( ^ω^)ブーン系小説・短レス祭典!のようです('A`)

32: 電話 ◆OIRbYXcYV2 :2008/02/01(金) 20:02:12.29 ID:N4lCvZ2l0
リーンリーン

電話が鳴っている。ドクオは受話器を取った。

('A`)「はいもしもし」

( ^ω^)「僕だお」

電話の相手は、男の友人であるブーンであった。

('A`)「なんだ、ブーンか。どうした?」

( ^ω^)「いや、クーとはうまくいってるのかなと思って、
心配して掛けてみたんだお」

('A`)「ああ、うまくいってるよ。今まで俺はバカップルというものを馬鹿にしていたが、
いざ恋人ってのができると、あいつらの気持ちもわかるな」

( ^ω^)「そうかお。で・・・ヤッたのかお?」

('A`)「ああ、もちろん。可愛いぜ、あいつの喘ぎ声。悪いな、先に卒業しちまって」

そう言って、ドクオは受話器に向かって、余裕の笑みを浮かべた。
ブーンにはそれが見えないが、ふいんき(ryは電話のケーブルを通して、伝わっていた。

33: 電話2/2 ◆OIRbYXcYV2 :2008/02/01(金) 20:02:53.38 ID:N4lCvZ2l0
( ^ω^)「悔しくないお!僕だっていつか卒業して見せるお!」

('A`)「ま、頑張りな。応援するぜ。ん?悪い、忙しいから切るわ。じゃあな」

( ^ω^)「ばいぶー!」

男は受話器を置いた。

その手は、さっきからぷるぷると震え続けている。
まるで、憤慨しているかのように。

( ^ω^)「こんなことが・・・許されると思ってんのかお・・・ドクオとクーだけには手を出すな…」

そう呟いたブーンの胸に、ナイフが深々と突き刺さった。

( ・∀・)「おまえはもう用済みだ・・・ふざけんな・・・ドクオめ・・・おれのクーを奪いやがって・・・」

ブーンを刺した男は、ナイフを抜くと、ぶつぶつとなにやら呟きながら
ドアの外へ歩き出した。

後には、ブーンの死骸だけが残されている。



戻る