( ^ω^)俺がブーンを育てるようです

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 00:02:38.36 ID:6Op/uBMC0

何気ない幸せな日々を送っていた。いや、俺は送っていると思っていた。
しかし、それはある日突然一変することとなった。

俺と嫁は、あきる野幼稚園に呼び出された。



155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 00:08:54.04 ID:6Op/uBMC0

――あきる野幼稚園

1 「今、なんて言ったんですか?」

よし○なが先生 「……」

園長先生 「言ったとおりです。ブーン君が、イジメをしています」

嫁 「そ、そんな……」

1 「……。詳しいことをお願いします」

園長先生 「複数の園児を、いつも子分のように従え、命令などをしていたそうです」

よし○なが先生 「女の子にも、嫌がることをします。やられた子は、泣いて私のところへ来ました……」

嫁 「……ブーンが、やったんですね?」

園長先生 「残念ながら、事実です」



158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 00:12:03.59 ID:6Op/uBMC0

1 「本当に申し訳ありませんっ!!」

ガタン、バンッ!

園長先生 「土下座などされても困ります。謝るべき相手が違うのですから」

嫁 「いえ、先生方にもご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ありません……」

1 「その、やられた子と、その親御さんにも謝りたいのですが……」

よし☆なが先生 「その子も、親御さんも、関わりたくないと申しておりました」

嫁 「そんな……ウッウッ……」

1 (これは……思ったより大事だ)



164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 00:16:57.58 ID:6Op/uBMC0

――その夜、1の家

(*^ω^)「今日も幼稚園楽しかったお〜! みんなといると楽しいお!」

嫁 「そ、そう……」

1 (嫁はショックだろうな。ブーンの裏側を知らないだけに。よし、ここは……)

1 「ブーン、パパと二人だけで話したいことがある」

( ^ω^)「なんだお?」

嫁 「あなた……私も、私もいないと」

1 「いや、いいから。今は二人だけで話したいんだ」

( ^ω^) 「よくわからないけど、わかったお〜」

1 「よし、じゃあ隣の部屋に移動しよう」

ドタドタ  パタパタ

キィ……バタン



171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 00:25:54.29 ID:6Op/uBMC0

1 「……」

( ^ω^)「ふぃ〜、疲れたおwww 幼稚園とか下らなすぎワロタwww」

1 「……」

( ^ω^)「お? どうしたお? 最近、嫁とチョメチョメできなくてたまってるのかおwww」

1 「……なあ、ブーン」

( ^ω^)「お?」

1 「もし、自分の身近な人が苦しい目にあってたらどうする?」

( ^ω^)「知るかおwww 弱いやつは放っておけおwww」

1 「そうか……」


バキッ


1 「ふー……ふー……」

(♯)^ω^)「……お?」



183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 00:33:42.74 ID:6Op/uBMC0

(♯)^ω^)「……」

(♯);ω;)ブワッ

(♯);ω;)「うぉぉぉぉぉぉんんん! 痛いお!痛いお!」

1 「お前にイジメられた奴らが受けたのはなぁ、こんな程度の痛みじゃねーんだよ!」

1 「体にも、心にも、傷がつくんだ! それはなぁ、それはなぁ……」

1 「今でも、一生残ってるんだよ……」

1 「本当に苦しいんだよ……。思い出したくないんだよ……」


1 「わかってくれないか? ブーン?」

(♯);ω;)「ぜぇぜぇ……そ、そんな……の……はっはっ、知らないお!」



194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 00:43:39.12 ID:6Op/uBMC0

1 「そうか……」

(;^ω^)「僕は悪くないお」

1 「俺はお前が何か特殊な存在だと勘違いしていた。そして、今日まで育てることに関してもさぼってきたかもしれない」

(;^ω^)「だ、だからなんだお」

1 「今日からお前のしつけを徹底的にする。ここも引っ越して、全てを最初からはじめよう」

( ^ω^)「勝手にすればいいお……」

キィ ……バタン



212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 01:02:39.46 ID:6Op/uBMC0

1 「ブーンは、最初から言葉も喋れたな」

1 「嫁と俺の前では、態度も違った」

1 「VIPPERな部分もあって、すっかり大人に近い存在だと思ってた」

1 「でも、違った。あいつも、子供なんだ。」

1 「俺の、俺の初めての……子供なんだ」

キィ、バタン

ドタドタ

嫁 「あなた……」

1 「……」

嫁 「ブーンのこと、殴ったのね?」



214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 01:07:17.09 ID:6Op/uBMC0

1 「ああ」

嫁 「……ブーンはまだ4歳よ?」

1 「体は、な」

嫁 「どうゆう意味?」

1 「……初めからやり直そう」

嫁 「……そうね」

1 「そうだ、まずここを引っ越して――」

嫁 「違う」

1 「え?」

嫁 「あなたとの関係を、初めからやり直しましょう」



220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 01:14:13.47 ID:6Op/uBMC0

1 「言いたいことがよくわからない」

嫁 「そう、ならこれからのことだけ伝えるわ」

1 「……」

嫁 「私はブーンを連れて、実家に帰ります。そして、しばらくここへは戻ってきません」

1 「勝手にしろ……」

嫁 「それじゃあ、ブーン行きましょう。そこにいるのは知ってるわ」

|ω^)ビクッ



224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 01:19:45.45 ID:6Op/uBMC0

嫁 「行きましょう」

|スーッ ( ^ω^)

嫁 「さ、急いで」

( ^ω^)「……」

嫁 「なんで動こうとしないの?早くしなさい!」

( ^ω^)「行かないお」

嫁 「え?」

( ^ω^)「僕はここに残るお」

1 「なに言ってんだ、お前……」



232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 01:30:18.36 ID:6Op/uBMC0

( ^ω^)「僕も、1と話したいことがあるんだお」

嫁 「……」

1 「……」

( ^ω^)「だから、ママは一度家に帰って、ゆっくりするといいお……」

嫁 「……」

パタパタ、ガチャ

1 「……。さて、話したいことってなんだ?」



233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 01:32:44.64 ID:6Op/uBMC0
  ∩___∩
   | ノ      ヽ/⌒)
  /⌒) (゚)   (゚) | .|
 / /   ( _●_)  ミ/
.(  ヽ  |∪|  /
 \    ヽノ /      おちんちんびろーんwwwww
  /      /
 |   _つ  /
 |  /UJ\ \
 | /     )  )
 ∪     (  \
        \_)

↑ブーン



236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 01:38:04.07 ID:6Op/uBMC0

1 「……」

(;^ω^)「……」

1 「……ちょw」

(;^ω^) 「……w」

1 「どうしたwww いきなりwwww」

(;^ω^)「いや、ちょっとふいんき(ryを和やかにしようと……」

1 「嫁いなくて正解だったなwww」



238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 01:45:05.02 ID:6Op/uBMC0

( ^ω^)「お父さん……」

1 「……んwなんだ?」

( ^ω^)「本当に申し訳なかったお」

1 「……ああ」

( ^ω^)「僕は、自分が特別だと思ってたみたいだお」

1 「かもな」

( ^ω^)「それで、みんなの気持ちも考えず……」

1 「謝れたから、俺は許す。それより、ほらw元気だそーぜwww」

( ^ω^)「お父さん……」

1 「ほら、ほらwww おちんちんびろーんwwwwだろ?」

バッ  オチンチンビローン

( ^ω^)「粗チン乙」

1 「……(久しぶりのふいんき(ryだな)」



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