( ^ω^)ブーンの部屋は無秩序なようです

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:37:49.03 ID:EYjtQtXoO

僕はもう一度時計を確認する。
ちょうど20時を回った所だ。
よし、時間はたっぷりあるぞ。

次に、僕の生活拠点であるこの空間を見回す。
……やっぱり、時間は足りないかも知れないぞ。

汁が入ったまま放置されたインスタントラーメン。
足場を埋め尽くしている衣服。
まともな役割を果たしているか不明な、埃だらけのタンス。
ゴミ箱は妊娠しそうな勢いで体内に僕の子種を蓄えている。

明日は、この部屋を大事な客人に披露しなければならない。
客人の顔を思い浮かべ、萎えかけていた僕の気力を再びフル勃起させる。

( *^ω^)「さあ、頑張るお!」



〜( ^ω^)ブーンの部屋は無秩序なようです〜



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:40:23.18 ID:EYjtQtXoO

※※※※

8月も後半に入ったが、女性の露出は衰えていない。
脇・太股フェチの僕は、この季節が大好きだ。

隣を歩く、気の強い女の子。
一歩ごとに金髪ツインドリルが揺れる。
当然、僕の視姦の被害者である。

ああ……いいよ……いい足だよ……

ξ#゚―゚)ξ

下半身に視線が注目していることに気付いたのか、ドリルが肩パンを放ってきた。
まあM気味な僕にとってそれはご褒美なのだが。

( *^ω^)「い、痛いお! なにするんだおツン!」
ξ#゚听)ξ「……視線がやらしすぎ」
( ^ω^)「それはツンの足が美しすぎるからだおwww」

顔に若干の赤味をさしたツンが再度肩パンを放つ。
地味に痛いが、激しく快感だ。



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:42:13.83 ID:EYjtQtXoO

日光をなるべく避けながら、二人並んで大学の校内を歩く。
やはり室外は暑い。
蝉の声は僕の耳に染み入るようだ。

ξ゚听)ξ「それより内藤」

金の髪が揺れ、ツンが僕を見る。

ξ゚听)ξ「明日、あんたの部屋に行くから」
(;^ω^)「うおぉぉ!!! これは幻のセクロスフラグ!!」

ξ#゚―゚)ξ

また肩パンしやがったこのドリル。
そろそろエレクトゥするぞ?

僕とツンは付き合っている訳ではない。
クラスの飲み会で出会い、一目惚れした僕が一方的にアプローチしている。
そのツンが部屋に行く発言――
これはお赤飯かもわからんね。
帰り道の僕は、エロゲで得た知識をフル動員させた脳内予行演習に夢中だった。



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:45:03.04 ID:EYjtQtXoO

※※※※

(;゚ω゚)「ヤバいお……」

そして帰宅後すぐの、絶望。
今まではまったく気にならなかった筈の部屋。
しかしあらためて見てみると、人が住むべき空間ではなかった。

この部屋を見て、ツンがどう反応するかは分からない。
しかし、その反応が好ましいものでないことは確実だろう。

ヤバい。非常に、ヤバい。

できることは――
まあ当然だが片付けることだ。
何を言っても仕方ない。
時間は――20時。
大丈夫、間に合う。
彼女の顔を思い出せば、やる気が溢れてくる。

( *^ω^)「さあ、頑張るお!」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:47:17.76 ID:EYjtQtXoO

まずは……うん、ナマモノをどうにかしよう。
机を占領していた、日清からの刺客達を台所へ連行する。

……腐ってやがる。早すぎたんだ。

しかし気にしたら負けだ。
手早く流し、資源ゴミへ。分別はしないとね。

次に、カーペットのようになっている衣服達を掴む。
臭い男は嫌われるんだぜ。

……これ洗濯したのいつだっけ?

しかし気にしたら負けだ。
とりあえず臭いを嗅ぎ、危険なものを洗濯機へ。
残りはファブって後で畳もう。
そう思っていると――

( ^ω^)「……飴?」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:49:24.92 ID:EYjtQtXoO

床から拾い上げたズボンのポッケから、袋に入った飴玉が出てきた。

(;^ω^)「……こんな飴買ったかお?」

――でも。

( ^ω^)(とっても……おいしそうです……)

それは透き通るような黄色で――

( ^ω^)……

反射する光は僕を誘って――

( *^ω^)……

まるでツンの太股のようになめらかで――

( *^ω^)「人間とは、好奇心の生き物である」

やはり、食べるしかない。
袋をちぎり、飴玉を口の中へ。



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:52:06.52 ID:EYjtQtXoO

―――不思議な、感覚だ。

初めて体験する筈なのに、

もとから自分の一部だった気がする。

知らなかった筈なのに、

ずっと追い求めていたような気がする。

自分に必要だったのは、

まさに、この感覚だ―――



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:54:06.44 ID:EYjtQtXoO

( *^ω^)「おおーんジューシィスパイラァル!!」

筆舌に尽くし難い。
人生の喜びを溶かした唾液が喉を伝い、胃へ向かう。
流れる唾液から溢れる芳香が鼻を刺激し、再び味を喚起させる。

( *^ω^)「……お?」

―――しかし突然の、腹痛。

(;゚ω゚)「お……ぅおおおおぉぉおお!!!!!」

この痛さ……セルフ浣腸プレイの比ではない。
獣じみた咆哮を上げ、トイレへ駆け込む。

(;゚ω゚)「う……うぁああ!!! ああああぁあぁあぁ!!!!!」

出ない。
僕の肛門も閉鎖されているようです。
臓物を内部から破壊されるような感覚が、僕を襲い続ける。



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:56:47.40 ID:EYjtQtXoO

ここにいても無駄だと悟った。
トイレから脱出し、タンス下段の引き出しを探る。

薬箱、薬箱、薬箱――

半狂乱となりながら探す。

無い、無い、無い――

( ;ω;)「あっあった!!! あった――」

ようやく薬箱を見つけたとき。
痛みが、脳のキャパシティを越えた。

(;´ω`)「あ……うぁ……」

そのまま僕は、意識を手放してしまった―――



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 20:59:42.76 ID:EYjtQtXoO

※※※※

太陽が眩しい。
「お兄! いつまで寝てるの!」って起こしてくれる妹が欲しいよぉ……
蝉が煩い。
蝉たんのおしっこぺろぺろしたいよぉ……
……ぺろぺろ?

(;゚ω゚)「うおっ!!」

そうだ。思い出した。
すごくおいしい飴を舐めて、腹痛で……
しかし、何とも無い。

(;^ω^)「うーん、夢だったのかお?」
('A`)「夢ならあんなに痛くないんじゃね?」
( ^ω^)「それもそうだおwwwほっぺた抓るより痛かったおwww」

――あれ?

(;^ω^)!!

辺りを見回す。
いや、誰もいない。
何だ?さっき僕は誰と会話したんだ?



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:02:07.16 ID:EYjtQtXoO

(;^ω^)……

不気味だ。
もう一度辺りを見回す。
やはり、誰もいない。
いつも通りの散らかった部屋だ。

――散らかった?

(;゚ω゚)「ヤバいお!! 今何時だお!?」

ツンとの約束があるんだった。
時計を確認する。
――いや、しようとした。

从'ー'从「うーんとねー、10時くらいかなー」
( ^ω^)「そっかーありがとーだおー」

うん、今度は間違いない。
僕が時計を見た瞬間。
時計が――喋った。うん。

(;゚ω゚)「うきょおおおおお!!!!!」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:04:32.82 ID:EYjtQtXoO

从;'ー'从「うわぁ!」
(;'A`)「何だ何だぁ」
(´・ω・`)「朝から元気だね……」
川゚ -゚)「叫びたいなら叫べばいいさ」
ノパ听)「オオオオ!!!魂の叫びだあぁぁ!!!」

なんかいっぱいいる。
時計だけじゃ無い。
エアコン、タンス、台所の包丁にまな板……

なんだ、僕はまだ寝てるのか……
HAHAHA、なかなか面白い夢を見せてくれる。
タンスに近寄り、話しかけて見る。

( ^ω^)ノ「やあやあタンス君、ごきげんよう」
(´・ω・`)「やあごきげんよう、だがまずは落ち着いて欲しい」

おお、ちゃんと会話もできるじゃないか。
リアルな夢だなぁ。
そう思い、今度は台所の包丁とまな板に近付こうとして――



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:06:41.11 ID:EYjtQtXoO

(;´・ω・`)「あ、危ないよ!!」

タンス君の角と僕の小指が熱い抱擁を交わす。

( ゚ω゚)「おうふっ」

痛い。
しかし昨日の腹痛に比べればなんてことは無い。
問題は――夢じゃないってことだ。

( ^ω^)「よーしみんな集合ー」
('A`)「動けねえよバーカ」
(#^ω^)「そこのエアコン。次に生意気な口をきいたら解体することに決定したお」
(;'A`)……

ムカつくエアコンだ。
陰気な声しやがって。
ぜったいキモオタだこいつ。

まあまずはこいつらに話を聞こう。



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:09:03.26 ID:EYjtQtXoO

※※※※

10分後。

(;´ω`)

何の成果も無かった。
こいつらは気付いたら自我を持っていたらしい。
その理由も知らないと。

ああ、どうしよう。
ただでさえ散らかったままの僕の部屋。
さらに喋る家具まで居る。
しかもエアコンの声はキモオタヒキニートっぽい。
ツンをこんな部屋に呼ぶのか……
これは嫌われるだろう……常考。

とりあえず、出来る限り片付けておこう。



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:11:49.53 ID:EYjtQtXoO

※※※※

(;^ω^)「ふぅ。時計さん今何時だお?」

从'ー'从「11時半だよー」

ツンとの約束は1時。
部屋の状況は……
僕の子を孕んでいた、異臭を放つゴミ箱を堕胎。
ゴキブリの餌になるようなものを始末。
PC周辺のエロゲを、タンス君の頭上へ。
現在作業中なのは衣服。
床・机に満遍なく棲息する教科書やサークル道具などは未だに放置されている。

(;^ω^)「ギリギリ……間に合うかお?」

意外にも間に合いそうだ。
だが昼飯を食べる時間はない。
片付けに集中しなければ――



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:14:09.68 ID:EYjtQtXoO

そう思っていた矢先。

ピーンポーン
ξ#゚听)ξ「ちょっと!!内藤ー!?」

(;゚ω゚)!!

馬鹿な!!
確かに僕の家の場所と部屋番号は教えていた。
しかし待ち合わせは近くの喫茶店だったし、まだ時間が……

――時間?

僕はあらためて時計を見る。
おい、お前さっき11時半って言ったよな。
なんで短針進めてんだよ。

从;'ー'从「ふ……ふえーん、私ちょっと遅れてたよお〜」

ああ、これが殺意か。



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:16:09.23 ID:EYjtQtXoO

※※※※

(#)ω`*)「す……すいませんでしたお……」

僕が約束から30分たっても現れなかったので、直接家に乗り込んで来たらしい。
鉄拳により不覚にもおっきした股間を庇いながら、ツンを室内に案内する。
まあ案内するほどの広さは無いけど。

(#'A`)「おいコラ!! てめえ女持ちだったのか!!」

ふひひ、魔法使い予備軍のエアコンさんが何か言ってらっしゃる。
まあまだ彼女じゃ無いんだけど。

けどこれは脈有りだよな……
いやでも……

――ってそうだった!!



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:19:03.92 ID:EYjtQtXoO

(;゚ω゚)!!

慌ててツンを見る。
この状況に慣れてしまい、異常さを忘れていた。
なんて言い訳しよう……ゆーれいさんです?
でもあいつらは違うって言ってたし……

ξ゚听)ξ「それにしてもきったないわねー」

……あれ?
エアコンさんはスルーですか?

(;^ω^)「ご、ごめんだお……昨日片付けてたら寝ちゃって」
川゚ -゚)「ああ、片付けようとしていたことは私も保証しよう」
( *^ω^)「おお、包丁さん優しいお!」

……じゃなくて。
喋らないで欲しいんだった。



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:21:55.53 ID:EYjtQtXoO

ξ゚听)ξ「包丁さん?包丁小僧は優しくなかったと思うわよ?」

あれれー?
もしかして……聞こえてない?

ノハ#゚听)「姉さんの優しさは私だけのものだあぁ!! 近付くな白豚があぁあぁあぁ!!!」

ξ゚ー゚)ξ「しょうがない。いっしょに、片付けよっか」

はい、是非ともお願いします。
……ヤバいね。この笑顔はヤバい。
もし僕が阿部さんでも女に目覚めるね、これは。
天使の微笑みに混ざって、僕を白豚と呼ぶ奴がいた気もするが気にしない。
しかし、やっぱり聞こえていないんだな。
聞こえないに越したことはないけど。



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:24:31.34 ID:EYjtQtXoO

※※※※

ξ;゚听)ξ「ふー。けっこう片付いたわね」
( *^ω^)「だおだお」
('A`)「おーい。タンスの上にエロゲが隠れてるぞー」

家具達の声を無視して1時間。
いや、高い物を取ろうとするツンの脇を楽しみ1時間か。
むしろ、四つん這いになったツンの太股を視姦して1時間かも知れない。
どちらにしろ部屋はだいぶ綺麗になった。

( *^ω^)「ありがとうだお、ツン」

軽く汗をかいている彼女を見る。

ほんのり上気した頬。
汗で張り付く金の髪が良く映える、陶器のようなうなじ。
丈の短いハーフパンツから覗く白い脚線。

……性欲とまんないねっ!!

できればずっと見ていたかったが――



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:27:03.23 ID:EYjtQtXoO

グゥ
(;^ω^)「おっ」

朝から何も入れていない僕の胃袋が、視姦タイムに終止符を打った。

ξ*゚听)ξ「あ、あんたがどうしてもって言うなら料理して上げるわよ!?」
('A`)「おーいエロゲー」

いや、視姦タイムよりすばらしい時間を提供してくれるようだ。

ノパ听)「仕事なのかあああ!!! 全力で達成してみせえぇる!!!」
川゚ -゚)「最近私達は出番無かったからな。ありがたい」

ツンは冷蔵庫に食材を確認しに行った。

(´・ω・`)「かわいい娘だね」
( *^ω^)「おっおっおっwww自慢の彼女だおwww」
ξ*゚听)ξ「ま、まだ彼女じゃないわよ!!」

台所から戻って来たツンに肩パンされた。



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:29:16.46 ID:EYjtQtXoO

※※※※

从'ー'从「3時だよぉー」
(;^ω^)「君をどれくらい信用して良いのかわからんお」

ツンは台所で包丁を振るっている。

ノハ*゚听)「あぁっ姉さぁん!! もっと!! もっとぶってぇ!!!」
川*゚ -゚)「ほうら……これが良いのか?」
ノハ*゚听)「ひあぁ!!だめえ、私おかしくなっちゃうよおぉ!!!」

ξ゚ー゚)ξ〜♪

( *^ω^)……

ツンの手元ではまことにけしからん事態が起きているようだ。
ほんっとーにけしからん。
まあ包丁とまな板なんだけどね。



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:31:19.57 ID:EYjtQtXoO

川; -;)「あぁ……いやぁっ!!そこはだめえ!!」

――幸せに暮らしていた姉妹に、突然の不幸が降りかかる――

ノハ*゚听)「痛い……なのに気持ち良い! くやしいっビクンビクン」

――ツンの卓越した手技を前に、成す術もなく淫猥な世界へ引き摺り込まれる姉妹――

ξ゚ー゚)ξ「ふふふ……嫌がっていても、身体は正直ね……」

――快楽の宴が、いま始まる――



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:33:24.65 ID:EYjtQtXoO

ξ#゚―゚)ξ……

(;^ω^)「はっ」

妄想の世界から帰って来た僕の目の前に、無表情なツンが立っている。
顎まで垂れていた鼻血を拭き取り、
ハイパーおちんちんタイムを発動している股間を隠す。

いやいや、こんなかわいい娘が台所に立って、あんな嬌声まで届いたら仕方ないって。
だからさ、左手に包丁持ったまま右手で肩パンするのやめよう?
ね?

(*'A`)「ハアハア……うっ」

あのエアコンから出た空気はもう吸いたく無いな。



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:35:33.57 ID:EYjtQtXoO

※※※※

テーブルに、2人分の料理が運ばれてくる。
ツンも食べるようだ。
……喫茶店で昼食を食べたと言っていた気もするが。
思っても口にはしない。
それが、大人のマナー。

( *^ω^)「ツンの〜手料理〜だおだお〜♪」

うーん。
どうやら僕にはミュージカルの才能が無いようだ。
もっと周囲の人が踊り出すほどに喜びを表現してみたいけど……
少しくらい伝わっただろうから、十分かな。
作ってくれたのは簡単なものだが、ツンが作ってくれたんだ。
死ぬほど嬉しい。

ξ*゚听)ξ「は、早く食べなさいよ」

うんうん。
いますぐ舐め回すように食べるからね。



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:38:09.69 ID:EYjtQtXoO

※※※※

( *^ω^)「ごちそーさまだお! ツンは本当に料理上手だお!!」
ξ*゚听)ξ「う、うるっさいわよ!」

予想外のおいしさ。
苦手だと思っていたけど、どうやら料理は得意なようだ。
頬を赤らめ肩パンした後、食器を流しに持っていくツン。
ああ、なんか幸せだ。

(*'A`)「おい。セクロスすんの?なあなあ」

このキモオタヒキエアコンが。

(;^ω^)「まだ付き合ってもいないお」

キッチンに立つツンには聞こえないように、音量に気をつける。

(*'A`)「いいじゃんか、セクロスしてくれよ」
(#^ω^)「ちょっと黙れお」

僕だってやりたいよ、バカ。



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:40:55.53 ID:EYjtQtXoO

ξ*゚ー゚)ξ〜♪

僕の評価が高かったことに満足しているのか、食器を洗うツンは上機嫌だ。
やっぱり綺麗な脚してるな。

ノハ*゚听)「あああ……ヌルヌルした液体が私の身体を包んでいくよお……」
川*゚ -゚)「大丈夫だ……すぐに病み付きになる」

漂白殺菌剤なのに病み付きとはこれいかに。
というかあの姉妹をどうにかしてください。

(*'A`)「なあなあ、セクロスしてくれよ」

お前は黙れ。

(´・ω・`)「それにしても……これは付き合ってるんじゃ無いのかい?」



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:43:37.27 ID:EYjtQtXoO

タンス君はけっこう話せる奴みたいだ。
あのレズ姉妹や、

('A`)「おーいシカトかー」

このエアコン、

从'ー'从「あれれー?私の出番がないよお?」

そしてこの話してるとムカつく時計より。

(´・ω・`)「けっこう良い感じじゃないか?」
(;^ω^)「僕も、そろそろ告白したいんだお……
      けど、やっぱり怖いお」

僕は、家具に何を話しているんだろう。

(´・ω・`)「怖い……ねえ」



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:46:40.53 ID:EYjtQtXoO

※※※※

从'ー'从「5時だよぉー」
( ^ω^)「5時かお」
ξ゚听)ξ「あら、もうそんな時間なの?内藤、買い物に行くわよ」
(;^ω^)「外は熱っついお……」

ξ#゚―゚)ξ「つまむ物も欲しいでしょ」

肩パンによる左腕へのダメージの蓄積も限界まで来ているようだ。
左右の腕の太さが違う。タラバガニっぽい。
二人で楽しいお買い物に出かける。

从'ー'从(´・ω・`)('A`)「「「行ってらっしゃーい」」」

川*゚ -゚)「ふふふ……放置されても感じるのか?」
ノハ*゚听)「あああ漬け置き洗いぃい!!!
     漬け置かれてるの姉さんに見られてるうぅ!!!」



56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:49:04.32 ID:EYjtQtXoO

ガチャン


(´・ω・`)「はーいお前ら集合ー」
('A`)「動けねえよ」
(´・ω・`)「黙れ。ぶち殺すぞ」
(;'A`)……

从'ー'从「はいはーい」
ノパ听)「声は聞こえているかあぁああ!!??」
川゚ -゚)「まあだいたい見当はつくが」

(´・ω・`)「なら話は早いよね。
      まず―――――」

※※※※



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:52:11.77 ID:EYjtQtXoO

※※※※

ガチャン

両手のふさがっている僕に代わって、ツンがドアを開ける。

(;´ω`)「ただいまーだお」

やっと帰ってこれた……
食材を買うだけの筈だったのに、けっきょくいろんな店へ付き合わされた。

ξ゚ー゚)ξ「お疲れ様であります、荷物持ち少佐殿」

まあツンが上機嫌だから良しとしよう。
太陽が西の大地へその半身を沈め、空が黒を纏い始めている。
買って来た食材を冷蔵庫へ入れ、ツンが「これも絶対必要なの」と言い張ったお菓子達をテーブルに広げる。
……絶対こんなにお菓子が必要な筈がない。
思っても口にはしない。
それが、大人のマナー。



61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:55:27.70 ID:EYjtQtXoO

二人で座りお菓子を一袋開ける。
他愛もない話で盛り上がれるって、やっぱり幸せだ。

それにしても、家を出るまであんなに煩かった家具達が静かだ。
……どうかしたのかな?
しかしツンの目の前で話しかけるのは不可能。
今は気にしないでおこう。

ξ゚听)ξ「あっ内藤!! それはそう食べるんじゃないの!!」

ツンさんのお菓子講義が始まる。

ξ゚ー゚)ξ「これはね、切って小さくしたものを食べるのが通なのよ」
( ^ω^)「スイーツ(笑)」

ξ#゚―゚)ξ

なら最初から切って売れよ……
はい、大人のマナー。
それに肩パンも貰えたし。
ツンがお菓子を持って台所へ向かう。
やっぱり良い脚だ。うん。



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 21:58:12.10 ID:EYjtQtXoO

ツンが手際よくお菓子を細かく切っていく。
……しかし本当に変だ。
料理中にあの変態姉妹が無言なんて。
もう喋れなくなっちゃったのかな?
そう思っていると――

ノハ#゚听)「ぶぅるぁあああああ!!!!!!!」
ξ;゚听)ξ「きゃあっ!」

異世界の勇者を殺しそうな叫び声を上げ、まな板が震えた。
なんだよ、動けるじゃん。

ξ;゚听)ξ「いったぁい……」
(;^ω^)「ツン!?怪我したのかお?」

このまな板め。どういうつもりだ?
ツンは指の先を少し切っただけだったが、血が滲んでいる。
絆創膏は……確かタンス下段の引き出し。



66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:00:47.42 ID:EYjtQtXoO

(;^ω^)「ツン、絆創膏張るからこっちくるお」

ツンの手を引っ張り、タンスの前へ。
たしか、この引きだしに……
あった。
タンスに背を向け、ツンの指を握る。

ξ;゚听)ξ「ご、ごめんね……おっちょこちょいで」

いや、あれはまな板が動いたんだよ。
そんなこと言ってもしょうがないので、黙って指に絆創膏を張る。
それにしても、綺麗な指だな――

(´゚ω゚`)「ふぉぉおおおん!!!!!」

ツンの指に見惚れていると、背中に衝撃。
タンスの上段、観音開きのその扉が僕を背後から襲っていた。



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:03:49.77 ID:EYjtQtXoO

(;゚ω゚)「うおっ」
ξ;゚听)ξ「きゃっ」

背中から押された僕は、目の前にいたツンを押し倒す形で地面へ。
幸いそこにはベッドを置いているので、ツンへの衝撃はさほど強くなかったようだ。
タンス君、君は味方だと思っていたのに……

ξ*゚听)ξ「……内藤」

――と、ツンの顔が激しく近いことに気付いた。
押し倒した状態で、この近さは……
すぐに離れようとしたが、さらなる異変が起きた。

(((((#゚A゚))))「ふひひ!!ふひひひ!!!!!」

ヒキオタキモエアコンが、急激にその活動を強めた。



70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:06:22.90 ID:EYjtQtXoO

――ぶつん

キモエアコンが活動を強めた瞬間、ブレーカーが落ちた。

真っ暗な部屋の中。
月明りが、僕の愛しい人の顔を優しく照らしている。

(;^ω^)……
ξ*゚―゚)ξ……

沈黙。
このまま、逃げてしまいたくなる。

いや、逃げちゃダメだ俺――
言うか――
言うべきなのか――
決めろ、内藤ホライゾン――
決めろよ――



72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:08:53.86 ID:EYjtQtXoO


チクタク、チクタク

時計の音だけが聞こえる。

チクタク、チクタク

やっぱり、ツンは綺麗だ。

チクタク、チクタク

ああ、このまま永遠を過ごしたい。

チクタク、チクタク

もう、このままでも―――



73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:11:10.41 ID:EYjtQtXoO

チクタク、チクタク

カチッ

从#'ー'从「ぼーん!ぼーん!ぼーん!」

(;^ω^)「……! おっおっおっ」

いつも定刻を知らせてくれていた時計の音。
自分の世界に入りかけていた僕を、現実へと引き戻してくれた。
同時に、頭が冷静になっていく。

もう大丈夫。
言えるよ。
お前達、ありがとう―――



74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:12:16.41 ID:EYjtQtXoO



「……内藤?」



「ツン」

「僕は」

「君を―――」



※※※※



75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:14:09.12 ID:EYjtQtXoO

※※※※

ξ゚听)ξ「早く持って来なさいよー」
(;^ω^)「すまんこまんこ」

ξ#゚―゚)ξ

細かく切られたスイーツ(笑)を持って行く。
と同時に、限界を越える肩パンを頂いた。
肩パン我慢大会が開催されれば優勝間違い無い。

ξ゚听)ξ「ほら!始まるわよ!」
( *^ω^)「おっおっおっ」

僕達を照らしていた月明りがだんだんと弱まり、月が赤く色付く。
普段見ることの出来ない、赤い月。


ξ*゚听)ξ「これが……皆既月蝕……」
( *^ω^)「綺麗だおー」



77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:16:57.80 ID:EYjtQtXoO

ξ゚听)ξ「……あんまり綺麗じゃないわね」
(;^ω^)「僕の純粋な感動を返して欲しいお」
ξ゚听)ξ「あ、内藤。もうお菓子が無くなったわよ」
(;^ω^)「りょーかーいだおー」

2人で座る窓際から離れ、お菓子を取りに行く。
あれだけ買込んだというのに、残すところあと2袋。
食い過ぎじゃね?
はい、大人のマナー。

お菓子を取ってくるついでに、室内を見回してみた。
何の変哲もない、部屋。

そう。
何の変哲もない、昨日より綺麗になっただけの、普通の部屋。
喋る家具なんて、いるはずもない。



79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:19:38.97 ID:EYjtQtXoO

( ^ω^)……

包丁とまな板の変態姉妹も。
壁に掛かっている、マイペースな時計も。

しっかり者のタンスも。

気持ち悪くて、根暗だけど……
たぶん良い奴なエアコンも。

みんな、喋り出す気配なんて無い。
当然か。
家具は喋らない。
それが普通だ。

では、なんだったのだろう。

僕の……夢?



81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:22:49.16 ID:EYjtQtXoO

ξ゚听)ξ「ちょっとー早くしなさいよー」
(;^ω^)「あうあう」

ツンの声で思索を中断する。
僕も早くツンの隣に座りたい。
いや、あえて遅れて肩パン狙いという作戦も。
……うーん、甲乙付けがたい。

「「「「「おめでとう」」」」」

( ^ω^)!!

どこかから声が聞こえた気がした。
毎日顔を合わせていたけど、今日初めて会った、男女数人の声。

( ^ω^)「……ありがとうだお」

姿の見えない相手に向かい言う。
伝わったかな―――



85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:27:19.74 ID:EYjtQtXoO

ξ゚听)ξ「内藤ー?」

おっといけねえ。
愛しのハニーを置いてけぼりだったぜベイベ。

( ^ω^)「はいはーいだおー」

持って来た袋を適当に置き、揺れる金色の髪の横に腰を降ろす。
月を見ながら、お菓子を食べ、僕への話も止めない。
忙しい人だ。

ξ*゚ー゚)ξ「ねえ、内藤」

お菓子を摘んでいた手を休め、ツンが僕を呼ぶ。
その目は月を見つめたまま。
淡くなった月明りに尚照らされている横顔に、つい魅入ってしまう。



89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:29:37.92 ID:EYjtQtXoO

ξ*゚ー゚)ξ「次の皆既月蝕ね、3年後なんだって」

へー、知らなかった。
毎年見れるものじゃ無いんだ。

ξ*゚听)ξ「そ、そのときも……
      いっしょに……見れたら良いなあ……なんて」

あれ?

( ^ω^)「でもツンはこれあんまり好きじゃ無いって言ったお?」

ξ#゚―゚)ξ

後ろから「ダメだこりゃ」という声が聞こえたような気がする。
僕の左腕はタラバガニを越えて室伏兄貴だ。

(#)ω(#)「正直スマンかったお」



92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:32:03.56 ID:EYjtQtXoO

ξ゚ー゚)ξ「まあ、いいわ」

その代わり、と続ける。

ξ*゚听)ξ「3年後も、ぜったい一緒にいなさいよ!
      良い?ぜったいだからね!」

言いながら、僕の肩に頭を預けるツン。
――この匂いはヤバいかもわからんね。
僕の理性を吹き飛ばしまくっている。
男はオオカミらしいし。
年頃になったなら気をつけなきゃダメだよね。

黙ってツンの顔を引き寄せる。
ほんのり朱が射して見えるのは、きっとこの月のせいだけじゃない。
眼を見つめながら顔を近付ける。
互いの息遣いを感じる距離になると、ツンが瞼を閉じた。

そのまま、僕の唇をツンのそれと重ねる―――



95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:34:26.68 ID:EYjtQtXoO

―――不思議な、感覚だ。

初めて体験する筈なのに、

もとから自分の一部だった気がする。

知らなかった筈なのに、

ずっと追い求めていたような気がする。

自分に必要だったのは、

まさに、この感覚だ―――



100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:37:09.64 ID:EYjtQtXoO

( *^ω^)(おおーんプニプニダイナマァイツ!!!)

唇の柔らかさを堪能する。
こんなに良いものだったとは。
上唇と下唇は毎日キスしてるってのに気付かなかったよ。
明日からは講義中でもセルフキスを堪能できるぜ!

……それにしても。
なんだかつい最近もこんなことがあったような……

(*'A`)「ねえ! すんの!? セクロスすんの!?」

(;゚ω゚)「うきょおおおおお!!!!」

デジャブを感じた瞬間、キモエアコンが喋りやがった。
本当に心臓に悪い。
ていうか喋れたのかよ。
ならさっき返事してくれても良かっただろ。



102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:41:07.29 ID:EYjtQtXoO

ξ゚听)ξ「……ねえ」

おっとそうだった。
ツンは家具の声が聞こえ無い。
僕が急に叫んでびっくりしたんだろう。

(;^ω^)「ごめんだおツン、別に何も―――」

ξ;゚听)ξ「あのエアコン……喋ってない?」

( ゜ω゜ )

うわぁーお。

(´・ω・`)「やあ、まずは落ち着いて欲しい」
(*'A`)「セクロス! セクロス! セクロス!」

ノハ*゚听)「姉さん、私も……欲しい……」
川*゚ -゚)「人におねだりするときは……どうするんだった?」
ノハ*゚听)「も、もうたまらない……ビクンビクン」

从'ー'从「11時だよおー」

うわぁーお。



107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:44:07.16 ID:EYjtQtXoO

※※※※

やはり室外は暑い。
蝉の声は僕の耳に染み入るようだ。
しかしそのおかげで、
隣を歩く女の子の、挟まれたくなるような太股を眼で犯すことができる。
この暑さをくれる神に感謝しよう。

いつも通り。
荷物を両手にもった僕の代わりに、ツンが鍵を開けてくれる。

(;^ω^)「ただいまだおー」
ξ゚听)ξ「お邪魔しまーす」

あれから1週間。
僕は順調にツンとの交際を続けている。
ええ、もうラブラブです。



111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:46:15.30 ID:EYjtQtXoO



川゚ -゚)从'ー'从('A`)

「「「「「お帰り〜」」」」」

ノパ听)(´・ω・`)
 
 
 



113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:48:54.80 ID:EYjtQtXoO

(;^ω^)「あぁっついお!! ドクオ、冷房だお」
('A`)「あいあい」

ξ゚听)ξ「ちょっと渡辺、あんたまた時間遅れてるわよ」
从;'ー'从「ふええ?」

ノハ*゚听)「あああ!!! ジョイ君!!!
     ジョイくぅううんらめえええ!!!」
(*´・ω・`)「ハアハア……うっ」
川*゚ -゚)「ハアハア……うっ」

今日も僕の部屋は騒がしい。
けど、それが嬉しかったりもする。



115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/01(土) 22:51:51.84 ID:EYjtQtXoO

ξ゚听)ξ「内藤、なんでこんなに豆腐ばっかり買ってるの?」

( ^ω^)「大豆ペプチドはおっぱいを大きくするんだお。
       これでツンの唯一の弱点も克服だおwww」


ξ#゚―゚)ξ

うん、ラブラブだ。

3年後の月も、いっしょに。
こいつらといっしょに、見れますように。



〜( ^ω^)ブーンの部屋は無秩序なようです〜終



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