( ^ω^)俺がブーンを育てるようです
- 37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 18:45:04.30 ID:cNhCVMgS0
―― 翌日、あきる野中学校
ワイワイガヤガヤ
眉毛 「ブーン君、部活決めた?」
( ^ω^)「うーん、陸上部に入ろうかな〜っと……」
ミ,,゚Д゚彡 「へぇ! お前陸上部か!」
( ^ω^)「いや、決まりってわけじゃないんだけど……」
(*゚ー゚) 「優柔不断な男って嫌じゃな〜い?」
( ^ω^)ピクッ
( ^ω^)「陸上部に決めたぁ!」
- 40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 18:51:20.92 ID:cNhCVMgS0
眉毛 「オラも、ブーン君には陸上部がピッタリだと思うゾ!」
ミ,,゚Д゚彡 「へぇ、ブーンって足速いの?」
眉毛 「すごいゾ! 毎年、リレーの選手だったんだゾ!」
ミ,,゚Д゚彡 「すごいじゃんwwww」
(*^ω^)「た、たいしたことじゃないお!」
(*゚ー゚) 「足が速い男子がもてるのって、小学校低学年までよね〜」
女子A 「だよねー」
女子B 「あるあ……あるあるwwwwwwwwwwww」
( ´ω`)「……足が速いなんて時代遅れだお」
眉毛 「そ、そんなことないゾ!」
ミ,,゚Д゚彡 (椎名性格悪いなぁ……。でも、あるあるwwwww)
- 42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 18:55:42.47 ID:cNhCVMgS0
ミ,,゚Д゚彡 「ま、とりあえずさ。今日の放課後から部活体験らしいから、行ってみれば?」
( ^ω^)「そうするお」
眉毛 「それじゃあ、放課後までおやすみだゾ!」
ミ,,゚Д゚彡 「おやすみ!」
( ^ω^) 「おやすみお!」
グーグーグー
リュークン 「ククッ、早速お前の授業は居眠りされちまったな」
夜神レフト (あいつらデスノートに名前書くわ……)
- 43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 18:59:04.65 ID:cNhCVMgS0
――放課後
眉毛 「う〜ん、おはようだゾ」
ミ,,゚Д゚彡 「おはよー。あれ、ブーンまだ起きないのか?」
( ω )……
夜神レフト (ふっ……。ブーン、居眠りしてそのまま永眠。コンプリート!)
ガバッ ( ^ω^)「あー、よく寝たお」
夜神レフト 「何故だっ!何故死なない!? まさか……偽名っ!?」
リュークン 「ブーンはあだ名だろう……常考」
- 47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:04:16.98 ID:cNhCVMgS0
眉毛 「それじゃあ各自、部活へ向かうということで〜」
ミ,,゚Д゚彡 「ああ! 今日は別々に帰るか!」
( ^ω^)「把握だお。それじゃ、ばいぶー!」
眉毛 「バイバイだゾ!」
ミ,,゚Д゚彡 「じゃあな!」
テクテクテク……
( ^ω^)「……」
(;^ω^)「陸上部って、どこでやってるんだお……」
- 48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:08:02.38 ID:cNhCVMgS0
( ^ω^)「誰かに聞くお!」
ノパ听)
(*^ω^) 「あの子に聞いてみるかお! ちょっと可愛いし。ぶひひwwww」
( ^ω^)「あの〜、すいませ〜ん」
ノパ听) 「なんだ?」
( ^ω^)「陸上部の活動場所を教えてほしいんですが……」
ノパ听) 「……」
(;^ω^)「……」
ノハ*゚听) 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
( ^ω^)「!?」
- 52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:12:43.20 ID:cNhCVMgS0
ノハ*゚听) 「お前は入部希望者か!?」
(;^ω^)「い、いちおう……」
ノハ*゚听) 「お前のような人間を待っていた! さあ、行こう!陸上部へ!」
(*^ω^)「は、はいお!」
スタコラサッサ〜
室犬 「やあ、ようこそ陸上部へ」
ノハ*゚听) 「室犬先輩! 入部希望者です!」
( ^ω^)(オーマイ!トレジャーwwwwwww)
- 56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:17:04.84 ID:cNhCVMgS0
室犬 ヒソヒソ
ノパ听) 「ふむふむ……室犬先輩が……こいつに……」
室犬 ヒソヒソ
ノハ*゚听) 「陸上部としての資格があるかどうかテストするだとおおおおおおおお!」
ノハ*゚听) 「室犬先輩! そんなことしてるから部員が来ないんですよ!」
ノハ*゚听) 「そんなテストがあるなんて知られたら、こいつも帰っちゃうじゃないですかああああ!!」
ノパ听) 「おっと、危ない危ない」
( ^ω^)「帰らせていただきます」
ノハ;゚听) 「な、なんでだあああああ! テストのことはばれてないはずだぞおお!!」
- 58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:21:00.76 ID:cNhCVMgS0
室犬 「まあ待とうか、君」
ガチムチ ガチムチ
( ^ω^)「……」
室犬 「君の脚はすごくいい……」
テカテカ ムチムチ
( ^ω^)「……」
室犬 「さあ、陸上部へ入るんだろ? 手取り足取り教えてあげよう」
ワンモアセッ!
( ^ω^)「帰らせていただk(ry」
室犬 「俺のガチムチ兄貴フェロモンが聞かないだとっ!?」
- 64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:25:57.89 ID:cNhCVMgS0
ノハ;゚听) 「せ、先輩のせいだ! 訳のわからないフェロモンとか出すからだあああああ!」
室犬 「いいや、このフェロモンはあらゆる男を魅了する匂いでだな……」
( ^ω^)(どこの部活に入ろうかなー)
(´・ω・`)「おい! なんの騒ぎだ!?」
ノハ;゚听) 「ショ、ショボン部ちょおおおおおおおおおお!!??」
室犬 「ひっ! ショボン先輩すいません!」
( ^ω^)(やっとまともな人が……)
- 71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:29:51.10 ID:cNhCVMgS0
(´・ω・`)「君は入部希望者かい?」
(;^ω^)「は、はいですお」
(´・ω・`)「この二人が、君に迷惑をかけてしまったようだね。すまなかった」
(;^ω^)「いえいえ」
(´・ω・`)「お詫びと言ってはなんだが、良ければ練習を見ていかないか?」
( ^ω^)「は、はいお!」
ノハ*゚听) 「さすがショボン部長! あっという間に、部員ゲットォォォォォォ!」
室犬 「俺のフェロモン……」
- 73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:33:14.44 ID:cNhCVMgS0
タッタッタッタ……
タッタッタッタ……
( ^ω^)(……)
ノパ听) 「うおおおおおおおおおお!」
ズザッ!
( ^ω^)(走り幅跳びかっけーお……)
室犬 「あふん!」
グワーン!
( ^ω^)(睾丸……砲丸投げも力強くて、男らしいお)
- 78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:38:42.73 ID:cNhCVMgS0
ノパ听) 「ふー、最近調子がいいぞ! ところで、どうだ? 陸上部は?」
( ^ω^)「なんか見てると胸がwktkしますお」
室犬 「ああ、また俺のフェロモンの犠牲者が……」
ノハ*゚听) 「そう思ってもらえると嬉しいぞおおおおお!」
ザワ……ザワ……
( ^ω^)「なんか急にアカg……騒がしいふいんき(ryになったお」
室犬 「ああ、あれが見れるからな。みんな興奮してる……はぁはぁ」
( ^ω^)「あれ?」
ノハ;゚听) 「ショボン部長の遊戯の時間だ……」
- 80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:40:44.82 ID:cNhCVMgS0
……シーン
(´・ω・`)「……」
( ^ω^)(ショボン部長が見据えてるのは……高飛びのバー。高飛びの選手なのかお?)
(´・ω・`)「ふー……」
ダッ!
- 82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:47:41.33 ID:cNhCVMgS0
- (・ω・`)
丿\ノ⌒\ ____ ___
彡/\ /ヽミ __ ___
/∨\ノ\ =_
//.\/ヽミ ≡=-
ミ丿 -__ ̄___________
タッタッタッタ……
- 84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:53:59.40 ID:cNhCVMgS0
- ∩゙⌒゙、⊃ r'⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ
(´・ω・`)⊃ヽ.__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ
ゴロゴロゴロ……
室犬 「まずはコロガリータか……」
- 85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:55:40.21 ID:cNhCVMgS0
- ♪
(´・ω・`) ))
(( ( つ ヽ、 ♪
〉 とノ )))
(__ノ^(_)
ノパ听) 「今日はダンスまで見れるとは……運が良いぞ」
- 87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 19:57:40.99 ID:cNhCVMgS0
- (((;;;:: ;: ;; ;; ;:;::)) ::)
( ::: (;; );:;;;)) )::: :; :))
((:: :;; (´・ω・)っ ;;;; ; :))
((;;; (っ ,r どどどどど・・・・・
i_ノ┘
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((;;;:;;;:,,,." ヽ ⊂ ) ;:;;))):...,),)):;:::::))))
("((;:;;; (⌒) |どどどどど・・・・・
三 `J
室犬 「そしてそのままバーに突っ込む……突っ込む///」
- 90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:01:37.76 ID:cNhCVMgS0
( ^ω^)(やっぱまともな人いないお……)
室犬 「さあそろそろ跳躍だぜ」
ノパ听) 「そのようだなっ!」
室犬 「バーの高さは……220!?」
ノハ;゚听)「無謀だっ!! だけど……だけど部長なら……」
( ^ω^)(早くこの茶番終わらないかな……)
- 101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:05:32.26 ID:cNhCVMgS0
室犬 「さあ来るぞ……」
ノハ;゚听) 「ショボン部長の……跳躍だあああああああ!!」
- 105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:06:39.56 ID:cNhCVMgS0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ←バー
i⌒i⌒i
| ヽ
/ 人__ヽ∩
/ / ヽ ひゃっほほう!
/ / ● ● |
( | ( _●_) ミ
\ 彡、 |∪| (
\ ヽノ `ー´⌒\
\ /\ \、
\ / (  ̄)
\ | ( ̄ ̄ ̄ ̄)
\ ヽ/ / ̄ ̄
\__/
↑ショボン
- 126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:33:14.22 ID:cNhCVMgS0
(´・ω・`) 「ふぅ……」
ノハ*゚听) 「ショボン部長! 今日も良かったぞおおおおお!」
室犬 「最高だったにゃん」
( ^ω^)(さあ帰ろう……)
ガシッ!
(;^ω^)「な、なんの真似だお!?」
ノパ听) 「もちろん陸上部に入るよな!」
( ^ω^)「ふ、ふざけるなお! 僕にだって人権はあるお!」
(´・ω・`)「まぁいい……。君は絶対、陸上部に入ることになるから、ね」
( ^ω^)「な、なにぃ……」
- 127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:38:14.01 ID:cNhCVMgS0
(´・ω・`)「君はね……僕たちと同じなんだよ」
( ^ω^)「共通点なんて一切ないお!」
(´・ω・`)「本当にそう思うかい? 僕はそう思わないけどな」
( ^ω^)「ど、どうゆうこと……?」
(´・ω・`)「僕たちは、陸上が好きだ。君は嫌いかい?」
( ^ω^)「……」
(´・ω・`)「答えは君の心の中にあるだろう。さあ、一緒に走らないか?」
( ^ω^)「ショボン部長……!」
(´・ω・`)「新入部員……!」
ノパ听) 「茶番はもう金輪際だわぁ……」
室犬 「きん……わ……ぎわ……?」
- 132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:42:26.35 ID:cNhCVMgS0
――帰り道
テクテク……
( ^ω^)「やっと部活決まって良かったお」
テクテク……
( ^ω^)「……」
テクテク……
( ^ω^)「……」
ピタ
( ^ω^)「なんで陸上部に入っちゃったんだお……」
- 134 名前: >>125サンクスです 投稿日: 2007/09/01(土) 20:45:48.73 ID:cNhCVMgS0
――1の家
ガチャ
1 「ただいま」
( ^ω^)「……」
1 「ただいま」
( ^ω^)「……」
1 「様子おかしくないか?」
( ^ω^)「……」
1 「し○ちゃんと喧嘩でもしたか?」
( ^ω^)「……」
1 「部活のことでなんかあったのか?」
( ´ω`)「……」
1 「ちょwwwっうぇwwwwわかりやすいwwwww」
- 136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:50:15.93 ID:cNhCVMgS0
( ´ω`)「カクカクカクカクカクカク」
1 「なるほどな。確かにまともな部活じゃないかもな」
( ´ω`)「もうお先真っ暗だお」
1 「……VIPPERとしてならハイクオリティな集団じゃないか?」
( ^ω^)「……!」
1 「な、そう考えると面白いだろ。明日が楽しみになるだろ?」
( ^ω^)「確かにwktkしてきたお……」
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