( ^ω^)俺がブーンを育てるようです
- 152: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:31:32.63 ID:qqx4DU250
アナウンス 「一回表、半身の攻撃……」
ワーワーワー アイアイサー
( ^ω^) (段々心地よくなってきたお……)
(・∀・ ) 「さてと……」
( ^ω^) 「お? モララー、鉢巻なんてつけてどうす……」
(・∀・#) 「いけいけ半身! いけいけ半身! オラー!」
(;^ω^) (あのモララーがここまでなるなんて……下半身、恐ろしい!)
- 154: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:36:02.81 ID:qqx4DU250
カーン!
(*^ω^) 「うおおおおおおおおおおおお!」
(・∀・*) 「よっしゃあああああああああああ!」
ダッ!
(;^ω^) 「HAEEEEEEEEEEEEEEEEE!」
(・∀・ ) 「そんぐらいアウトにしろよ……ちっ」
ビュッ!
( ゜ω゜) 「すげえええええええええ!!」
(・∀・# ) 「ほあああああああああああああ!」
- 157: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:42:59.92 ID:qqx4DU250
―――
――
―
(*^ω^) 「いやー、最高に面白かったお!」
(・∀・;) 「あそこで関本が……いや、でもあれは……」
( ^ω^) 「モララー! 今日はありがとうだお! いい気分転換になったお!」
(・∀・ ) 「いい気分転換、か。今日お前を誘ったのはそのためじゃないんだよね」
( ^ω^) 「お?」
(・∀・ ) 「ついてこいよ」
- 160: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:46:35.19 ID:qqx4DU250
ザッザッザッザッザ
( ^ω^) 「どこいくんだお?」
(・∀・ ) 「エッグドームのベンチ裏に忍び込む」
(;^ω^) 「え!?」
(・∀・ ) 「声は出すなよ。すぐに終わるから」
(;^ω^) 「ちょwwwwおまwwwww」
(・∀・ ) 「いくぞ!」
ダッ!
- 163: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:49:16.64 ID:qqx4DU250
――マッサージルーム
グッグッグッグッ
整体師 「やっぱり筋肉が固まってますね」
清氷 「そうですか……」
整体師 「あ、それから例の件、そろそろ来ると思うんで」
清氷 「わかりました」
バタン!
(・∀・;) 「ふー、着いた……」
(;^ω^) 「何回警備員にエンカウントしたことか……」
- 164: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:53:03.83 ID:qqx4DU250
整体師 「こいつらです」
清氷 「おいおい、せめてノックぐらいはしてくれよ」
(・∀・ ) 「すいません……モララーです。清氷さんにお目にかかれて光栄です」
( ^ω^) 「ブーンですお! ……てかこんなとこにいていいのかお?」
整体師 「そのことなら気にしないで。モララーは自分の子供だから」
( ^ω^) 「マッサージさんにそんな権利あるのかお?」
整体師 「もちろんないよw だから清氷さんに協力してもらったんだ」
清氷 「警備員に捕まっても、モララー君が僕の名前を出したろうからね」
- 166: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:55:17.19 ID:qqx4DU250
(・∀・ ) 「最近お前悩んでるみたいだからさ、プロの話を聞けばどうかなって」
整体師 「おいおい、お前が会いたいって懇願したんだろーが!」
(・∀・*) 「あはは」
清氷 「まあ僕もファンがいてくれると嬉しいですけどね」
(・∀・ ) 「あ、俺半身ファンなんで。申し訳ないです」
清氷 「……」
- 167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 21:56:30.81 ID:KhjXeGLrO
- よく見たら清水じゃなくて清氷かw
- 168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 21:58:14.25 ID:Bdpt5YjY0
- まみむめモララー自重wwww
- 169: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:59:28.09 ID:qqx4DU250
清氷 「それで、ブーン君だっけ?」
(;^ω^) 「は、はいお!」
清氷 「なにか聞きたいことはあるかい?」
(;^ω^) 「えーと……」
(・∀・ ) 「……」
(;^ω^) 「ど、どうして臣人は強いんですかお?」
(・∀・ ) (もっと面白い質問しろよ……)
- 171: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:04:55.91 ID:qqx4DU250
清氷 「どうして強いか、ね」
(・∀・ ) (お前も答えるなよ……)
清氷 「まあ、俺がいるからだけどねwwww」
(・∀・ ) 「……」
( ^ω^) 「……」
整体師 「……」グギッ
清氷 「いてっ! いてててて! わかった! 真面目に話すよ!」
- 172: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:08:43.09 ID:qqx4DU250
清氷 「強くなるためにはなにが必要だと思う?」
( ^ω^) 「えーと……選手の能力ですかお?」
清氷 「それももちろん必要だ。でも根本的に必要なのはね」
清氷 「あらゆる手を使って、自分を、チームを最善な状態にすることだよ」
( ^ω^) 「……?」
- 175: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:14:09.25 ID:qqx4DU250
清氷 「いい道具を使う、最高の戦略を練る、地道に効果的な練習をする」
清氷 「だがそれだけじゃ最善とはいえない。裏方という、土台を忘れてたらだめなんだ」
( ^ω^) 「土台……」
清氷 「身近な例をあげると、整体師なんかいい例さ。彼らのお陰で、選手はポテンシャルを保てる。まさに縁の下のってやつだ」
整体師 「あははw」
( ^ω^) 「縁の下……」
- 180: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:16:42.44 ID:qqx4DU250
清氷 「そうさ、裏方がいなければ表舞台になんか立てやしない」
清氷 「もちろん逆もまた然りだ。全てが最善であることで、チームは強くなれる」
( ^ω^) 「……」
清氷 「だから僕は整体師さんに感謝してますよ」
整体師 「またまたぁwww」
( ^ω^) 「なるほど……」
- 185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:19:57.83 ID:dqW6sTPwO
- 整体師フラグキター?
- 186: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:19:58.96 ID:qqx4DU250
( ^ω^) 「まさに目から鱗ですお! すごい参考になりましたお!」
清氷 「いやぁ、そこまで言わなくても……」
( ^ω^) 「整体師さんがそこまですごかったなんて知りませんでしたお!」
清氷 「……」
整体師 「いやぁwwww」
(・∀・;) 「ブーン、話の本質は理解したよな?」
( ^ω^) 「……もちろんだお」
(・∀・ ) (屈折して理解してなきゃ……後はブーン次第だろ)
- 189: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:24:43.40 ID:qqx4DU250
(・∀・ ) 「今日は本当にありがとうございました!」
清氷 「いやいや、少しでも役に立てたなら嬉しいよ」
( ^ω^) 「本当に感謝してますお。これからも頑張ってくださいお!」
清氷 「サインならいつでもあげるからねー」
(・∀・ ) 「黙れ、肩力Fが」
清氷 「……」
整体師 「パワプロ厨乙。さ、みんなで帰ろうか」
- 190: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:28:04.49 ID:qqx4DU250
清氷 「みんなお疲れ様」
( ^ω^) 「ばいぶー!」
(・∀・ ) 「さようなら」
整体師 「また飲もうや」
清氷 「じゃあね、頑張れよ」
……バタン
- 193: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:29:17.80 ID:qqx4DU250
―― 1の家
ガチャ
( ^ω^) 「ただいまだおー!」
1 「お帰り。野球楽しかったか?」
( ^ω^) 「最高だったお! 色々収穫もあったお!」
1 「へぇ……(ひさびさにブーンの顔が晴れ晴れとしてるな)」
( ^ω^) 「もう悩みも解決だお! だから心配いらないお!」
1 「ハイテンションだな、おいwwwww」
( ^ω^) 「関プロデューサー見てたらテンションあがったお!」
1 「またわかりづらいところを……」
- 195: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:32:46.16 ID:qqx4DU250
1 「ま、解決したんなら良かったな」
( ^ω^) 「だおだおw」
1 「じゃ、今日はさっさと寝ろ。もう2時だぞ」
(;^ω^) 「やばす……おやすみお!」
1 「おう、おやすみ」
1 「一歩、近づけたか……」
- 197: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:34:41.32 ID:qqx4DU250
――翌日、VIP高校
( ^ω^) 「おいすー!」
(・∀・ ) 「おはよう」
('A`) 「今日は一段と元気だな」
( ´∀`) 「……」
( ^ω^) 「モナー、話があるお」
( ´∀`) 「……おk」
- 198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:35:26.60 ID:rYbA61p3O
- ブーン整体師フラグktkr
- 200: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:36:43.15 ID:qqx4DU250
( ´∀`) 「もちろん、部活のことだモナ?」
( ^ω^) 「そうだお。僕の気持ちは決まったお」
( ´∀`) 「……聞かせてくれモナ」
( ^ω^) 「陸上部に――入ることにしたお」
( ´∀`) 「じゃ、じゃあ……」
( ^ω^) 「ただし、マネージャーとしてだお」
( ´∀`) 「は?」
- 201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:38:23.76 ID:ErGwSLTEO
- 宝の持ち腐れww
- 202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:38:41.88 ID:rYbA61p3O
- フラグ的中wwww
- 204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:40:02.12 ID:KhjXeGLrO
- プレイングマネージャーじゃダメなの?
- 205: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:40:28.03 ID:qqx4DU250
( ^ω^) 「誰かが、なにかが輝くためには、あらゆる面で頑張らないといけないんだお」
( ´∀`) 「……」
( ^ω^) 「だから、ブーンが裏方で。モナーが選手として頑張れば、きっと輝けるはずだお!」
( ´∀`) 「全く、馬鹿だモナ」
(;^ω^) 「お!?」
- 206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:41:34.47 ID:Vuu/uqL50
- モナーの物事をはっきり言う性格は好感が持てる
- 208: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:43:34.85 ID:qqx4DU250
( ´∀`) 「輝くのは、一人だけなんて誰が決めたモナ?」
( ^ω^) 「……」
( ´∀`) 「支えるための裏方が必要なら、モナもすすんで引き受けるモナ」
( ^ω^) 「……」
( ´∀`) 「ブーンの裏はモナ、モナの裏はブーン。お互いが支えあって、陸上をすればいいんじゃないかモナ?」
( ^ω^) 「……」
( ´∀`) 「冷めつつある陸上に対するブーンの情熱を、モナの裏方ぶりで復活させてやるモナ」
- 209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:44:27.69 ID:B/blAH500
- モナーいいやつ
- 211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:45:42.22 ID:ErGwSLTEO
- 最初はダイエット目的で入ったくせに
- 213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:46:21.96 ID:dNOKUOURO
- モナー見直した
- 214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:46:28.71 ID:s379kfZd0
- モナー・・・
- 215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:46:30.83 ID:rYbA61p3O
- モナーいいやつ
- 216: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:47:47.78 ID:qqx4DU250
( ^ω^) 「……」
( ´∀`) 「……」
( ^ω^) 「まいったおwwwww」
(;´∀`) 「モナ?」
( ^ω^) 「一晩中考えて出した答えだったのに、すぐに論破されてしまったおwwww」
( ´∀`) 「それじゃあ……」
( ^ω^) 「だお! 僕もモナーも選手!そんで二人とも裏方! 二人三脚で頑張っていこうお!」
( ´∀`) 「モナ!」
- 218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:49:27.09 ID:KhjXeGLrO
- キター!
- 219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:50:07.93 ID:s379kfZd0
- ktkrwww
- 220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:50:42.67 ID:34ImI0qsO
- いつか体力テストやってほしいな
- 221: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:51:15.96 ID:qqx4DU250
( ^ω^) 「さ、教室行くおwwwww」
( ´∀`) 「いぇーいwwwwww」
銀八先生 「なんで遅れたのか三文字で」
( ^ω^) 「悪・即・斬」
( ´∀`) 「腹・減・た」
- 223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:51:38.82 ID:x81MJcnkO
- IKKOの進路はどうなったんだ?
- 224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:51:49.75 ID:7mdQW5ULO
- 二人三脚選手フラグか
- 226: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:55:01.48 ID:qqx4DU250
銀八先生 「お前ら後で生徒指導室に来い」
( ^ω^) 「……」
( ´∀`) グ〜ッ
グミ 「お腹すいたよね……グミ食べたい」
( ´∀`) 「あ、ポテチならあるモナ」
グミ 「やったー!」
( ^ω^) 「ばりばりぼりぼりwwwwwうめぇwwwww」
(・∀・ ) 「口で言うなよ」
銀八先生 「今、授業中なんだけど……」
- 228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:56:10.74 ID:rYbA61p3O
- wwwwwwwwwwww
- 4: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 14:23:27.67 ID:Rjt3FkUV0
――ある日の放課後
( ^ω^) 「モナー、入部届けを出しにいくお!」
( ´∀`) 「把握」
(・∀・ ) 「なんだ、お前らやっぱり陸上部入るんだな」
ξ゚听)ξ 「ま、せいぜい頑張りなさい」
( ^ω^) 「おいすー」
('A`) (……部活かぁ)
- 6: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 14:26:55.84 ID:Rjt3FkUV0
――職員室
銀八先生 「え?今なんて言ったの?」
( ^ω^) 「だから、僕達は陸上部に入部しますお」
銀八先生 「……う〜ん」
( ´∀`) 「なんか問題でもあるんですかモナ?」
銀八先生 「いや、実は去年まで顧問をやっていた先生が定年してしまってね」
銀八先生 「今の陸上部は顧問も無し、部員も無しの廃部状態なんだよ」
(;^ω^) 「でも、僕達が入りますお」
銀八先生 「しかし顧問がいないとなぁ……」
(;´∀`) 「……」
- 8: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 14:30:04.86 ID:Rjt3FkUV0
( ^ω^) 「どうにかならないんですかお?」
銀八先生 「生憎、どの先生も他の部活の担当をしていてね……」
( ´∀`) 「掛け持ち顧問とかは?」
銀八先生 「うちの学校はけっこう部活に力を入れてるからなぁ。掛け持ちしようとする先生はいないんじゃないか?」
(;^ω^) 「……」
(;´∀`) 「……」
銀八先生 「ま、もし引き受けてくれる先生がいたら探してみるよ。それから……」
―――
――
―
- 10: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 14:35:48.04 ID:Rjt3FkUV0
キーコキーコ……
( ^ω^) 「どうするかお……」
( ´∀`) 「部員はともかく、顧問となると……」
( ^ω^) 「他の先生に頼んで見るかお?」
( ´∀`) 「掛け持ちするほど余裕のある先生はいない、銀八の話聞いてなかったモナ?」
( ^ω^) 「ううん……」
キーコキーコ……
('A`) (陸上部なんか問題でもあったのかな?)
- 11: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 14:38:35.82 ID:Rjt3FkUV0
( ^ω^) 「そろそろ夏休みだおね」
( ´∀`) 「それまでにどうにかしないと……」
( ^ω^) 「準備期間、として僕は来年まで待っても構わないお」
( ´∀`) 「……」
( ^ω^) 「それじゃあ、ばいぶー」
( ´∀`) 「ばいばいモナ」
('A`) (なんか色々と大変なんだな……)
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/07(日) 14:40:15.60 ID:t48GwCyBO
- 銀八がやれよwwwwwwwwwwwwww
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