( ´_ゝ`)兄者は果てしなく不審者のようです
- 52: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/09(月) 00:29:27.03 ID:bFPGFHyC0
- おさらい
・特になし
ニュー速エロゲ町 ホストクラブ「ヌルポ」
流感マダム「ん〜じゃあその可愛い顔に免じてリシャール5本」
(´<_`;)「(ちょwwwwww5本っていくらするとwwwwww)
ありがとうございます、リシャール5本入りました〜!」
「あの新入りすげぇな……」
「次期1候補だ……」
「ギコさんが連れてきた事だけあるぜ」
( ゚Д゚)「やはり俺の目に狂いはない……間違いなく奴にはホストの才能がある」
(´<_`;)(金ってこんな簡単に貰っていいもんなのか……?)
流石は夜の世界、金の世界と言っても過言じゃない。
「「「「「ヌルポへようこそ!!」」」」」
客「ガッ」
そしてこのやりとりが店の掟らしい、なんだか分からんがとにかく昼の世界とは別物だ。
- 54: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/09(月) 00:31:38.28 ID:bFPGFHyC0
- 更衣室にて
( ゚Д゚)「いやぁ、お前を連れてきてよかったよ
50ポイント貰えたし、ギコ派の最強ルーキーだぜ」
(´<_` )「50ポイント?なんだそりゃ?」
( ゚Д゚)「ああ、いい人材を引っ張ってきて店に紹介するとポイントがつくんだよ
200ポイント貯まったりすると電子辞書とか貰えるんだぜ」
(´<_`;)(中学生の教材みたいなシステムだなこの店……)
それでもこの「ヌルポ」はエロゲ町1の店、そしてその中の1ホストが現れた。
ミ,,゚Д゚彡「随分と景気がいいみたいだなギコ」
エロゲ町の頂点に立つ男……フサ。
フサ派のリーダーであり、この店に入ってわずか一週間で一番になった男だ。
ミ,,゚Д゚彡「どんな奴を連れてこようが勝手だが
1の座はこの俺だけのためにある、それを忘れるな……」
( ゚Д゚)「今の内に威張っとけ、すぐにギコ派が追いつくさ」
(´<_`;)(こ……怖ぇ〜……)
- 56: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/09(月) 00:35:15.11 ID:bFPGFHyC0
- ミ,,゚Д゚彡「お前は俺を超えるつもりなのか?」
なんともスットレートな質問、先輩にこういうの言われると返答に困りますよ。
(´<_`;)「お……俺はっ……俺は……」
( ゚Д゚)「…………」
「「「「「ヌルポへようk……
(ツトム)「ワーオ!何この店ステキ〜イイ男いっぱ〜い!!」
男A「ツトムさん!気持ちは分かりますがツトムさんには愛すべき人が!!」
男B「長野から帰ってきて浮かれるのもいいですけど、ここホストクラブっすよ!」
(´<_`;)「俺は……」
ガチャッ
よくある音を立て扉が開く。
ミ,,゚Д゚彡「どうした?そんなに慌てて……」
「フサさん!妙な客が!気持ち悪い客が!」
- 57: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/09(月) 00:37:37.04 ID:bFPGFHyC0
- (ツトム)「そうだった……あたしには兄者が……でもこんな楽園他に無いわよ!!」
「お引取り下さい!」
「帰ってください!」
「てか死んで下さい!」
(´<_`;)(げっ!あいつはツトム!!)
ミ,,゚Д゚彡「おいおいお前ら……お客様に向かってそりゃないだろう……」
(ツトム)(うほっ!いい男!)
ミ,,゚Д゚彡「ヌルポへようこそ」
ズキュウウウウウン
(ツトム)(ガァァァァァァァァァァァッ)
「なっ!?あのオカマとキスを!?」
「流石フサさん!俺達に出来ない事を簡単にやって見せる!そこに痺れる憧れるゥ!」
(´<_`;)(これが……1……)
- 58: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/09(月) 00:40:00.19 ID:bFPGFHyC0
- (ツトム)「ウオヒヒヒィ〜……あら?」
(´<_`;)(うっ!目が合った!)
一旦フサから離れ、微妙な顔つきで迫ってくるツトム。
(ツトム)「あんたよく見たら遊園地にいた兄者の付き添いじゃない、何してるのよ」
男A「まさかここで働いているのか!?」
男B「水商売のお方だったのか!?」
(´<_` )「……ああ、そうだ……だがお前らに何の関係がある?」
(ツトム)「特に無いけど」
(´<_` )「そうですか」
(ツトム)「はい」
ミ,,゚Д゚彡「ではこちらへどうぞ」
男A「ドンペリ10本持ってこい、図書券で払ってやんよ!!」
男B「僕は飲むヨーグルトちゃん!」
( ゚Д゚)「お引き取りください」
- 60: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/09(月) 00:42:25.40 ID:bFPGFHyC0
- (ツトム)「と、いうお話が昨日あったのサ」
(;´_ゝ`)「なっ!じゃあ弟者はホストクラブで働いているってのか!?」
なんてこった……兄貴が目を離している間に……なんで弟というものはこう……
('A`)「ふーむ、エロゲ町と言ったら夜の町だからな」
男A「てかお前らそいつがホストやってるって知らなかったんか」
(;´_ゝ`)「初耳なんだぜ!」
川 ゚ -゚)「で、兄者、お前はどうする気なんだ?止めるのか?」
( ´_ゝ`)「あいつが選んだ道だ、今更俺が止める必要も無い
だが!一度会って話がしたい!何故ホストなのか……仕事なんてこの世に
腐るほどあるってのに……なんでそんな所を選ぶのか……
俺は、俺はあいつにはもっと輝ける仕事があると思う!だから会いたい!
会って話をしたいんだ!!」
重要なのはそういうセリフを言ってる奴の職業である。
(ツトム)「兄者……かっこいい……濡れた……ティクビが……」
('A`)「それは母乳です」
( ´_ゝ`)「弟者の場所へ案内しろツトム!!」
男B「うはwww会話混ざれねぇwww辛い中学時代を思い出すwwwwww」
- 61: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/09(月) 00:44:09.41 ID:bFPGFHyC0
- 川 ゚ -゚)「場所を案内も何も今は昼だ、ホストなら夜を狙った方がいいんじゃないか?」
( ´_ゝ`)「むむ……確かに今行っても誰も居なさそうだ……」
('A`)「じゃあ夜までスマブラ(64)やろうぜ!」
そして夜の11時を回った。
(;´_ゝ`)「おお!変なステージ出てきた!」
('A`)「おまwwwwwいにしえ出してなかったのかよwwwwwwwww」
男A「必殺ドンキー道連れ作戦!」
男B「ちょwwwwお前残りストック1wwwwっうぇwwwwwwww」
川 ゚ -゚)「早く決着つけろ、3位と4位は交代な」
(ツトム)「ピザポテトうめぇwwwwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「おまっ!ツトムてめぇ俺の分残せwwwwww」
('A`)「そんなん食いながらやるから3Dスティックがヌルヌルになんだよwwwww」
- 62: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/09(月) 00:46:05.17 ID:bFPGFHyC0
- 男A「なんか忘れてる気がしないっスか?」
( ´_ゝ`)「マリカーじゃね?」
川 ゚ -゚)「うちにマリオカート(64)は無いぞ」
男B「ちょっとよっちゃんの家から借りてくるわ」
('A`)「いってら〜、その間ピカチュウげんきでチュウやらね?」
(ツトム)「あ〜それ知ってるけどやったことな〜い」
男B「ただいまー!よっちゃんから借りてきたわ!」
川;゚ -゚)「ちょっ!ピカチュウ10万ボルト!宝箱!宝箱!」
ピカチュウ「ピカ〜?」
川#゚ -゚)「いう事聞けコラァ!!」
('A`)「あるあるwwwwwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「めっちゃイライラすんなコレ」
男B(自分が戻ってきたとき他の奴らが妙に盛り上がってると悔しいよね)
男A「あ〜、マリカー?もういいよ」
- 63: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/09(月) 00:47:38.77 ID:bFPGFHyC0
- (ツトム)「なんかDVD見たいわね」
男B「あー、んじゃ何か借りてきましょうか?まだ日付変わったばっかだし、
開いてるレンタルビデオ屋なんてくっさるほどあるでしょう」
( ´_ゝ`)「じゃあドラえもんの雲の王国の奴でいいや」
男B「おk」
男B「ただいまー、借りてきたばい」
('A`)「ドラ頭突きktkr!!」
(ツトム)「やべ……これなめてたわ……感動した」
川 ゚ -゚)「だが鉄人兵団には劣るな」
男A「あれは神だった」
男B「あの……」
( ´_ゝ`)「ああwwwうちにあったわwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwww」
男B「……」
- 64: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/09(月) 00:49:48.02 ID:bFPGFHyC0
- ('A`)「うぇwwwwもう4時wwwwwww朝ktkr」
川 ゚ -゚)「久々に夜更かしした、頭が痛い」
( ´_ゝ`)「おやすみなさ〜い」(黒パジャマ)
(ツトム)「もう兄者ったら一人で布団敷いちゃって!私も入れて!」(キャミソール)
男A「俺もいれてくだしあ!」(スーツ)
川 ゚ -゚)「じゃあ私は兄者のキンタマクラで我慢しよう」(紫パジャマ)
('A`)「じゃあ俺はクーので……タ、タマがねぇ――――!!」(全裸)
川#゚ -゚)「死ね会長!氏ねじゃなくて死ね!!」
(;´_ゝ`)「ちょwwせまっwwww暑苦しい!!」
男B「混ざりてぇ……」(ランニング)
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