( ^ω^)ブーン系小説・短レス祭典!のようです('A`)

810: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/03(日) 14:54:14.97 ID:nqWxeW/L0

(;^ω^)「ハッ!?」


彼が目を覚ますとそこは見慣れた一室だった。
乱雑に置かれた漫画や雑誌には覚えがある。そう、彼が置いたのだ。


( ^ω^)「……お」

( ^ω^)「何だか長い間、夢を見ていた気がするお」


ベッドから降り、残り少ない足場を覚束ない足取りで踏み越えていく。

一階から母親の呼ぶ声がする。
同時に、聞き慣れた幼なじみの声も。


ξ゚听)ξ「早く降りてきなさいよ! 学校! 遅刻するわよ!」

811: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/03(日) 14:55:22.18 ID:nqWxeW/L0

分かってるお、そう呟きまた彼は一歩ずつ歩いていく。

リビングには、おそらく彼のために用意されていたであろう朝食に手を出そうとしている彼女の姿があった。
そんないつもの光景が、少しだけ懐かしい。


( ^ω^)「ツン、面白い夢を見たんだお」

ξ゚听)ξ「何よ、夢って。他人の夢の話なんか聞いても面白くも何とも無いわよ」

(;^ω^)「そんなこと言わずに聞いて欲しいお」

ξ゚ー゚)ξ「……話しなさい」


学校へ向かう二人の肩は、いつもより近かった。


( ^ω^)おしまい



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