( ^ω^)俺がブーンを育てるようです

109: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/23(日) 23:22:57.78 ID:uNxQedyM0

――帰り道

( ^ω^) 「さ、自転車とりにいくお!」

( ´∀`) 「モナ」

('A`) 「あ、あのっ……」

(・∀・ ) 「ねぇ、君たち」



116: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/23(日) 23:27:44.13 ID:uNxQedyM0

( ^ω^) 「お?」

( ´∀`) 「モナ?」

(・∀・ ) 「君ら、同じクラスでしょ? 俺モララー、よろしく」

( ^ω^) 「よろしくだお!」

( ´∀`) 「モナ」




('A`) 「……」



120: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/23(日) 23:32:19.10 ID:uNxQedyM0

キコキコキコ……

(・∀・ ) 「偶然にも同じ帰り道とはね。今後ともよろしく」

( ^ω^) 「だおだお! モララー君はどこの……おっ!」ドンッ

魔裂奇 「よお!お前らもチャリかよ!」

グミ 「グミいる?」



125: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/23(日) 23:37:02.20 ID:uNxQedyM0

( ´∀`) 「生意気にもDQNから、名前ありに格上げされやがって。あ、グミはいるモナ」

(・∀・ ) 「ニケツかい。君らそうとう仲良いんだね」

魔裂奇 「うっせ!くされ縁だよ!」

グミ ニコニコ



('A`) 「……」



130: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/23(日) 23:42:04.98 ID:uNxQedyM0

キコキコキコ……

( ^ω^) 「絶対、クロノ、ルッカ、マールだお!」

魔裂奇 「なんだそのハーレムwww 俺は魔王とグレンだったわwww」

(・∀・ ) 「ロボはいらないよな」


グミ 「グミをね、チョコにつけて食べるとおしいんだよー」

( ´∀`) 「よだれが止まらんモナ……」



('A`) 「それじゃあ俺、こっちだから……」

ワイワイガヤガヤガヤ

('A`) 「……」



133: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/23(日) 23:47:35.66 ID:uNxQedyM0

キコキコキコ……

(・∀・ ) 「あ、メアド教えてよ」

( ^ω^) 「携帯まだもってないんだお……」

(・∀・ ) 「あ、そうなんだ。パソコンは?」

( ^ω^) 「あるお!それでいいかお?」

(・∀・ ) 「もちろん。あ、モナーとグミちゃんも教えてよ」

( ´∀`) 「はいモナ」

グミ 「いいよー」

魔裂奇 「……」



139: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/23(日) 23:52:01.95 ID:uNxQedyM0

(・∀・ ) 「じゃあな」

( ^ω^) 「ばいぶー」

( ´∀`) 「ばいばいモナ」

グミ 「ばいばーい」

魔裂奇 「……」



魔裂奇 「……」

グミ 「まーくん、これ」

魔裂奇 「ん?……メアド?」

グミ 「モララー君のだって」

魔裂奇 「……!」



141: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/23(日) 23:53:23.44 ID:uNxQedyM0
※グミは男です。
 ちんこもありますし、海綿体もあります。



148: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/23(日) 23:59:11.02 ID:uNxQedyM0

キコキコ……

( ^ω^) 「さっそく明るい学園生活だおwwww」

( ´∀`) 「モナ」

( ^ω^) 「それじゃあ、まただお!」

( ´∀`) 「明日授業あるモナ。忘れないようにモナ」

(;^ω^) 「……」



149: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 00:04:07.35 ID:VfMPrv+r0

―― 1の家

ガチャ

1 「ただいまー」

( ^ω^) 「お帰りお!」

1 「ん?なんだこの匂い」

( ^ω^) 「カレーだお!作ってみたお!」

1 「へぇ〜、偉いじゃん!早く食べようぜ!」

(*^ω^) 「えへへだお」

1 「それじゃ、いっただきまーす!」

1 パクッ



152: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 00:08:15.26 ID:VfMPrv+r0



               -― ̄ ̄ ` ―--  _     これなんてウ○コ……?もうだめぽ。。。
          , ´         ,    ~  ̄" ー  _
        _/          / ,r    u      ` 、
       , ´           / /  J   ,ヘ  u      ヽ
    ,/   ,|           / /       ○        ,/
   と,-‐ ´ ̄          / /   r(   `'    J く
  (´__   、        / /   `(   ,ヘ  u     ヽ
       ̄ ̄`ヾ_      し   u┃    ○  J     _>
          ,_  \  J         ┃   `' __   -‐ ´
        (__  ̄~" __ , --‐一~;;;:".. ̄
           ̄ ̄ ̄      *・∴:∵:*::
                   ・:::・: *∴・* :*
               ↑>>1



156: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 00:13:15.71 ID:VfMPrv+r0

( ^ω^) 「はむ、はむはむ、はふっ!」

1 「おい……」

( ^ω^) 「お?」

1 「これなに?」

( ^ω^) 「カレー」

1 「なにいれた?」

( ^ω^) 「ルゥとグミを溶かしたんだお。そしたら色合いが微妙になったから、チョコ混ぜたお」

1 「……」

( ^ω^) 「うめーwwww」

1 「とりあえず死ねよ」



160: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 00:17:37.77 ID:VfMPrv+r0

ワイワイガヤガヤ

( ^ω^) 「んで、結局友達もできたんだお!」

1 「良かったな〜」

( ^ω^) 「トーチャン」

1 「ん?」

( ^ω^) 「携帯ほしいお……」

1 「……う〜ん」

( ^ω^) 「だめかお?」

1 「考えてみるよ」

( ^ω^) 「前向きにお願いしまっせwwww」

1 「うぜぇwwwwwww」



162: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 00:22:23.15 ID:VfMPrv+r0

( ^ω^) 「それじゃあ、明日の用意でもしてくるお」

1 「おk」

スタスタ……ガチャ

1 「携帯ねぇ」

1 「段々とお金もかかるようになるんだろうなぁ」

1 「お小遣いも1000円だし」

1 「ちっと考えてみるか」



168: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 00:27:44.86 ID:VfMPrv+r0

――翌日、VIP高校

( ^ω^) 「おはおー」

( ´∀`) 「おはようモナ」

(・∀・ ) 「やあ」

魔裂奇 「よお!」

グミ 「おはよー」


('A`) 「お、おはおはさwでwrfw」



173: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 00:31:51.70 ID:VfMPrv+r0

( ^ω^) 「今日の授業はなんだお?」

(・∀・ ) 「保健、保健、HR」

魔裂奇 「まじっすかwwwwww」

( ´∀`) 「飯は?」



('A`) 「……」

グミ 「グミ食べる?」

('A`) 「あ、うん……ありがと」

グミ 「そーだ、おはよー」

('A`) 「お、おはよ!」



178: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 00:36:48.03 ID:VfMPrv+r0

ガラッ

ξ゚听)ξ 「……」

魔裂奇 「ツンデレさん、おはよーwwww」

ξ゚听)ξ プイッ

( ^ω^) 「ツン!おいすー」

ξ゚听)ξ 「ツンってなによ?」

( ^ω^) 「あだ名だお!」

ξ゚听)ξ 「私のあだ名……」



181: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 00:44:01.50 ID:VfMPrv+r0

ξ*゚听)ξ 「べ、別にツンって呼んでもらおうなんて思ってないからね!」

(;^ω^) 「なんなんだお」

グミ 「ツン、グミ食べる?」

ξ゚听)ξ 「あ、ありがとう。……って、もう!」

( ´∀`) 「ツン、グミいらないならモナがいただくモナ」

(・∀・ ) 「ははっ、もう定着したみたいだね。ツンさん」

ξ゚听)ξ 「……そうみたいね」



184: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 00:47:59.57 ID:VfMPrv+r0

ガラガラッ

銀八先生 「みんな、席に着きなさい!」

銀八先生 「今日は二時限で授業は終わりです!そのあとはHRやっておしまいね!」

銀八先生 「なにか質問ある?」

ΩΩΩΩΩ<ありませ〜ん

銀八先生 「レスは無しか……私もまだまだだな」



( ^ω^) (担任VIPPERかお……)



189: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 00:52:32.72 ID:VfMPrv+r0

―― 一時限目

ガラッ

( ゚д゚ ) 「私が保健の先生、ミルナだ!ミルナといっても、あそこをミルナではないぞ!」

……シ〜ン

( ゚д゚ ) 「はっはっは! 保健の授業では、健康などは置いといて主に性教育に力を入れる!」

( ゚д゚ ) 「覚悟しておけよ!生徒諸君!どんな問題でも答えなきゃいけないよ!」


( ^ω^) (こいつ……神になれる素質をもっているお)



191: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 00:58:54.38 ID:VfMPrv+r0

( ゚д゚ ) 「それじゃあ3Pを開いて!おっと、3P(ページ)だからな!3Pじゃないぞ!」

女子A 「なに、あいつ……サイテ〜」

( ゚д゚ ) 「きみっ!立ちなさい!あ、アソコのことじゃないぞ、っていっても女か!」

女子A 「きもすぎ……」

( ゚д゚ ) 「いいから立ちなさい!」

女子A 「はいはい……」



196: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:03:34.58 ID:VfMPrv+r0

( ゚д゚ ) 「君は私語が多いから、ちょっと教科書を読んでもらおうか」

女子A 「え〜」

( ゚д゚ ) 「189Pの、189人でやるってことじゃないぞ!189ページだぞ!そこを読め!」

女子A 「……私はその行為が習慣化してしまい、毎晩布団の中で息を切らしていました」

女子A 「実際そこに手を入れてみると、たいへん気持ち良い感触が体中を覆い……ってなんですかこれ!?」

( *゚д゚ ) 「ハァハァ。つ、続きを読みなさい!」

男子一同 「読みなさい!」

女子一同 「通報しますた」



200: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:08:45.99 ID:VfMPrv+r0

        ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ  通報されても逮捕にはつながらねぇよwww
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //   バ
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/      ン
|     ノ     | |  |   \  /  )  /    バ
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     ン
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
         ↑ミルナ



204: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:11:16.51 ID:VfMPrv+r0

        ____
       /      \
     /  ─    ─\
    ./    (●)  (●) \
    |       (__人__)    |、        うん、セクハラでしょ?知ってたよ。それでなにか?
r―n|l\      ` ⌒´   ,/ ヽ
  \\\.` ー‐ ' .// l     ヽ
.     \        |      |
.       \ _  __ | ._   |
        /,  /_ ヽ/、 ヽ_|
\      // /<  __) l -,|__) >
  \.    || | <  __)_ゝJ_)_>
    \.   ||.| <  ___)_(_)_ >
      \_| |  <____ノ_(_)_ )
        ↑ミルナ



206: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:16:10.28 ID:VfMPrv+r0

( ^ω^) 「なんだったんだお一体……」

(・∀・ ) 「期待できそうだったのにね……」

( ´∀`) 「ま、授業潰れて助かったモナ」

グミ 「グミ無くなっちゃった……」

('A`) 「あ、おれのあげようか?」



212: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:21:16.51 ID:VfMPrv+r0

(・∀・ ) 「もーらい」

( ´∀`) 「いただくモナ」

( ^ω^) 「僕もだお」

魔裂奇 「俺も」

ξ゚听)ξ 「あ、私も一つ」

グミ 「あと全部もらうねー」

('A`) 「……俺の分」



218: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:24:28.81 ID:VfMPrv+r0

ξ゚听)ξ 「ところでさぁ、あんたなんて名前?」

('A`) 「お、お、お、おおおおれ?」

( ^ω^) 「そういえば知らないお」

('A`) 「……ドクオ」

(・∀・ ) 「え?ちょっち聞こえない」

('A`) 「ドクオ!!」

グミ 「ドクオも友達?」

( ^ω^) 「当たり前だお!」

('A`) 「……ありがと」



221: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:28:32.20 ID:VfMPrv+r0

ξ゚听)ξ 「それにしても陰気な雰囲気が拭えないわね」

('A`) 「う、うるさ……ぃ」

(・∀・ ) 「イメチェン、してみるかい?」

('A`) 「イメチェン?」

(・∀・ ) 「ああ、僕に任せてくれよ」

('A`) 「あ、うん……」



( ´∀`) (結局人間顔だモナ……)



225: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:32:19.38 ID:VfMPrv+r0

――放課後

キコキコキコ……

(・∀・ ) 「そーいえばさぁ」

魔裂奇 「あん?」

(・∀・ )「みんなは部活入るのかい?」

( ^ω^) 「あー……忘れてたお」

魔裂奇 「俺はバイトだな。グミは?」

グミ 「僕もバイトするー」

(・∀・ ) 「俺はサッカー続けようか迷ってんだけどね」

( ´∀`) 「ブーンとモナは陸上で決定モナ?」

( ^ω^) 「うーん……」



227: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:36:13.46 ID:VfMPrv+r0

(・∀・ ) 「陸上どうだったの?」

( ´∀`) 「モナは砲丸投げで県三位、ブーンは100Mで県二位だモナ」

魔裂奇 「すげえじゃん!」

( ^ω^) 「……でも、まだやるって決めたわけじゃないお」

( ´∀`) 「……まあゆっくり考えるモナ」

('A`) 「あ、俺こっちだから……」



229: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:39:19.37 ID:VfMPrv+r0

('A`) 「……」

グミ 「じゃーねー」

( ^ω^) 「ばいぶー」

( ´∀`) 「またモナ」

(・∀・ ) 「じゃあな」

魔裂奇 「じゃーなー」


('A`) 「……!!」

('A`) 「じゃあな!!」



232: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:43:44.62 ID:VfMPrv+r0

―― 1の家

ガチャ

1 「ただいまー」

( ^ω^) 「お帰りお」

1 「おう、今日はウ○コ作ってないのなwwww」

( ^ω^) 「帰れ」

1 「どこにだよ」

( ^ω^) 「松戸だよ」

1 「……」



234: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:48:16.49 ID:VfMPrv+r0

( ^ω^) 「それはおいといて、だお」

1 「ん?」

( ^ω^) 「相談があるんだお」

1 「なんだよ?」

( ^ω^) 「部活についてだお」

1 「……」



238: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:51:45.99 ID:VfMPrv+r0

( ^ω^) 「ブーンは中学時代、陸上をやってすごい良かったと思ってるお」

1 「うん」

( ^ω^) 「でも、高校でも続けるかって考えると……考えがまとまらないんだお」

1 「なんでだ?」

( ^ω^) 「あのメンバーだから楽しかったお。あのメンバーだから続けられたお」

1 「……」

( ^ω^) 「でも、陸上続けないともったいない気もするお……」



240: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:55:22.79 ID:VfMPrv+r0

1 「甘えるなよ、ブーン」

( ^ω^) 「……」

1 「中学時代のメンバーだからやる?やらない?ただの思い出補正だよ、それは」

( ^ω^) 「……」

1 「もったいないから陸上を続ける? そんな気持ちじゃ結果も伸びないよ」

( ^ω^) 「……」

1 「中途半端な考えじゃない、はっきりとした断固たる決意ができたなら陸上をやれ」

1 「それができないなら、やめとけ。仮にもお前はインターハイに行けるかもしれない選手なんだからな」

( ^ω^) 「……考えてみるお」



242: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/24(月) 01:59:04.75 ID:VfMPrv+r0

ガチャ……バタン

1 「……」

1 「今まで頑張ってたからな、少し気が抜けてきてるのかな……」

1 「でも、やる以上は生半可な気持ちではやらせたくないしな……」

1 「ブーンがもう一歩成長できるかどうか、だな」

1 「……もう寝るか」



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