( ^ω^)ブーンで学ぶ世界史
- 196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/05(土) 19:40:10.99 ID:Twb8REKP0
- だが、まだ日本とアメリカは互いを嫌ってる程度だった。
この対立が激化するのは第一次世界大戦以降だ。
では第一次世界大戦中なにがあったのだろうか?
- 197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/05(土) 19:40:58.99 ID:Twb8REKP0
- _
(#゚∀゚)'A`)「俺らドイツ民族タッグ! 露助、ジョン・ブル、フランス野郎なんかに負けはしない
こっちにはイタリアまでついてるんだ!」
ミ,,;゚Д゚彡
ξ;゚听)ξ「くっそー。なんとか仲違いさせることはできんのか……………」
(;・∀ ・)
ドイツはロシア・フランスの二方面から攻められても動じなかった。
流石にあせり始める連合国陣営。イタリアを利用することにした。
ミ,,;゚Д゚彡「イタリアさ〜。なんかオーストリアと揉めてたでしょ?
同盟やめたら解決してやるからさ……………」
\(^o^)/「同盟ヤメタ。ちょっとドイツを倒してくる」
↓
\(^o^)/「マケタ」
もちろん役に立つわけがないイタリア。戦況は拮抗し続け、各国に焦りの色が見え始めた。
- 198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/05(土) 19:41:35.78 ID:Twb8REKP0
- 一方こちらは日本。
日英同盟を理由に対独宣戦をして、列強の混乱を尻目にアジアのドイツ利権を奪っていた。
(;><)「太平洋の島、中国の山東半島……………
これは凄い利益になるんです! もっと利権を拡大するんです!」
(#><)「って言う訳だから、中国の利権をもっとよこしやがれなんです!」
(;`ハ´)「わかった、わかったアル……………」
時の首相、大隈重信は中国に『二十一か条の要求』を叩きつけ、それを呑ませたのであった。
- 201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/05(土) 19:43:14.30 ID:Twb8REKP0
- この間に『第二次ロシア革命』が起こったり、
(・∀ ・)「戦争はやめて社会主義国家を作るんだぜ?」
新兵器「戦車」を導入するなどヨーロッパの戦線は徐々に動き始めた。
さらにドイツは駄目押しの一撃を繰り出してしまった。
_
(;゚∀゚)「しまった! 客船を撃沈しちまった!」
(#^ω^)「おまwwwwwwwwwアメリカ人乗ってたじゃねーかお!」
最後にアメリカが対独宣戦。
流石のドイツもこれ以上支えることが出来ずに降伏してしまった。
そうして開かれたのが1919年、『パリ講和会議』だ。
- 202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/05(土) 19:44:22.08 ID:Twb8REKP0
- 講和会議中に
(;`ハ´)「列強えも〜ん! 日本にまた虐められたアル〜」
ミ,,;゚Д゚彡
ξ;゚听)ξ「うっせえ! 今ドイツをどう虐めるか考えてる最中なんだ!」
(;^ω^)
無視される中国。
結局『ヴェルサイユ条約』が結ばれたものの、中国はそれを認めなかった。
- 203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/05(土) 19:45:13.39 ID:Twb8REKP0
- しかしアメリカは焦りを覚えていた。
そしてワシントンで会議を開くことにしたのだ。
(;^ω^)o0(いつのまにか日本が強大化してるお……………
う、うちの海軍だけじゃ日英の戦力に敵わないお……………)
(;^ω^)「戦争の後でみんな疲れてるから、戦艦を作る数を制限しようお!
それに戦争は終わったんだお! 日英同盟なんていう軍事同盟もやめて欲しいお」
ξ;゚听)ξ「しょうがないわね〜。」
(;><)「今の時代は軍縮なんですか? わかりました!」
まんまと日英同盟を破棄させられた日本。
(ここで同盟を破棄させなければ時代は変わっていたかも?)
- 204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/05(土) 19:45:50.62 ID:Twb8REKP0
- (;^ω^)「他にも、ドイツがいなくなった地域の利権を調整しなきゃだお。
中国の主張を無視してたのを忘れてたお」
(;`ハ´)「もちろん我が国は独立国アル。特定の国が優遇されている状況を見過ごせないアル」
( ゚ω゚)「てな訳で中国の『門戸開放』『機会均等』『領土保全』だお!
みんなでこれを守るんだお!」
ξ゚听)ξ
ミ,,゚Д゚彡
( ・∀・)「全力で把握!」
\(^o^)/
( `ハ´)
(#≧≦)「…………………………わっ、わかりました」
中国での利権をも破棄させられた日本。
以上が戦間期の二本の柱のうちの一つ、『ワシントン体制』の内容だ。
西のヴェルサイユ、東のワシントン。
この体制が崩壊するのは、いとも簡単であった。
- 209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/05(土) 20:00:55.99 ID:Twb8REKP0
- さて、その後中国はどうなったのだろうか。
第一次世界大戦前に起こった『辛亥革命』はgdgdのまま終わり、
結局リアル戦国時代が始まっていたのであった。
もちろん内戦に諸外国の干渉は付き物。
この騒ぎに乗じて利権を得ようとするヤツラばかりだ。
ξ゚听)ξ
( ^ω^)「さあ、もっと争うんだ! そうすれば利益もがっぽりだ」
( ><)
列強はこの市場(死場?)で得た利益を、出来立てのソ連を潰すために使っていた。
(;・∀ ・)「痛えなコノヤロウ! はやく統一させないとヤバイぜ」
中国共産党を操り統一を模索するソ連。だが、統一は別の所から始まった。
- 211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/05(土) 20:02:56.34 ID:Twb8REKP0
- ( `ハ´)「今こそ中華民族は中国国民党と下に統一されるべきアル」
(;><)「統一なんかされたら困るんです! 邪魔するんです!」
中国の統一を邪魔しようとする日本。
だが、この行為はアメリカの神経を逆撫でしてしまった。
(#^ω^)「おまwwwww中国には干渉しない約束なはずだおwwwwwwwwww
ワシントン体制破ってんじゃねーお!」
さらに日米関係は悪化。
しかも中国は統一されてしまい、日本の利権も危なくなってしまったのであった。
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