなもんじゃろ
デイド じいさん、すごいな・・・
老サ 普段、たくさんの信徒に故事を聞かせとったでのう
リーバー 故事?
老サ 聞かぬほうがよいぞいw とくにリーバーはのw
リームビ やれ「蛮族」やれ「蛮行」かw
老サ そんなもんじゃw
('A`) はぁ・・・はぁ・・・よくやった俺・・・
デイド ・・・呑んでいいですよ
('∀`) えへぇ・・・
- 13: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:18:00.04 ID:iVShQH1o0
- セント歴マイナス2年
ビップ国 大教会 礼拝堂
議員1 さむい・・・
議員2 暖房はないのか・・・
イロロ ございませぬ・・こちらの衣をどうぞ、足に巻き付けて寒さをしのいでください
議員1 おおっ・・・いや、こんな綺麗な衣ではなく、もっと粗末なものでかまわないのだが・・・
イハタヒ ビップ国の通常の「ぬの」です。ご遠慮なく
デイド よう
イロロ おお、お久しぶりです
- 15: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:21:43.58 ID:iVShQH1o0
- デイド どうせ議員先生方はわがまま言うと思うが、そのへんなんとか頼む
イロロ 大丈夫ですよ。みなさん縮こまっておられますし、まあ・・・
イロロ 巫女クーにあえば、きっと大丈夫です
イロロ ・・・ところで、ドチクショオ・ドクオは・・・?
デイド 外でひなたぼっこしているが?
イロロ ・・・お目にかかりたいのですが・・・
デイド ・・・かまわぬと思うが・・・
外
イロロ ・・・ドチクショオ・ドクオ・・・
('A`) ぁああぁぁあぁぁぁぁ・・・
リーバー 暇ですね
('A`) 暇を楽しむんだ。ぁぁあああぁぁぁあ・・・
- 16: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:24:55.88 ID:iVShQH1o0
- イハタヒ うおっ・・・リーバー・・・
(近くで見ると・・・「戦士」どころか「野獣」ではないか・・・)
イロロ ・・・失礼、ドチクショオ・・・よろしいでしょうか
('A`) ぁぁぁ・・・あっ、どうも・・・
イハタヒ ご無沙汰しております
リーバー むっ・・・
('A`) リーバー、構えるな。大丈夫だから・・・
イロロ (野獣・・・)実は、あの・・・お人払いを・・・
イロロ ・・・無理ですか・・・?
リーバー がるる・・・
('A`) リーバー、えーと、耳ふさいどけ
∩リーバ∩ ・・・・
イロロ あの、退魔決戦のときのことですが・・・
- 17: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:28:53.39 ID:iVShQH1o0
- ('A`) あらー・・・ばれてる・・・そのとおりです
('A`) あれはすべて幻覚でした・・・
イハタヒ やはり・・・
('A`) ・・・でも、なんで幻覚にかかってなかったの・・・?
イロロ 実は我ら、あのとき瞑想に入っておりました・・・
イハタヒ 「瞑想中は別の見え方になる」と記録してあったので、悩んでいたのですが・・・
('A`) あー・・・たぶんそれ、嘘じゃないかな・・・
イロロ 嘘!?
('A`) ・・・頭まわるやつだからねえ・・・
('A`) 本当は見えてなかったんだよ・・・きっと
イハタヒ ・・・悪魔とはいえ、ひどい人物ですな・・・
('A`) ・・・基本、悪人だからねえ・・・
('A`) ・・・もう、会えたのかなあ・・・
- 19: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:31:58.02 ID:iVShQH1o0
- 礼拝堂
議員1 ・・・いつまで待たせるんだ・・・
|サ
|老サ 巫女クーがお会いになられます
議員2 (待たせやがって・・・)
| -゚)
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚) ・・・お待たせした。巫女クーである
議員1 きゅんっ・・・
議員2 きっ・・・れー・・・
- 20: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:35:13.25 ID:iVShQH1o0
- 川 ゚ -゚) (たやすい・・・が・・・)
川 ゚ -゚) ・・・ドチクショオ・ドクオは同行されなんだか?
老サ 表でひなたぼっこにいそしんでおられます
川#゚ -゚) 呼んでこい
,,('A`) いやあ・・・いいひなただった・・・
川 ゚ -゚) ・・・
('A`) ・・・
川 ゚ -゚) ・・・
(;'A`) ・・・お待たせしました・・・あの・・・ごめんなさい・・・
川 ゚ -゚) ・・・では教会内を案内しよう(戦地以外ではゴミ以下だな・・・)
('A`) はひ・・・
議員1 わぁ・・・いいにおい・・・
議員2 ちんこ立たないくらい美人・・・
- 21: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:37:59.52 ID:iVShQH1o0
- セント歴マイナス1年
フレディーマー国ー 首都 ブレイク・フリー
('A`) おお・・・
リームビ やりましたな
デイド 立派なものです
リーバー ・・・デスクワークか・・・
内閣直轄外交庁設立
- 23: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:41:33.60 ID:iVShQH1o0
- 総理 だまされた・・・
総理 「交渉には将軍ドクオが適当」っていうから準備したのに・・・
総理 できあがってみれば、職員は全員元軍人じゃないか・・・
総理 ・・・だまされた・・・
総理 しかも、誰にだまされたのか未だによくわからない・・・
こいつ
↓
リームビ おつかれさまです
兵 へいい!再就職!
おしごと
窓口職員 少佐殿!書類に目を通していただきたい!
上司 少佐殿はやめろ!もう軍ではない!装備点検しておけ!
窓口職員 はっ!
窓口職員 ・・・←ノートン先生を監視中
- 24: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:44:46.55 ID:iVShQH1o0
- セント歴元年
国交樹立
フレディマー国ーからは科学技術、芸能などが輸出されたが、
芸能のほうは当初ほとんど受け入れられなかった。
ビップ国にコンピュータが導入されたことで「図書」はすべてデータ化された。
老サ ぎゃああああ!!!仕事がないいいい!!!!
その後、原本を保存する「図書館」が創設され、初代館長には老サが就任した。
老サ やったああああ!!!!仕事があるうううう!!!!
ビップ国からは薬草の技術と生地が輸出された。
これはどちらも受け入れられたが、やがて薬草の安易な混合による薬害が起こったため、
ビップ国から数名の薬師が移住した。歴史上初の移民であった。
一方、フレディマー国ーからも大使が派遣された。
- 26: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:48:39.95 ID:iVShQH1o0
- リーバー ・・・名残惜しいが・・・
リームビ 立派に果たしてこい
デイド うむ。犠牲のうえに立った和平だ。発展させたい
('A`) 時々は帰ってこいよー・・・
デイド では!
デイドは振り返りもせずしゃかしゃかと旅立った。
後にはさらに数名の部下が送られることになるが、
まずは一人でビップの文化に馴染むことが重視された。
フレディマー国ー側の伝達係にはリーバーが立候補し、選出された。
デイドの騎士然とした振る舞いから「蛮族」に対する偏見が取り除かれようとすると、
リーバーが現れ「やはり蛮族」と、認識の行ったり来たりを繰り返した。
- 27: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:53:39.58 ID:iVShQH1o0
- セント歴4年
老サ死去。
葬儀は一般僧と変わらない質素なものであったが、フレディマー国ーからは総理以下閣僚、
また外交庁からドクオ、リームビ、リーバーが参列し、規模に反して高額な香典が集まった。
これは基金とされ、フレディマー国ーからの薬学留学者の支援に充てられることになる。
なお、デイドとリームビはこのときの再会をもって、生涯の別れとなった。
年末、外交庁は外交省に改められ、ドクオが初代外交大臣となる。
('m`)
付けヒゲである。
- 30: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 00:57:27.21 ID:iVShQH1o0
- セント歴8年
ビップ国 大教会 バルコニー
「見えるか。この広野が」
「はい。我らはここで戦いました」
「私は・・・今でも蛮族を滅ぼしたいと思っている」
「だが今は・・・」
「先祖の蛮行を否定はしません。ですが・・・」
「私は子孫の友好を信じております」
「・・・もう二度と、こんな気持ちになることはないと」
「・・・思っていたのだがな・・・ふふ・・・」
「?」
「・・・夜風に当たりすぎた。休む」
「は・・・おやすみなさいませ・・・」
- 31: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:00:37.96 ID:iVShQH1o0
- 「デイド・・・」
「はい」
「・・・ありがとう」
翌朝までに巫女クーは自害した。
遺書が残されており、「信仰に不純が耐えがたく混じり今世との縁を切らんとす」
と理由がかかれていた。
翌週、デイドはビップ国の僧となり、大使を辞任した。
最初のフレディマー国ー人僧侶として名を残すことになる。
巫女クー自害の原因であろう人物として迫害が危惧されたが、
イロロとイハタヒがそれをくい止めた。
- 34: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:06:20.04 ID:iVShQH1o0
- イロロ 本当に頑ななかたでした・・・
イハタヒ ・・・それに、とても怖かった・・・
デイド ・・・私は・・・
デイド ・・・あんなにきれいな・・・見目(みめ)麗しいというだけではなく・・・
デイド あんなに魂に不純物のない人は初めてみました・・・
デイド ・・・私が・・・あの方の心を汚したのでしょうか
イロロ そう・・・かもしれません
イハタヒ ・・・ですが、きっとその汚れを愛して逝かれたのだと・・・思いますよ
葬儀にはドクオとリーバーは来たが、リームビは来なかった。
リーバー 「風邪をこじらしてな・・・」
と説明したが、のちにデイドは、それが重い病であったと知る。
翌年、リームビは快復するが、その後もデイドに会おうとはしなかった。
理由は死んでも明かさなかった。
- 37: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:09:12.04 ID:iVShQH1o0
- セント歴13年
「両国の和平をこころよく思わない両国民同盟」というわけの分からない団体により、
両国に対して宣戦布告があった。
「両国は戦い続けるべきだ。その目的を達成するために我々は手を結んだ」との
声明を聞いた全員がキョトンとした。
ドクオ外交大臣のねばり強い説得にも応じず、
やむを得ず「光の矢」を復活させ鎮圧にあたった。
同年、ドクオは大臣の職を辞した。
二代目大臣にはリームビが就任。大使としてリーバーを任命した。
- 38: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:12:10.13 ID:iVShQH1o0
- リームビ わかっているだろうが・・・
リーバー はっ。「正してやる」などとは言いません「大臣どの」
リームビ ・・・私はここを離れるわけにはいかないのだ。例の同盟の同調者は議会にもいる・・・。
リームビ 一瞬の隙を見せれば、そいつらがまたなにをしでかすかわからん
リームビ だから・・・頼んだぞ
リーバー まかせておけ!
('A`) いってらー
- 39: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:15:02.44 ID:iVShQH1o0
- ビップ国 大教会
リーバー よお!ひさしぶりだな!
デイド リーバー。おまえ・・・おまえで大丈夫なのか?
リーバー まあ今夜はメシでも食いながらいろいろはなそうじゃないか!
デイド ・・・おい、ビップ国に「夕食」は、ない
リーバー えっ・・・
デイド まだ理解していなかったのか・・・
リーバーはその後やせた。
この年の夏、長らく空位であった司祭にイロロが就いた。
同時に大使としてイハタヒがフレディマー国ーに派遣されリームビ大臣と面会。
そのわずか二日後、激戦地であったところに両国の交流拠点となる市場が建設されることとなった。
資金は「とつぜん現れた金鉱脈」とされたが、それがどこにあるのかは明かされなかった。
なお、この年はなぜか議員の突然の死去が相次ぎ、議会の運営に支障がでた。
しかし翌年以降、異常にスムーズに議会進行がなされることになる。
- 40: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:18:08.24 ID:iVShQH1o0
- セント歴14年
リームビ死去。
死因は「自宅に数十名の強盗が押し入り、ガスに引火して大爆発」と公文書に記された。
このあと、同盟の活動は完全に停止した。
ドクオは「・・・手段を選ばないやつだなあ・・・」と墓前でつぶやいた。
リーバーは墓に頭突きして病院に運ばれた。
デイドは遠くから喪に服した。
- 43: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:21:13.31 ID:iVShQH1o0
- セント暦15年
ドクオが突然「セント暦って、セントレと暦(れき)のシャレだ!」と気づく。
文書をたぐってゆくと、「セント暦」との名称を提案したのが老サであるとの事実にたどり着く。
一晩、呑んで笑った。
- 45: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:24:21.75 ID:iVShQH1o0
- セント歴17年
両国の交流の要所「セントレ・ふれあいひろば」竣工。
工事中は、異常によくはたらく覆面・隻腕の部外者の姿が目撃されている。
どちらの国民も安心して相手国民とふれあうことができるこの施設は、
やがて両国民のわだかまりを取り払い、混血が増える一因となった。
そして混血が増えるにつれ、両国民は「どっちかっていうと背の高いほう」
「どっちかっていうと背の低いほう」と認識されてゆくようになる。
そうして、セントレはひとつになってゆく・・・。
- 47: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:27:05.37 ID:iVShQH1o0
- セント歴122年
小屋で隠居していたドクオが忽然と姿を消し、二度と現れなかった。
「・・・おそいって・・・」
「ごめんw じゃあ、さっそくだけど、還(かえ)るか」
セントレから最後の神が消え、ひとの生きる星になった。
愛し、憎み、抱き合い、背中を向け・・・
人と人が生きる、人による人の世界が構築されてゆく・・・
- 49: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:29:45.86 ID:iVShQH1o0
-
一人の天才的悪魔が生まれる
- 50: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:32:26.29 ID:iVShQH1o0
- :
セント歴1560年
天才考古学者ボレロと天才科学者ラプソディが、マーチ議員の資金援助をうけ、
エミリー山の遺跡を発掘。
「光の矢」設計図を持ち帰る。
同年、ボレロの死体がスラムで発見される。
セント歴1566年
大教会、突然の大落雷により崩壊。
同年、身元不明の死体が発見されるも、無縁仏として集合墓地に埋葬される。
セント歴1567年
マーチ議員が欠席するなか、議事堂が突然の大落雷により崩壊。
その後もセントレ各地に異常な落雷が増え、治安は崩壊する。
- 52: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:35:13.48 ID:iVShQH1o0
- セント歴1570年
教祖マルシェを中心とするマルシェ教団により、被災者に救いの手が伸べられる。
セント歴1572年
マルシェの突然の死去により、世界は混沌に陥る。
セント歴1599年
世界の人口が1000人を切る
セント歴1720年
最後の人類が、死ぬ。
同年。ギコはセントレを去った。
これをもってセントレは消失。ただ一人の遺体と別の一人の毛髪をのせた岩くれは、
数億年宇宙空間を漂い続けることになる。
- 56: ◆sph9KylVeM :2009/04/23(木) 01:38:21.87 ID:iVShQH1o0
-
セント歴マイナス3年
( ・∀・) ・・・やっぱりこの洞窟だよな・・・入ってみるか・・・
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