( ^ω^)俺がブーンを育てるようです

161: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 16:08:41.37 ID:tk2zMsYn0

――VIP駅

キコキコキコキコ……キーッ

( ^ω^) 「お待たせお!」

ξ゚听)ξ 「遅い!」

(;^ω^) 「え? ぴったしの時間だお?」

ξ゚听)ξ 「普通は約束より前に来るものよ!」

(;^ω^) 「そうかお……」

ξ゚听)ξ 「まあいいわ。さ、後ろの荷台に乗せてちょうだい」

( ^ω^) 「把握」



165: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 16:14:39.63 ID:tk2zMsYn0

キ〜コキ〜コ

ξ゚听)ξ 「ねえ」

( ^ω^) 「お?」

ξ゚听)ξ 「家には誰もいなかったり……」

ξ゚听)ξ (するわよね……///)

( ^ω^) 「ちゃんとトーチャンがいるお!」

ξ゚听)ξ 「……」



170: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 16:19:51.55 ID:tk2zMsYn0

( ^ω^) 「さ、着いたお」

ξ゚听)ξ 「まあまあ綺麗な一軒やじゃない」

( ^ω^) 「ツン、失礼だお」

ξ゚听)ξ 「さ、入らせてもうわ」

ガチャ

( ^ω^) 「ただいまおー。友達つれてきたお」

1 「はいはい。こんにちわ」

ξ゚听)ξ 「こんにちわ。ブーンの君の同級生のツンデレです」

1 (ブーンがっ女の子をっ!?)



192: >>170の続き ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:01:03.27 ID:tk2zMsYn0

1 (いや、これは現実じゃないんだ。一旦落ち着こう)

ξ゚听)ξ 「あのー?」

1 (そうか! よくいる可愛い男の子だったのか! なるほど!)

ξ゚听)ξ 「……」

1 「はは、ツンデレ君は……」

( ^ω^) 「トーチャン、ツンは君づけじゃないお。せめてツンちゃんだお」

1 「嘘だっ!」

ξ;゚听)ξ 「……」



194: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:08:28.99 ID:tk2zMsYn0

1 「じゃ、じゃあ後でお菓子持っていくからね!」

( ^ω^) 「来なくていいお」

ξ゚听)ξ 「来なくていいです」

1 「そんなぁ……」

( ^ω^) 「さ、ツン部屋にいくお」

ξ゚听)ξ 「わかったわ」

1 「……」



196: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:11:39.83 ID:tk2zMsYn0

キィ

( ^ω^) 「ここがブーンの部屋だお」

ξ゚听)ξ 「へぇ」

バタン

キィ

ξ゚听)ξ 「なんでせっかく閉めたのに開け……」

( ^ω^) 「聞き耳立てるやつがいるからだお」

1 「ふひひwwww サーセンwwwwww」



200: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:15:09.40 ID:tk2zMsYn0

ξ゚听)ξ 「それでね、そしたらあの子ったら麻酔銃でオジサンのこと撃ったのよ」

( ^ω^) 「ほー、それで?」

ξ゚听)ξ 「そしたらオジサン寝ちゃってね。でも、寝ながら事件の推理をし始めるのよ」

( ^ω^) 「バロスwwwwwww」

ξ゚听)ξ 「もーおかしくてさ、思わずバーロー!って叫んじゃったわよ」

( ^ω^) 「やっぱりツンといると楽しいお!」

ξ゚听)ξ 「あ、あらそう?」



208: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:19:37.66 ID:tk2zMsYn0

( ^ω^) 「うん、楽しいおwwww」

ξ゚听)ξ 「……私もよ」

( ^ω^) 「あれ、いつものツンらしくないおwwそこはツンツンするところだお?」

ξ゚听)ξ 「……」

( ^ω^) 「……お?」

ξ゚听)ξ 「……」

(;^ω^) 「……」



211: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:23:52.53 ID:tk2zMsYn0

ξ゚听)ξ 「ねぇ、ブーン」

( ^ω^) 「お?」

ξ゚听)ξ 「他の人といるときと、私といるときって違う?」

( ^ω^) 「なんでそんなこと聞くんだお?」

ξ゚听)ξ 「いいから」

( ^ω^) 「ツンといると、他の人と違ったwktk感があるお!」

ξ゚ー゚)ξ 「……そう」



214: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:27:15.08 ID:tk2zMsYn0

( ^ω^) 「それがどうかしたのかお?」

ξ゚听)ξ 「確かめたかっただけ」

( ^ω^) 「なにをだお?」

ξ゚听)ξ 「私と、ブーンが同じ気持ちなのかな……って」

( ^ω^) 「??」

ξ゚听)ξ 「ま、ブーンには少し難しいかしら。気にしないでちょうだい」

( ^ω^) 「ツン」



217: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:31:20.06 ID:tk2zMsYn0

ξ゚听)ξ 「なに?」

( ^ω^) 「ブーンを馬鹿にしないでほしいお。ブーンももう高校生だお。ツンの言ってることくらいわかるお!」

ξ゚听)ξ (全く……意地になっちゃて)

( ^ω^) 「だから……」

ξ゚听)ξ 「うん?」

( ^ω^) 「ブーンとつk / ´_ゝ`) 「すいません、ちょっと通りゃんせしますよ……」 ってほしいお!」

ξ゚听)ξ 「え?」

(;^ω^) 「前立腺は出てけお!」

/ ´_ゝ`) 「すぐに出て行きますよ……。でも二度言うのは恥ずかしいと思いますよ……」

(;^ω^) 「……」



224: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:35:45.17 ID:tk2zMsYn0

ξ゚听)ξ 「ブーンなんて言ったの?」

( ^ω^) (僕はニ度言うことくらい構わないお)

( ^ω^) 「ツン!」

ξ゚听)ξ 「うん」

( ^ω^) 「ブーンと付きa ガチャ 1 「おい、ブーン!飲み物もってきたぞ!」ってほしいお!」

ξ゚听)ξ 「……」

( ^ω^) 「……」

1 「ん? どうしたのかな?かな〜〜〜??」

メメタァ



230: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:38:44.76 ID:tk2zMsYn0

ξ゚听)ξ 「さ、邪魔者はいなくなったわ。今度こそお願いね」

(;^ω^) 「……把握」

ξ゚听)ξ 「……」

( ^ω^) 「ツン、きっと君と僕は同じ気持ちだと思うお」

ξ゚听)ξ 「そうね」



233: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:42:54.45 ID:tk2zMsYn0

( ^ω^) 「だから、だから……」

ξ゚听)ξ (ブーン頑張って……)

( ^ω^) 「ブーンと……っ!」










付 き 合 っ て ほ し い お
ξ゚听)ξ 「だが断る」



246: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:47:55.06 ID:tk2zMsYn0

( ^ω^) (頼むお……返事してくれお)

ξ゚听)ξ 「……」

( ^ω^) (okの一言でいいんだお。たったその一言だけで)

ξ゚听)ξ 「……」

( ^ω^) (ためなげぇwwwwww ログでも読んで落ち着……)

( ^ω^) 「……」

ξ゚听)ξ 「……」

( ^ω^) 「返事はやくね?」

ξ゚听)ξ 「うん」



251: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:50:56.50 ID:tk2zMsYn0

( ^ω^) 「……」

ξ゚听)ξ (あーからかうのって面白いわー)

( ;ω;) ブワッ

ξ;゚听)ξ 「ちょwwww」

( ;ω;) 「おーんおーん!」



257: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 17:53:03.85 ID:tk2zMsYn0

ξ;゚听)ξ 「ブーン泣かないでよ! ちょっとからかっただけだから!」

( ;ω^) 「そんなの、そんなの信じないお!証拠を見せるお!ぶひひwwwww」

ξ;゚听)ξ 「っ……。しょうがないわねっ! 目を瞑りなさい!」

ξ゚听)ξ  (-ω- )
 
 ξ*--)ξ(-ω-*)


――それは素敵な感触だった



272: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 18:00:22.95 ID:tk2zMsYn0

それからの夏休みはもの凄い速さで過ぎていった。
あるものは惰性に過ごし、またあるものは充分満喫したことだろう。
まあ、あれは前者なんだけどなwwwww

それからもツンちゃんは良く家に遊びにきた。
もう二人がどんな関係かっていうのも、さすがの俺でも気づいた。

ブーンはツンちゃんのことばかり考えているんだろうな。
俺は……。

今年の冬は、寒い。



277: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 18:05:38.78 ID:tk2zMsYn0

――クリスマス

( ´∀`) 「男だけのクリスマスも、今年で四年目を迎えましたモナ」

ぬ〜ぼ〜 「いぇーい」

室犬 「いいぞ〜」

( ´Д`) 「はぁはぁ……」

魔裂奇 「楽しくやろうぜ」



281: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 18:09:27.60 ID:tk2zMsYn0

( ´∀`) 「新メンバーを迎えて、楽しくやりたいところですがモナにも彼女はできたのでこれで解散です」

( ´∀`) 「それでは……じゃあな童貞どもっ!」

バタン


魔裂奇 「……」

ぬ〜ぼ〜 「……」

( ´Д`) 「……」

室犬 「それでは、私が新会長ということで異論は無いですね?」

ぬ〜ぼ〜 「いいえ、選挙が妥当かと」



286: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 18:13:53.01 ID:tk2zMsYn0

( ^ω^) 「クリスマスなのに、雪が降らないなんておかしいお」

ξ゚听)ξ 「いーじゃない。そういうときもあるわよ」

( ^ω^) 「今年はサンタ来るかおー?」

ξ゚听)ξ 「それって遠まわしなプレゼントの催促?」

( ^ω^) 「ばれたかおwwwww」

ξ゚听)ξ 「ったく……。ほら、ちゃんとあるわよ。あんたも用意してあるわよね?」

( ^ω^) 「もちろんだおwwww」



287: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 18:16:58.82 ID:tk2zMsYn0

ξ゚听)ξ 「はい、手袋とマフラー」

( ^ω^) 「すごいお! 全部作ったのかお?」

ξ゚听)ξ 「……べ、別になんだっていいいじゃない!」

( ^ω^) 「まあいいお! とにかく身に着けてみるお!」

( )二二二( ^ω^)二( )  「どうだお!?」
       @@@@

ξ゚听)ξ 「AAじゃ伝わらないけど、似合ってるわよ」

(*^ω^) 「すごい暖かいお! ありがとうだお!」

ξ*゚ー゚)ξ 「うふふ……」



292: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 18:19:54.47 ID:tk2zMsYn0

( ^ω^) 「ブーンのプレゼントはこれだお!」

ξ゚听)ξ 「置時計……?」

( ^ω^) 「だおだお! ツンにぴったりだと思ったんだお!」

ξ*゚听)ξ 「ど、どこら辺が?」

( ^ω^) 「このサンタのヒゲのくるくる具合が、ツンの巻き毛とそっくりだお」

ξ#゚听)ξ 「……」



295: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 18:22:53.91 ID:tk2zMsYn0

(#)^ω^) 「ま、なにはともあれありがとうだお!」

ξ゚听)ξ 「ブーンもありがと」

( ^ω^) 「いえいえ、礼には及びませんお」

ξ*゚听)ξ 「ま、部屋の隅にちょこって飾っておいてやろうかしら!」

( ^ω^) 「どうぞご自由にwwww お……」

ξ゚听)ξ 「あ……」

( ^ω^) 「やっぱクリスマスといえばこれだお」

ξ゚听)ξ 「そうね。綺麗な雪……」



298: ◆bAt3E3sVXo :2007/10/08(月) 18:25:08.11 ID:tk2zMsYn0

―― 1の家

1 「いぇーい! メリークリスマス!」

嫁 「……」

1 「ほれ、食え。冬のどんべえは最高だぞ」

嫁 「……」

1 「俺はきつね、嫁はたぬきなwwwww さーせんwwww」

嫁 「……」

1 「なにやってんだろ、俺。遺影に向かって……」

1 「遺影だけにいぇーい! ……もう寝よ」



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