( ^ω^)俺がブーンを育てるようです

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/27(月) 20:25:57.45 ID:wcuqrYmB0

1「お、今日も元気に動いてるなー」

嫁「そうね。早く生まれてくれないかなー」

1「お前に似てたら、きっと美人だろうな」

嫁「あら、あなたに似てたらきっとブサイクでしょうね」

1「あ、言いやがったなwww」

嫁「あははwwww……うっ」

1「どうした!?」

嫁「きたかも……いつつ」

1「待ってろ! 今すぐ救急車呼ぶからな!」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/27(月) 20:30:33.48 ID:wcuqrYmB0
ピーポーピーポー

医者 「早く準備をしなさい!」

看護士 「はい!」

1「嫁! 頑張れよ!頑張れよ!」

嫁「任せてよ……私が頑張らなきゃ誰が……うっ」

1「俺もずっと手握っててやるから!」

嫁「……ありがとう」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/27(月) 20:35:41.38 ID:wcuqrYmB0

――6時間後

嫁 「うぅ……はぁはぁ……うーーーーっ!」

ポンッ

医者「生まれました! よく頑張りましたね!」

1「ありがとうございます! 男ですか?女ですか?」

看護士「ちょっと待っててください! あ、可愛い……」

( ^ω^)

看護士 「可愛い……」

1「なんですか?」

看護士 「いや……」

1「もう、自分で見ますよ。どれどれ……」

( ^ω^)オギャー

1「……」

看護士「……」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/27(月) 20:41:02.76 ID:wcuqrYmB0

――翌日

嫁 「無事生まれて良かったわぁ」

1 「そうだな……」

( ^ω^)オギャーオギャー

1 (我が息子ながら、人間には見えない。などとは、死んでも言えない)

嫁 「名前はどうしよっか?」

1 「んー? 候補はなんだっけ?」

嫁 「魔裂奇(まさき)、のび太、トオル」

1 「……トオルで」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/27(月) 20:46:14.83 ID:wcuqrYmB0

嫁 「えー、魔裂奇がいいよ。ねー、魔裂奇?」

( ^ω^)……

1 「ほら、そんなDQNな名前は嫌なんだよ。なー、トオル?」

( ^ω^)プッ

1 「……」

嫁 「もーじゃあ、君はなにがいいの?」

( ^ω^)ブーン!ブーン!

1 (うはwww こいつ喋ったwwww)

嫁 「じゃあ、ブーンで決まりね!」

(*^ω^) ブーン!ブーン!ブーン!



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/27(月) 20:50:39.14 ID:wcuqrYmB0

――数週間後

嫁 「あー、やっと家に帰れたわ」

1 「さあ、ここがお前のお家だよ。ブーン」

( ^ω^)……ブーン

嫁 「ちょっと怯えてるんじゃないかしら、この子」

1 「まさかww 俺とお前の子供がそんなわけないだろwww」

嫁 「それもそうねw うふふww」

1 「あははww」

( ^ω^) 「ぶひひwww」

1 「……」

嫁 「……」

( ^ω^)ブーンブーン



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/27(月) 20:58:09.50 ID:wcuqrYmB0

それから、俺と嫁と奇妙な息子ブーンとの、奇妙な生活が始まっていった。



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