( ^ω^)俺がブーンを育てるようです

146: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:20:51.58 ID:qqx4DU250

―― そして土曜日

( ^ω^) 「展開速杉」

(・∀・ ) 「? どうした?」

(;^ω^) 「な、なんでもないお!」

(・∀・ ) 「ま、いいや。今日の試合は最高に面白くなるからな。見ていけよ」

( ^ω^) 「それにしても、サッカー派のモララーから野球に誘われるとは思わなかったお」

(・∀・ ) 「ちょっとツテがあってね。さ、いこうぜ」



148: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:24:11.10 ID:qqx4DU250

( ^ω^) 「今日はどことどこだお?」

(・∀・ ) 「臣人と半身だよ。盛り上がること間違いなしだろ?」

( ^ω^) 「臣人は戦力補強ばっかしてるから嫌いだお」

(・∀・ ) 「ばかだなぁ。勝てば面白いんだよ。勝つためにどれだけの最善策施すか、それがスポーツさ」

( ^ω^) 「そんなもんかお……」

(・∀・ ) 「そんなもんさ。それがたとえ裏方でもね」

( ^ω^) 「ふーん。ま、いいから早くいくお!」



150: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:28:03.27 ID:qqx4DU250

――INエッグドーム

パーパパラパパー

ライト応援席 「臣人!今日も勝て〜!」

パパラパパパラパパ〜

レフト応援席 「半身! 臣人なんていてまえ!!」


(;^ω^) 「すごい迫力だお」

(・∀・ ) 「最初は誰でもびびるけどね。その内、クセになるぜ」



152: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:31:32.63 ID:qqx4DU250

アナウンス 「一回表、半身の攻撃……」

ワーワーワー アイアイサー

( ^ω^) (段々心地よくなってきたお……)

(・∀・ ) 「さてと……」

( ^ω^) 「お? モララー、鉢巻なんてつけてどうす……」

(・∀・#) 「いけいけ半身! いけいけ半身! オラー!」

(;^ω^) (あのモララーがここまでなるなんて……下半身、恐ろしい!)



154: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:36:02.81 ID:qqx4DU250

カーン!

(*^ω^) 「うおおおおおおおおおおおお!」

(・∀・*) 「よっしゃあああああああああああ!」

ダッ!

(;^ω^) 「HAEEEEEEEEEEEEEEEEE!」

(・∀・ ) 「そんぐらいアウトにしろよ……ちっ」

ビュッ!

( ゜ω゜) 「すげえええええええええ!!」

(・∀・# ) 「ほあああああああああああああ!」



157: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:42:59.92 ID:qqx4DU250

―――
――


(*^ω^) 「いやー、最高に面白かったお!」

(・∀・;) 「あそこで関本が……いや、でもあれは……」

( ^ω^) 「モララー! 今日はありがとうだお! いい気分転換になったお!」

(・∀・ ) 「いい気分転換、か。今日お前を誘ったのはそのためじゃないんだよね」

( ^ω^) 「お?」

(・∀・ ) 「ついてこいよ」



160: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:46:35.19 ID:qqx4DU250

ザッザッザッザッザ

( ^ω^) 「どこいくんだお?」

(・∀・ ) 「エッグドームのベンチ裏に忍び込む」

(;^ω^) 「え!?」

(・∀・ ) 「声は出すなよ。すぐに終わるから」

(;^ω^) 「ちょwwwwおまwwwww」

(・∀・ ) 「いくぞ!」

ダッ!



163: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:49:16.64 ID:qqx4DU250

――マッサージルーム

グッグッグッグッ

整体師 「やっぱり筋肉が固まってますね」

清氷 「そうですか……」

整体師 「あ、それから例の件、そろそろ来ると思うんで」

清氷 「わかりました」


バタン!

(・∀・;) 「ふー、着いた……」

(;^ω^) 「何回警備員にエンカウントしたことか……」



164: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:53:03.83 ID:qqx4DU250

整体師 「こいつらです」

清氷 「おいおい、せめてノックぐらいはしてくれよ」

(・∀・ ) 「すいません……モララーです。清氷さんにお目にかかれて光栄です」

( ^ω^) 「ブーンですお! ……てかこんなとこにいていいのかお?」

整体師 「そのことなら気にしないで。モララーは自分の子供だから」

( ^ω^) 「マッサージさんにそんな権利あるのかお?」

整体師 「もちろんないよw だから清氷さんに協力してもらったんだ」

清氷 「警備員に捕まっても、モララー君が僕の名前を出したろうからね」



166: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:55:17.19 ID:qqx4DU250

(・∀・ ) 「最近お前悩んでるみたいだからさ、プロの話を聞けばどうかなって」

整体師 「おいおい、お前が会いたいって懇願したんだろーが!」

(・∀・*) 「あはは」

清氷 「まあ僕もファンがいてくれると嬉しいですけどね」

(・∀・ ) 「あ、俺半身ファンなんで。申し訳ないです」

清氷 「……」



169: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 21:59:28.09 ID:qqx4DU250

清氷 「それで、ブーン君だっけ?」

(;^ω^) 「は、はいお!」

清氷 「なにか聞きたいことはあるかい?」

(;^ω^) 「えーと……」

(・∀・ ) 「……」

(;^ω^) 「ど、どうして臣人は強いんですかお?」

(・∀・ ) (もっと面白い質問しろよ……)



171: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:04:55.91 ID:qqx4DU250

清氷 「どうして強いか、ね」

(・∀・ ) (お前も答えるなよ……)

清氷 「まあ、俺がいるからだけどねwwww」

(・∀・ ) 「……」

( ^ω^) 「……」

整体師 「……」グギッ

清氷 「いてっ! いてててて! わかった! 真面目に話すよ!」



172: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:08:43.09 ID:qqx4DU250

清氷 「強くなるためにはなにが必要だと思う?」

( ^ω^) 「えーと……選手の能力ですかお?」

清氷 「それももちろん必要だ。でも根本的に必要なのはね」

清氷 「あらゆる手を使って、自分を、チームを最善な状態にすることだよ」

( ^ω^) 「……?」



175: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:14:09.25 ID:qqx4DU250

清氷 「いい道具を使う、最高の戦略を練る、地道に効果的な練習をする」

清氷 「だがそれだけじゃ最善とはいえない。裏方という、土台を忘れてたらだめなんだ」

( ^ω^) 「土台……」

清氷 「身近な例をあげると、整体師なんかいい例さ。彼らのお陰で、選手はポテンシャルを保てる。まさに縁の下のってやつだ」

整体師 「あははw」

( ^ω^) 「縁の下……」



180: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:16:42.44 ID:qqx4DU250

清氷 「そうさ、裏方がいなければ表舞台になんか立てやしない」

清氷 「もちろん逆もまた然りだ。全てが最善であることで、チームは強くなれる」

( ^ω^) 「……」

清氷 「だから僕は整体師さんに感謝してますよ」

整体師 「またまたぁwww」

( ^ω^) 「なるほど……」



186: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:19:58.96 ID:qqx4DU250

( ^ω^) 「まさに目から鱗ですお! すごい参考になりましたお!」

清氷 「いやぁ、そこまで言わなくても……」

( ^ω^) 「整体師さんがそこまですごかったなんて知りませんでしたお!」

清氷 「……」

整体師 「いやぁwwww」

(・∀・;) 「ブーン、話の本質は理解したよな?」

( ^ω^) 「……もちろんだお」

(・∀・ ) (屈折して理解してなきゃ……後はブーン次第だろ)



189: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:24:43.40 ID:qqx4DU250

(・∀・ ) 「今日は本当にありがとうございました!」

清氷 「いやいや、少しでも役に立てたなら嬉しいよ」

( ^ω^) 「本当に感謝してますお。これからも頑張ってくださいお!」

清氷 「サインならいつでもあげるからねー」

(・∀・ ) 「黙れ、肩力Fが」

清氷 「……」

整体師 「パワプロ厨乙。さ、みんなで帰ろうか」



190: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:28:04.49 ID:qqx4DU250

清氷 「みんなお疲れ様」

( ^ω^) 「ばいぶー!」

(・∀・ ) 「さようなら」

整体師 「また飲もうや」

清氷 「じゃあね、頑張れよ」

……バタン



193: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:29:17.80 ID:qqx4DU250

―― 1の家

ガチャ

( ^ω^) 「ただいまだおー!」

1 「お帰り。野球楽しかったか?」

( ^ω^) 「最高だったお! 色々収穫もあったお!」

1 「へぇ……(ひさびさにブーンの顔が晴れ晴れとしてるな)」

( ^ω^) 「もう悩みも解決だお! だから心配いらないお!」

1 「ハイテンションだな、おいwwwww」

( ^ω^) 「関プロデューサー見てたらテンションあがったお!」

1 「またわかりづらいところを……」



195: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:32:46.16 ID:qqx4DU250

1 「ま、解決したんなら良かったな」

( ^ω^) 「だおだおw」

1 「じゃ、今日はさっさと寝ろ。もう2時だぞ」

(;^ω^) 「やばす……おやすみお!」

1 「おう、おやすみ」



1 「一歩、近づけたか……」



197: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:34:41.32 ID:qqx4DU250

――翌日、VIP高校

( ^ω^) 「おいすー!」

(・∀・ ) 「おはよう」

('A`) 「今日は一段と元気だな」

( ´∀`) 「……」

( ^ω^) 「モナー、話があるお」

( ´∀`) 「……おk」



200: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:36:43.15 ID:qqx4DU250

( ´∀`) 「もちろん、部活のことだモナ?」

( ^ω^) 「そうだお。僕の気持ちは決まったお」

( ´∀`) 「……聞かせてくれモナ」

( ^ω^) 「陸上部に――入ることにしたお」

( ´∀`) 「じゃ、じゃあ……」

( ^ω^) 「ただし、マネージャーとしてだお」

( ´∀`) 「は?」



205: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:40:28.03 ID:qqx4DU250

( ^ω^) 「誰かが、なにかが輝くためには、あらゆる面で頑張らないといけないんだお」

( ´∀`) 「……」

( ^ω^) 「だから、ブーンが裏方で。モナーが選手として頑張れば、きっと輝けるはずだお!」

( ´∀`) 「全く、馬鹿だモナ」

(;^ω^) 「お!?」



208: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:43:34.85 ID:qqx4DU250

( ´∀`) 「輝くのは、一人だけなんて誰が決めたモナ?」

( ^ω^) 「……」

( ´∀`) 「支えるための裏方が必要なら、モナもすすんで引き受けるモナ」

( ^ω^) 「……」

( ´∀`) 「ブーンの裏はモナ、モナの裏はブーン。お互いが支えあって、陸上をすればいいんじゃないかモナ?」

( ^ω^) 「……」

( ´∀`) 「冷めつつある陸上に対するブーンの情熱を、モナの裏方ぶりで復活させてやるモナ」



216: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:47:47.78 ID:qqx4DU250

( ^ω^) 「……」

( ´∀`) 「……」

( ^ω^) 「まいったおwwwww」

(;´∀`) 「モナ?」

( ^ω^) 「一晩中考えて出した答えだったのに、すぐに論破されてしまったおwwww」

( ´∀`) 「それじゃあ……」

( ^ω^) 「だお! 僕もモナーも選手!そんで二人とも裏方! 二人三脚で頑張っていこうお!」

( ´∀`) 「モナ!」



221: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:51:15.96 ID:qqx4DU250

( ^ω^) 「さ、教室行くおwwwww」

( ´∀`) 「いぇーいwwwwww」



銀八先生 「なんで遅れたのか三文字で」

( ^ω^) 「悪・即・斬」

( ´∀`) 「腹・減・た」



226: 1 ◆bAt3E3sVX :2007/09/27(木) 22:55:01.48 ID:qqx4DU250

銀八先生 「お前ら後で生徒指導室に来い」

( ^ω^) 「……」

( ´∀`) グ〜ッ

グミ 「お腹すいたよね……グミ食べたい」

( ´∀`) 「あ、ポテチならあるモナ」

グミ 「やったー!」

( ^ω^) 「ばりばりぼりぼりwwwwwうめぇwwwww」

(・∀・ ) 「口で言うなよ」



銀八先生 「今、授業中なんだけど……」



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