ξ゚听)ξと流石兄弟のようです

109: ◆PORNOqm4Ug [大団円(エピローグは次だよ!)] :2007/09/08(土) 01:22:20.87 ID:PtMJEgqm0
(´<_` )「…………よお」

川 ゚ -゚)「やあ、急にどうしたんだ?」

(´<_` )「……これさ、受け取ってくれない?」

川 ゚ -゚)「これは、指輪か? どういう意味だ?」

(´<_` )「結婚して欲しい」

川 ゚ -゚)「そうか…………」

(´<_` )「駄目か? 駄目なら構わんぞ?」

川 ゚ー゚)「いや、喜んで受け取っておこう」

(´<_` *)「ほ、本当か!?」

川 ゚ー゚)「ああ、待っててくれたからな。喜んで受け入れるさ」

(´<_` *)「よっしゃあああああ!!!」



111: ◆PORNOqm4Ug [大団円(エピローグは次だよ!)] :2007/09/08(土) 01:24:18.29 ID:PtMJEgqm0
(´<_` )「というのも、結構昔の話になったもんなんだな……」

川 ゚ -゚)「そうだな、もうあれからそんな経つのか……それとこのパーティーはなんだ?」

(´<_` )「今日は、兄者の誕生日だと。はしゃがせてやりたくてな」

川 ゚ -゚)「ちゃんと一日一回顔出してるからな、この家には。お前も、私も」

(´<_` )「律儀だよな、俺ら」

川 ゚ー゚)「少なくともお前は違うぞ」

(´<_`;)「えぇ……どこがよ」

川 ゚ー゚)「ふふっ、冗談だ」

(´<_` )「……クマー」

川 ゚ -゚)「クマー」



117: ◆PORNOqm4Ug [大団円(エピローグは次だよ!)]] :2007/09/08(土) 01:35:42.75 ID:PtMJEgqm0
(´<_` )「ところで…………」

川 ゚ -゚)「ん?」

(´<_` )「兄者の誕生日=俺の誕生日じゃないか?」

川 ゚ -゚)「ああ、そういえばな……」

(´<_`;)「そういえばって……酷いな……」

川 ゚ー゚)「冗談に決まってるだろう、ほら。おめでとう」

(´<_`;)「……これは?」

川 ゚ー゚)「まあ、あけてみろ」

(´<_` )「………………時計、か」

川 ゚ -゚)「お前は時間に律儀だからな、電波時計を買ってみた」

(´<_` )「お心遣いどうもです、時計が無いと生きていけない人間ですので」

川 ゚ー゚)「つくづくおかしなやつだなw」

(´<_` )「もう知り尽くしてるだろう」

川 ゚ー゚)「そうだな、思いつかなかったよ」



119: ◆PORNOqm4Ug [大団円(エピローグは次だよ!)]] :2007/09/08(土) 01:38:05.57 ID:PtMJEgqm0


(;'A`)「ちょっとつーさん! 一応あの兄弟が主役なんですからね!」

(*゚∀゚)「いいじゃんいいじゃんww堅いこと言うなってwwwwパーティーは楽しむためにあるんだぞ?」

(;'A`)「そうですけど……少しは遠慮を……」

(*゚∀゚)「兄者さんなら許してくれるって、弟者さんもいいムードだし! ほら! 飲もうよ!」

(;'A`)「はいはい……わかりましたよ……」

(*゚∀゚)「素直で偉い!」

('∀`)「……褒めても何も出ませんよ?」

(*゚∀゚)「出すのは少しの言葉と様々な液体だけでよし!」

(;'A`)「どさくさにまぎれて何言ってんですか!」



121: ◆PORNOqm4Ug [大団円(エピローグは次だよ!)]] :2007/09/08(土) 01:41:48.38 ID:PtMJEgqm0
( ゚∀゚)「……君、知っているか?」

( ・∀・)「僕達が此処に呼ばれた理由ですか?」

( ゚∀゚)「いや……変態とはな、何故人を惹きつけるかということについてだよ」

( ・∀・)「なんか魅力があるんじゃないですかね? 面白いとか?」

( ゚∀゚)「それもあるだろうが、私はそれだけじゃないと思う」

( ・∀・)「なんですか?」

( ゚∀゚)「人間は、皆変態だ。要するにオープンな変態と、内に秘めた変態、この二つは反対の存在であるが元は同じ。
     眠っている部分が刺激されるんだろうな、人間の本能として。だから私達は此処にいるのではないかね?」

( ・∀・)「そんな……僕まで変態みたいじゃないですか」

( ゚∀゚)「言っただろう? 人間は、皆変態だ とね。 さあ飲もうじゃないか!」

( ・∀・)「ういっす、倒れるまでお供させていただきます」



123: ◆PORNOqm4Ug [大団円(エピローグは次だよ!)]] :2007/09/08(土) 01:48:20.41 ID:PtMJEgqm0
(,,゚Д゚)「おう、飲め」

(´・ω・`)「せめて手錠外してから言ってよね、手が届かないよ」

(,,゚Д゚)「悪いが、犯罪者に飲ませる酒は無い。一応あの二人からの誘いだからな、仕方なくだぞ」

(´・ω・`)「ねえ、僕が何をしたって言うの?」

(,,゚Д゚)「ホモまでは許す、人に危害を加えたからだ」

(´・ω・`)「ホモを認めてくれるなんて寛大な刑事さんだね」

(,,゚Д゚)「褒めて俺の口は緩もうとも手錠は緩まんぞゴルァ」

(´・ω・`)「ちぇ、つれないやつだな」

(,,゚Д゚)「それで結構、俺はそんな性分なんでね」

(´・ω・`)「もてないよ? 男に」

(,,゚Д゚)「妻と息子がいるから充分だ、友人もいるしな」

(´・ω・`)「下っ端の癖に、随分待遇がいいね」

(,,゚Д゚)「下っ端だからこそ、だ」

(´・ω・`)「そんなものなのかな」

(,,゚Д゚)「少なくとも、うちではそうだ」



125: ◆PORNOqm4Ug [大団円(エピローグは次だよ!)]] :2007/09/08(土) 01:53:42.40 ID:PtMJEgqm0
( ´_ゝ`)「ふぅ……楽しそうだな、皆」

ξ゚听)ξ「ええ、酒に溺れてますね」

(;´_ゝ`)「そういう言い方をするな、大人の汚い部分を見せ付けられた気持ちになる」

ξ゚ー゚)ξ「わざとですよw ……皆さん、良い人たちばっかりですね。見ず知らずの子供を受け入れてくれて」

( ´_ゝ`)「ああ、皆結局は子供が好きなんだよ。ホモだろうが、刑事だろうが、もてない男だろうがな」

ξ゚听)ξ「それは、私にとっては凄くありがたいことです」

( ´_ゝ`)「そりゃ、親との接する時間があんまりないんだもんな。少しは俺も役に立てたかい?」

ξ゚ー゚)ξ「ええ、あなたがいなければここまで私は社交的ではありませんでしたし」

( ´_ゝ`)「嬉しいこと言ってくれるじゃないの……まあ、こっちも助けられてるんだがな」

ξ゚ー゚)ξ「お互い様ですねw」

( ´_ゝ`)「言うようになったなwww」



それぞれの幸せな時間を刻ませて。
流石家の一室で、彼らは騒ぐ、語る、踊る。
ツンが来てから、輪が少しずつ広がっていった。これも彼女の功労なのだろう。

幸せな時間はあっという間に過ぎてしまい、彼らは眠りに付いた。



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