( ´_ゝ`)兄者は果てしなく不審者のようです

28: ◆ozOtJW9BFA :2006/09/24(日) 11:15:57.16 ID:jOKUo0zY0
おさらい
・交渉人登場
・交渉人こそジョルジュの狙うターゲットだった
・カメラの三脚で8連射


(#゚∀゚)「いいかげんにしろぉ―――――――――――――――――!!!!1!!」

しろ―――っ……しろ――……しろー……シロ―……(エコー)

(#´_ゝ`)「白!?俺の最も嫌いな色だ!」

(#゚∀゚)「俺を馬鹿にすんじゃね――――――――!!!」

『カッ』となって『グッ』と引き金を引いてしまった。

さらば知らないじいさん。


と誰もが思った。


(´<_`;)「おっさあああああああああああああん!!」

(;´_ゝ`)「弟者!馬鹿……」

(;’e’)「うわぁぁぁぁ!」

( ´_ゝ`)兄者は果てしなく不審者のようです〜死闘編W〜



29: ◆ozOtJW9BFA :2006/09/24(日) 11:23:12.89 ID:jOKUo0zY0
本日四度目の教室内銃声。

天気は晴れ晴れ、青い雲に白い空……逆だ。

でももしかしたらそれが正しいのかもしれない。雲が青くて空が白。

そんな考えがあってもいいと思うんだ。

(´<_`;)「だから本当に正直すまんかった」

立ち尽くしているのは弟者、でもって銃弾を受けて倒れているのはセントジョーンズ。

( ´_ゝ`)「おい、展開的にお前がじじいを庇って死ぬってのが定石だろう?」

(´<_`;)「すまん、叫んだだけだった」

(#゚∀゚)「ハァ……ハァ……」

(;゚∀゚)「……ハァ……」

死んだ。

いや殺したんだった。俺が、自分の手で、目的達成だ。

いや、厳密に言うとこれが始まりなのだ。俺の復讐は美しい協奏曲を奏でている。



30: ◆ozOtJW9BFA :2006/09/24(日) 11:24:58.40 ID:jOKUo0zY0
(;’e’)「グベフッwwwうぇうぇwwwwwwwww」

(;゚∀゚)「ッ!まだ生きて……」

(´<_` )「はーい、みんなーこっちから出てってねー」

ざわ……ざわ……

(;゚∀゚)「うおーい!何唐突に子供逃がしとんじゃぁ――――!!」

(´<_` )「そこのジジイと交換だからおkだろ?」

(;゚∀゚)「いやでも流れ的にもっと盛り上げて……ん?」

(;´_ゝ`)「あっ!キミ!」

(*゚ー゚)「……」

(´<_` )「お嬢ちゃん早く逃げろ、今からここは戦場になるんだぜ?」

※もうなってます。

(*゚ー゚)「私はここに残ります、見届けさせて下さい」

信じられない発言、ホントに小二なのかと。

子供解放 現在時刻11時57分



31: ◆ozOtJW9BFA :2006/09/24(日) 11:28:18.95 ID:jOKUo0zY0
(*゚ー゚)「危険は承知です」

(;´_ゝ`)「じゃ、じゃあせめて物陰に隠れててさ……」

(´<_` )「兄者よ、そんなことより面白い展開になってるぞ」

弟者がそう言って指を刺した先、ジジイとジョルジュ。

ジョルジュが気づいたのは一人残った子供ではなく懸命に口を動かすジジイ。

(;゚∀゚)「おい!何言ってんだよ!?聞こえねぇよ糞ジジイ!!」

(;’e’)「いじめに……気づいて……ながら……すまなかっ……た……」

(;’e’)「たっ……ただ私は……お前が……自分でなんとか……する事を……」

(;’e’)「どこかで……期待して……いたん……だ」

(;’e’)「だけど……流石に……重荷が過ぎたな………………うぐぅっ……」

(;゚∀゚)「おい待てよ!死ぬなら全部最後まで喋れよ!」

( ´_ゝ`)「3点リーダ使いすぎて萎える」

(´<_` )「姿慎めよ」



32: ◆ozOtJW9BFA :2006/09/24(日) 11:30:59.82 ID:jOKUo0zY0
(;’e’)「そういえば……三つ目の質問……聞いてなかったな……死ねないな……」

(;゚∀゚)「だっ、だったら答えろ!三つ目は――――――――――……………………





(’e’)「それの答えはお前が決めろ」

(’e’)「最期に言い残す事?そうだな……あの兄弟を……












殺せ」



34: ◆ozOtJW9BFA :2006/09/24(日) 11:33:03.30 ID:jOKUo0zY0
(’e’)「年寄りが撃たれそうになってるのに見捨てるとはこれいかに、プンプン!」

(’e’)「暴れて来い長岡、いままで耐えてきたんだろう?全部吐き出してしまえ」

( ゚∀゚)「そういう事だ、流石兄弟……殺り合おうぜ」

(#´_ゝ`)(´<_`#)「何 故 ジ ジ イ が 許 可 を 出 す ん だ ?」

( ゚∀゚)「さあ!」

ポケットから新たに銃が顔を出す。新品ぽい。

(;´_ゝ`)「この命……燃え尽きようとも……お前を倒す!」

(´<_` )「ああ、そういや全部消化してなかったな予告のセリフ」

戦闘開始 現在時刻 12時00分



35: ◆ozOtJW9BFA :2006/09/24(日) 11:35:30.58 ID:jOKUo0zY0
( ゚∀゚)「ウオラアアアアアア!!」

ジョルジュは教室に散漫した教科書や筆箱を投げつけた。痛いって。

(´<_`;)「ぐっ!いてっ!いてっ!」

(´<_`(▽≡ ドスッ

三角定規が弟者のイケメンフェイスに刺さった。

そりゃもう深々とぶっ刺さった。グサリ。

(´<_`▽)「ぎゃああああああああああああああああああ!!」

(;゚ー゚)(うっ、痛そ……)

弟者リタイア。

(;´_ゝ`)「イケメンYOEEEEEEEEEEEEEEE!!」

( ゚∀゚)「次はお前だぜ兄者!不審者は不審者らしく惨めに死にな!」

(#´_ゝ`)「俺は不審者じゃね――――――っ!!」

野生の馬の如く兄者は走った。



37: ◆ozOtJW9BFA :2006/09/24(日) 11:38:13.53 ID:jOKUo0zY0
走る走る、兄者が走る。不審者が走る。

踏みつける踏みつける、ショボンを、壊れたポリスを踏みつける。

(´。ω゚`)「ひぎゃん☆」

愚者を踏みつけ飛ぶ、兄者が飛ぶ。

今ならマリオの気持ちが分かる。

(#´_ゝ`)「くらえ!」

空 中 兄 者 チ ョ ッ プ 

(;゚∀゚)「ぐああああっ!」

(;´_ゝ`)「うおっ!効いた!」

ひるんだジョルジュの手から落ちる、ピストルが落ちる。

それを鷹の目と呼ばれた兄者が見逃すはずは無い。(そして呼ばれた事は無い)

( ´_ゝ`)「フィーッシュ!」

見事にキャッチ。銃口はジョルジュへ。

(;゚∀゚)「グランダー武蔵ktkr!」

( ´_ゝ`)「終わりだ店長!」



42: ◆ozOtJW9BFA :2006/09/24(日) 11:42:34.38 ID:jOKUo0zY0
( ´_ゝ`)「キャノンショットや!」

ドオォン!

ジョルジュの胸を銃弾が貫い……

( ゚∀゚)「てはいないんだな、コレが」

(;´_ゝ`)「馬鹿な!確かに命中……」

したのに……目の前の相手はピンピンしている。まさかのミステリーだ。

( ゚∀゚)「ククク……コイツを見てみな」

おもむろに黒服を脱ぎだすジョルジュ、「うほっ」ではない。

(;´_ゝ`)「なっ!防弾チョッキだと!?」

( ゚∀゚)「俺はコイツを常に身に付けている、小学生との一戦の件を忘れたか?」



46: ◆ozOtJW9BFA :2006/09/24(日) 11:47:06.11 ID:jOKUo0zY0
――――回想――――

<ヽ`∀´>「くっ!蜂の巣にしてやるニダ!」

ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

キンキンキンキンキンキンキンキンキンキン

( ゚∀゚)「そんなんじゃ俺の鋼の肉体にゃ傷一つつかねーぜ」

――――終了――――

(;´_ゝ`)「そんな所に伏線が!?」

( ゚∀゚)「後付けじゃないんだぜ!本当だぜ!」

あの時はマジで鋼の肉体だと思ってたのに……兄者は裏切られた気持ちになった。

( ゚∀゚)「次はこっちの番だぜぇ……」

(*゚ー゚)「やめて……私のために争わないで……」

(;´_ゝ`)「……ん?」

(;゚∀゚)「いや別に譲ちゃんを賭けて争ってるワケじゃねーぞ……」

(*゚ー゚)「す、すいません……なんか言わなきゃならない気がして……」

ノリでデタラメな次回予告書いたあの時の俺死ね!



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