( ^ω^)ブーンで学ぶ世界史

48: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:47:58.97 ID:6bg9c4U+0
さて、その後を見る前にその他各国の状況を見てみよう。

『民族自決』の原則により、旧オーストリア領に小国が乱立した時のことである。



50: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:48:41.61 ID:6bg9c4U+0
・イタリア /^o^\モンブラーン


\(^o^)/「戦争オワタ。ドイツから 賠償金を 貰いましょう」
  ↓
/(^o^)\「あまり 貰えません でした。ナンテコッタイ」
  ↓
┗(^o^)┛「こうなったら 社会主義運動を しましょう」


第一次世界大戦の戦勝国であるイタリアは、オーストリアとの『未回収のイタリア』問題を解決できただけ。
結局経済的にも不景気のままで、世の中では共産党の勢力が強まっていた。



52: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:50:45.66 ID:6bg9c4U+0
┏( ^o^)┛「赤化なんて させません。ぼくに 任せてください」

そこに颯爽と現れたのが、ファシスタ党の『ムッソリーニ』だ。
彼は労働者以外の支持を取り付け、世界に先駆けて全体主義国家を作り上げてしまった。

特筆すべき点は、「世界恐慌の前なのにファシズム国家になった」という点だ。
            ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


/(^o^)\「もともと バラバラだった イタリアを まとめるのは 大変です」



53: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:51:31.25 ID:6bg9c4U+0
世界恐慌すら起こっていない状況で、独裁政権が生まれた国は結構あったりする。



・ハンガリー

解体されたオーストリア=ハンガリーの片割れ。

独立直後、いきなり『クン=ベラ』が社会主義革命を起こしてしまい大混乱に陥ってしまう。
しかも、隣国のルーマニアが革命の波及を恐れて軍事侵攻するなどハチャメチャな有様となってしまった。

そこに現れたのが『ホルティ』である。
彼は反社会主義を掲げて国内をまとめ、一気にハンガリーの独裁者となった。



54: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:52:18.22 ID:6bg9c4U+0
これに驚いたのが周辺国であった。


ハンガリーと言えば、旧オーストリア=ハンガリー帝国の片翼を担った民族である。
周辺国にとって、ハンガリーが強大化するのはなんとしても避けたい事態だったのだ。

その結果、ルーマニア・チェコスロバキア・ユーゴスラビア三国によって『小協商』が組まれた。
(ちなみに、ハンガリーはこの三国に完全に囲まれている)



55: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:52:59.21 ID:6bg9c4U+0
ミ,,゚Д゚彡「こいつはいい組織があるぜ。ドイツへの嫌がらせに利用してやろう」

そこに現れたのが、ドイツに嫌がらせを続けるフランスであった。


ミ,,*^Д^彡「こいつらを援助してドイツへ圧力をかけさせれば、奴は八方塞がりだ」

戦後のフランスは、東欧の国々に大きな影響力を持ち始める。
その援助を受ける国がもう一国……………



58: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:54:04.99 ID:6bg9c4U+0
・ポーランド

旧ドイツ・ロシアから独立したポーランド。
ドイツ、ロシア、オーストリアが弱体化した今、相対的に強国となっていた。


しかし、隣には赤化したソ連と、今にも赤化しそうなドイツが位置している。
一刻も早く社会主義勢力を排除する必要があった。

そこで権力を握ったのが『ピウスツキ』である。



59: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:54:50.22 ID:6bg9c4U+0
ミ,,*^Д^彡「ドイツにもソ連にも圧力をかける、いい土台ができたぜ!」

ピウスツキはフランスの強力な支援を受け、『ソヴィエト=ポーランド戦争』をも開始したのである。
できたてのソ連にとっては、ポーランドを撃退するのは至難の業であった。

(・∀ ・;)「ちょwwwwwwwww強ええwwwwwwっうぇwwwww」

結局ソ連は大幅に領土を譲るなどの敗北を喫した。



60: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:55:33.43 ID:6bg9c4U+0
このように、戦間期の東欧には一定の規則が見えてくる。

・反社会主義の壁
・対ドイツの前線基地
・フランスの強力な支援

当時の東ヨーロッパは、チェコスロバキアを除いて全て農業国であった。
そのため、一次大戦後に生まれた弱小国家の多くが地主階級を中心とした勢力に牛耳られていたのだ。



61: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:56:15.95 ID:6bg9c4U+0
もちろん金持ち地主達にとって社会主義とは忌むべき思想である。
更にいくら弱体化したとは言えドイツやロシアはまだまだ強国であり、
「下手をすると飲み込まれてしまう」と言う恐怖感もあった。


そこに目をつけたのがフランスなのだ。
そして、その支援が途切れる時、これらの弱小国家の命運は尽きる。



63: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:57:00.15 ID:6bg9c4U+0
一方、アメリカとは違い未曾有の不況に襲われている国があった。


・日本 /^o^\フッジサーン

(*><)「第一次世界大戦のおかげで物が良く売れるんです! 超が付くほど景気が良くなったんです!」
  ↓
(;><)「戦争が終わってヨーロッパが復興しちゃったんです…………物が売れないんです………………」
  ↓
(((;><)))「関東大震災なんです」
  ↓
(;><)「銀行まで倒産しちゃってるんです……………」
  ↓
Σ(;><)「世界恐慌なんです!」

ボロボロってレベルじゃねーぞ!!



(#><)「満州を手に入れるんです!」



65: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:57:42.86 ID:6bg9c4U+0
日本は何故満州を目指したのか、国内では何故支持されたのか。
この事についてはここでは触れない。
(と言うか日本史は選択してないんすよwwwwwサーセンwwwwwwww)


だが、一つだけ知っておいて欲しいことがある。



66: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 15:58:30.50 ID:6bg9c4U+0
あまり知られてない事だが、世界恐慌からいち早く復興した国は日本だ。
列強各国が工業生産の低下にようやく歯止めをかけた頃(1932〜1933)、日本のみ恐慌前の水準に復活している。

ちなみに満州事変が起こったのが1931年。
「市場の独占を目指して対外侵略をする事で景気が回復する」という事を初めて世界に示したのだ。


そして日本は満州の資源を利用し、一大重工業地域へと変貌させることに成功したのであった。

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68: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:00:53.32 ID:6bg9c4U+0
話は逸れたが、本題のドイツに戻ろう。


 _
(;゚Д゚)「アメリカ企業が次々と撤退して行く……………
     オレもクビにされちまった……………明日からどうやって生活してくんだよ……………」

吹き荒れる不況の嵐。
溢れかえる失業者達。
そして暗躍する共産党……………



70: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:01:44.79 ID:6bg9c4U+0
(・∀ ・)「ドイツの労働者よ! 今こそ革命を起こす時だ!」

 _  ∩
(;゚Д゚)彡「か、革命……………? こうか?」
 ⊂彡

革命輸出団体『コミンテルン』に率いられ、ドイツ国内には赤化の雰囲気が漂い始めていた。
だが。

???「赤化なんぞさせるかぁぁぁああああああ!!!!!111」



72: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:02:45.23 ID:6bg9c4U+0
  _
(#゚皿゚)「今の政治家は腑抜けばかりじゃないか! どうして失業対策ごときもできんのだ!!」


『ヒトラー』に率いられた、『国家社会主義ドイツ労働者党』(通称ナチス)である。
彼らは世界恐慌以降、共産党と同様に大きく勢力を伸ばしていた。

彼らの主張は『国家主義』『反社会主義』『反ユダヤ主義』、一言で言えば「強いドイツ」を目指したものだった。

  _
( ゚皿゚)「我々ナチスが政権を取ったら過去の輝かしいドイツを復活させるぞ! みんなの票をオラにわけてくれ!」



73: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:03:33.08 ID:6bg9c4U+0
 _
(;゚Д゚)o0(共産党→こわいな。フランス→ウザいぜ。ユダヤ人→氏ねよ。)
 _
(;゚∀゚)「消去法でナチスに投票するか…………これ以上悪いことは起きないだろ……………………」


共産党を『国会議事堂放火事件』で追放し、ナチスは選挙で圧勝。
そして『全権委任法』によってヒトラーは総統(「総」理大臣+大「統」領)に就任し、ドイツの独裁者となった。



74: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:04:16.42 ID:6bg9c4U+0
  _
( ゚皿゚)「まずは失業対策だな。公共事業で仕事をつくりだそう。
     内容は………………高速道路『アウトバーン』だ! 戦車も通れるほど頑丈に造るんだぞ!」
 _
(;゚Д゚)「でも走る車が無いぜ? 金持ちしか使えないじゃん」
  _
( ゚皿゚)「大丈夫だ、現在ポルシェ博士に経済的な値段の車の開発をお願いしてある。
     すぐにでも一般人が車を乗り回す日が来るだろう」
 _
(*゚∀゚)「車に乗れる? オレが? なんだか涙が出てくるぜ………………」



75: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:04:58.74 ID:6bg9c4U+0
ナチスは国民が何を望んでいるかを的確につかんでいた。
公共事業で雇用を作り出し、車という高級品を普通の人にも使えるようにした。


他にもラジオを普及させたり、金持ちの特権であった海外旅行を格安で提供したり、
夏休みをキチンと取らしてくれるなど、一般人にはまさに夢のような政党だったであろう。
(ちなみに「歓喜力行団」という団体が、ノルウェーのフィヨルド観光を主催していたり)



76: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:06:46.52 ID:6bg9c4U+0
そしてドイツ国民はナチスの下に結集した。
  _
(*゚∀゚)「ナチス! ナチス! ナチスの行動力は世界一! オレ達ドイツ人は一つだぜ!」
  _
(;゚皿゚)「だがちょっと待って欲しい。まだドイツ人がいる地域が外国にも存在するんだ……………」


当時フランスに奪われていた『ザール地方』、ポーランド領になっていた『ダンツィヒ(グダンスク)』、
チェコスロバキアの『ズデーテン地方』、そして昔年の帝国『オーストリア』もドイツ人の住む地域であった。



78: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:08:12.27 ID:6bg9c4U+0
  _
(#゚Д゚)「何っ!? 早くドイツ人の住む地域をドイツ領にするんだ!」
  _
( ゚皿゚)「だがそのためには軍事力が必要だ。ヴェルサイユ条約を破ることになるが良いか?」
  _
(#゚Д゚)「あんなもんさっさと破っちまえ! フランスの言いなりになる必要はねえ!」
  _
(#゚皿゚)「わかったぜ!再軍備だ!」


英仏に払う賠償金は既に打ち切っており、
さらに『再軍備宣言』を出すことで完全にヴェルサイユ体制は崩壊した。



79: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:08:54.39 ID:6bg9c4U+0
このようにナチスが政権を取ったのは至極当然な流れであって、
共産党とは違って武力を用いるとか、テロを起こすとかは無かったのである。
(テロすれすれの事はやってたりするがw)


ドイツ国民の自然な感情を代弁していたのであれば、独裁者はヒトラーでなくとも良かったのかもしれない。

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81: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:10:58.31 ID:6bg9c4U+0
これに一番怯えたのがフランスである。

ミ,,;゚ω゚彡「やべえ、ドイツが軍事力を増やし始めた……………
       どう考えても標的は俺だろ……………状況的に考えて……………」


今まで散々ドイツを虐めてきたのだから、これも因果応報であろう。
さっそくフランスは助けを求めた。



83: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:11:47.35 ID:6bg9c4U+0
ミ,,;゚Д゚彡「国際連盟の常任理事国として、ドイツの条約違反は許せなくない?」

\(^o^)/「そうですね。許せないと思います」

ξ;゚听)ξ「うーん、確かにそう思うんだけど……………」

英仏伊の『ストレーザ戦線』が、ドイツへの対抗のために結成された。




が。



85: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:12:36.09 ID:6bg9c4U+0
ξ;゚听)ξ「ぶっちゃけ悪いのはフランスじゃない? 自業自得よ」

\(^o^)/「そうですね。ぼくもそう思います」

ξ゚听)ξ「それに早いとこドイツに軍拡を止めさせないと危ないわ」

\(^o^)/「やっぱりですか。ぼくもそう思っていたところです」

ξ゚听)ξ「だったら早くドイツと手を打たないと」

\(^o^)/「わかりました。頑張ってください」


フランスを無視してイギリスは『英独海軍協定』を結び、ヴェルサイユ条約を自ら破った。
この結果フランスは孤立し、一方でドイツの再軍備には再び制限がかかった。



86: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:13:30.74 ID:6bg9c4U+0
ちなみにこの騒動の間に、イタリアはある行動を起こした。


/(^o^)\「今必要なのは植民地でした。平和なんて言ってられません」

┏( ^o^)┛「まずはエチオピアを植民地にしましょう」

英仏がドイツをなだめている間に、勝手に侵略を始めたのだ。
当然この行動は英仏に怒られてしまう。


このように、
・イギリスが勝手に条件付でドイツの再軍備を認めた
・イタリアが勝手に戦争を起こしてしまった

事で、件の「ストレーザ戦線」は早くも形骸化してしまったのだ。



87: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:14:13.77 ID:6bg9c4U+0
ミ,,#゚Д゚彡「畜生! あいつらめ、人事だと思いやがって!」

フランスは焦った。このままでは一人でドイツに立ち向かわなければならないだろう。
それを避けるためにも、はやく味方を探し出さねばならない。


ミ,,;゚Д゚彡「残った奴はあいつだけか……………でも………いや、背に腹はかえられんか……………」

(・∀ ・)「どーしたのー?」(←あいつ)

ミ,,;゚Д゚彡「いや、何。ドイツが強くなっちゃったなと思ってだな、その、なんと言うか……………」

(・∀ ・)「もしかして助けて欲しいの? 天下のフランスさんが救援要請?wwwwwwwww」



88: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:14:56.38 ID:6bg9c4U+0
ミ,,#゚Д゚彡o0(こんのクソ露助め……………)

(・∀ ・)「別にボクはいいんだけどさwwww」

ミ,,´ω`彡「スマンな……………」

かくして『仏ソ相互援助条約』が結ばれた。



しかし、これに激怒した国があった。



90: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:16:02.34 ID:6bg9c4U+0
  _
(#゚皿゚)「二国間で勝手に相互援助条約を結んだだと? ロカルノ条約を破ってんじゃねーか!
     フランスが破ったんだからオレも守る義務はねえからな!」

ミ,,;゚Д゚彡「え?」
  _
(#゚皿゚)「オレがどこに軍を動かそうとオレの勝手だからな! 邪魔するなよ!」

ミ,,;゚Д゚彡「え? え?」



ロカルノ条約は「みんなで」平和を守りましょうという内容で、事実上ドイツを監視するためのものだった。
ドイツはこれを逆手に取ったのだ。確かにフランスの行動はこれに違反している。

そしてドイツは、非武装地帯とされていたラインラント(ルール地方)に軍を進めた。
これを『ラインラント進駐』と言う。



92: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:17:12.52 ID:6bg9c4U+0
ここまで終始強気に出ていたドイツだが、実は内心ビクビクしていた。
と言うのは、再軍備をしたは良いものの実際外国との戦争で通用するのか不明だったからだ。

  _
(;゚皿゚)「やばいぞ…………… 今フランスが攻めてきたら間違いなく殺られるッ!」
  _
( ゚∀゚)「総統! どうやらスペインで共産党と軍部の内戦が起こりそうな雰囲気です!」
  _
(*゚皿゚)「本当か?! よし、軍部側を支援しろ! そして我が軍の最新戦車を使ってみるんだ!」



93: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:18:30.37 ID:6bg9c4U+0
(,,#゚Д゚)「赤化なんてさせるか! 」

当時スペインでは、ソ連の支援する『人民戦線』と、
ファシズム陣営(独伊)の支援する『フランコ将軍』が対立していた。

そしてファシズム陣営を刺激しないように、英仏は中立を決め込んでいたのである。


  _
( ゚皿゚)「オレは共産主義者が大嫌いだからな。いつかソ連もぶっ潰してやんよ」



94: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:19:21.87 ID:6bg9c4U+0
そして『スペイン内乱』の最中に、外交上の大きな変化が現れる。

  _
(#゚皿゚)「それにしても共産党がウザいぜ。そう思った奴他にいねえ?」

\(^o^)/「ぼくもそう思いました。やっぱり共産主義は撲滅するべきですね」

(;><)「共産党は国家転覆を狙ってるんです。怖いんです!」
  _
(*゚皿゚)「よっしゃよっしゃ! だったらオレらで組を作ろうぜ!」


それまでに結ばれていた日独間の協定を発展させ、『日独伊三国防共協定』が結ばれた。

今までドイツとイタリアは対立していたが(例:ストレーザ戦線)反共で主張が一致したのであった。
(注意したいのは、まだ『日独伊三国軍事同盟』ではない点。ただのアンチ社会主義の寄り合いにすぎない)



95: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:20:03.62 ID:6bg9c4U+0
スペイン内乱を通して軍事力の実態が解明され、さらに外交的にも方針が定まったドイツ。


残っているのは……………対外進出のみ。

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99: ◆ImMEukpfHw :2007/10/13(土) 16:23:04.11 ID:6bg9c4U+0
  _
( ゚皿゚)「ザール地方は回収したぜ。オーストリアも併合するのは時間の問題だろう」


オーストリアを含めてドイツを統一することは、ドイツ人にとっては悲願とも言える事であった。
これを『大ドイツ主義』と言い、実に19世紀半ば以来のものであったのだ。

('A`)「もうなんか色々とやる気が起きねえよ。ドイツとくっついても良いかも知らん……………」


そして1938年にオーストリアを併合した。
  _
(*゚∀゚)「ついに、ついにドイツの国が一つになった……………
     ヒトラーはすげえ! ドイツの英雄だ!」



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