| ^o^ |と| ^o^ |があまりの暑さに“友人の家”へ行くようです
- 4: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:07:57.72 ID:nIXU6XEm0
- 8月。
凶悪な陽射しが、地上へと降り注ぐ。
ただいまの気温、41度。
| ^o^ |「あつい です」
VIPアパート、210号室。
| ^o^ |「わたしもです 我慢なさい」
ただいまの室温、39度。
ラジオから聞こえる、最高気温更新の知らせ。
開け放たれた窓から、熱光線のごとく照射される陽射し。
レーザーから逃れた僅かな日陰に、VIPアパート210号室の住人二人は隠れていた。
| ^o^ |「ゆうたろう クーラーが ほしいです」
| ^o^ |「ブーム 贅沢は 敵」
| ^o^ |「せめて 扇風機」
| ^o^ |「あんなもの 自分が回転すればいいのです」
- 5: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:09:16.12 ID:nIXU6XEm0
- | ^o^ |「へそを軸に 横回転 まるで 燃しょうゆ系」
| ^o^ |「燃焼系」
二人の体には汗が滝のように流れ。
傍に置かれたペットボトルの十数本の内、半分は空となっている。
中身は水。
それも、公園の水道から汲んできた公共の水である。
| ^o^ |「お金が無いのは つらいですね」
| ^o^ |「お金なんて 都市伝説です」
二人は大学生。いわゆる苦学生である。
同じ孤児院の出として、ルームシェアには狭すぎるアパートに二人で住み。
僅かな奨学金の足しとして、バイトに毎日励む日々……だった筈が。
| ^o^ |「まさか また 二人とも クビになるとは」
- 6: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:09:58.58 ID:nIXU6XEm0
- | ^o^ |「なにが いけなかったのでしょうね」
そう。
二人はバイトに精を出すどころか、バイトを見つけた途端クビになりまくるのである。
| ^o^ |「コーラとしょうゆ 違いなんてないと 思うのですが」
| ^o^ |「それは おかしい」
| ^o^ |「そういう あなたは」
| ^o^ |「レジなんていう複雑な機械 わたしに 扱えるわけがない」
| ^o^ |「なんという アナログ人間」
いろいろと問題がある二人。
当然、奨学金のみが彼らの元手となるわけで。
| ^o^ |「食費を引いて、光熱費、水道代、ガス…」
| ^o^ |「自由に使えるのは この500円のみです」
| ^o^ |「なんという」
500円で扇風機が、ましてやクーラーが買える筈も無く。
はたして彼らは、暑さと地道に格闘しているのだった。
- 7: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:10:52.25 ID:nIXU6XEm0
- だが誰にも限界はある。
39度である。
座っている床に汗たまりが広がっているのと、陽射しが当たっている部分から陽炎が揺らめいているのを確認した時、ブームは決断した。
| ^o^ |「コンビニへ いきましょう」
| ^o^ |「そとへ 出るというのですか」
ゆうたろうが驚くのも無理はない。
ラジオは熱中症による死亡者が今日で5人目になったことを伝えていた。
ここよりも気温が高い、ましてや直に太陽の陽射しを受ける外に行く事は、自殺行為であった。
| ^o^ |「もう 我慢ができません このまま ここにいることは 私には耐えられない」
| ^o^ |「…しようが ありません」
| ^o^ |「しょうゆが ありません」
| ^o^ |「仕様が ありません 外に出るというのなら もっといい場所があります」
ゆうたろうが立ち上がる。
ブームの、熱い決断を受けての行動であった。
- 10: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:11:47.55 ID:nIXU6XEm0
- (挿入歌:プロジェクトXのテーマ)
案はあった、だが外に出る勇気がなかったゆうたろうを、ブームは後押しした。
暑さに怯えるわけにはいかない。今、二人が立ち上がる。
| ^o^ |「いい場所 ですか」
| ^o^ |「そう お金を払わなくても 冷たい飲み物が出て たべものがでて クーラーもきいている場所です」
| ^o^ |「すばらしいです そこは?」
| ^o^ |「そのなも…――
| ^o^ |と| ^o^ |があまりの暑さに“友人の家”へ行くようです
―…これは 暑さから逃げるために友人の家へ東奔西走し
ドリンクと お菓子と 冷たさを求めつづけた男達の物語である!
- 11: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:12:47.64 ID:nIXU6XEm0
- (砂の中の銀河)
クーラーも扇風機も無い
(街角のシリウス)
気温が室温と変わらない
(皆どこへいった)
直射日光の恐怖
(見送られる以下略)
―…とある家。
白く塗られた壁に、鮮やかな黄の屋根。
家の持ち主である彼女。その顔の両脇で揺れる縦ロールの髪も、輝く黄色。
人形のように白い肌を今は紅潮させ、目の前の青年を見つめていた。
- 12: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:13:51.72 ID:nIXU6XEm0
- ξ゚听)ξ「…はい、紅茶。お茶は無かったわ」
( ^ω^)「おっ、全然いいお!それにしても、ツンの部屋はきれいだお!」
ξ゚听)ξ「きっ、きれいだなんてお世辞嬉しくないわよ!化粧だっていつもと変わらないんだから!」
( ^ω^)「部屋に化粧するのかお?」
ξ゚听)ξ「へ?」
( ^ω^)「お?」
ξ゚听)ξ「…いや何でもないわ、言葉のアヤって奴よ、うん」
( ^ω^)「おっおっ、この紅茶いい匂いだおー」
ツンはテーブルを挟んで向こう側に座る少年をじっと見据えた。
幸運なことに大学までずっと一緒な想い人ブーン。
不幸なことに完璧なまでに想いが届かず、今日になってやっと部屋に呼ぶことができた。
まぁそれもブーンの家のエアコンが壊れたという偶然からだが。
ξ゚听)ξ「両親は海外に旅行に行かせたし…今日が最大のチャンスよ…ふふふ」
カップの取っ手を握り締め、告白すらしていないというのに少々早すぎる展開を頭に描くツン。
- 13: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:14:45.36 ID:nIXU6XEm0
- 頬に手をあてて悶えている。
( ^ω^)「こうすれば香水みたいになるかお?」
ジャスミンティーを手首に付ける彼の光景はツンの目には入らない。恋は盲目である。
その時。
一際高い高音、それに続く長い高音。
( ^ω^)「おっ、誰かきたお!」
そう、チャイム音である。
ξ゚听)ξ「駄目よブーン、お風呂入ってからじゃないと…え、一緒に…?そんなこまる…」
( ^ω^)「ツン?体捻ってどうしたんだお?」
ξ゚听)ξ「へ?」
( ^ω^)「お?」
ツンがやっと現実に戻った頃、もう一度チャイムが鳴った。
“妄想から現実に戻される+チャイムという邪魔者登場のお知らせ”のコンボを受けた彼女の顔を表現できるAAは残念ながら無い。
- 14: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:15:22.07 ID:nIXU6XEm0
- ξ゚听)ξ「…」
( ^ω^)「…」
ぴんぽーんぴんぽぴんぽーん ぴぽぴぽぴんぽーん
ξ゚听)ξ「…で、何の話だったっけ?」
( ^ω^)「お客さんが来てるという話だお。チャイムが段々リズミカルになってきたお」
ξ゚听)ξ「…うちのチャイム壊れててね、たまに勝手に鳴っちゃうの。暫く待てば消えるから大丈夫よ」
( ^ω^)「扉をたたく音も聞こえるようになってきたお」
ξ゚听)ξ「うちのドアも壊れててね、たまに勝手に軋んじゃうのよ」
( ^ω^)「ツンさーん、ツンさーんって声が聞こえるお」
ξ゚听)ξ「うちの家亡霊が住み着いててね、たまに勝手に名前を呼ぶのよ」
( ^ω^)「…」
ξ゚听)ξ「…」
( ^ω^)「…いってらっしゃいだお」
ξ;;)ξ「…ひうっ」
- 15: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:16:36.22 ID:nIXU6XEm0
何処かは分からないが、白塗りの壁の家の前。
黒く大きなドアの前に、彼らはいた。
| ^o^ |「ツンさーん」
| ^o^ |「ツンさーん」
ブームはそのドアを叩き、ゆうたろうはチャイムを押し続けている。
| ^o^ |「本当に いるのでしょうか」
| ^o^ |「間違い ありません そこにあるのは ブーンくんの 原付です」
| ^o^ |「そういえば」
| ^o^ |「つまり彼らはここにいる ブーンという来客がある ということはつまり」
| ^o^ |「茶菓子 や 飲み物 も」
| ^o^ |「その通り」
二人の顔に元々浮かんでいる笑みがさらに深くなり、チャイムを押す速度が上昇した時、ドアが勢い良く開いた。
- 17: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:17:27.79 ID:nIXU6XEm0
- ξ#゚听)ξ「どちらさまっ!?」
彼らの目の前には金髪縦ロールの少女。そう、ツンである。
| ^o^ |「こんにちはツンさん 今日は暑いですね」
ξ゚听)ξ「あらブーム、確かに今日は暑いわね。熱射病には気をつけて。じゃ」
素早く閉められるドアに、訪問販売も真っ青の速度で足が滑り込む。
| ^o^ |「熱射病は怖いですね かくゆう私たちも少し暑さにやられてしまって おや、この家から流れ込む空気は涼しいですね」
ξ゚听)ξ「そんなことは無いわゆうたろう。私寒がりでね、この家だって暖房かけてもっと暑くなるから。じゃ」
ゆうたろうの足を何とか外し、ドアを閉めようとするもブームの体がそれを阻害する。
| ^o^ |「ああそれは辛いですね ではブーン君にあっためてもらうのですか」
ξ゚听)ξ「なっ」
| ^o^ |「ああ そういうことですか あなたたちはお似合いですからね」
ξ゚听)ξ「なんであんたらが知って、って… お似合い?」
ツンのドアを閉めようとする手が緩む。
- 19: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:18:42.63 ID:nIXU6XEm0
- | ^o^ |「ええ お似合いですね すこしボーっとしたブーン君を」
| ^o^ |「しっかりしたツンさんが引っ張っていく まさに理想のカップルです」
ξ゚听)ξ「そ、そうよね…やっぱり理想よね… 周りからはやっぱりカップルかぁ…」
顔を赤くして身悶えるツン。
ブームとゆうたろうは完全に家の中に入っている。
| ^o^ |「応援していますよ ツンさん」
| ^o^ |「はい あなた達が幸せにならないなんて うそです」
ξ゚听)ξ「あ、ありがとう!がんばるわ私!」
( ^ω^)「ツン、長いお…ってブームとゆうたろうも遊びにきたのかお!」
ξ゚听)ξ「はっ!」
| ^o^ |「はい」
| ^o^ |「遊びに来ました」
長く話しすぎればブーンが様子を見に来てしまうだろうことと、
ブーンがこいつらを見れば家に上げてしまうだろうことにツンが気付いた時には遅く。
- 20: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:19:38.64 ID:nIXU6XEm0
- ξ゚听)ξ「ちがっ」
( ^ω^)「おっおっ、上がっていくお!涼しくて気持ちいいお!」
| ^o^ |「では 喜んで」
| ^o^ |「有難う ツンさん」
ブームとゆうたろうの笑みが「計画通り」と語っていた。
ξ;;)ξ「…」
( ^ω^)「おっおっおっ」
| ^o^ |「ははははは」
| ^o^ |「ふふふふふ」
ξ゚听)ξ「…」
なんだろうここは。
私は今頃ブーンと甘い時間を過ごしていた筈なのに、何か同じ目した奴らが一杯並んで談笑してる。
ああ駄目だ、ブーンとあいつらを一緒にしちゃ駄目だ、ブーンは私が引っ張っていかなきゃいけないんだから。
そう、ブーンは私がってああもう菓子何個目だよお前等そのポッキー高いんだよ私のとっておきなんだよ
- 21: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:21:29.17 ID:nIXU6XEm0
- ツンがベットに座ってボーっと三人を眺めている間、彼らは実に楽しんでいた。
お菓子も一杯、飲み物も一杯。冷房はキンキンに効いていて文句の付け所が無い。
( ^ω^)「おっ、ツンどうしたんだお!何か所ここにあらずだお?」
ξ゚听)ξ「所じゃなくて心ね。気にしないで、自分の愚かさに打ちひしがれてるだけだから」
| ^o^ |「かわいそうに 何か大きなチャンスを逃したみたいですね」
ξ゚听)ξ「ええ。誰かさんのお陰でね」
| ^o^ |「ひどい奴ですね ゆるせません ところで紅茶おかわりです」
( ^ω^)「ぼくもだお!」
| ^o^ |「わたしもです」
ξ;;)ξ「ああもう分かったわよ、分かったわよ」
ツンがめそめそしながら部屋を出て。
部屋には三人が残った。
| ^o^ |「ところで 私たち似ていますね」
( ^ω^)「お?」
| ^o^ |「確かに わたしとゆうたろうは言わずもがなですが ブーン君とも似ています」
( ^ω^)「そういえばそうだお。なんとなく似てるおね」
- 24: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:22:48.36 ID:nIXU6XEm0
- | ^ー^ |「こうやって」
| ^ω^ |「こう ほら これでそっくりです」
| ^o^ |「なんという」
( ^ω^)「おっおっ、面白いお!ブームもやってみるお!」
| ^ー^ |「こうやって」
| ^ω^ |「こうでしょうか」
| ^ω^ |「素晴らしい」
( ^ω^)「ブーンがいっぱいだお!嬉しいお!」
ξ゚听)ξ「紅茶いれてきたわよ、味なんて分かんないだろうけどオレンジペコ…」
| ^ω^ || ^ω^ |( ^ω^)「「「お帰りだお」」」
ξ )ξ
| ^ω^ |「これで 誰が だれだか わからないだろお」
| ^ω^ |「完璧な ものまねですお」
( ^ω^)「おっおっ、ツン驚いたかお?」
- 25: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:24:02.70 ID:nIXU6XEm0
ξ )ξ
ξ# )ξ
| ^o^;|
|; ^o^ |
( ^ω^)「お?」
10秒後。
ドアの外にはたたき出されたブームとゆうたろうの姿。
ちなみに「言葉の最後に適当に“お”をつけりゃいいってわけじゃないのよ!」という別ベクトルでの助言が最後に与えられた。
| ^o^ |「大失敗 ですね」
| ^o^ |「いい作戦 だったんですけどね」
| ^o^ |「まぁ 少し時間も潰せたし 涼めたし いいでしょう」
- 26: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:24:46.52 ID:nIXU6XEm0
- | ^o^ |「ブーン君 怒られてましたね」
| ^o^ |「彼らには 少しくらい変化を与えてやらないと 全く進展しませんから これくらいがちょうどいいです」
| ^o^ |「そうですね では」
| ^o^ |「はい 次行きましょう」
――時刻は午前11時。
今だ気温は上昇中。
- 27: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:25:52.65 ID:nIXU6XEm0
- (,,゚Д゚)「あ゙ーっちぃーっ」
(*゚ー゚)「はい…暑いですね」
一軒家、と呼ぶには余りにも粗末な家。
ここはギコの家。幼い頃に両親が借金で蒸発した後、借金取りからここまで逃げてきた。
貧しさを理由に今の境遇で満足するのを良しとしなかった彼は、死に物狂いで働き、大学にも入学し、卒業後に会社を立ち上げるため必死の倹約生活をしている。
想像を絶する努力と苦しみの果ての現在であるが、彼はそれを気にすることもない。
曲がることなく真っ直ぐに成長した彼の心は社長たるには十分であろう。
(,,゚Д゚)「しぃ、扇ぐ速度が遅い」
(*゚ー゚)「暑いなら私の家に」
(,,゚Д゚)「あー、すげーあちぃ」
胡坐をかいてじっとしているギコを隣で団扇で扇いでいるのはしぃ。
周りからはギコの彼女と認識されているが、ギコは決して認めないし彼女も無理に肯定はしない。
彼女はいたって普通の境遇に生まれ、いたって普通に育ってきた。
今日も彼女はギコをエアコンがある自分の家に来るように誘ったのだが、頑なに拒否して扇風機もエアコンも無いここに留まろうとする。
じゃぁ私もここにいます、ということでこんな状況になっているのだった。
- 29: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:27:03.35 ID:nIXU6XEm0
- (,,゚Д゚)「あ゙ーっちぃーっ」
(*゚ー゚)「…ギコ、だから私の家に」
(,,゚Д゚)「場所が分からん」
(*゚ー゚)「私は分かります」
(,,゚Д゚)「遠い」
(*゚ー゚)「近いです」
(,,゚Д゚)「高い」
(*゚ー゚)「何がですか」
(,,゚Д゚)「…えーっと後は」
(*゚ー゚)「理由考えてるでしょ」
(,,゚Д゚)「考えてない」
しぃに段々追い詰められ始めた頃、ギコはドアをノックする音を聞いた。
(*゚ー゚)「何で嫌がってるのか分からないけど、私の家今両親いないから心配しなくてm」
(,,゚Д゚)「あーあーあー!客だ!客が来た!出迎えないとな!」
(*゚ー゚)「あ、ちょっと!」
- 31: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:28:09.07 ID:nIXU6XEm0
- 何処かは分からないが、ボロボロな家の前。
| ^o^ |「ゆうたろう」
| ^o^ |「何でしょう」
| ^o^ |「ここは ギコ君の家ですよね」
| ^o^ |「いえす ざっつ らいと」
| ^o^ |「ここにエアコンは」
| ^o^ |「まずないでしょう 更に言えば お菓子も 飲み物もないでしょう」
| ^o^ |「なんという」
| ^o^ |「だが落ち着きなさいブーム さっき見てきた家は誰もいなかった その家は?」
| ^o^ |「しぃさんの 家です」
| ^o^ |「そのとおり 私の予想が正しければ」
(,,゚Д゚)「おうおう、ブームとゆうたろうじゃねぇか!こんな暑い日に良く来たな!」
(*゚ー゚)「あら、お二人さん。いつも一緒で仲がいいのね」
- 33: ◆2VHb4ZVhwU :2007/11/22(木) 02:29:33.27 ID:nIXU6XEm0
- | ^o^ |「やはり」
| ^o^ |「ゆうたろう あなたは頭がいい」
(,,゚Д゚)「? まぁあがれ 本当に何も無いがな」
先程の家とは打って変わって、彼らはすんなりと受け入れられたのだった。
(,,゚Д゚)「…」
(*゚ー゚)「…」
| ^o^ |「いやー 暑いですね」
| ^o^ |「いやいや 本当に暑い」
(,,゚Д゚)「…」
(*゚ー゚)「…」
| ^o^ |「いやー 暑いですね」
| ^o^ |「いやいや 本当にあt」
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