( ^ω^)俺がブーンを育てるようです

110: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 17:33:27.07 ID:Rjt3FkUV0

ξ゚听)ξ 「……」

(;^ω^) 「……」

( ´∀`) 「……」

魔裂奇 「やべぇwwwwブーン一緒に追試受けようぜ」

ξ゚听)ξ 「モナー90点、ブーン86点、DQN3点。私が作ったテストにしては頑張ったじゃない」

( ´∀`) 「まあ僕はやればできる子だモナ」

( ^ω^) 「僕もだお」

ξ゚听)ξ 「はいはい、調子に乗らない」



魔裂奇 (え……? もしかして俺そうとうやばい……?)



113: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 17:37:17.04 ID:Rjt3FkUV0

ξ゚听)ξ 「これなら期末テストもみんなで乗り切れそうね」

魔裂奇 (みんなって俺も入ってるのかな?かな……うぅ)

( ´∀`) 「まだ油断しちゃだめモナ」

( ^ω^) 「だお。でもツンには感謝してるお」

ξ*゚听)ξ 「ま、まあブーンが留年したら可哀想だからね」

( ^ω^) 「おっおっお。ありがとうだお」

ξ*゚听)ξ 「たくさんお礼はもらうわよ!」

( ´∀`) 「うっわ。ひくわー」



魔裂奇 (どこだ。どこでこんなに差がついたんだ……)



116: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 17:41:33.93 ID:Rjt3FkUV0

――帰り道

ξ゚听)ξ 「ねえ」

( ^ω^) 「お?」

ξ゚听)ξ 「駅まで歩くの面倒なんだけど」

( ´∀`) 「そんなんだから太るんだモナ」

メメタァ

ξ゚听)ξ 「誰か駅まで送ってくれない?」

(#)´∀`) 「モナは断固拒否する!」



118: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 17:46:10.79 ID:Rjt3FkUV0

魔裂奇 「俺ちょっと考え事してるから……」

ξ゚听)ξ チラッ

( ^ω^) 「まーたまにはいいかお。さ、早く後ろに乗るお!」

ξ゚听)ξ 「ありがと。さ、行くわよ!」

( ^ω^) 「みんなばいぶー」

( ´∀`) 「ばいばいモナ」

魔裂奇 「……ああ」



121: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 17:49:27.76 ID:Rjt3FkUV0

キコキコキコ……

( ^ω^) 「♪この長い長い下り坂を〜」

ξ゚听)ξ 「ここ平面よね」

( ^ω^) 「夢がないおね」

ξ゚听)ξ 「けっこうフラフラするわねー」

( ^ω^) 「ツンが重……風のせいだお」

ξ゚ー゚)ξ 「……」

メメタァ



122: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 17:53:37.24 ID:Rjt3FkUV0

――その頃

魔裂奇 (なんであいつらはあんなにうまくいってんだ)

魔裂奇 (おもしろくねーな……くそっ!)

ヒュ〜 パサ

魔裂奇 「ぶっ!」

魔裂奇 「うぜーなぁ! 紙切れごときが俺様の顔にダイブしてんじゃねぇぞ!」

魔裂奇 「ん……?」

魔裂奇 「進……研……ゼミ?」



126: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 17:57:53.34 ID:Rjt3FkUV0

キコキコキコ……

(#)^ω^) 「今読み返して気づいたけど、毎度のことながらネタを先読みされるとは悔しいお」

ξ゚听)ξ 「無い脳みそ捻って書いてるからじゃない?」

( ^ω^) 「可哀想だからここまでにするお。それよりツン」

ξ゚听)ξ 「な、なに?」

( ^ω^) 「そろそろ夏休みだおね」

ξ゚听)ξ 「うん……(なにかしら?)」



127: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:01:45.01 ID:Rjt3FkUV0

( ^ω^) 「楽しみだおねー」

ξ゚听)ξ 「うん……」

( ^ω^) 「……」

ξ゚听)ξ 「……」

( ^ω^) クシュン

ξ゚听)ξ 「……それだけ?」

( ^ω^) 「それだけだお」

メメタァ

(#)^ω^) 「なんで?」

ξ#゚听)ξ 「なんとなくよっ!」



129: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:07:22.98 ID:Rjt3FkUV0

( ^ω^) 「ツンは夏休みなにするのかお?」

ξ゚听)ξ 「特に決めてないわ」

( ^ω^) 「うわー、ぼっちかお」

ξ#゚听)ξ 「失礼ね! 友達くらいいるわよ!」

( ^ω^) 「そうなのかお。ならブーンから誘う必要ないおね」

ξ゚听)ξ 「え? なにが?」

( ^ω^) 「いや、ツンが遊ぶ相手いないなら誘ってみようかなーと思ってたんだお」

ξ゚听)ξ 「……」

( ^ω^) 「どうやらお節介だったようだおwwww」



131: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:11:25.06 ID:Rjt3FkUV0

ξ゚听)ξ 「……わよ」

( ^ω^) 「お?」

ξ///)ξ 「別にあんたと遊んであげないこともないわよ!」

( ^ω^) 「おっおっお。わかったお!」

ξ゚听)ξ 「まあ、まずはテストをがんばることね」

( ^ω^) 「わかったお! そんでそれが終わったら、一緒に遊ぶお!」

ξ゚听)ξ 「そうね。あ、着いたわ。それじゃ……」

( ^ω^) 「……」



133: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:14:18.39 ID:Rjt3FkUV0

ξ゚听)ξ 「……」

( ^ω^) 「……」

ξ*゚听)ξ (すごい見つめてくるわ……)

( ^ω^) (なんか忘れてることがあるような気がするお)

ξ*゚听)ξ 「……」

( ^ω^) 「お!」

ξ*゚听)ξ 「な、なに!?」



135: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:16:23.07 ID:Rjt3FkUV0

( ^ω^) 「今日は細かすぎて伝わらな(ryがやる日だお!それじゃばいぶー!」

ξ゚听)ξ 「……」

ピューッ

ξ#゚听)ξ 「ホント空気読めないやつね!!」

ξ#゚听)ξ 「それからもう細かすぎて(ryは終わってるわよ!バカ!」



138: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:20:17.62 ID:Rjt3FkUV0

――翌日

( ^ω^) 「おいすー」

グミ 「おはよー」

('A`) 「今日はテストだな」

(・∀・ ) 「みんな勉強したかい?」

( ´∀`) 「もちのろんだモナ」

魔裂奇 「ああ、俺も素敵な力を得たし」

( ^ω^) 「じゃあみんな頑張るお!」

銀八先生 「みんな席に着きなさーい!」



143: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:23:37.70 ID:Rjt3FkUV0

……シーン

銀八先生 「カンニングだけは絶対しないように」

銀八先生 「それから……」


銀八先生 「三年B組金八先生8もよろしくね!!」

……シーン

銀八先生 「それではこれよりテストを始める」

( ^ω^) (前回の金八先生は楽しめたから、今回も楽しみだお!)

( ^ω^) 「さ、テストに集中!」



144: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:27:05.91 ID:Rjt3FkUV0

銀八先生 「あと3分で始まりだ」

チッチッチッチ……

( ^ω^) (大丈夫。絶対大丈夫だお)

チッチッチッチ……

( ^ω^) (ツンがいつもついてくれていたお。だから絶対大丈夫だお)

チッチッチッチ……

カチッ

銀八先生 「はじめ!!」

( ^ω^) (ブーンの戦いはこれからだお――)

――こうして期末テストが始まった。



148: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:31:28.26 ID:Rjt3FkUV0

\(^0^)/ スウガクー

\(^0^)/ πが出ると、必ず男子が騒ぐよー

\(^0^)/ エイゴー

\(^0^)/ もう男子ウハウハ!

\(^0^)/ ゲンダイコクゴー

\(^0^)/ 寝るには最適の時間だよー



151: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:35:43.71 ID:Rjt3FkUV0

\(^0^)/ セカイシー

\(^0^)/ 略すと……なんでもないよー

\(^0^)/ カガクー

\(^0^)/ マッチ持たせた途端、危険になるやついるよー

\(^0^)/ ホケン

\(^0^)/ ええ、男のロマンです



154: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:41:14.41 ID:Rjt3FkUV0

\(^0^)/ カテイカー

\(^0^)/ もう面倒くさいよー

\(^0^)/ ……

\(^0^)/ そろそろ時間が来たみたいだよー

\(^0^)/ それじゃあ

\(^0^)/ テストオワタ!

――こうして期末テストが終わった



157: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:45:03.03 ID:Rjt3FkUV0

銀八先生 「よし、テスト終わりだ!!」

ΩΩΩΩ<やったー! やっと終わったー!!

ξ゚听)ξ 「ブーン、どうだった?」

( ^ω^) 「まあまあだお」

( ´∀`) 「モナもそこそこだモナ」

('A`) 「長い三日間だったな」

(・∀・ ) 「実はオワタダイジェストの間に三日も時が流れていたなんて、ドクオの存在くらい気づきにくいな」

('A`) 「……」



159: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:46:09.93 ID:Rjt3FkUV0

グミ 「ねえ、まーくん」

魔裂奇 「……」

グミ 「ねーってば」

魔裂奇 「ふふっ」

グミ 「?」

魔裂奇 「ふはははははは!! なにがゼミだ! なにが円天だ! 全部詐欺じゃないか!」

グミ 「後者はそうだけど、前者は違うと思うよ……」

魔裂奇 「うるせえ! テストなんて所詮紙切れなんだよ!」

グミ (だめだったんだなー……)



163: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 18:48:36.16 ID:Rjt3FkUV0

ワイワイガヤガヤ

( ^ω^) 「さー後は夏休みを迎えるだけだお」

魔裂奇 「だよね、だよねーwwww」

(・∀・ ) 「ま、テストの結果は今は後回しだ」

魔裂奇 「でっすよねーwwwww」

( ´∀`) (なんかこいつハイになってるモナ……)

魔裂奇 「あははははー」



239: >>163続き ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 21:50:04.13 ID:Rjt3FkUV0

( ^ω^) 「ま、夏休みが楽しみだお」

( ´∀`) 「いっぱい遊ぶモナ」

グミ 「どっかいこーよー」

ξ゚听)ξ 「ちょっとなんの話よ」

(・∀・ ) 「女子は禁断でござい」

ワイワイガヤガヤ

('A`) (テスト終わって気分は晴れやかなのに……欝だ)

魔裂奇 「ドクオ、悩みでもあるのか?」

('A`) 「え?」

魔裂奇 「人生がなにもかもうまいく話があるんだけどな……」



244: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 21:55:16.46 ID:Rjt3FkUV0

―― 1の家

ガチャ

1 「ただいまー」

( ^ω^) 「おかえりだお!」

1 「お、機嫌いいな。さてはテストもうまくいったか?」

( ^ω^) 「もちろんだお!!」

1 「まああんだけ頑張ってたからなぁ」

(;^ω^) 「ちょwwww 知ってたんかおwwww」

1 「さ、晩飯食べよう。今日はシチューだ」

( ^ω^) 「わーい」



245: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 21:58:56.94 ID:Rjt3FkUV0

( ^ω^) ムシャムシャ

1 ムシャムシャ

( ^ω^) 「トーチャン」

1 「ん?」

( ^ω^) 「もし、もしだお」

1 「ああ」

( ^ω^) 「ブーンが学年で10番以内に入ったらどうするお?」

1 「あはは。鼻スパやってやんよ」

( ^ω^) 「ちょwwww 本気かwwww」

1 「まじだよwwwww」

( ^ω^) (ペロッ……これはフラグ!)



250: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 22:02:17.17 ID:Rjt3FkUV0

1 「で、ブーン」

( ^ω^) 「お?」

1 「お前が100番以下だったらどうする?」

( ^ω^) 「……ユートピアやってやんよwwwww」

1 「よっしゃwwwww」

( ^ω^) 「これ親子の会話じゃねえwwwww」

1 (ブーンにもフラグ立てとけば……先は読まれないぜ)



252: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 22:06:33.35 ID:Rjt3FkUV0

――それからテスト返しが始まった

銀八先生 「よし、じゃあ一人づつ呼ぶから来い」

ξ゚听)ξ 「普通担任がいっぺんに返すとかないでしょ」

(・∀・ ) 「どう考えても手抜きだな」

( ´∀`) 「ほうっておくモナ」

銀八先生 「グミ! 来い!」

グミ 「はーい」

銀八先生 「まあまあだな。次も頑張れ!」

グミ 「えへへ、頑張りま〜す」



254: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/07(日) 22:08:51.26 ID:Rjt3FkUV0

ワイワイガヤガヤ

( ^ω^) 「グミどうだったお?」

魔裂奇 「中学では俺より良かったからな……」

ξ゚听)ξ 「あんたなんかあてにならないわよ」

(・∀・ ) 「見せてくれ」

グミ つ成績表「はい」

『八教科合計 608点 学年順位23位』



24: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 13:24:07.50 ID:tk2zMsYn0

ξ゚听)ξ 「なかなかやるわね……」

グミ 「うん。けっこう頑張ったからかな?」

魔裂奇 「やるじゃねーか!」

銀八 「次、DQN!」

魔裂奇 「うい〜っす」

( ´∀`) (アーメン……)

(・∀・ ) (十字切っておくか)

( ^ω^) (慰めの言葉はなににするかお)



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/08(月) 13:28:17.30 ID:tk2zMsYn0

魔裂奇 (でも……きっと大丈夫な気がする)

魔裂奇 (そんな予感がするんだぜ!)

魔裂奇 「先生……」

銀八先生 「夏休み補修な〜。はい、次!」

魔裂奇 「HO!サマー!!ためは一切無し!」

チラッ

『八教科合計 87点 学年順位200位』

魔裂奇 「はい! 最下位です!」



31: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 13:32:18.46 ID:tk2zMsYn0

〜なんだかんだでみんなの結果〜

魔裂奇  87点 200位
モナー  584点  54位
グミ   608点  23位
モララー 667点   9位
ツン   695点   5位
ドクオ  724点   1位

(・∀・ ) 「みんなけっこう高いね。それにしても……」

ξ゚听)ξ 「ええ」

( ^ω^) 「だお」

( ´∀`) 「モナ」

('A`) 「ん?」



34: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 13:35:47.93 ID:tk2zMsYn0

(・∀・ ) 「ドクオ!! すごいじゃないか!!」

ξ゚听)ξ 「あんたちゃっかり一位なんてねぇ」

( ^ω^) 「すごいお! ドクオやるお!」

( ´∀`) 「バイトしてるのに大変だモナー」

('A`*) 「あ、あ、あそうそうでもないす」


魔裂奇 「早速進研ゼミ効果か……」

グミ 「……」



38: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 13:39:41.84 ID:tk2zMsYn0

銀八先生 「ラスト、ブーン!」

( ^ω^) 「は、はいお!!」

銀八先生 「ほれ、お前の成績だ」

( ^ω^) (dkdk……)

チラッ

『――――0位』

( ^ω^) (端っこだけ見えてしまったお……)

( ^ω^) (10位か100位だろう……展開的に考えて)



40: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 13:43:16.15 ID:tk2zMsYn0

( ^ω^) 「……よし」

( ^ω^) 「さあ頼んだお――」

『八教科合計 467点 学年順位100位』

( ^ω^) 「ふう、ブリベリアイだお。目が疲れてるんだお」

( ^ω^) 「さあ今度こそ――」

『八教科合計 467点 学年順位100位』

( ^ω^) 「いやいや、今日は風が強いから目にゴミが入ったお」

( ^ω^) 「さ、気を取り直して――」

『八教科合計 467点 学年順位100位』



44: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 13:47:09.35 ID:tk2zMsYn0

( ^ω^) 「おいおいおいおい。今までやられ役はトーチャンだったじゃねぇかお」

( ^ω^) 「頼むお、中の人。これが最後だお」

( ^ω^) 「さあ僕の戦いはここからだ――」

『八教科合計 467点 学年順位10……』

『……100位』

\( ^ω^)/ ハイ、オッパピー

( ^ω^) 「今までありがとうだお!ブーンの来世にご期待くださいお!」



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